インド ブッダ・ガヤとバラナシを訪ねて 上 2010.10.1-10.3:ドラ息子Rさんの旅行ブログ
人生初めてのインド。到着直後から苦難の連続。ヒンドゥーの神々は、東アジアから来た異教徒に予想を超える試練を与えてくれました。
旅を終えて、もう一度行きたい、と前のめりになるか、もう勘弁、と引き下がるか・・・。まずはご覧ください。
★見終わって、旅の内容をもっと詳しく知りたいという方は、こちらのブログに綴ってありますのでご覧ください↓
「東南の風」http://anianenotabi.blog60.fc2.com/
午後11時過ぎ、デリー・インディラ・ガーンディー国際空港に到着。成田を離陸してから12時間近く経っている。
ネットで予約したホテルの出迎えが来ているはずなので、ネームボードを探すが・・・ない!ネット予約に頼りきった自分がバカだった。
よく見ると、別人のネームボードに宿泊先ホテルの名前を発見。予約があることを説明すると、車に乗せてくれた。助かった!
デリーへ向かう道は、街灯も少なめで暗い。空港から市内へはリムジンバスも出ているが、バス停の位置が分かりにくいうえ、本当に運行しているのかすらはっきりしない。インドで夜の到着便を選ぶときは、市内までの車を手配しておいたほうが無難だろう。
まずは、ブッダ・ガヤへ向かう。最寄り駅ガヤまでの鉄道切符を買うため、デリー駅へ。駅前周辺は雑然として、経済成長著しいインドの首都の玄関としては意外な感じだ。牛の引く車も悠然と走っている。
さて、デリー駅に着いたものの、外国人向け窓口はどこだろう。某有名ガイドブックによると、建物の2階にあるが階段が分かりにくい、とある。
探していると、男が声を掛けてきた。今日はガンジーの誕生日で、窓口は休みだという。切符は、コンノート・プレイスの旅行会社でしか買えないと。
怪しいとは思ったが、10月2日がガンジーの誕生日だというのは本当だった。切符が買えないのは困る。男に連れられるまま、ついオートリクシャーに乗ってしまった。
(その後起きたことについては、旅ブログ「東南の風」のインド編「洗礼」http://anianenotabi.blog60.fc2.com/category12-1.htmlに詳しく書いてあります)
カナダ人の若者のおかげで難を逃れ、再びデリー駅へ。よく見ると、駅舎の前に看板があり、その案内をたどると簡単に外国人窓口にたどり着くことができた。焦らず、注意深く周囲を観察することが大事なのだ。
夜が明けてきたので、駅前広場でブッダ・ガヤへ向かうオートリクシャーを探す。貸し切りだと違う場所へ連れて行かれるなど騙される可能性もあるので、乗り合いのリクシャーを探す。
樹を眺めてしばらく座っていると、一枚の葉がひらりと舞い落ちてきた。一人の少年僧が素早く走り出て、葉を拾い上げて、また元の位置へ。その様子をじっと見ていたら、視線を感じたのか、彼が寄って来てその葉を差し出してくれた。
思いがけない、ブッダの贈り物。
陽が沈むと、ライトアップされた仏塔の向こうに、月が昇った。闇の中でも、僧侶たちは熱の残る石の床に座り、祈りを続けていた。
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