2006/06/08 - 2006/06/08
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井上@打浦橋@上海さん
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南外灘軽紡面料市場へ行ったあと、南外灘軽紡面料市場で服の注文をしたあと、そのままタクシーで、ホテルあるいは次の目的地に行くのも、イイんですが・・・・その日は、もう特に予定はない、でも、時間をつぶしたい、ということであれば、この市場からの下町散歩をお勧めします。なんせ、この地域は、上海の中でも、コテコテ感が未だに残ってる地域ですから・・・そのまま帰ってしまうのは、もったいないのです。しかも、この街並み、数年すると消えてなくなってしまうかもしれません。そのコテコテ上海を味わえるのは、今のうちと言うこともありますので、そういう方面に拒否感を持たない方なら是非、体験されてください。
表紙の写真は凝和路のパジャマおじさんです。
コテコテ上海には欠かせないキャラクターです。
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南外灘軽紡面料市場からのコテコテ上海の下町散歩の経路図です。
経路は・・・・
南外灘軽紡面料市場⇒南倉街⇒董家渡路⇒中華路⇒喬家路⇒凝和路⇒蓬莱路⇒河南南路・・・・です。
私がよく行きます文廟脇の孔乙己酒家も載せておきました。 -
ただ今午後3時38分です。
この道が南倉街です。
左が南外灘軽紡面料市場ですね。
この南倉街を北に行きます。
この道の両側は、このあたりは高層マンションが立並びます。
しかし、少し奥に入りますと、下町風景に変ります。 -
台車に載せて売り歩いてるんですね。
左奥がサクランボで、右手前が楊梅・・・ヤマモモです。
今のこの時期は、どこでも、この2つの組み合わせが道端で売っています。 -
こちらはDVD売りです。
でも、こういうのは初めてです。
テレビでDVDを皆さんに見せて、買ってもらおうと言うんでしょう。
滬劇越劇・黄梅戯・滑稽小品などを多く扱ってるようです。
3枚で10元ですね。
どういうわけだか、安全剃刀も売ってるようです。
一次性剃須刀が使い捨てカミソリの事です。
「須」は「鬚」の簡体字なのか、あるいはオジサンが略して書いたの -
下町っぽくなってきました。
丸い鉄板で餅(ビン)を焼いています。
1枚5角くらいでしょう。もっと、安いかな・・・・。 -
こちらは、油で揚げています。
扱ってる商品は3種類。
向こうのヤツは分かりませんが、真ん中は臭豆腐です。4個で1元というところでしょう。
手前は油[土敦]子(ヨウトンズ)と言いまして大根の糸切りの入った天婦羅といった感じのモノです。 -
ただ今午後3時44分です。
南倉街は短い道なのです。
董家渡路にぶつかって終わります。
右へ行きますと今はなき董家渡面料市場にたどり着きまして、中山南路に出ます。
右へ行っても面白いんです。
なんせ、コテコテ上海の道並みに突然、董家渡天主堂なるカトリック教会なんかが現れたりしますので・・・。
しかし、今回は左へ行きます。 -
董家渡路に入り西へ向かいます。
雑貨屋越しに董家渡路を眺めました。 -
道端のザリガニ屋です。
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このあたりはお茶屋さんが2・3軒続きます。
皆さん、道端に商品を並べています。
董家渡路は、あと6・70mほどで終わります。 -
董家渡路から南に伸びる小さな脇道です。
府谷街といいます。こんな小道にも出店が並びます。 -
こちらは北に伸びる小道です。
-
両側には2階建ての長屋が並びます。
-
ただ今午後3時50分です。
董家渡路はココで終わりです。
前を行く道は中華路です。
この中華路を右へ行きます。 -
中華路を右に曲がってスグ左に見えるのが、このコンクリート製の火の見櫓です。
1910年に作られたもので、高さは36m。
1911年の11月には、辛亥革命の武装蜂起の合図の鐘が鳴らされたとか・・・ -
あちゃー・・・・・
2・3ヶ月前は民家・商店がビッシリだったんですが・・・
もう、なくなってしまいましたね。
コレも南外灘再開発計画によるものなんでしょう。 -
ただ今午後3時53分です。
中華路から西へ抜ける小道に入ります。
上の火の見櫓から北へ50mくらい行ったところにある小道です。
兪家弄と言うホントに狭くて短い道です、見逃さないように・・・。 -
兪家弄を西へチョイ行きますと、右に古い銀杏の木が見えてきます。
この銀杏の木、700年の樹齢だとか・・・ホントかな・・・・?
この銀杏の木を越えましたら右へ曲がってください。 -
銀杏の木を越えて、右に入った小道がコレです。
-
小道を抜けますとチョットした広場に出ます。
そこにあった案内看板です。
コレから行きます、喬家路周辺の名所の案内です。
「喬家路歴史文化簡介」と言うもので3枚掲げられていました。
この写真のものは3枚目の看板です。
1枚目は「郁泰峰与宜稼堂」、2枚目は「王一亭与梓園」、3枚目がこの「喬一与最楽堂」「薬局弄与薬王廟」です。 -
ただ今午後3時55分です。
では、喬家路を西に行きます。
屑屋さんの店先です。
喬家路はこのあたりの道としては、人通りが少なく静かな道なのです。 -
「邵萬生」と書かれてるんでしょうか・・・。
邵萬生だとしましたら、糟醉水産品を扱う老舗です。
つまり酔っ払い蟹の瓶詰めなどを作ってる会社のはずです。 -
こちらの建物も、なかなか雰囲気があります。
相当古いものなんでしょう。 -
ココにも、このあたりの名所案内がありました。
まずは古銀杏ですね。
次が梓園、書隠楼、薬王廟・・・もう1つは読み取れません。 -
コレが梓園ですね。
何かありそうな、由緒がありそうな・・・そう思わせる建物です。
立ち寄って、中をどうしても覗きたくなる建物です。
そして、勿論、中に入ってみました。 -
中に入ってみましたら、このような洋館がありました。
さて、イロイロ調べました。
どうも、日本と関わりがあるお屋敷のようです。
画家でありながら日清汽船株式会社の仲介業をして上海経済のボスにのし上った王震と言う人のお屋敷らしいです。
彼は関東大震災の時、日本に多額の寄付をしたとかで、その後天皇が有名建築士を派遣し、材料もすべて日本から取り寄せてお礼にこの洋館を建てたとか。ということで、このお屋敷一部日本式になってるそうです。
王震の別名が王一亭ということらしいです。
ということで、案内看板には「王一亭与梓園」となっていたんでしょう。
梓園に関しては下記が詳しいです。
http://members3.tsukaeru.net/douraku/leaves2_109.htm
また梓園の内部は下記でご覧になれます。
http://members3.tsukaeru.net/douraku/leaves2_110.htm -
さて、また喬家路に出て、西へ行きます。
喬家路は人通りが少なく、静かな道なのです。 -
右へ抜ける小道が薬局弄です。
この奥に、薬王廟があったということなんでしょう。
いや、今でもあるのかもしれませんが・・。 -
喬家路もこの辺りからは賑やかになります。
右の車の前にはパジャマ姿の男女がいます。
コテコテ上海になってきました。 -
どうですか・・・
そろそろ雑踏が現れて来そうですね。 -
光啓南路を越えますと、道端市場が続きます。
-
ローストチキンですね。
手前のチンコイのは、何だろう・・・
ザリガニかな・・・ -
青浦痩肉型[火考]鴨となってますが、北京ダックと言ったところでしょう・・・。
よく見ますと、餅(ビン)、千切り葱、味噌タレも売っているようですから、餅(ビン)で挟んで食べるように、皮と身を切り分けてくれるんでしょう。
半身を買って、切り分けてもらい、餅・葱、タレを付けて、35・6元というところでしょう。もっと安いかも・・・。 -
こちらはモツ煮込み専門店です。
こういうのを見ますと、酒を飲みたくなります。
この時は4時過ぎで、まだ明るかったですが、もう少し暗くなっていましたら、まず、ココでストップ食らうでしょうね。 -
ココはザリガニ専門店です。
実を言いますと、私は、コレを食ったのは1回だけ。
旨いは旨いですが、結構、面倒くさいので、苦手です。
でも、食いつけると、はまりそう・・・。
一番右はカニのようです。ワタリガニかな・・・・。 -
パジャマお姉さんも、夕方の買い物です。
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ただ今午後4時6分です。
喬家路も、前の道は凝和路にぶつかって終わりです。
凝和路を右に(北方向に)行きます。
正面の看板の中和池は銭湯と言ったところでしょうか。
「桑拿」はサウナのことです。 -
凝和路も、野菜を台車に積んで売ろうとしてる人達と、買い物する人達でごった返しています。
-
凝和路を更に北に行きます。
向こうからは自転車とバイクが来ます。 -
子供も一緒に野菜売りをしています。
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凝和路ももうスグ終わりです。
突き当たりの道は蓬莱路です。
蓬莱路を左に(西方向に)行きます。 -
ただ今午後4時10分です。
凝和路から蓬莱路を左に行きます。 -
雀荘と言ったところでしょうか。
やってるのは、御老人が多いです。
「厳禁賭博」と言う張り紙が見えますが、皆さん、賭けないで麻雀やってるわけないですよね。 -
蓬莱路を更に西へ行きます。
河南南路まで行きます。
河南南路に出ましたら、右へ(北方向へ)行きます。 -
ただ今午後4時13分です。
河南南路に出ました。
北へ少し行きまして、バス停を目指します。 -
浄土街という道です。
この道を越えますと、バス停はスグです。 -
ただ今午後4時15分です。
バス停に着きました。
バス停の名は蓬莱路になってますね。
河南南路沿いにありますので、ココから北へ行くバスの乗れば南京東路へ行けます。 -
南京東路へ行くバスは・・・・66路と929路ですね。
64路に乗りますと石門二路で降りれば南京西路が近そうです。 -
さて、このバス停の対面にありますのが、小籠包子が上海で一番おいしいと言われています佳家湯包です。
この自転車修理屋の右にあります、小さくて汚そうな店がそうです。
時間は午後4時18分ですが、店の前でも待ってる人が居ます。 -
1籠12個入りで・・・
純鮮肉湯包が6元、鶏丁鮮肉湯包が7.5元、蝦仁鮮肉湯包が7.5元、純丁湯包が8.1元、純蝦仁湯包が9元となっています。
上海の小吃店の評価サイト・・
http://www.dianping.com/search/k/1/10/tag/%e5%b0%8f%e5%90%83
を見ますと・・・・
生煎饅頭で有名な小楊生煎館が「旨いポイント」が22です。
小籠包子で有名な豫園の南翔饅頭店の「旨いポイント」は19ですが、ココの店の「旨いポイント」は23になっています。
ちなみに最高ポイント25を獲得していますのは美珍香来福士店らしいです。 -
コレが店の中です。
4時18分ですが、満席です・・・と言ってもテーブルは1つなのか、2つなのか・・・
しかし、客より店員のほうが、多いというのも面白いです。
コレにて「南外灘軽紡面料市場のあとはコテコテ上海体験」は終わりです。
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この旅行記へのコメント (8)
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- あんいえさん 2007/04/05 22:54:15
- まだ間に合いますか?
- 井上@打浦橋さん、こんにちは。
今週土曜日から、たまったマイレージを使って上海一人旅に行きます。
井上@打浦橋さんのコテコテ上海体験をなぞってみたくてうずうずしているのですが、今現在、まだこの光景は残っていますか?ご存知でしたら教えてください。よろしくお願いします。(あんいえ)
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2007/04/06 08:39:38
- はい間に合います
- あんいえさん、どうも。
まだまだ間にあいます。
コテコテ上海を歩き回って体感してください。
南外灘軽紡面料市場を覗いて、このコースを歩いてみてください。
ただし、最後に出てくる佳家湯包は、もうありません。
黄河路に移りましたので、そこで食ってください。
ウマイですよ。
もう1つお勧めコースは・・・
「浦東から豫園へのお散歩なのさ・その2」
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10056476/
最後のほうに出てきますは福祐門小商品市場も、面白いですよ。
- あんいえさん からの返信 2007/04/07 09:22:48
- よかった!
- お返事ありがとうございます。
金茂大厦に登った後、フェリーで川を渡って、バスに乗って、50分あまりのぶらぶら歩きを楽しむ というコースで楽しんでこようと思います。
これから成田に向かいます。ありがとうございました。
-
- ハイペリオンさん 2006/07/05 17:07:46
- 初めまして
- 掲示板への書き込みどうもありがとうございました。ご指摘の通り、ハイペリオンはロックフェラの父のハイペリオンです。私にとっては、トニービンの主導勢力のハイペリオンです。競馬好きが高じて一口馬主になり、それが高じて配合おたくとなってしまい、数年前は競走馬の血統表ばかり書いていました。その過程でハイペリオンという馬の素晴らしさを知った次第です。それからハイペリオンが強く出た馬に興味を持ちました。スタミナがあり(メジロマックイーン、タマモクロス)、反応が良く(サクラバクシンオー)、切れがある(ナリタタイシン)。さらに、コンディションが安定していて成績にムラがないなど、競走馬に必要なものがほとんど備わっている馬が多いのです。さすがに、現在ではハイペリオンが強く出た馬というのは配合的にクラシカルになりつつあるようですが。
馬券に関してはあまり自慢できるものはないですねえ。皐月賞三連複的中ですか、凄いですねえ。おめでとうございます。私の場合、自慢できることと言えば、ダービー馬単3年連続的中くらいでしょうか。高松宮記念3着馬3年連続的中という怪記録もあります(苦笑)。
中国競馬は現在北京郊外と深せんでしょうか。深せんは不正が多いと聞いたことがあります。私は、約10年前に北京郊外の順儀というところで競馬をやったことがあります。今はサラブレッドのようですが、当時は蒙古馬が走っていました。何レースか当たりましたが、日本の預金者も苦笑いしそうな銀行馬券の続出で、当たっても負けの連続でした。のどかな街で、競馬抜きでもいいところでした。
中国在住のようですが、そちらでも日本の馬券を買えるのですか。
私のマイページにはタップダンスシチーが大好きなtapdanceさんという方もたびたび訪問してくれます。
ベトナムは数年前まで年に2回は訪問していました。最近はバンコク経由のミャンマー訪問ばかりです。ベトナムは特に北部が中国の影響が強いですね。初めてハノイに行った時、人のファッション、街の雰囲気を見て中国に来たような錯覚に陥りました。ベトナムが近世になって強勢を誇るようになったのも中国文化を取り入れるようになってからのようです。特に儒教と科挙の受容は大きいように思います。宦官はいなかったみたいですが。それに明の遺民を大量に南部に入植させたのも大きいようです。
将棋は駒に漢字が書かれていたので中国将棋そのままではないでしょうか。今は漢字を使っていないので、彼らにはただの模様にしか見えないでしょうが。
ちょっと長くなってしまいました。今後ともよろしくお願い致します。
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2006/07/06 07:17:39
- RE: 初めまして
- ハイペリオンさん、どうも。
そうですかトニービンはそんなにハイペリオン色強いんですか。
調べてみますね・・・
そうか母方にホーンビームか・・・
ホーンビームと言えばインターメゾ⇒グリーングラスです。
私にとってはトニービンといえばフォルティノです。
フォルティノ系は東京コースが得意なのかと思っています。
シービークロスとサクラショウリは配合が逆になるんですが、
フォルティノなのかと思っています。
・・・・あっ、止まらなくなって来る・・・
私も30年前は山野浩一ファンでしたから・・・・血統表眺めてるのが好きでした。
北京の順義の競馬へ行った事あるんですか・・・
わたしもいつか行ってみたいです・・なんかのどかなイメージを抱いていますが。
ベトナムも南部と北部じゃ違うんでしょうね。
中国もそうですが・・・。
ところでベトナムと言う呼び名は「越南」のことなんでしょうが、
この「越南」は中華から見て、
「越」と言うはるかかなたの山岳民族が住む地域の更に南の地域、
という意味合いだと思うんですが、
自分達の住む国の国名に、蔑んだ意味合いを含んでる呼び名を
使ってるってのが、なんだか分かりません。
それとも、私の勘違い、思い違いでしょうか・・。
-
- テル2000さん 2006/06/12 09:52:59
- お久しぶりです
- 井上@打浦橋さん、久しぶりの書き込みです。
私は現在、お店で使う暖簾や、制服の布を探していました。
貴方の、ページが参考にならないかと来て見たら、偶然にも、繊維市場の旅行記ではありませんか。面白いものですね、早速行ってみます。
話は変わりますが、先日にブーザン氏にお会いいたしました。初めてお会いいたしましたが、楽しい方ですね。この前は、お昼ご飯を食べによった店で、ソーさんにばったり会いました。私は今月のうちは、比較的暇なので、是非、お昼とかご一緒に食べませんか?ご連絡お待ちしています。
mpts44@hotmail.co.jp
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2006/06/12 15:51:14
- 昼間、やってるんでしょうか?
- テル2000さん、どうも。
ブーザンさんにお会いしましたか・・・
元気一杯でしょう、あの方は。
明日か、明後日か・・・なんせ、今週中に、テルさんお店に、昼、伺わせて頂きます。
私は、昼間っからビール、飲んじゃいますけど・・。
- テル2000さん からの返信 2006/06/13 11:57:04
- RE: 昼間、やってるんでしょうか?
- 井上@さん、現在、大沽路のお店は、やっておりません。
移転して新規にオープン致します。今度は、虹梅路X延安西路になります。
今度は、お昼も営業いたします。
mpts44@hotmail.co.jp
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