2005/10/09 - 2005/10/09
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井上@打浦橋@上海さん
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上海に8年も住んでいながら、朱家角には行った事がなかったんです。
行こうと思えばあまりにも簡単に行けるから・・・という思いですね。
今回、私のページを見てくださっている方が上海に来まして、朱家角に行きたいと
連絡がありましたので、コレ幸いと思い、私も同行しました。
この機会を待っていたのです。
行きは上海体育場からの観光バスで行き、帰りは普通の乗り合いバスで帰ってきました。
上海体育場からの行き方、朱家角の様子などをタップリ、アップしましたので、
どうぞご覧ください。
写真のこの橋は朱家角古鎮景区の東西を走る大きな水路(漕港河)に架かる橋です。
この景区の中では一番大きな橋でしょう。
放生橋という名前です。
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我がマンションの朝の様子です。
只今、6時46分です。まだ朝日が当たって光ってる部分はホンのわずかです。
前にぶら下ってます赤いちょうちんと言うかボンボリは、
国慶節期間のお飾りですね。
さて、これから今日の朱家角までの小旅行のお相手に
会うために花園飯店まで行きます。
我が家からでしたら、歩いていくのが気持ちイイのです。 -
花園飯店に着きました。
7時15分です。我が家からは30分弱でした。
この時間ですから昇ったばかりの太陽が造る植木の影が長いです。
素晴らしい青空・・・・最高ですね。そして、この花園飯店も素ん晴らしい。
手前の2階建ての建物は1926年に出来ました2代目フランスクラブです。新中国成立後は、高級幹部用の倶楽部となり、1979年末からは外国人にも開放されました。80年代、上海に在住してました外国人の溜まり場だったようです。室内プールも、ボーリング場もあったとか・・・。今の、1階にある大きな喫茶コーナーにプールがあったようです。
1990年に日中の共同出資により花園飯店が建設されました。原建築の外観を保存して、その背後に33階建てホテルを建てたというわけです。
私は、後ろの33階建てのホテル部分の建物も好きですね。前の格調高い建築物の雰囲気を壊していないと思います。
なお、初代フランスクラブは南昌路にあり、現存しています。下記をご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10026101/ -
広大な庭園の下には地下室があるのです。
この緑の鉄扉が、その入り口です。
そして、その地下室からはトンネルが延びていまして、隣りの錦江飯店の地下に繋がってるのです。 -
広大な庭園と素晴らしい青空。
左の建物が二百永新というデパート。
右が、パークソン(百盛)デパートと、久事復興大厦です。
ポールには旗が4枚。日本の旗がないですね。
昔から掲揚してなかったのか、今年になって止めたのか・・・・? -
建築に造詣の深い方なら、イロイロと表現のし様があるんでしょうが・・・・
私には、いやぁ・・・イイですね、としか言えません。 -
今日の朱家角への小旅行の同行者と花園飯店を出たのは7時半過ぎです。
歩いて地下鉄・陝西南路站まで行き、地下鉄に乗り、上海体育館站まで行きました。
そこから歩いて、観光バスの発着場(上海旅游集散中心)まで行きました。
ここが、大観園・朱家角・東方緑舟方面バスの乗り場です。
只今の時間は7時58分です。
30分架からなかったんですね。
8:10発は、もう席がありませんでしたので、我々は8:30発に乗って、朱家角に向かいました。
チケットは12元です。車内で車掌から買います。
なお、地下鉄・上海体育館站から、多くの観光バスが出ています上海旅游集散中心までの行き方と、その上海旅游集散中心の様子は下記の「上海体育場からの観光バスは便利なのだ!!」をご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10037366/ -
我々が乗ったバスは旅游4号線です。
行き先は、上海動物園・朱家角・東方緑舟・大観園。
上海体育場の上海旅游集散中心からの出発時間は・・・
7:30、8:10、8:30、8:55、9:30、
10:00、10:30、11:00、12:30、
13:00、13:30、14:30、15:00
・・・です。
我々は8:30発に乗り、9時28分に着きました。
約1時間ですね。
降りたところは、クリーニング店や床屋などが並ぶ商店街の前の広場です。
入場券は、ここでも買えますし、この先にある入場門でも買えます。
全ての施設(展示館やお寺など)に入れる一括入場券は60元、町並みのみの見学であれば10元の入場券でOKです。
我々はココで、10元のチケットを買いました。
展示館は、大したことはないであろうと想像しましたし、また展示館まで見て周ると時間が掛かると思いましたし、町並みこそ面白いと思ったからです。 -
入場門手前にはケンタッキーもあります。
左の黄色地に青い文字の看板は聯華というスーパーマーケットです。 -
新風路沿いの古鎮区入り口(入場門)手前にある朱家角古鎮景区導游図(案内看板)です。
ご覧のように東西に走る広い水路・漕港河と、それに集まる幾つかの水路が集まる地域に出来た鎮(町)と言うことなんでしょう。
表紙の写真の放生橋も確認できますね。
右下が旅游4号線や京申線の発着場です。
京申線は人民広場(老成都北路)と朱家角を行き来します、乗り合いバスです。 -
新風路を北に行きますと放生橋弄に入ります。
放生橋手前にあります中華風のゲートです。
向こうに放生橋が見えます。 -
放生橋手前、漕港河沿いのベンチで佇むおばあちゃんたちです。
どこから来たの、と聞きましたら、ホンコウと言ってましたから、虹口から来たんでしょう。
つまり上海人です。 -
放生橋から漕港河を眺めてましたら、遠くからドンチャカジャンジャン、ドンチャカジャンジャン・・・と騒々しい音が聞こえてきました。
その音は、この船の中のものでした。
太鼓と、銅鑼を叩く人たち、7・8人くらいいたのかもしれません。
舟を漕ぐ人は4・5人。船から飛び出して漕いでる人もいます。漕いでる人、皆さん気合が入っていました。
景気付けのためにやってるんでしょうが、ホントに中国の人たちは、賑やかと言うか、騒々しいのが好きです。 -
放生橋から北側の街並みを見ました。
黒い瓦屋根の家々です。
橋からは、ドンチャカジャンジャンに気をとられる人たちが西側を見てます。 -
橋のたもとの食堂です。
許永順という屋号のようです。
百年老店となっております。
白い漆喰壁と黒い屋根。江南地方の建物そのものです。 -
手前は、ココの名物なのか・・・
あっちこっちで見かけました。
脂身付きの豚肉ブロックの醤油煮込みです。笹の葉のような葉っぱで一つ一つ包まれています。 -
粽を作ってるおばちゃんです。
手つきは素早いですよ・・。
手前は、包み終わった粽です。
まだ、蒸していませんからこのままでは食べられません。
大きな洗面器には、醤油その他をまぶした生のもち米がドッサリ。その上には、手前から卵の黄身、脂身付きの豚肉、その向こうに見難いですが栗もあります。 -
カエルの姿焼きです。
左は、筍絲青豆と言うヤツか・・・・
枝豆と筍を塩水で煮て乾燥させたものです。 -
筍絲青豆ですね。
真ん中のは唐辛子入りです。
左は何だろう・・・・??
枝豆が青い状態の時に作ったのが、右の2つで、
左のは黄色くなってから作ったものなのか・・・。 -
雑貨関係のオミヤゲ屋です。
左上にはパチンコもあります。
バイオリンまであります。
真ん中下の花瓶のようなものは花瓶帽子です。
上からでも下からでも頭に載せますと、大きく広がり帽子になります。 -
馬桶(おまる)とワンちゃんです。
ワンちゃんはたくさんいました。
それもいろいろな種類のものが・・・。
いずれも、放し飼いですが、おとなしく、痩せていました。私が吹く口笛には全く反応しませんでした。 -
臭豆腐を揚げて売ってる爺さんです。
4個、1元という感じでしょう。
私は大好きで、買おうと思いましたが、同行者が、ああ、くさい!!と言ってましたので、止めておきました。 -
東井街を北の端まで行き、橋を渡り、西井街を戻ってきました。
コレは洗濯台です。
上の洗濯板は水路側にわずかですが傾いています。 -
西井街沿いのカフェテラスです。
-
漕港河北岸の東に延びる小道・東井街です。
左は大工さんでした。
右には鳥篭のインコが・・・。 -
東端まで行き、そこにある橋から振り返りました。
白い漆喰壁と、黒い瓦屋根と、洗濯物です。 -
東井街を戻りました。
練炭を利用した加熱機です。
下の穴は空気吸い込み口なのか・・・。 -
放生橋を渡り、右方向、北大街に入りました。
ここは商店が並びます。
正面には酒楼(レストラン)がありますし、写真館もあります。 -
商店が並び、人が多いです。
右にあるのは茶楼ですね。 -
黄色地に赤い縁取りの粽子王ののぼりの旗が目立ちます。
-
観光客向けでない、こんな店もあります。
ブリキ製品を扱っています。
どういうわけだか弓矢も有りますが・・・ -
圓津禅院という禅寺のようです。
-
緑の派手なパラソルと・・・
白い漆喰壁・黒い瓦屋根・水路と小船と石橋・・・
のアンバランスが面白いなぁ、と思いました。 -
脇道・泗景園路に立て掛けてあった木の扉です。
売り物なのか・・・。
結構、こういうものが好きな人もいるとか・・・。 -
石畳の道端でオバサンが売ってるもの・・・
竹の様なものは、甘蔗ということです。
丸っこいほうは菱の実ですが、若い菱の実です。
嫩菱と言うそうです。「嫩」とは、若いとか、柔らかいという意味のようです。 -
北大街の商店街です。
幟(のぼり)の旗と、中華風の門。
この門は、なんでこんなところにあるのでしょう。 -
「燜蹄」「醤蹄」と表示されていました。
豚の骨付き腿肉の醤油煮込み料理ですね。
水郷観光地の、どこに行ってもコレを見かけます。
一般的には「万三蹄」と呼ばれてるものでしょう。 -
城隍廟橋たもと付近の船着場です。
ここから水路遊覧の小舟に乗ることが出来るんでしょう。 -
城隍廟橋からの北側水路の眺めです。
向こうの橋は廊橋です。
外人さんはドイツ人旅行者グループの一部です。 -
城隍廟橋を渡り、西湖街を南に。
途中にありました中国民族楽器店です。
集まってる客はスペイン人旅行者グループです。 -
西湖街をチョイ南へ行き、城隍廟橋の隣りの橋・戚家橋を渡り大新街へ・・。
前を行く人たちはスペイン人旅行者達です。
皆さん陽気です。
横縞のシャツを着たオッチャンは肩たたきを持って店の人となんやらやり合ってました。 -
大新街の様子です。
人が多いです。
この道をチョイ北へ行きます。 -
大新街から美周路へ入ってスグのところで見かけた風景です。
粽を作るオバサンと、それを眺めるアメリカ人旅行者グループの女性2人。 -
アメリカ人旅行者グループが去りましたので、やっと全景が撮れます。
右上に隠れてますが、その看板には「楊家阿婆粽」と書かれてました。
楊家の粽ということなんでしょう。
右上の婆さんが写ってる看板は、テレビで報道された、ということなんでしょう。
目の前で、粽を作ってるのは、その娘さんか、嫁さんか・・・。
でかい洗面器には卵の黄身と脂身付き豚肉があります。
鮮肉栗子粽が5個、10元・・・豚肉と栗入り
鮮肉蛋黄粽が4個、10元・・・豚肉と卵の黄身入り
稲香扎肉が7個、10元・・右の中華なべに入ってる豚肉の葉っぱ巻き醤油煮込み
筍黄豆・・・1斤(500g)8元
燻青豆・・・1斤(500g)10元
菜莧と桂花城糖糕は何だか分かりません。 -
骨付き豚腿肉の醤油煮込みですね。
上には「古鎮燜蹄」と書かれています。
「燜」とは日本語ではモンと読み、
蓋をしてとろ火で煮る、という意味らしいです。
下には・・・
古鎮酥蹄・・「酥」とは食べ物がもろくくだけやすい、ということらしいです。
水郷風味・・・・水郷の風味
免費真空・・・真空パックできます。無料です。
団体優惠・・・・団体割引あり -
終わりに近づきました。
-
広い通り出に出ました。
この先を右に曲がりますと駐車場のある広場に出ます。 -
駐車場へ出るまでに見かけたアパート群です。
上階屋根部分は水郷古鎮風ですね。
ウダツもあるような・・・ -
駐車場に着きましたら旅游4号線が2台待機してましたが運転手がいません、いつ出発なのか分かりません。
対面には人民広場行きのバスが5・6台待機してました。
こちらはスグにも出そうなのが1台。
それに乗り帰りました。
このバスは乗りあいバスですのでアッチコッチ停まります。
延安中路に入りますと、客の希望のところに止まってくれます。我々は花園飯店に近い陝西南路に停めてもらいました。
この写真は帰りのバスの中です。
運転席上部のテレビにはテレサ・テンが・・・・
電光掲示板の日付表示は「2009年08月07日」になってました。この掲示板は日付、時間、温度、注意事項が順に表示されるんですが、時間は14時2分のまま、温度は14度(この暑いのに)になってました。この、キッチリしてないところが、私にはピッタリなのです。
朱家角観光はコレで終わりです。
ここでまとめを・・・・
行きは、上海体育場からの旅游4号線、12元、1時間弱。
場内観光は10元。2時間半。
帰りは京申線、9元、1時間強。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- pont_neufさん 2005/12/07 16:39:53
- こんにちは
- pont_neufです。
さていよいよ明後日から上海です。
日本はやっと冬らしいお天気になり、とても寒いです。
上海はどうなんだろう...
2日目に朱家角に行くことになったので、旅行記見せていただきました。
裏道楽しそうですね。
プリントアウトして、持っていかせていただきます♪
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2005/12/07 20:51:10
- 上海は奥が深いのです
- ポンヌフさん、どうも。
上海は3日に冷たい雨が降りまして、
4日の日曜日にはカラッと晴れ上がりましたが寒波到来でした。
昨日月曜日は、快晴でしたが冷たい風がピューピューでした。
今日は、寒さがいくらかゆるみ、風がなくなりました。
明日辺りからは、快晴でなくて、曇っていくように思えます。
明後日は下り坂でしょう。そうしますと、週末は雨かも・・・・
雨と言っても、霧雨でしょうね。
なんか知りませんが、上海に来る方、若い女性が多いですね。
日本の女性向けの雑誌などで、
上海特集などが組まれてるんでしょうか・・・・。
上海は、なかなか奥が深いです。
初めての上海なのか、どうか・・・・
最初で嫌になるか・・・それとも、お気に召すか・・・・
お気に召したとしても、それは、上海の一面なのです。
興味が湧き、また、上海に来ますと、また違った一面が見えてくるかもしれません。
まあ、とにかく、上海を体験されてください。
でもって、気に入られたのであれば旅行記をアップされてください。
では、一路平安!!
- pont_neufさん からの返信 2005/12/13 16:47:40
- RE: 上海は奥が深いのです
- いや〜、奥が深いですね、上海。
こんにちは。
上海より帰ってまいりました。
12/9は曇り空、12/10、11は残念ながら雪混じりの雨でしたが
大満足の上海でした。
他の女性チームがお買い物に奔走している間、
南京西路や淮海中路の裏道を一人で散歩したのですが、
大好きです、あの雰囲気!
乱立するビルを遠目に見ながら、生活感たっぷりの
古い建物が所狭しとひしめき合ってる。
混沌とした雰囲気に圧倒されながらプラプラ歩きを敢行しました。
「カメラを持った日本人女が何やってるんだ?」って眼で見る
おじさん・おばさんも居ましたが、「写真撮って良い?」と
勇気を出して聞くと、意外とみんなフレンドリーに笑って返事を
してくれました。残念な事に笑いながら「ダメダメ」って人が
ほとんどでしたが...
朱家角も行ってきました。
入村料が居るってことは結構観光地化された街かな〜なんて
なめてたけど、なかなかどうして。ちゃんと村の人も生活してるし
風情のある街でした。
上海の市内から1時間弱でこんなステキなところが残ってるなんて、
驚きましたよ。
今度は村の外のダウンタウン(?)を探索してみたいのですが
危ないかな〜
そうそう、井上@打浦橋@上海さんの写真にも有りましたが
時々村の道の角に置いてある木の桶は?何ですか?あれ。
とにかく又行きます!絶対行きます、上海。
私の予定では3月ぐらいかな、なんて思ってます。
ちょっと気候が安定してきたら必ず!
いやー楽しかった!大満足上海!!
ありがとうございました。
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2005/12/14 07:22:27
- 馬桶(マートン)です
- ぽんぬふさん、どうも。
上海は結構、面白かったでしょ!!
また、いらしてくださいね。
「時々村の道の角に置いてある木の桶は?何ですか?あれ。」
・・・・・は、ですね・・・・
馬桶と言いまして、日本語的に言えば「おまる」です。
「おまる」と言っても分かりませんね・・・つまり、移動式、室内トイレです。
「馬桶」は、「マートン」と呼びます。
昔、天津で働いてるころは、コレを目にすることなかったんですが、
最初に見たのは85年の旅行で行きました蘇州で、でした。
朝、道を歩いてましたら、臭って来るんですよ。
何だろうと思い、じっと観察しましたら、木の桶であることが分かりました。
「蘇州夜曲」のイメージを抱いて蘇州に行ったわけですが、
色々なものがイメージと大違いでガックリしたのを覚えています。
そう抱かせた一因は、この朝の道の「馬桶」にもあったのです。
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