2013/01/19 - 2013/01/19
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Elliott-7さん
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デルフィのホテルは、リゾートホテル「アマリア デルフィホテル・AMALIA DELPHI HOTEL 」である。夏のオンシーズンには多くの避暑客がやってきてさぞ賑やかであろう。
冬のデルフィは夏の喧騒が嘘のように静寂である。朝部屋から外を眺めると素晴らしい景色が目に入る。目の前には湖とばかり思っていたコリンティアコス湾が広がる。どちらかといえば、私はNATURE(自然)派なので、どうしてもこういう静かな景色の良いところに惹かれてしまう。
朝ホテルの外に出てみると、裏山には雪が、この近くには三ヶ所のスキー場があるんだとドライバーさんが教えてくれた。
刻々と変化する朝やけが、移りゆく雲に、周囲の山並みが素晴らしい!!
ホテルを出発、近くにある「デルフィ博物館」を見学した後、その上にある「デルフィ遺跡」を案内してもらう。
・・デルフィ博物館と遺跡・・・
ここデルフィは、「大地のへそ」と言われ、遺跡やそのほか数多くの出土品が展示されている。
博物館のすぐ側に遺跡があるのだが、ここはかつて宗教の中心地として栄えていたところで、遺跡は遠くコリンティアコス湾を臨む高台にある。
ここでアポロンの神託(お告げ)が行われていたそうで、古代のデルフィは全世界の中心「世界のへそ」と言われていた所以でもある。
山の斜面を利用して神殿や演劇場や競技場の遺跡が残っており、いつも多くの観光客がやってくるギリシャでも有数の旧跡である。
遺跡は山の斜面にあるので、九十九折(つずらおり)の道を登っていかなければならず、汗だくになりながら見学するのでかなり体力も要する。
・・・オシオス・ルカス修道院へ・・・
デルフィ遺跡見学後は、世界遺産に指定されている「オシオス・ルカス」修道院へ、
その後「アラホバ」の町並みを見た後、アテネに戻り街中のタベルナ(レストランのことをTAVERNAいう)で食事をしてからホテルにチェックイン。
アテネのホテルは「ディバニ・パレス・アクロポリス・DIVANI PALACE ACROPOLIS」 ここに連泊する。
明日はいよいよ「エーゲ海クルーズ」である。添乗員さん曰く「昨日も一昨日も悪天候のために、クルーズは中止だった」という。
クルーズが中止されたら、アテネ市内の観光でその際アクロポリスの入場券が自由に使えるというが、クルージングのない観光はツアーの魅力を半減させてしまう。
「クルーズ中止になった時のためにあのチケットはなくさないようにしておいて下さいよ!」と、言われたことを思い出す。
しかし、「天はわれに味方せり!」エーゲ海ワンデークルーズは最高の天気に恵まれ催行された!
いよいよ明日はツアーのクライマックス、「エーゲ海クルーズ」へ
- 旅行の満足度
- 4.0
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「アマリア デルフィ」ホテルにチェックインすると、大きな暖炉に薪がくべられ、赤々と燃える炎が迎えてくれた・・
温もりを体感した・・
ロビーのwifiも感度がいい、 -
翌朝、ホテルの外に出てみると、裏手に雪を抱いた山が目に入る、 -
自室のベランダから外の景色を眺める・・ -
遠くに湖が見える、
実は湖ではなくコリンティアコス湾であることがわかった、 -
刻々と空の色が変化してゆく・・ -
イチオシ
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変わりゆく雲を眺めているだけで満足! -
イチオシ
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小さな教会の形をしたものが道路の側にあったので撮ってみた・・
このようなものを道路脇で時々見かけるので、添乗員さんに尋ねてみると、
その場所で交通事故があり、亡くなった人を慰霊するのと同時に以後交通事故が起こらないように安全を祈願して作られたのだそうだ。
日本でも交通事故で亡くなったら、その場にお地蔵様のような供養塔を作っているのを見かけるが、それと同じ「慰霊」のためのものだそうだ・・ -
ホテルをチェックアウト、デルフィの博物館と遺跡見学に向かう・・ -
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デルフィ博物館に到着・・ -
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デルフィ遺跡の復元図を説明してもらう・・
復元図から遺跡の様子がよくわかる・・ -
「スフィンクス像」
スフィンクスと言えば、エジプトを思い出す。あれと似たところがあるが、
少し違うようだ。
頭部は女性、肢体はライオン、鳥の羽を持つ謎の怪物である。
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このようなものも・・ -
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一対のクロース(青年)像も・・ -
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当時から金は貴重なものであったことが伺える・・ -
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ここデルフィ博物館でもっとも有名な展示物である、「青銅の御者像」
馬車のレースで優勝した競技者の像である。 -
御者がどのような立ち位置にいたかを表している、
立ったまま、複数の馬の手綱をとっている様子がよくわかる・・
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顔をアップしてみよう・・
表情からかなり若い青年のようだ、彼の頭の鉢巻から勝者を示す、
目には義眼が入れられ、ちゃんと睫もついている、
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さらにアップして・・
なかなかの好男子のようだ! -
これが「大地のへそ」と言われるもの、
高さおよそ1mもあるだろうか?
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博物館を出てすぐ隣にある「デルフィ遺跡」へ移動する・・
古代のデルフィは、ギリシャのみならず全世界の中心「へそ」と考えられていたようである。
山の斜面を利用して神殿や劇場や競技場などが作られ、遺跡として現存している・・
博物館を出て皆さん一休み中・・ -
これより、遺跡へ・・ -
遺跡はこのように山の斜面にある・・ -
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「アテネ人の宝庫」
縦10m 横6m -
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アポロン神殿跡・・ -
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古代劇場跡・・
かつてはここで演劇祭が行われていたのだ、 -
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さらに上に上がったところに競技場・スタジアムがある・・
ここで、人々は競い合ったのだろう、
ここから遠くコリンティアコス湾を望むことができる・・ -
再び元来た道を戻る・・
外国からの観光客も多い、 -
ランチの後、みやげ物やでギリシャの酒「ウーゾ」を買う・・
トルコの「ラク」のようなものだろうが、実際に飲んでみないと感想が言えない、帰国してからゆっくり嗜むことにする(酒好きは困ったものだ) -
デルフィの遺跡を見学後、「アラホバ」へ、
ガイドブックによれば、
「崖の上にへばりつくように建てられた町、ここからの眺めは絶景!」と、ある・・ -
ガイドブックにあるような町だ、
リゾート地になっており、別荘も沢山あり、アテネから大勢の客がやってくる町である、
この町を抜けるとき、ウィークエンドと重なって交通渋滞がすごかった!
狭い道の両サイドは駐車している車でふさがっている・・嗚呼
しかし、この町をバスで通過するだけでは惜しい!
バスだけ先に行かせてツアー客を徒歩で散策させてくれたらと悔やむ、
写真に収めたい町並みであった・・・ 残念
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近くにスキー場があるという・・
ギリシャでもスキーができるのですぞ!
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真っ白い雪が山を覆う、 -
次に向かったのは、世界遺産に登録されている「オシオス・ルカス修道院」
当然ここもギリシャ正教の修道院で、10世紀前半に建てられたという、
今回は、修道院巡りが多い・・ -
修道院へ入ってみよう・・ -
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手を洗って・・ -
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イエスキリストの聖画(イコン)が、
偶像崇拝を禁止するギリシャ正教は、金ぴかのキリスト像やマリア像は見当たらない、
このような「聖画」ばかりである・・ -
中の様子・・
ここに座って祈りを、 -
ここにも「聖画」が、 -
ローマカトリックの教会とは違うステンドガラスに注目、
色きらびやかでなく、簡素そのもの・・ -
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偶然! 二人の修道士さんに出会う!
このようなチャンスは滅多にない!
みやげ物やにやってきたところを、ぱちり・・
怒られるかと思ったが、何も言われなかった、
でも軽く会釈しておく、 -
せっかくなので、アップさせて頂く、
さすが戒律に従って修行を積んでいるだけあって、厳しい表情をしている、
俗世界の凡夫たちをどう見ているのだろうか?
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聖母マリアとイエスキリストの聖画・イコンが・・ -
夕刻、再びアテネに戻ってきた・・
暗くなりかけたが、市内を案内してもらう、
アテネ競技場
100年ほど前にここでオリンピックが開催された・・
今は記念場になっている・・
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アテネの町に夕日が沈む・・ -
アテネ国会議事堂
ネオクラシック様式の建物で、無名戦士の碑を前にして建っている。
近代ギリシャの初代王オットーの宮殿だったが、1933年に国会議事堂となったという。
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ここの衛兵交代式は必見だというが、暗くてよくわからない、
両サイドに微動だにしない衛兵が立っているのがわかる、 -
一人をアップで・・
しかしよくみえんなー、 -
衛兵の写真を絵葉書からスキャンしたものをアップした・・
このようなスカートのようなものをはき、銃を肩に交代する様子がわかる、特に衛兵のシューズに注目!
靴の先に黒いぼんぼりのようなものが付いている、
衛兵の基準は厳しいらしい
高身長、頭脳明晰、微動せず立ち続ける強固な意志など、
*この絵はがきは、パルテノン神殿観光のおり、10枚綴りの絵葉書を売っているおじさんから、たったの1ユーロで買ったものをスキャンさせてもらった・・
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ついでに、アテネ競技場の写真もスキャンさせて頂く・・ -
夕食は市内の街中、タベルナ(レストラン)で・・・
道路半分を占有してテーブルを並べている、周囲はビニールで遮蔽、暖をとるためにこのような傘の形をした石油温風器が、
道路を半分占有してもええんかいな? これってアリ?
しかし、店はちゃんと使用料を払っているんやそうな!
日本人の感覚からは外よりも店内で食べる方が良いのだが、
こちらの人は、外の方がいいらしい・・
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でもこれが一番!
二人で1本はいけますぞ! 味の方はまずまずといったところか、 -
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アテネの宿は、
「DIVANI PALACE ACROPOLIS」
後ほどクチコミにも投稿させて頂くが、ランクが高い割りには低評価だった。
理由・・・宿泊客からでも、wifi使用料をとるのは驚きだ!
ホテル情報では、wifiフリーとあったがこれは嘘!
ここで連泊・・
いよいよ明日は、旅の目玉「エーゲ海クルーズ」へ
果たして天気は?
船は出るか? それが問題だ!
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この旅行記へのコメント (2)
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- えあどまむさん 2013/01/31 20:21:29
- へそ
- Elliott-7さん
アラホバまでは行ったのですが、デルフィは
時間が足りなくてパスしました。
でもやはり、美しく荘厳ですね。
オシオスルカスも素晴らしい♪
えあどまむ
- Elliott-7さん からの返信 2013/02/01 17:31:10
- RE:初めまして・・
- えあどまむさん
編集が完了しました。
アラホバは歩いてみたかったところですが、バスでスルーしただけで残念でした、
写真を撮りたかった町並みでしたが・・
オシオスルカス修道院では、偶然にも修道士さんに出会えました。
逃さずパチリと、
ではでは、
Elliott-7 より
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