2006/08/19 - 2006/09/19
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こまちゃんさん
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9月5日前半。
南疆旅情の第3弾は、カラクリ湖行きをキャンセルしたので、丸一日のんびりする事にした。
その代わり、爺ぃは空いた時間を利用して、宿題の作画に専念すると言う事でホテルに残った。
相変わらずの空の砂で、景色も灰色、気分も灰色。。。
数年前の大雨で、土砂に埋もれ半壊する程大打撃を喰らった国際貿易市場が、今は新装オープンしているというので、韓さんに連れられ見に行くことにした。
まずは、その国際市場散策から艾提{及小}爾広場(エイティガール広場)までお付き合い戴こう。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
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-
今日もまた白く濁った空。
上空の砂がどの位舞っているのか、、、太陽が出ているのか居ないのかも判らない位だ。 -
そんな中、今日は喀什の大型市場「喀什中西亜国際貿易市場」へ出掛けた。
爺ぃは、頼まれた絵を仕上げるというのでホテルで居残り、今日は韓さんの案内で出掛けた。
画像は、その市場の沢山ある出入り口の1つ。 -
その門の所に、どっさり石榴が積んであった。
真っ赤に実ったその地肌が、甘さを誘って香ってきた。
そう。ここの石榴は「甘い」のだ。
皮殻も弾けず、このまま実る。 -
お!ここは石榴ジュースの直販じゃない!?
この厳つく大げさな機械は、石榴絞りマシーン。
早速頼んでみた。
この石榴絞りマシーン、ここ国際貿易市場内でも売っていた。新疆辺りでしか需要無い気がするけど・・・ -
「甘くなければ支払わないヨ」
「ダイジョブ。甘イヨ(維吾爾訛)」
「ちょっと渋いよ」
「デモ実ッテテ甘イネ(維吾爾訛)」
3杯で6元だった。
(ジュース撮せよ!) -
葡萄売りのお爺さん。
元気ないなぁ・・・ -
泣かない泣かない・・・(~_~;
(・・・フィクションです) -
市場に入った。
「少年」クニクニに変身していた。
目に付くものが興味でいっぱい。
しかし、新しくなった市場内は、昔の台に並べた感じの店ではなく、大きな個室が軒を並べていた。
これでは何時も行く、浙江省「義烏」の問屋と違いがない感じで詰まらない・・・。 -
スカーフ。
偽物も多いので要注意の代表。 -
店を見ながら歩いていたら、一旦表に出てしまった。
すると正面に出たようで、丁度良いから写真をパチリ! -
その近所には、果物売り場が固まっていた。
石榴に无花果(新疆イチジク)、干果類が沢山売られている。 -
外はまだまだ砂霞でいっぱい。
いつになったら晴れるのだろうか・・・ -
再度進入。
お爺さん、その髭だったらモップ要らずやね。
こまが絵を描く時、消しゴムかけして鳥の羽根の刷子(ハケ)ではらうけど、その髭が有れば、頭を左右に振るだけで、即掃除できそうやし・・・。
人の髭で遊ぶな!(^ω☆)\バキッ! -
店舗の並んでいる様子は、こんな感じになっている。
昔の熱気が全くなく、閑散として淡々と時が流れている。喀什に熱閙地点が無くなってしまった感じだ。 -
何か、ホント「問屋街」って感じ。
この辺りの帽子屋で、クニクニはハンドメイドの花帽子を買う。
礼服用などに使う上品なタイプで、被っている人は知識人クラスだという。
韓さんが維吾爾語で価格を尋ねると、最初は100元と言いだした。
何となく言い出し価格が低く感じられた。
すると、、、やはり値切れない。
クニクニが、笑いながら手招き交渉。
店主:「98元」
国国:「80元」
店主:「97元」
国国:「85元」
何か、低次元の値切りが続いているけど、シルクの手刺繍帽子は、普通はこんな安い価格では始まらない。地元人と言う事で、最初から即売価格できたようだ。
結局、90元で買えたが、クニクニ中々の強者だった。(^^; -
今度は南疆英吉沙のナイフ。
色々見せて貰っていたら、店主が奥から、職人の名が入った品物を2本持ってきた。
そのウチの一本は飾りも彫刻も細かく、優れたモノだった。
価格は・・・・380元。
高・・・
でも、これも相場だった。
さっきと同じ情況で、クニクニと店主の掛け合いが始まった。
やっと、330元まで下がったが、物が良いらしく中々下がらない。
帰ろうと呟くと、何とか320元まで下がった。
こんな下がりの悪さは未経験だが、やはり地元韓さんの存在が、最初に実効価格を引き出しているのだろう。
早速ナイフを腰に付けるクニクニ。
彼が被っている帽子が、先程購入した花帽子。
このナイフ屋まで50m位だったが、結構店のみんなまでもがジロジロ見て行くのだった。
(単に旅行客として見ていただけなのだろうか・・・?) -
他は、半分以上が「本当の卸問屋」になっていた。
日用品や化粧品が「批発」として売られていた。
買うモノも買ったし、これ以上居ても詰まらないので、この辺で引き上げる事にした。
出てくると、その入り口には果物類の販売が沢山居た。
この爺さんは、棗干(乾燥した棗)を売っている。
「爺さん」と言っているが、髭のせいで年が良く判らない。
本当は「おじさん」なのか、爺さんなのか・・・?? -
こっちは完全に「にいちゃん」。
无花果を売っている。 -
お!
クニクニが買った帽子と同じものを被っている人発見!!无花果を吟味していた。
そう言えば、上の画像に彼の足下と杖が写っている。
帽子を買ってから周りを見ていたが、この手のモノを被っている人に中々出会わなかった。話しにあったように、特定の人しか被らないようだ。
聞くと、このお爺さんのような服で、職業が判るらしい。
学者、教授、先生等々、「有学問的人物」との事。
すると、昨日クニクニが香妃墓で着た衣装も、こんな感じのストライプ入りだったよな・・・。 -
无花果売りの長蛇。。。
-
石榴。
誰かが選んで袋に詰めていた。
買っていったが、後に2つ転がって・・・
メキョ!
踏みつぶされても愛嬌みたいだった。
買えば、1個2,3元は取るのになぁ・・・ -
自転車で彷徨いている外国人に遭遇。
-
もう一台。
実は、ただ単に彷徨いているのではなく、翌日驚く事態になる事を、この時知る由もなかった。 -
さて、車を捕まえて帰るとしよう。
昼食に、またあの旨い羊肉串をリクエストした。 -
バザーの通りに到着!
木製日用品専売店。
ウチには、ここの木製スープスプーンがある。
ヨーロピアン仕様で中々良い。 -
驢馬車と変な番号の新型車。
「新O 32222」はドコかな?
喀什は「新Q *****」だから。 -
到着!
また来ました。
兄ちゃん、ニコッと微笑んで、「まいどっ!」
・・・とは言わないけど、そんな感じで。。。 -
これが旨い羊肉串「1元(0.8元)」
気分で値段変えないでヨ!
ご覧の通り、お馴染みの(?)香辛料も何も無し。
このまま焼きながら、例の大きな板っ切れ団扇で仰ぐだけ。
できあがりは焼き跡だけの「そのまんま串焼き」。
下味には、油に大蒜エキスや胡麻油などを使うらしいが、表面はこんな感じで赤や茶色のつぶつぶは無し。
(詳細は“企業秘密”かぁ・・・・・(ーー;)
孜然(クミン)無しの羊肉串(シシカバブ)なんて・・・と言われるかも知れないが、考えてもみて!!ここは「本場」の、しかも地元で有数の超名店だ。 -
肉が焼けるまで店内で待つ。
これが店内。
狭い、暗い、・・・・
でも、余りの旨さに来てしまう。
昨日言い忘れたが、テーブルに出された「ナン」が、これ又「最高〜」に旨い。
喀什でカバブを頼むと、必ず小型のナンが下に敷かれて出てくる。
肉がくるまでに出ているが、焼けた肉をこの上に置くのだ。
混んでいる時は、肉が来るまでにナンを食べちゃう事も。言えばもう一枚呉れる。(気分次第だとは思うが…) -
韓さんと、すっかり意気投合したクニクニ。
会話して居るみたいだが、横にいるこまは、とっても忙しいトランスレイターマン・モード。。。(--; -
隣の烤包子も戴いた。
食べ終わり、町をウロウロしながら帰る事にした。
楽器屋の看板。
初めて出会った「まともな日本語」。しかも、オマケに「ウイグル楽器工房」と、中文が「維吾爾民族楽器店」に対し、日本ならこう書くかもレベルで仕上がっているじゃないか!
「・・・工房」なんて、中々訳せないよなぁ。ウン
敦煌の「ヌーハーマーターツート」なんか比べものにならない完璧さ!
妙に感動、感激してパチリ!
(何つまんないトコばっか見てんの?) -
街角で、のんびりしている感じの維吾爾人生活風景を見ながら、取り敢えずエイティガール広場まで向かう事にした。
-
砂と埃の街並み。。。
-
意気投合した新コンビ!
-
大きなモスク前にて。
-
私設病院。
「医療診所」以外全部維吾爾語なので、何て書かれているかサッパリ・・・
韓さんは読めて書けて話せる本物のバイリンガル。 -
爺ぃの好きそうな木工店。
後に、ここで材料を捜す事になるとは、この時は夢にも思っていなかった。 -
丸いパンのような「ナン」。
維吾爾の朝は、大抵このナンと独特な風味の豆乳。
(敦煌の司馬義おやじの家で戴いた事があるが飲めなかった。) -
すると、直ぐ近所にナン専門店が幾つも並んでいた。
昨日は気付かなかったなぁ・・・
しかし、デカいなぁ! -
ほら、韓さんと比べても、彼のお腹とドッコイの大きさ。(*ω☆)\バキッ!
-
ナンが主食の世界。
維吾爾人でなければ、この売り方は問題視する人も多いだろう。 -
殆ど凍っている飲み物たち。
暑い所で良く見かけるが、水だけなら良いが、他のドリンク類は最後に水分の氷だけがボトルに残るので、水くさくなってしまうのがネック・・・ -
人が多いと思ったら、丁度お昼時だったようだ。
14時は、新疆時間では12時なのだ。 -
歯医者の看板。
知っている人は何ともないだろうが、新疆の看板は、商品を「リアル」にイラスト化するものが多い。
商品の無い歯医者は、歯の断面図や入れ歯が描かれている。 -
プルーン売り。
-
お爺さんが、深刻な顔をして何かを選んでいた。
-
店は何の店・・・?と見てみると、香辛料店だった。
亀の甲羅ならぬ、「亀の腹皮」
漢方系の調味料になるのかな? -
胡椒や孜然など、、、
他に、韓さんでも判らないものまで沢山揃っていた。 -
お爺さん、何か判らないけど1kg程買っていった。
別に深刻な顔をしていたのではなく、これが普通の顔だったのだ。。。(~~; -
何故か「瓢箪」もぶら下がっていた。
-
エイティガール広場到着。
画像は、モスク玄関左側のプレートのある壁にて。
悩める維吾爾人・・・?
引き続き後半では、其尼瓦克賓館への近道を通って帰るのだが、クニクニが意外な事をして仕舞うのだった。
乞うご期待!?
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ジュリままさん 2006/10/27 16:23:01
- 51枚だー(w
- 本領?発揮ってとこですかねー(w
ぶどう売りのおじいさんが印象的でした。
外国人の自転車はやっぱ翌日盗まれたってことですかねぇ〜?
ジュリまま
- こまちゃんさん からの返信 2006/10/27 16:48:31
- RE: 51枚だー(w
- 3つ前の旅行ブログは78枚っす。(~~;61枚も2連ちゃんだし…(ーー;
「ブログ」を意識しだしてから、完全に自分の記録としての気持ちが強く、
何か間引きができなくなって・・・(~~;
この作業をしているウチに、出てくる維吾爾人達って、実はエキストラで、
役者が演じているのでは?と思ったり、本物じゃない様な気がしてきます。
今居る国も南疆も同じ中国なのに、ここまで違うとそう感じてしまう。
顔かたちもそうだけど、第一生活習慣がまるで違う。国のルールまでもが
一部治外法権になっているし・・・。
自転車、「其の19」の莎車行きで判明しますので、乞うご期待!?
こま
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