洞窟の中にある聖地 鵜戸神宮:drakenさんの旅行ブログ
飫肥城から鵜戸神宮(うどじんぐう)にやってきました。
鵜戸神宮は、あまり有名じゃないですが、とても由緒ある神社なんですよ。
鵜戸神宮
http://www.btvm.ne.jp/~udojingu/
洞窟内なので、ちょっと小ぶりのご本殿ですが、先ほどコメントしたように、ここは由緒ある神社なのです。
それは、ここの『ご祭神』が初代天皇『神武天皇』の父にあたる『鵜葺屋葺不合命(うがやふきあえずのみこと)』なのです。
そして、鵜葺屋葺不合命(うがやふきあえずのみこと)の父に当たるのが、『海彦・山彦』の山彦です。
その『海彦(火照命(ほでり))・山彦(火遠理命(ほおり))』の父が『天孫降臨』の『邇邇芸命(ににぎのみこと)』となっています。
つまり、神話にある天上から地上に降臨された『邇邇芸命(ににぎのみこと)』の孫で、初代天皇の父にあたるのが、ここのご祭神の『鵜葺屋葺不合命(うがやふきあえずのみこと)』なのです。
その『鵜葺屋葺不合命(うがやふきあえずのみこと)』が、なぜ鵜戸神宮のご祭神になったのか?
皆さんも『海彦・山彦』の話は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
皆さんは内容を覚えていますか?
海で漁をして暮らす兄・海彦と、山で狩りをして暮らす弟・山彦が、ある日、互いの仕事を変えてみました。
その時、弟の山彦は兄の大事な釣り針をなくしてしまいました。山彦は剣を砕いて500本の釣り針を作って弁償しようとしましたが、許してもらえませんでした。
困った山彦は、海神オホワタツミに相談しに宮殿に行きました。やがてその娘トヨタマビメと結婚し、彼らの計らいで釣り針を取り戻し、故郷に帰りました。
そこへ兄が攻めてきたが、オホワタツミにもらった潮の干満を操れる珠を操って、兄を降参させた。
一方、妻のトヨタマビメは出産のために陸に上がり、中を覗かないようにと夫の山彦に頼んで産屋に入った。
しかし、山彦はつい覗いてしまい、ワニザメの姿になっていたトヨタマビメに驚いてしまう。妻はこのことをしり、生んだ『鵜葺屋葺不合命(うがやふきあえずのみこと)』を残して、海に帰っていきました。
このウガヤフキアエズが生まれた産屋があったのが、この鵜戸神宮の本殿があるこの洞窟だったのです。
母に逃げられてしまったウガヤフキアエズは、この洞窟内に母が残したと言われる『お乳岩』から滴る『お乳水』を母乳代わりに育ったと言われています。
そんな神話の舞台になったのが、ここ鵜戸神宮なのです。
神話時代の話なので、どちらかというと空想に近い話だと思いますが、でも世界最長の歴史を持つ日本という国の起源となった(かもしれない)場所に行けるなんて、とてもロマンを感じませんか?
現在、コメントの書き込みがありません。
現在、トラックバックはありません。