2005/12/29 - 2005/12/29
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井上@打浦橋@上海さん
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12月29日に、文廟の孔乙己酒家で食事会がありました。
私のページを見てくれた方が引き連れてきました一行との食事会です。待ち合わせは4時半に董家渡路の董家渡軽紡面料市場の入り口です。
私は2時半に家を出まして豫園、文廟近辺の市場通りを散策し、文廟まで行き、
文廟路⇒河南南路⇒蓬莱路⇒凝和路⇒喬家路⇒中華路⇒董家渡路と言う経路で待ち合わせ場所まで行きました。そして彼らを引きつれ逆のコースをチンタラと孔乙己酒家まで来まして、食事会となりました。
散策しました市場通りは、豫園の西部を南北に走る露香園路と文廟の北東部を南北に走る庄屋街です。
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上海の有名な観光地・豫園は昔の上海県城の中にあります。
私が、よく行きます文廟も旧・上海県城にあります。
城とは街の意味でして、昔は城壁で囲まれていました。
上海の地図を見れば分かると思いますが、
豫園も文廟も、南北に少し長い楕円形の道に囲まれてる地域の中にあるのです。
楕円の北半分を形作る道が人民路、南半分が中華路です。
そして、楕円の地域を4分割する道が南北に走る河南南路と東西に走る復興東路です。
さて、この楕円の中では、未だに上海の下町の風景が残っているのです。
そして、庶民の台所を預かる市場通りが結構多いのです。
今日散歩しました露香園路と庄屋街は、河南南路の西側を南北に走る小道でして、
食料品を扱う店がズラーット並んでる道なのです。
まずは、人民路から露香園路へ入りました。 -
露香園路の北端です。
このあたりの両脇は民家が取り壊されていました。 -
西へ延びる脇道です。
柳泉弄という狭い道です。
昔は城壁の内側に沿って走る便利な小道だったんでしょう。
今では、人もあまり通らないような・・・。 -
食料品屋が並ぶ道並みに入ってきました。
この経路は26日にも散歩しました。
ココからは26日の写真と29日の写真が入り混じります。
26日は午前10時から11時半頃までのの写真です。
29日は午後3時半から4時頃までの写真となります。 -
コレは26日です。ぶら下がってるのは海鰻です。
うなぎではありません、どうもクロアナゴのことのようです。
青鰻という表示もしています。寧波のものが良いとか。
こうやってぶら下げて干したものは鰻香と呼ぶようです。
8年前、我が家でもベランダに干してあり、春節に食べましたが、
しょっぱくて、おいしくはなかったです。
加工前の青鰻が下にあります。 -
コレは26日です。
こういった魚も干しています。
電柱をうまく利用しています。
ついでにモップも・・・ -
コレは29日です。
露香園道を横切る東青蓮街の道並みです。 -
コレは26日です。
賑わう露香園路です。 -
コレは29日です。
ココにも魚と洗濯物がぶら下がっています。 -
コレは29日です。
雑貨屋ですね。
春節用の「福」と書かれた赤色と金色の紙も売られています。 -
コレは29日です。
惣菜屋ですね。
重式・紅焼牛肉となってますが、重慶スタイルの醤油煮込み牛肉ということでしょうか。
4時過ぎですから夕食のおかずを買いに来てる人が多いです。 -
ココからは29日の写真が続きます。
大鏡路を越えて更に露香園路を行きます。 -
このあたりは雑貨屋が並びます。
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黒い犬を散歩させてるお嬢さん。
-
万竹街という脇道です。
その角に立つ小学生の女の子。
2年生か3年生か・・・。 -
小学校の下校時間なんでしょう。
子供を迎えに来た人達でごった返しています。
上海市実験小学という学校です。
この「実験」というのは学校の名称によく使われますが、意味が、よく分かりません。 -
上海市実験小学対面の空き地です。
下校で開放され、嬉しい小学生の顔が見えます。
アパートの窓から伸びた棒が生活感を表しています。 -
露香園路を更に行きますが、
この道ももうスグ終わりです。 -
露香園路はココで終わりです。
前の方浜中路を左に行きます。東方向です。
正面の赤い日除けにかかれています字は「労務保姆」です。
お手伝いさん派遣業でしょう。
右は光明便利です。光明乳業が母体のコンビニです。 -
方浜中路を東に行きます。
方浜中路はクネクネ曲がっていまして、正面を左に曲がりますと、また右に曲がるのです。
目指す復興東路へ出るには、この方浜中路を行き、向こうに見えます高層マンションの手前の道・松雪街を南に下がれば良かったんですが、正面を右に曲がったため迷路に入ってしまいました。 -
もうこのあたりで、マズイかなと思いましたが、復興東路に抜けられるか、と聞きましたら、行ける、という答えが帰ってきましたので、進みました。
どういうわけだか、路地裏にこんなものまで置いてあります。 -
方向的にはこちらですので、こんなトンネル道も抜けました。
-
そろそろ出られそうだという予感がして来ました。
こんな小さな道にも名前があるんですね。
孔家弄と紅欄杆街です。
「弄」より「街」の方が道としては規模が大きいのです。
英語表記は「弄」が「Lane」で、「街」は「Street」です。
更に大きな道・「路」はたしか「Road]です。 -
高層マンションが見えてきました。
太陽都市花園というマンション群です。
となると松雪街は、もうスグです。 -
この道・松雪街を来れば良かったんです。
向こうが北で、向こうに方浜中路が横切ります。
右は太陽都市花園という高層マンション群です。 -
松雪街を南に行きます。
正面に見えます道が広い道路、復興東路です。 -
復興東路に出ました。
右に見えます歩道橋を渡り、向こうへ行きます。 -
歩道橋から復興東路の東方向を眺めました。
ここから復興路トンネルが始まります。
このトンネルは黄浦江の下をくぐり浦東の張楊路に繋がります。 -
歩道橋から南西方向を眺めました。
薄緑色の球形の屋根が3つと、金色の屋根が見えます。
上海市イスラム教協会のある小桃園清真寺です。
1920年に完成したものです。 -
歩道橋を降りまして、北東方向を見ました。
太陽都市花園のマンション群が見えます。
http://sh.focus.cn/votehouse/3.html
を見ますと、現在の平均価格は平米当り33000元ですって!!
高い!!ここ3・4年で3倍になってますね。
小さい部屋で3LDK、140?です。
そうしますと価格は460万元・・・つまり日本円で7000万円です。
やっぱ、バブルでしょう、この価格は・・・。
手前の宮殿のような建物には豊収日と言う寧波料理レストランが入っています。
ここはチェーン店でして、我が家の近くにもあります。そこも宮殿のような外装になっています。 -
歩道橋を降り、市場通りに入ります。
道の名は庄屋街となってますが、上の看板には曹家街菜市場となっています。 -
庄屋街に入りました。
道端にも野菜が並べられています。 -
夕方の買い物時間ですから賑やかです。
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京邦烤鴨とは北京ダックということでしょうか・・。
紅焼のトン足もありますし、レンコンの穴の中にもち米を詰めて煮込んだモノもあります。
糖水藕餅というものでして、上海人は好んで食べますが、私は好きではありません。 -
コレは26日です。
中国どこへ行ってもある、また昔からある赤青白のトリコロールシートです。
雑貨が道端に並び、青空床屋用の椅子もあり、道路の上には洗濯物が横断。
自転車は道の真ん中に雑然と置いてある。
凝縮されておりますね、中国が・・・。 -
果物屋さんの前の、子供2人。
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白っぽい漆喰の壁と、黒っぽいアスファルトの道端に、こう並べられますと、色鮮やかで花が咲いたようです。
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米も売っています。
全部書き出して見ます。
2005年・雑交米・1.40元
2004年・新大米・1.55元
2005年・新香粳米・1.65元
2005年・射陽大米・??・・・たぶん一番高いんでしょう。
500gの価格でしょう。
ですから10kgの2005年・新香粳米は33元、日本円で500円チョイと言うことですね。 -
この小さい葱のような物は、スープを作るとき、あるいは肉を煮込むときに使います。
この品物は、だいたいこんな感じで、オバさんが、道端で、売るものなんです。
そして、他の品物は置かない、必ずコレだけを売る、というものなのです。
どうしてでしょうかね・・・未だに、分かりません。 -
小さい葱を買ったお嬢さんは、家路に着きます。
今日はスープを作るのでしょう。
庄屋街は、もうスグ終わります。
トリコロール・シートを越えた向こう側は突き当たりになります。
その手前を走る道は夢花街で、その道を右へ行きます。 -
この道は更に狭いですが店を出してる人がいます。
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夢花街57弄1-3号の住居表示があります。
この中には6家族が住んでるのかもしれません。
電気メーターが6つ付いてますから・・・。 -
江南風の建物が見えてきました。
左に入る道が孔乙己酒家があります学宮街です。
そこに入ります。 -
学宮街です。
孔乙己酒家はチョイ行った右側にあります。
このあと、文廟路⇒河南南路⇒蓬莱路⇒凝和路⇒喬家路⇒中華路⇒董家渡路と言う経路で待ち合わせ場所の董家渡軽紡面料市場まで行きました。 -
文廟路で見た店の案内黒板です。
ココには「汗を流す犬」が売ってるようです。
何だろう・・・?? -
食事会は6時に始まりました。
この写真は8時16分です。
上海B級グルメ会の悪の領袖さんもいます。
手前が、下町散歩をつき合わせた一行です。 -
この写真も8時過ぎ頃のものでしょう。
バカボンのパパは相変わらずVサインです。
私と一緒に写ってます皆さんが、下町散歩をつき合わせた方たちです。
董家渡軽紡面料市場から董家渡路⇒中華路⇒喬家路⇒凝和路⇒蓬莱路⇒河南南路⇒文廟路⇒孔乙己酒家の経路を1時間半弱トコトコ一緒に歩いてきたのです。
食事会はこの他に5人が加わり、9時近くまでやりました。
総勢14人、3時間近く、飲んで食ってワイワイやって、761元でした。
下町散歩をつき合わせました一行は28日に上海入りして、1月4日の朝のフライトで日本に帰ったそうです。
上海を大いに楽しまれたそうですが、また彼らは上海に来るんでしょう。
散歩記録はコレで終わりです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- イスカンダル亜力山大さん 2006/01/07 17:20:23
- ウナギだかアナゴだか
- 井上さんまいど!
イスカンダル亜力山です。
海鰻青鰻香鰻・・・・
ウツボとチャうけど、でっかいですね。
塩抜きしたら、美味しくいただけるのかもしれませんね。
ほれにしても、8年もの間食べてない、ってことは、井上さん、よっぽどクレームつけたンチャいますか、奥様に。
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2006/01/08 08:37:38
- 鰻香は北京にはないかも・・・
- イスカンダルさん、どうも。
あの鰻香は我が家では食べてませんが、もしかしますと
孔乙己酒家でしょっちゅう食ってるやつが鰻香なのかもしれません。
小さく切ってあって、多少はしょっぱいですが、
風味があり、酒のつまみにいけるヤツです。
寧波ものがイイらしいです。
思うにコレは寧波は紹興や杭州や上海など江南地方だけの正月食品かもしれません。
まず、北京では食わないと思いますね。
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