中国悠久3000年の旅(12)泰山前夜ー3、麓の人々。:ちゃおさんの旅行ブログ
泰山と共に生きる人々は何も参道に囲繞している土産物屋だけではない。泰山のある大安市の人口だけでも60万人を越えている。市街地には多種多様な産業、商業が発展し、この山の麓も、綺麗な公園に整備されている。
夕方近い遅い時間。幾つかある公園の内、一天門の直ぐ下に広がる広大な公園「虎山公園」を散策する。
中国の優雅さは大体どこの土地でも共通に見られるが、ちょっとした高台の上には東屋が建っていて、一休みできる物見台になっている。
又、湖沼などの見晴らしの良い場所には浮き身亭などが作られていて、湖面の涼風、鯉、フナ、亀などの淡水魚との触れ合い、などなど、日本の伝統にはないような優雅さがある。
この公園にも丘、湖、沈亭と三点セットは揃えられていて、あまつさえ、遊園地、ローラースケート、などの遊戯施設なども備わっている。
人々はどこからやって来るのか、バイクに幾つものポリタンクを載せ、井戸水を汲みにきている。「泰山の霊水」を求めに市内からやって来ているのだろう。
泰山から流れ落ちる川水を貯水している大きな湖。「泰山湖」。井の頭の池の数倍程もある大きな貯水湖の中で、よく見ると何人かが遊泳している。3月、まだ外気は少しばかり寒さを感ずる中で遊泳とは元気なものだ。しかも広い湖を悠然と泳いでいる。
日本では真冬の一日、寒中水泳と称して、裸で海に飛び込む行事が各地であるが、ここでは真冬でも毎日氷の張らない日は今日のように悠然と泳いでいる。「寒中水泳倶楽部」。
学術も技術も精神健康面も中国人は日本人のもう既に遥か先を行っているようだった。
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