久しぶりに北京出張・其の壱～夜光列車に座って・・・～

2007/09/02 - 2007/09/03

久々に北京。実に３年ぶりです。

５日前に切符を買いに行ったけど、８月末から９月は大変な時期。
２００４年の敦煌でも、帰りに大変な目にあった時期です。
一番の希望はＴ１１０次列車。
でも、「無いわよ！１０日前に無くなったわ。こんな時期なんだから、来るの遅すぎ！」
と言われちゃいました！(^^；
なので、Ｚ２２次の軟座に「座って」一晩を過ごす事になりました・・・。

Ｚ次列車は、例の北京直通高速列車。
これ、基本的には、全席「夜行ファースト寝台（軟臥）」。
上海から北京へは、Ｚ２，６，８，１４，２２次の５つ有る中、
二桁の列車には「夜行グリーン座席（軟座）」が有るんです。

軟臥で行こうと言いましたが、爺ぃが「軟座も良い感じじゃよ」と言って聞かず、
これに決定しました。爺ぃは２ヶ月前にこれで北京入りしているので、
リクライニングもするし、清潔だし、シート幅も広いので大丈夫と言い張ります。

義烏など、５時間の列車でも椅子に腰掛けて仮眠出来るので、まあ何とかなるかな・・・
と思って、取り敢えずそれに決定。。。

２００元をケチった結果がどうなるのか・・・それは到着してからのお楽しみです。。。

エリア 上海(中国)

Ｚ２２次列車は７時３８分発。
出発は夕方５時にしました。
６時だと、ラッシュアワーの真っ直中で、えらい目に遭いそうなので。。。

画像は場中路にあるクライスラーなどの車両も扱っている車のディーラー。
大元は大衆タクシーの修理工場でした。

場中路−共和新路に建設中の「閘北商業城」。
かなりデカイです。

元々、この辺りに何があったのか・・・覚えてません。(^灬^；

高架道路に乗ります。
今日は、曇は多めでも青空が出ている良い天気でした。
灰色と白の雲のコントラストが綺麗でしたが、写真では上手く表現出来ませんね。

創文明城区
建話諧閘北

閘北だけのスローガン。。。
上海人が肝心な時に纏まらない理由が判ります。
もう少し協調性を持って欲しいですけど、長年の習慣ですから仕方なし・・・

あ、またまた見えてきました、天目路の凱旋門大厦。
保健関係のあの薬も沢山売られているビルですね。(*灬☆)\バキッ！（もうエエっちゅうねん！）

またまた見えてきましたこの風景！
コレが見えると上海駅が間近です！

タクシーは地下タクシー乗り場に到着するので、エスカレータを昇った所は、駅名が正面に見えるこんな風景です。

夕闇迫る上海駅！

我々は、軟席候車室へと向かいます。
軟座以上の切符を持っていれば、無条件で入って座れます。

そこにはこんな水槽もありまして、気分的にも優雅です。。。

が、暗いのが玉に瑕って感じでしょうか。

大きな大きなソファがあってゆったり出来ます。

ピアノですが、引いている所に出会った事ありません。。。

やっと検札時間。
ファーストの待合室からは、直接ホームへ上がれます。
ただ、案内は「奥のエスカレータから」と言っていますが、手前のエスカレータから上がった方がコンコースには近いです。

列車は直ぐの５番ホームでしたが、乗り込む車両が「１６号車」。
降りてきたら５号車だったので、かなりの散歩を強いられました。

グリーンの意味が感じられません。
（全席グリーンだから仕方なし・・・）

お馴染みの白い車体。
グリーン寝台は以前にも乗った事がありますが、グリーン「座席」の夜行は初めて。

我々が乗る列車は、「グリーン（軟座）」と聞くと良いですが、夜中を「座って」過ごすんです。
軟座が２８３元、軟臥が４９９元。
軟臥、一般の特急の軟臥と同じ価格ですが、列車に硬臥がつながっていないので、客層がゴロッと変わって静かです。

因みに、一般の特急硬臥は３２０元。
なので、そちらは速攻で無くなってしまうんですね・・・・

荷物置きの台もしっかりしていますね。
この列車のランク一つ下の特急でも、こんなしっかりしていません。

全体も清潔ですね。
（トイレは使い方が荒かったですが・・・）

座席はこんな感じ。なんか、青いシャツを来た腹ボテおやじのお腹みたいです。。。(^灬^;

夜の１時頃までは寝られると思っていましたが、その先中々眠れません。
パソコンで音楽を聴いていましたが、電池が切れて暫く暇になり、その後爺ぃが寝たので、彼が聞いていたＭＤで、張鎬哲を聞いていました。
（張鎬哲：中文ブログのＢＧＭhttp://hi.88trip.com/koma/index.htm）

ＭＤを４枚聞いても全然寝られず、もう寝るのを諦めていると、あらら、外が明るくなってきました。。。

しまった、、、
徹夜してしまいました。

家ではしょっちゅうのことですが、列車に揺られてのコレは、到着後の行動に影響するのでは・・・・・


今回の教訓。
差額の２００元はケチらず支払いましょう！！！(＠灬＠；