北京奮闘記078～正月初五は祭財神を迎えて

2008/02/11 - 2008/09/11

中国の正月は農歴。
今年は２月７日で、その日を「初一」と呼ぶ。大年初一、正月初一など。

そこから数えて五日目の今日「正月初五」は、祭財神を迎えると言う習わしから、
またまた花火や爆竹で、街中が賑やかになる。

また、商いの習慣では、「初一に店じまいして初五に店開きする」と言う慣わしもあるが、
こちらは、現在は小店舗に当てはまる感じで、彼らも新年を家族団らんで過ごした後、
初五から心機一転で店を再開する。
しかし、現在の大きなスーパーなどは、フル営業の所が殆ど。

今日は正月程では無いようですが、花火の様子を少しですけど載せてみました。
目の前の花火は迫力ものでした。(^ω^；

エリア 北京(中国)

やっぱり北京は明るいっ！！(^ω^
陽差しがこんなに眩しい！！(＞▽＜

今、中国に来るなら北京ですね。
華中以南は毎日が曇天。雪害で色んな不便が伴うので時間などのトラブルも否めず危険ですし。
兎に角、この晴天が何よりです！

綺麗にされた「道路沿い」の老百姓住宅。
光に照らされ誇らしげ…ではありますが、同じ小区内でも、その向こう側は放ったらかし。(・_・|||

これ、言うなれば中国を代表してますね。
ＯＬ対策なんですけど、通りから見える所だけ美化。
みなさんも中国に係わる時は、言葉や外見だけにとらわれて誤魔化されないよう、いつも現実を見抜くように心掛けましょう！

遠くに見えている第三国貿ビル。
徐々に硝子が張られて来ていますね。
上部の格子部分が埋まるのはいつ頃でしょうか？

お向かいさん。
勁松嘉園は、元々が総タイル張りなので綺麗です。
雨でも余り汚れないのは、特殊コーティングタイルを使っているのかも。
後で頻繁に清掃する事を考えると、先に投資しておけば、実質経費は浮くんですよね。

そのマンションの麓の様子。
バス停前ですけど、いつもの果物屋さんが頑張っています。

彼ら、朝早くから夜遅くまで、殆ど１５時間以上勤務です。
勤労者の鏡ですね。

夜です。
突然ですけど、タイトルのシーンへ一気に飛びますね。(^^

あちらこちらで爆竹などの音が聞こえてきたので、窓を開けて構えて待っている所。

寒ぅ〜〜
表は-5度位です。(＞ω＜；

わ！
遠く、道の先を見ていたら、向かいの小区内であがりました！

向こうの小区からも。
一度上がると７，８発出るんですけど、２秒のセルフで撮影しているので、タイミングがずれて、中々上手く撮れません(^^；
（三脚を上海に自宅に置いて来ちゃって…）

今日の月は三日月です。
遠くの方でも上がっていますね。

ちょっとまばらで撮りにくいです。
でも、音は結構もの凄いんですよ！

また元の位置へ。
ベランダで右往左往しております。(^^；
裏をかかれている感じで、無いので移動したら、また元の方で始まる・・・って感じを繰り返していました。(；_；

今度はヒット！
真下からでしたので、ほぼ真正面で見られました。

ここは１４階ですから、１２，１３階が真正面でしょうね。

またヒット！
タイミングが合ってきたようです。

正月初五の謂われを簡単に紹介しますと、
祭財神は、またの名を路頭神と言い、道の神を祭る事になっているそうです。
財は「東西南北中」の全ての方角から出入りし、その道を通ることから、「五路神」とも呼ばれます。
正月初五は、この祭財神の誕生日なので、中国の慣わしに従って盛大に賑やかにして讃えるそうです。

破裂後に浮かんだ烟が可愛いです。

この日、爆竹の破裂と共に肖る事に、「送窮」と言うものがあります。
貧乏神を追い払い、祭神を呼び寄せるんでしょうね。

「送窮」は、一種の民間風習の独特なものらしく、紙で女性の人形を作り、その人形は紙袋を背負っています。
これは「掃晴娘」「五窮婦」「五窮娘」等と呼ばれます。
この袋の中に、年始の土埃を掃除して詰め込み、爆竹で吹っ飛ばしてお祓いをします。
この催しを「送窮土」と呼び、同時に新鮮な肉を鍋に放り込んで作った伝統料理を頂き、凶運祓いと財運を呼び込む仕来りだ‥と言う事です。

民間広汎流行的送窮習俗，反映了我国人民普遍希望辞旧迎新，送走旧日貧窮困苦，迎接新一年的美好生活的伝統心理！

さて、今年はこま達も、貧乏生活から脱出する事が出来るでしょうか？
(*^ー^*；

あ！花火あげてな〜い！(’口’|||