かけがえのない時空の旅 Wonderful NZ Vol.2:ヒデールさんの旅行ブログ
オークランド滞在2日目。AM9:00. チャーターしていた車に乗り一路1号線を北に向け出発!
わたしがNZにやって来た1番の理由は「カウリ」という木に会うことなんです。楽しみい!
2時間近く走った所で12号線に入り「マタコヘ」という小さな町にある「カウリ博物館」に到着。ここにはカウリの化石やカウリを伐採、製材する時に使われた器具類などが多数展示されています。中でもとりわけ目を引くのがコレ!(写真)カウリの材木です。「でけー」
ランチは博物館の真正面にあるカフェでハンバーガーを食べました。カウリもでかけりゃハンバーガーもでかい!でかい! ナイフとフォークを使ってハンバーガーを食べたのは生まれて初めてです。
博物館の入口にて1枚。ここはお土産なんかも色々売っててわたしはカウリで出来たアロマ・キャンドル(12NZドル)と、同じくカウリ製のコースター(6、5$)をGetしました。ただどーももったいなくて自分用に買ったアロマ・キャンドルは未だに使っていません。
マタコヘから更にわたしたちは12号線を北上。途中ダーガビルという小さな町があった以外は広大な牧場が延々と続いています。
やがて進行方向左手にタズマン海が見えてくると森はもうすぐです。
マタコヘを出発して約1時間、景色が急変する。ついにわたしは「ワイポウア・カウリ・フォレスト」という森林保護区に入りました。原生林の中を走って行くとまっすぐ伸びた白い木が生えている箇所だけ道路はその木を避けるようにカーブしています。...「カウリだ」 車が進むにつれ緑は更に深まっていきます。わたしは森の息吹を肌で感じようと車の窓を開けてみました。... 「うーん、なんだろう?このこみ上げてくる喜びは。凄いワクワクするゾ」 そしてどんどん心が浄化されていくのがわかるんです。「フー!」わたしは童心に帰ったようにひとり車の中ではしゃいでしまいました。
...とそうこう思ってるうちに駐車場に到着。いよいよ神の元へと参ります。
(写真にある道路が12号線です。この先Ohaeawaiという町でまた国道1号線とつながります。)
タネ・マフタ(現地のマオリ語で森の神を意味します)とのご対面。
わたしはしばらくの間、この目の前にある現実を現実として受け入れることが出来ませんでした。「これが1本の木かヨ? でけ〜」何か樹木というものを超越した生命を感じます。神秘的なオーラを放ってるような... あまりにも強烈な存在感にわたしは圧倒され、そして ...笑った。しかも樹齢2000年ですヨ。(1200年という説もあるが)...てことは弥生時代からここで生きてんですかー!? いや〜参った。
高さは実に51、5mもあり現存するカウリの中では体積がNo.1ということです。ちなみに木の下に虫のように写っているのがわたしとマザーです。自然界における人間の存在なんてホントこんなもんだと改めて思いました。
タネ・マフタの頂上付近にだけ枝が見られます。カウリという木は低い部分の枝は自然に枯れて落ちていくそうです。また頂上付近には鳥が運んできた種や植物がそのままそこで成長し別の生態系が形成されています。この森は動植物や種、土、水などの持ち込みや持ち帰りは禁止されていますが、それは人間に限ってという事のようですね。
おねーちゃんではなくおじさんがいました! ...てうそうそ。この方はわたしたちをこの夢のような森へ案内してくださった「観光タクシー&リムジンツアー社」の大鹿さんです。とにかくツアー代が激安な上いろんな無理も聞いてもらってとても感謝してますっ!
でもって4本のカウリがくっ付いて生えてる4人のおねーちゃんこと「フォー・シスターズ」をバックにパシャリ。
カウリの木はアガチス(ナンヨウスギ)という木の仲間で今ではNZの北島のごく一部にしか存在しません。世界的に見ても巨木なカウリは造船や建築、家具の素材に適していて19世紀頃盛んに伐採されました。1940年代にようやくその伐採を規制するんですが、その時もう既にカウリの木は以前の数パーセントしか残っていなかったそうです。
「さァ次はお父さんに会いに行くぞぉ」
フォー・シスターズから更に奥へ15分ほど歩いたところに「テ・マトゥア・ナヘレ」(マオリ語で森の父を意味する)があります。マザーも行く気満々です。
シダがうっそうと生い茂る森は今にもその辺の木陰からティラノザウルスが現れそうな雰囲気です。(マジで) ただ季節が冬だったせいか動物も鳥も虫すらも全く見かけなかったなァ。あ!そうそう聞いた話だとNZて所は蛇が一切いないんで安心して山歩きや森歩きが出来るんだって。
「テ・マトゥア・ナヘレ」とのご対面。
「うおー!」タネ・マフタよりも近付けれないくせにもの凄い威圧感!それもそのはず幹周りは実に16、41m! かなりの極太です。この木の根っこを考えると恐ろしさすら感じます。こちらも樹齢2000年。
心配していた天気も途中ちょこっと雨が降ったくらいで全く森歩きに支障はありませんでした。
タネ・マフタ、フォー・シスターズ、テ・マトゥア・ナヘレと3ヶ所を観てまわって1時間ちょい。遊歩道は想像以上に整備されていてアップダウンもほとんどなかったので、森歩きがちょっと苦手だナという人でもこのコースなら手軽に散策を楽しむことが出来ると思います。うちのマザーもなんとかへばらずに最後まで歩ききりました。
それにしてもこんなに静かで瑞々しく神秘的な場所はピピ島の海の中以来の大感動もんでした。大自然の中にいると言うよりも大自然に抱かれているという表現がぴったりです。わたしはこの森の中で何かオトナになって忘れてしまっていた純粋な気持ちを思い出せた気がしました。絶対この森のことは忘れません。
PM7:20. オークランドに戻って来ました。すっかり夜です。帰りの道中、灯りのない真っ暗な所に車を止め南十字星と天の川まで観ちゃいました。大鹿さんの粋な計らいにまたまた感謝です。
ワイポウアの森はオークランドからノンストップで走っても車で片道3時間はしっかりかかってしまいますが、絶対みなさん、行って下さい!(ここだけはホント言い切らせてもらいます。)
そんな素晴らしい1日の締めはわたしの大好きな麺です。...しっーかしこの店客入ってねーなァ 大丈夫かあ? と思いきや、「う〜めー!」まさかNZに来てこんなに美味いラーメンが食えるとは。スープはあっさり系で麺は細めんのストレート。こんなにうめーのに店がガラガラってのはどーいうこったぁ?
ラーメンはここ「華燈麺家」で頂きました。場所はわたしたちが泊まっていたスタンフォード・プラザ・ホテルのAlbert St. を挟んだ斜め向かい側でホテルから徒歩1分です。オークランドにはチャイニーズ系の方もたくさん住んでいるので中華レストランは街のあちこちにあります。でけっこう中華のお店は夜遅くまで営業してたりします。
深夜0:30就寝。
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