安芸の宮島・弥山(みせん)登山−博奕尾(ばくちお)コース(2011年12月現地確認済):ちとしさんの旅行ブログ
安芸の宮島の弥山(みせん)へ登るにはいくつかのコースがありますが、瀬戸内海の島々を眺めながらの尾根コースをご紹介します。
写真の弥山頂上の左側にのびる稜線伝いに登ってゆくコースです。
ばくち尾尾根は厳島(いつくしま)山脈縦走コースです。この尾根に取り付くにはいくつかのコースがありますが、ここでは標識の完備しているポピュラーな「ばくち尾コース」をご紹介します。
◎ばくち尾〜獅子岩〜弥山頂上〜大元公園
■所要時間はかなりゆっくり歩いて約4時間30分です(休憩含まず)
■適度な休憩と30分くらいの食事時間を含めると5時間くらいだと思います。(個人差があります)
◎「博奕尾(ばくちお)」の表記は、「博打尾」「博奕尾」「ばくち尾」などがありますが、ここでは「ばくち尾」とします。
■「観光コース」ではありません。トレッキングコースです。革靴、サンダル履きは不可です。
宮島の弥山に登るためには宮島口からフェリーに乗って宮島に渡ります。
遠方から来られる場合、宮島口には自家用車の駐車場が完備しています。
宮島口桟橋前商店街にはコンビニがあります。
荷物を軽くしたい場合には、JR宮島口駅、宮島口桟橋、宮島に渡ってからフェリー乗り場にコインロッカーがありますので預けることも出来ます。(帰るときに忘れないでくださいね)
◎観光案内所には無料の宮島イラストマップがあります。トレッキングルートの概略をつかんでおきましょう。
待合室を出ると、朱(あけ)の大鳥居を目指して右手に進みます。
◎その前に、トイレを済まし、飲み物が十分かを確認してください。
回廊入り口を右手に見ながら進むと、「宮島ロープウェイ入り口」のゲートがあります。(桟橋からここまで約15分)
この下を進みます。
ここを通らずに、回廊沿いに進むと「弥山登山大元コース」方向です。
下山時はここへ出てきます。(干潮時には大鳥居の前を徒歩で横断できるので、この道を利用せずに桟橋へ行けます。いいでしょう)
岩惣の裏手の赤い橋を渡ります。
橋の欄干に手をかけて写真を撮ってもらっている人がいると思います。
この辺りから紅葉谷(もみじだに)になります。
季節には紅葉がとてもきれいです。
雰囲気のある美しい公園です。
これからばくち尾尾根を伝って榧(かや)谷〜獅子岩〜弥山へと進みます。
右手は紅葉谷(もみじだに)、振り返ると朱(あけ)の大鳥居が見えます。
左手には広島市を臨み、散在する瀬戸内の小島がきれいです。
標識から12〜13分で、包ヶ浦(つつみがうら)方向との分岐があります。
ここで間違うこともないでしょうが、右手の細いほうの道が獅子岩、弥山方向です。
包ヶ浦分岐からすぐに、石柱が立っています。ここで右方向の道へ進みます。まっすぐ行っても大丈夫ですが、道が荒れています。
ここも含めて、途中何か所か分岐があります。気がつかずに通り過ぎる分岐もありますが、メインのコースははずれないようになっていますので大丈夫です。
15分ほどで、道が人為的な倒木で塞いであります。左手に道がありますのでそっちへ進みます。
宮島の登山道は、ボランティアさんのお力でその都度整備されていますので安心して自然を楽しめます。
でも、大きな台風や大雨により自然の倒木で塞がれているところもあります。自然の倒木か人為的に塞いであるのかを見極めることも大切です。
やや平坦な尾根筋になります。
前方の小山の向こうが榧(かや)谷のロープウェイ駅です。そこまで約20分です。ちょっと下り、すぐに小山への登りになります。
足元は花崗岩の砂利が多くなりますので気をつけてください。
小山を登り切ると前方にロープウェイの獅子岩駅と右手に弥山頂上が見えます。
ここから約30分で獅子岩です。もうじきです。
ロープウェイの榧(かや)谷駅の建物の下を潜り抜けます。
以前は、この通り抜け道は、砂が積もっていて、腰をかがめても背中に背負ったザックが、「ザッ、ザッ」と天井に当たるくらいだったのですが、今では、整備されて普通に通り抜けられます。
「お腹がすいて力が入らない」方はこの辺りが弥山(みせん)頂上まででは最後の昼食場所です。
景色もいいし食事にはうってつけの場所です。
ここから先はお猿さんが出る可能性がありますので、お弁当は広げられません。
獅子岩から弥山本堂、霊火堂まで約20分です。
本堂の裏側に回ってみてください。展望が開けています。
霊火堂の中では消えずの火が燃えています。
お湯も頂けます。中は煙たいですが体の浄化になるかもしれません。(入るときには被り物は取りましょうね)
時計回りに回ります。
弥山頂上展望台です。1階は食堂になっています。
メニューは写真を拡大してご覧下さい。
トイレはこの建物の左側を回ったところにあります。
展望台から弥山頂上を見下ろした写真です。広場中央の石柱が三角点です。
下りは右方向に進みます。
◎宮島桟橋から約2時間40分です
大日堂から5分ほどで、御山(みやま)神社方向への分岐があります。
御山神社はすばらしいロケーションに建っています。
いかにも山岳信仰の神社といった感じです。
時間と体力に余裕があればぜひお立ち寄り下さい。
5分ほどです。
◎厳島山脈縦走のコースはこの方向に進み、奥の院経由でさらに奥の岩船山に向かいます。
弥山頂上から20分で分岐点に着きます。
左に行くと奥の院です。右は大聖院コースですが2008年7月現在工事中でしたが、2008年10月から通行可能になりましたので、ガードは撤去されています。
まっすぐ進むと駒が林分岐経由で大元公園へ下ります。
■この地点で薄暗くなっていたら先を急いでください。谷筋は真っ暗になります。
駒が林は、「林」と名前がついていますが、大きな岩が頂上になっている山の名前です。
5分ほどの急峻を登るとすばらしい景観が待っています。
大元公園へは左の道をとります。
駒が林分岐から5分ほどで、大元谷へ下る地点に着きます。
ここからは一気に谷筋を下ります。
やや湿っぽく、コケの生えている石も多いので、足元に十分注意して下ってください。
下り始めて4〜5分で左下に岩屋大師がお祭りされている場所があります。
すぐ下です。10歩ほど下れば神秘的なお大師様にお目にかかれます。頭に気をつけて岩の下へ入ってください。
大元公園へ向かうこの谷筋には大きな岩がたくさんあります。
何百年、何千年前からここにあったのだと思うと不思議な感じがします。
この岩の隙間からは、冷風が吹き出しています。
大元公園の名前の由来にもなっている大元神社です。
大元公園は訪れる人も少なく、自然の豊かな静かな公園です。
ここを通る人は弥山を目指す登山者や、弥山からの下山者がほとんどです。
ここから宮島桟橋までは20分くらいです。
潮が干ていれば湾に降りて朱(あけ)の大鳥居の大きさを実感したり、海側から回廊を眺めてみてください。
登山靴で浅瀬をバシャ、バシャと歩いて一般観光客の皆さんを羨ましがらせたりして疲れをとりましょう。
◎谷筋へ下り始めて約1時間で大元神社に着きます。
■所要時間は私個人の所要時間です。個人差がありますので参考にとどめてください。
■山の中には街路灯はありません。所要時間を計算して弥山登山をお楽しみ下さい。暗くなると天狗が出ます。
☆私のブログ「ネパールの風にふかれて」
→ http://sky.ap.teacup.com/ito-biz/
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