京都駅周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
創業文政元年(1818年)の京都老舗旅館の一つで「川端康成、三島由紀夫、チャールズ・チャプリン」が愛した宿らしい。<br /><br />「へぇ?あのチャップリンも来たのかぁ?」とこの宿の歴史に驚く。<br /><br />その中でも今回滞在した準特別室は作家・三島由紀夫がよく好んで利用していたらしい。<br /><br />三島由紀夫というと「暁の寺」という大変有名なタイを舞台とした著書があり、なにげに「ちんちくりん」の活動範囲と重なる。<br /><br />丁度、2012年の今「サド侯爵夫人」のお芝居で脚光を浴びている作家さん。<br /><br />そんな由緒ある凄い宿とは知らずにおバカな「ちんちくりん」は前日に「部屋空いてますかぁ??」と気軽に電話で尋ねるもとてもマイルドな対応。<br /><br />このお部屋だけが空室だとのこと。<br /><br />その後、この部屋こそ三島由紀夫お気に入りの一室だったと知る。<br /><br />宿泊前に知っていたらまた違った視線で滞在時間を楽しんだことだと思う。<br /><br />京都駅からタクシーで向かうと入口ですぐさま受付の人間が対応。<br /><br />うーん。<br /><br />とてもスマート。<br /><br />入口はすこし薄暗く香が焚かれている。<br /><br />ホスピタリティーは非常に高く完璧に近い。<br /><br />格式が非常に高いのにもかかわらず暖かさがあり。。。ちょうどお祖母ちゃんの家に帰ってきた・・・そんな感じ?<br /><br />非常に奥行きの狭い急な階段を登って部屋に案内された。<br /><br />今回、宿泊の準特別室は2間続きの間。<br /><br />部屋の真ん中にある洗面台だけが中途半端な昭和時代のもの。<br /><br />さすがに部屋はかなりの年季が入っており主観では「メンテナンスは十分とはいえないのじゃないのかなぁ」と思う。<br /><br />というのかメンテナンスが出来ているからこそ、この程度で落ち着いているのか?<br /><br />うーん、、、おバカな「ちんちくりん」には良くわかりません??(´д`)??<br /><br />雰囲気を保つためか?。。。そんなことを気にしてはいけない宿なのか?。。。<br /><br />快適かといわれると本当に「うーん」となる、、、、歴史あるこの宿に対してなんとも身の程知らずで失礼な「ちんちくりん」(笑)<br /><br />襖の高さは170センチ程度。<br /><br />「ちんちくりん」は身長180センチあるのでとにかくガンガン頭を打つ。・゚゚・(&gt;_&lt;)・゚゚・。<br /><br />お風呂やトイレもびっくりするぐらいに小さくアメニティー類も最小限。<br /><br />設備が古くてもアメニティーなんかは経営努力で幾らでも力をいれることが出来るわけで、、、やはりそこまで考える必要のない程の売り手市場の宿なのか。<br /><br />こういった処は有名宿ゆえのおごりなのか熱海の高級旅館の強羅花壇等に良く似ている。<br /><br />特にトイレは本当に本当に小さく体の大きな「ちんちくりん」には苦痛。<br /><br />また、なぜか洋式のすぐ横に和式タイプもある。<br /><br />リフォーム代金をケチったとしか思えない。。。<br /><br />あと、やっぱり冬は寒い。<br /><br />正直快適さを求めるのであれば最近できた新館の方が良いかも。<br /><br />只、200年といった建築物の雰囲気や趣はなかなか他では体験できるものではないので興味のある方にはそれなりに楽しめると思う。<br /><br />お食事は京料理で少し近代風にアレンジされたもの。<br /><br />全体的な味もバランスも旅館としてはトップクラス(゚д゚)ウマー<br /><br />正直このレベルの料理をだせる旅館はなかなかない。<br /><br />料理に関してはとても楽しませて頂いた。<br /><br />また、この宿は京都の町中にあるが意外に夜はひっそりとして静か。<br /><br />この旅館のレストラン「ミシュラン1星」を獲ったようです。<br /><br />納得。<br /><br />次の日、女将さんに教えて頂いたすぐ近くのお薦めレストラン「室町和久傳(京料理)」、「木屋町櫻川」も良い。<br /><br />また次、機会があれば立ち寄ってみたい旅館の一つ。<br /><br />間違いなく新館を選ぶとは思いますが。。。<br /><br /><br />Instagram<br />https://www.instagram.com/piconi3/<br /><br /><br />京都 室町和久傳 夜に行ってきました。ミシュラン☆<br /><br />夜編<br />http://4travel.jp/traveler/chinchikurin/album/10310589/<br /><br />昼編<br />http://4travel.jp/traveler/chinchikurin/album/10310586/

京都 柊家 準特別室 に宿泊してみました。ミシュラン☆

31いいね!

2008/11 - 2008/11

660位(同エリア3719件中)

旅行記グループ 京都

0

55

ちんちくりん

ちんちくりんさん

創業文政元年(1818年)の京都老舗旅館の一つで「川端康成、三島由紀夫、チャールズ・チャプリン」が愛した宿らしい。

「へぇ?あのチャップリンも来たのかぁ?」とこの宿の歴史に驚く。

その中でも今回滞在した準特別室は作家・三島由紀夫がよく好んで利用していたらしい。

三島由紀夫というと「暁の寺」という大変有名なタイを舞台とした著書があり、なにげに「ちんちくりん」の活動範囲と重なる。

丁度、2012年の今「サド侯爵夫人」のお芝居で脚光を浴びている作家さん。

そんな由緒ある凄い宿とは知らずにおバカな「ちんちくりん」は前日に「部屋空いてますかぁ??」と気軽に電話で尋ねるもとてもマイルドな対応。

このお部屋だけが空室だとのこと。

その後、この部屋こそ三島由紀夫お気に入りの一室だったと知る。

宿泊前に知っていたらまた違った視線で滞在時間を楽しんだことだと思う。

京都駅からタクシーで向かうと入口ですぐさま受付の人間が対応。

うーん。

とてもスマート。

入口はすこし薄暗く香が焚かれている。

ホスピタリティーは非常に高く完璧に近い。

格式が非常に高いのにもかかわらず暖かさがあり。。。ちょうどお祖母ちゃんの家に帰ってきた・・・そんな感じ?

非常に奥行きの狭い急な階段を登って部屋に案内された。

今回、宿泊の準特別室は2間続きの間。

部屋の真ん中にある洗面台だけが中途半端な昭和時代のもの。

さすがに部屋はかなりの年季が入っており主観では「メンテナンスは十分とはいえないのじゃないのかなぁ」と思う。

というのかメンテナンスが出来ているからこそ、この程度で落ち着いているのか?

うーん、、、おバカな「ちんちくりん」には良くわかりません??(´д`)??

雰囲気を保つためか?。。。そんなことを気にしてはいけない宿なのか?。。。

快適かといわれると本当に「うーん」となる、、、、歴史あるこの宿に対してなんとも身の程知らずで失礼な「ちんちくりん」(笑)

襖の高さは170センチ程度。

「ちんちくりん」は身長180センチあるのでとにかくガンガン頭を打つ。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

お風呂やトイレもびっくりするぐらいに小さくアメニティー類も最小限。

設備が古くてもアメニティーなんかは経営努力で幾らでも力をいれることが出来るわけで、、、やはりそこまで考える必要のない程の売り手市場の宿なのか。

こういった処は有名宿ゆえのおごりなのか熱海の高級旅館の強羅花壇等に良く似ている。

特にトイレは本当に本当に小さく体の大きな「ちんちくりん」には苦痛。

また、なぜか洋式のすぐ横に和式タイプもある。

リフォーム代金をケチったとしか思えない。。。

あと、やっぱり冬は寒い。

正直快適さを求めるのであれば最近できた新館の方が良いかも。

只、200年といった建築物の雰囲気や趣はなかなか他では体験できるものではないので興味のある方にはそれなりに楽しめると思う。

お食事は京料理で少し近代風にアレンジされたもの。

全体的な味もバランスも旅館としてはトップクラス(゚д゚)ウマー

正直このレベルの料理をだせる旅館はなかなかない。

料理に関してはとても楽しませて頂いた。

また、この宿は京都の町中にあるが意外に夜はひっそりとして静か。

この旅館のレストラン「ミシュラン1星」を獲ったようです。

納得。

次の日、女将さんに教えて頂いたすぐ近くのお薦めレストラン「室町和久傳(京料理)」、「木屋町櫻川」も良い。

また次、機会があれば立ち寄ってみたい旅館の一つ。

間違いなく新館を選ぶとは思いますが。。。


Instagram
https://www.instagram.com/piconi3/


京都 室町和久傳 夜に行ってきました。ミシュラン☆

夜編
http://4travel.jp/traveler/chinchikurin/album/10310589/

昼編
http://4travel.jp/traveler/chinchikurin/album/10310586/

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
5.0
ショッピング
4.0
交通
4.0

PR

  • まだ、紅葉していませんでした。

    まだ、紅葉していませんでした。

  • ここになんども頭をぶつけました

    ここになんども頭をぶつけました

  • 水圧も温度も不安定です<br /><br />シャンプー類もいまいち<br /><br />ここもとても小さい<br />

    水圧も温度も不安定です

    シャンプー類もいまいち

    ここもとても小さい

  • めちゃくちゃ狭いトイレです<br /><br />なぜか和式も?

    めちゃくちゃ狭いトイレです

    なぜか和式も?

  • 脱衣所も狭いです

    脱衣所も狭いです

  • すぐこういった裏を気にしてしまうおバカ「ちんちくりん」

    すぐこういった裏を気にしてしまうおバカ「ちんちくりん」

  • でもよくできてます

    でもよくできてます

  • うまうま

    うまうま

  • 京都の黒地ビールだそうです。なかなか美味しいです。

    京都の黒地ビールだそうです。なかなか美味しいです。

  • 松藻だそうです。<br /><br />初めて食べました。

    松藻だそうです。

    初めて食べました。

  • 料理は言うことありません<br /><br />素晴らしいです

    料理は言うことありません

    素晴らしいです

31いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

京都

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP