佐渡観光−30数年ぶり:ドクターキムルさんの旅行ブログ

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佐渡観光−30数年ぶり

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佐渡観光−30数年ぶり

 30数年ぶりに佐渡に出かけることにした。前回行ったのは大学2年の夏であった。おばあさんから、「佐渡へ行ってもつまらないから。」と子供の時に言われており、半ば遺言のようになっていたのだが、おばあさんが亡くなって随分と経ったので、その遺言を破ることにしたのだ。尖閣湾や大亀の景色は素晴しいものであったが、バスの便も少なく、道も未舗装の砂利道であった。景色に見とれて大亀でバスを降りると次のバスは3時間も後だった。それから30数年が経ち、今年は佐渡の観光年ということで力を入れているとの報道を聞いて出かけてみることにした。佐渡と言えば足がない。何か良い足はないかとWeb で調べてみると乗り合いタクシーのパンフレットが見つかった。早速予約の電話を入れてみると、「昨年までで今年はやっていない。」と断られた。いかにも田舎の観光案内で、いつになってもWebが更新されない。お盆休みなら結構バスの便も良いのではと出かけた。見るところは妙宣寺の五重塔、佐渡(相川)金山、トキセンターの3つに限定した。佐渡にはレンタカーはあるがお盆休みの間は予約で満杯である。フェリーで車とともに渡るほどの予算はない。高速料金に対抗した週末割引で格安のフェリーも予約で満杯だ。足はバスとタクシーとテクシーしかないのだ。期待に反してバスはお盆休みの休日運行はなく、平日運行で、妙宣寺の下のバス停(竹田橋)で降り、次のバスが来る1時間の間にお寺まで行くはめになった。バス停から妙宣寺までは往復で30分かかったから寺は正味30分という慌しさだ。休日運行ならば寺の前までバスがくるのに。また、相川から金山まではこれまた休日運行でないとバスはない。ここはタクシーにした。トキセンターへは近くのバス停から1時間程度と思っていたが、実際に歩くと2時間近くも掛かった。疲れたので帰りはタクシーで両津港に向かいフェリーに乗った。このタクシーの運転手さんがいみじくも親父ギャグを言った。「お客さん、朱鷺を見に行って詐偽(鷺)に会ったでしょう。」大空を羽ばたく朱鷺が見られる訳ではない。遠くに見えるゲージの中に、止まり木で動かない朱鷺がいるだけだ。
 結局は30数年前と同じ気持ちになった。「佐渡はもういい。」随分と旅をしてきた私にはワーストの観光地は相変わらず佐渡であることは変わらなかった。気を取り戻して次にまた佐渡に来るのが30年後だとしたらもう次などおそらくはないであろう。新潟に着くとまたいつもの自分に戻れた。かつての島流しの地、佐渡島は新潟の海のはるかかなたに横たわる。
(表紙写真は妙宣寺五重塔)

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尖閣湾 朱鷺 金山
旅タグとは?
エリア: 甲信越 >>新潟県 >>佐渡 >>佐渡市内全域
テーマ: 歴史・文化・芸術
時期: 2009年08月〜08月
投稿日: 2010年02月06日
写真: 全80枚
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  • 誕生日:03月23日
  • 登録:2009年10月26日

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