2005/01/29 - 2005/01/29
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drakenさん
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有名な温泉の指宿温泉に近く、映画にもなった事で有名になった
特攻基地『知覧』。
実は、鹿児島県には薩摩半島の知覧の他にもう一つ大隈半島に
特攻基地があるのです。
その地は、鹿屋。
- 交通手段
- ANAグループ
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2005年1月29日
来月2月17日に中部国際空港(セントレア)が開港します。
よって、この旅がdrakenの何度もお世話になった名古屋空港からの最後の旅になります。
名古屋空港は
1944年 旧日本陸軍小牧飛行場として建設されました。(滑走路1,500m)
大東亜戦争敗戦のため、一時期米軍に接収されましたが、1958年に正式に日本に戻ってきました。
そして、日本の航空事業の大きな一歩となる出来事
国産初の旅客機『YS−11』初飛行が1962年に
名古屋空港で行なわれ成功しました。
そんな歴史のある空港なのです。
その頃、drakenは生まれていないですが・・・。 -
名古屋空港は、旅客機の数の割りにボーディングブリッジ(ターミナルビルから飛行機の登場口をつなぐ)が少なくて、地方路線の小型旅客機の時は、バスに乗って登場していたなぁ〜。
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名古屋空港は、南北に走る滑走路を挟んで西に名古屋空港ターミナルビルが、そして東に航空自衛隊小牧基地があるのです。
つまり、1本しかない滑走路を民間機と自衛隊機が、さらにマスコミや個人所有のセスナが使うんですよ。
ジャンボ機に、C−130輸送機、戦闘機、個人のセスナまで見られる飛行機好きには、たまらない空港なのです。
名古屋空港の管制官は、ぜんぜん飛行速度や離着陸距離が異なる様々な大きさの航空機を安全に誘導しなければいけないので、かなり大変です。 -
前の写真のコメントのように、名古屋空港はパイロットも大変なのです。
滑走路が短い(2740m)のため、着陸距離が2000mくらいのジャンボジェットのパイロットは特に
大変でしょうね。
名古屋空港は、周辺全部民家が密集しているので、もう滑走路を伸ばせないのです。(多少、余裕はありますが・・・)
もし、オーバーランしたら、大惨事になってしまいます。
名古屋空港周辺地図
http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%C0%AE%C5%C4%B6%F5%B9%C1&lat=35.76277778&lon=140.38972222&type=&ei=euc-jp&sc=3&lnm=%C0%AE%C5%C4%B6%F5%B9%C1%B1%D8%28%C5%B4%C6%BB%29&idx=25 -
などと、名古屋空港の説明をしていたら、あっという間に九州です。
写真は、宮崎のシーガイアです。 -
そして、名古屋空港で忘れてはいけないのが、
1994年4月26日に起こった
『中華航空墜落事故』です。
この事故は本当に不幸な事故でしたが、幸いだったのは民家のない空港敷地内に墜落した事でした。
空港周辺に密集する民家に墜落していたら、さらに犠牲者は何倍も増えていた事でしょう。
この事故に関しては、名古屋空港南にある慰霊碑に行った時の写真を別の旅行記で紹介します。 -
これが、この旅行記の名古屋空港のコメントにあった
国産初の旅客機『YS−11』です。
日本国内では、ここ鹿児島空港が最後までYS−11を見ることが出来た空港でした。
先日の『0系新幹線』の最終運転の日に多くの鉄道ファンが最後の勇士を見に集まったように、
2006年9月30日のYS−11のラストフライトの日も
多くのファンが集まったんですよ〜。
http://ksa.axisz.jp/RCYS11-1-0Last.htm
僕は行ってないけど・・・。 -
鹿児島空港に到着です。
今回は、レンタカーで鹿児島、宮崎をドライブです。 -
最初の目的地は、日本の滝100選『龍門滝』です。
http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%CE%B6%CC%E7%C2%EC&lat=31.74905806&lon=130.67099806&type=&ei=euc-jp&sc=3&lnm=%CE%B5%CC%E7%C2%EC&idx=22 -
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お腹がすいたので、途中のコンビニで黒豚マンを買いました。
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黒豚に続いて、鹿児島名物の『黒酢』の製造現場を見学です。
黒酢を発酵させている壷がならんでいるこの場は
『壷畑』と言われています。
発酵の期間毎に列を分けてあり、少しずつ味見をさせてもらいました。 -
福山町の黒酢工場を後にして、さらに南に向かいます。
正面には、桜島が見えました。 -
パーキングで少し休憩です。
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この日のお昼は、『鹿児島ラーメン』です。
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長時間ドライブでやっと鹿屋航空基地に到着です。
疲れた〜。
http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%CE%B6%CC%E7%C2%EC&lat=31.74905806&lon=130.67099806&type=&ei=euc-jp&sc=3&lnm=%CE%B5%CC%E7%C2%EC&idx=22 -
本や映画にもなり、比較的有名な特攻隊の出撃基地『知覧』に対して、ここ『鹿屋(かのや)』は、あまり知られてはいませんね。
(鹿屋基地は特攻基地の規模としては人員・機体数ともに知覧を上回っているそうです。)
drakenも今回の旅を計画中に初めて、鹿屋に特攻隊の資料館がある事を知り、近現代史に興味があるdrakenは、迷わず訪問を決めました。
鹿児島空港からのロングドライブでやっと到着した鹿屋航空基地の資料館は、知覧に比べてお客さんが少なかったです。
バスツアーの中高年の方々ばかりで、若い人はほとんど見かけませんでした。
まわりに観光地がないから、ツアーか本当に興味がある人しか来ないんだろうな〜。 -
この旅行記のタイトルに「もう一つの特攻機地 鹿屋」と付けましたが、実は知覧と鹿屋以外にも特攻機地はあります。
当時空軍はなく、陸軍と海軍にそれぞれ『陸軍航空隊』『海軍航空隊』がありました。
ちなみに知覧は陸軍航空隊で、鹿屋は海軍航空隊の基地でした。
陸軍航空隊 特攻基地
知覧・万世
海軍航空隊 特攻基地
鹿屋・串良・国分第二 があったそうです。
参考
http://www.geocities.jp/kamikazes_site/tokko-base.html -
1936年に創設された海軍鹿屋航空隊は、1941年12月10日のマレー沖海戦で大活躍しました。
イギリス東洋艦隊で当時浮沈艦と呼ばれた「プリンス・オブ・ウェールズ」と巡洋戦艦「レパルス」を撃沈したのです。
洋上を航行する戦艦が、航空機による攻撃で沈没したのは初めてだったのです。
その報告に、当時のイギリス首相チャーチルは「これほどのショックを受けたことはなかった」とその回顧録のなかで記していました。
そんな航空隊でしたが、戦争末期には特攻を考えなければならないほど、追い込まれていました。 -
真実はどこに?
http://specific-asian-flash.web.infoseek.co.jp/shinjtsuha.html -
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神ノ川大滝
http://www.yado.co.jp/kankou/kagosima/oosumi/kamikawa/kamikawa.htm
http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%CE%B6%CC%E7%C2%EC&lat=31.74905806&lon=130.67099806&type=&ei=euc-jp&sc=3&lnm=%CE%B5%CC%E7%C2%EC&idx=22 -
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ドライブ途中に見つけたきれいな海
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内之浦宇宙空間観測所
http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%CE%B6%CC%E7%C2%EC&lat=31.74905806&lon=130.67099806&type=&ei=euc-jp&sc=3&lnm=%CE%B5%CC%E7%C2%EC&idx=22
種子島宇宙センターは有名ですが、ココを知っている人はあまりいないんじゃないかな〜。 -
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宮崎に向かう途中の道の駅でみかけた巨大なカブトムシのオブジェ
なんでカブトムシ??
http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%CE%B6%CC%E7%C2%EC&lat=31.74905806&lon=130.67099806&type=&ei=euc-jp&sc=3&lnm=%CE%B5%CC%E7%C2%EC&idx=22
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この旅行記へのコメント (1)
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- 横浜臨海公園さん 2009/01/18 20:58:16
- 帝國海軍鹿屋航空隊
- drakenさま、こんばんは。
知覧の帝國陸軍特攻隊基地が知られているのに帝國海軍鹿屋航空隊のソレは知覧に比べ比較にならぬ程知名度が低い様です。
知覧が戦後物語として広く伝わったのに対し鹿屋は司令部自体を終戦間近に大分に移転した事も知られぬ要因の一つと小生考えております。
然し実際に鹿屋から特攻に出て亡くなられし方々が存在するのは事実です。
此れからの時代は此れらの史実を掘出し広めていく作業も必要と痛感する次第です。
横浜臨海公園
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