鎌倉覚園寺:ドクターキムルさんの旅行ブログ
鎌倉市二階堂鎌倉宮の奥にある覚園寺(かくおんじ)は真言宗泉涌寺派の寺であり、鷲峰山覚園寺という。開基は北条貞時、開山は智海心慧(ちかいしんえ)である。建保6年(1218年)、薬師如来の眷属である十二神将のうちの「戌神」(いぬのかみ:伐折羅大将)が2代執権北条義時の夢に現れたことが薬師堂建立の端緒であったといい、その後9代執権北条貞時の時代に正式に寺院となった。本尊は薬師堂に安置されている丈六の薬師如来であり、薬師堂の薬師三尊像と十二神将像は鎌倉随一である。現存する本堂の薬師堂は萱葺き屋根に土間であり、文和3年(1354年)、足利尊氏によって建立され、堂内天井の梁の下面には尊氏自筆の銘が残っていおり、天井にも龍図が微かに見られる。元禄2年(1689年)に大修理が行われ、関東大震災では倒壊している。
境内は国の史跡に指定されているが、撮影は一切禁止であり、1時間おきに寺のお坊さん2人くらいで境内、伽藍を案内してくれる。入山料も最近300円から500円に値上げされている。境内には愛染堂、地蔵堂、大きなやぐらの他に、鎌倉市手広から移築した江戸時代の名主の住宅である旧内海家住宅(宝永3年(1706年)の建築)があり、十三仏の説明を受ける。
入山料が高く自由行動できないことを度外視すれば、鎌倉の寺社巡り、仏像巡りでは一番に挙げられるお寺である。
(表紙写真は愛染堂)
現在、コメントの書き込みがありません。
現在、トラックバックはありません。