2006/08/19 - 2006/09/19
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こまちゃんさん
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8月20日。
今日は、大阪から来られる愉快なおじさまご夫婦を出迎える日。
正確には、ご友人の結婚披露宴参加で、大阪から上海に来られているご夫婦で、「上海に行ったら広州へも立ち寄る!」と言って、わざわざ爺ぃやこまに会いに来て下さる素敵な方々。
でもって、ご丁重にお迎えに…と言う事で出掛けた広州国際新白雲空港。出国はしょっちゅうだが、出迎え、しかも国内便のは初めてだった事が意外な事に!!?
彼は中国語が堪能なので、何時もこまから爺ぃの話を聞かされる度に、「話だけじゃつまらない、是非有って話がしたい!」と仰って下さっていた方。
爺ぃが来る事は中々叶わないけれど、「大陸なら何時かどこかで会えますよ」と言っていたら、その矢先に実現する運びとなった。
良いですね~、こう言う考えのご高齢者って。
「高齢者」って言い方は失礼に当たる気がするので、何か良い呼び名は無いものか…?
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
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-
朝起きたら空の様子がおかしかった。
空を見上げると、砂が一面に舞い上がったような感じになり、まるで新疆の沙漠近くの町みたいになっていた。太陽が肉眼で見られる状態。。。
霞が消えずに残っていた。 -
この月のような太陽、今年になって何回見ただろう。
今年は兎に角、世界異常気象年だね。
7時半のホテル前は心地よい。
しかし、昼になるとグンと気温が上がるのが広州地区の特徴。 -
8時に番禺賓館へ向かい、大きなホールで早茶(朝飲茶)。
しかも、ここのエアコンは半端じゃない。
何時来ても「冷蔵庫」の中で食事をする感じなのだ。 -
4星ホテルの大型レストラン。
中々良い出来映えのフロア。 -
中は天井が高くて高級レストラン。
でも、大衆に開放しており、宿泊客でなくても、色んなスタイルで入る事が可能。
・・・ホンマ、色々で、、、(-.-;)
ここ広州では、全然珍しくない光景だ。
(もう見慣れたしね…(一.一;) -
爺ぃがワゴンの所へ行き、籠入りの料理を取りに行った。
待っていても良いのですが、自分で行ってしまうせっかちな爺ぃ。。。
寝ぼけているので、ピンボケで失礼します。 -
朝の飲茶と言っても、普段の飲茶と特にメニューは違わない。
まずは飲茶料理画像定番のお茶から。 -
そしてお粥。
ここの皮蛋痩肉粥は、塩加減が少し薄目で丁度良い。
肉が入っているお粥なので、最初の一口が丁度良い味だと、最後まで食べていると飽きてしまうのだ。 -
海老焼売。
でも蝦肉餃子と呼ぶ。
餃子と焼売の境目が、中華料理ではイマイチ判らない。 -
3人で4籠。
普通のメニューなら高級レストランだが、飲茶で庶民開放の料理だけは、市価の1元増しくらい。
海老焼売で6元、菜包子なら4元だ。 -
でも、自分で選んで朝と夜との区別も付けられる。
朝からヘビーな食材でもOKな方なら、脂っこいモノでも選び放題だ。 -
早茶を終え、画家爺ぃさんは宝墨園へご出勤。
番禺賓館を出て、庭で発見した木の幹の異常さ。
まるでつっかえ棒のように根か幹か判らない状態で「縦」に繋がって生えていた。
見れば見る程、不思議な成長の仕方だった。 -
こまはクニクニを引き連れて、愉快なおじさんを迎えに新白雲国際空港へ向かう。
少し時間があったので、その前に同行者のお買い物に付き合った。
その時に歩道橋脇で見かけた綺麗な花。 -
お土産に買ったはずの腕時計を、自分でして仕舞うクニクニ。
この時計、かなり出来が良く、「中国で買った」と言わなければ、35元(500円)で買った時計だとは絶対バレない感じで、かなり見栄えのするものだ。
(ここでバラしてどうするの!?) -
バスは、我々が昨日空港から乗ってきたコースの折り返し便。
同じく番禺賓館から、30分毎に出発する。
8月4日までは、筋向こうの美麗華酒店からの出入りだった。前々から番禺賓館でない事が不思議だったのだ。
何故なら、澳門,香港,深圳,南沙港など、主要都市への直通バスは、殆どここから出ていたからだ。
空港バスが入り込んでくれたおかげで、全ての主要都市行きバスが、番禺賓館からとなり、判りやすくて便利だ。 -
広州で良く見かける、QQ。
黄色いのもあって、それはまるで“ピカチュー”そっくり。
シボレーの中国市場専用車“SPARK”の原型。
(7月に行った柳州で紹介している車) -
この空港は、上海よりも大きくて大変な空港。南国情緒溢れる設計が粋な感じ。
-
ターミナルが、「A区」と「B区」に別れているのだが、イレギュラー到着も少なくない。
迎える際は航空会社やルートに縛られていると、とんでもない目に遭う空港だ。
予定便はB区到着。上海からのFM(上海航空)便は殆どがB区だった。 -
やはり、中に一本だけA区到着があった。
こんなに広い空港なんだから、イレギュラーの発生は無しにして欲しいものだ。
ワンフロアですらこんなに広い。A,B間の移動には歩いて30分は必要。
車無いんかい!?と叫んで仕舞いたいほど離れている。。。 -
バスはA区に到着。
慌ててB区へ向かったが、それらしいお客は居なかった。インフォメーションに聞いても飛行機は時間通り到着しているし、居ないとすれば、予定便に乗れなかったのだろうか・・・?
携帯も上手く繋がらず、結局来たのかどうなのかを知る術は無かった。爺ぃにも電話をして、もしホテルに着いたら連絡して貰うようにしていた。
1時間半程空港でウロウロしていたが、諦めて引き返そうと言う事になった。 -
再度爺ぃに電話すると、彼らは自分でバスに乗り、番禺ホテルに到着後、タクシーで豪悦ホテルに到着していた事が判明!!
「よかった・・・」
事情を聞くと、ゲートを出てきて誰も見えなかったので、インフォメーションに尋ねてみると、彼の指さす方向にあるバスに乗れば良いと判り、ちょうど出発する所だったので慌てて乗って仕舞ったのだと言う。。。(ーー; -
1分待ってくれていれば空港で会えたのだけど、こっちも余りにもぎりぎりだった事と、しかもA区に到着する事と、こんなに歩く事を計算していなかったのにも落ち度がある。
出発の場合は、この様な無駄な問題はあり得ないのだが、出迎えに関しては、今回かなり勉強と教訓が出来た…気がする。
直ぐに番禺市橋へ引き返し(…と言っても1時間かかるけど)、愉快おじさんにホテルで対面だ。
帰りのバスから見えた、南方航空のボーイング767。 -
帰る途中の様子も少々。
-
コレは前々から気になっている広州市内脇を通る時に見える政府機関ビル。
人影を感じない変なビルだ。 -
交易会の第2会場。
大石からなら川を挟んで近所だ。 -
空港往復では、途中一ヶ所だけ停車する。
ここは番禺大石の「麗江明珠酒店」。
大石橋と平行している北の新橋を超えた所。
大石の家からは、車で5分くらいの距離だ。
正面はこんな感じで、中庭にも歌劇場があり、全てがこの様式で作られている、綺麗で豪華なホテル。 -
新住宅街。
マンションではなく、一般市民の小区だ。
川縁に小区が並ぶって言うのも粋な事だと思う。
大抵は、こう言った条件の良い土地は、不動産に買い取られて仕舞うから。 -
大型家具店。
万博中心と書かれているのは、家具店用に使っている建物を撮した為。
夜も通過して撮したので、昼間のモノも載せておいた(夜のはライトでかろうじて判る程度の写真)。 -
長隆動物世界の看板。
この裏の土地全てが野性公園と5星ホテル「長隆酒店」。 -
この大型幹線道路沿いには、お城のような高級住宅が沢山並んでいる。
ローマ様式チックなのが多い。 -
2008年北京オリンピックマスコットが、街角で目にはいるようになってきた。
でも、全然可愛くない。。。
有名画家の「韓美林」がデザインしたが、彼は元々イラストチックで形の変わった絵を描く人。
こう言うカットは彼の流れじゃない気がする。
ホテルで部屋へお伺いすると、予定していたはずの豪華套房が標準房(スタンダード)になっていた。
早速爺ぃに確認すると、やはり契約は「豪華套房(デラックス)」。責任者に話すと、勘違いだった様子で直ぐに部屋を変えてくれた。 -
愉快おじさんは既にリラックスモードだったけど、普通の部屋ではこちらが恐縮なので、兎に角変わって頂いた。
部屋問題が落ち着いたので、みんなを連れて爺ぃに会いに宝墨園へ向かった。
愉快なおじさんの願望が叶い、とうとう本物の「でぶっちょ爺ぃ」に会って話しをする事が叶った。
愉快なおじさんが話しをする時は、こまは全く通訳しなくて良いので楽チンだ。
閉店までもうすぐなので、鯉に餌をやって暇つぶしをして頂く。 -
落ち着いてから知らされたのは、披露宴参加の為に上海に来たのがその前日で、その日の夜に、現地の友人等と一緒に出掛けた小汚いローカル店で食べた料理が兎に角怪しかったそうだ(友人の愉快なおじさんが問題に出くわしたので「小汚い」と言う表現ながら、他のメンバーは中たらなかったので「特色」として見ていたようだ)。
肉は糸を引いており、しかし普段から良く来ている店だと言う事だったので、そう言うモノかも‥と思いつつも、一口食べて直ぐに吐き出したそうだ。やはり、それが1つの目立った原因であっただけで、全体的にバイ菌は蔓延していたのだ!!愉快なおじさんは、食事の後ホテルに戻ると、案の定もがき苦しむことになったそうだ。
彼は中国で生まれて、12歳まで中国東北に住んでいた人で、当時お父さんはそこで薬剤関係のお仕事をされており、言葉もそれらの知識を踏まえた上での中国語が判る人だった。なので、しんどい身体に鞭打って、中医薬局で薬を調合して貰い何とか危機を脱したそうだが、もし薬が得られなければ、実際問題かなり危険な状態だったそうだ。
そして翌日の本番は参加することも儘ならぬまま、ホテルで苦しんでいたそうだ。 -
そうとは知らなかったこま。そう言う事情ならば広州行きをパスして貰っても良かったのだが、「画家爺ぃさんに遭うのも薬」とご本人は仰られたので、少々気持ちが安らいだ。
しかし、ローカル食をアテンドするにしても、そこそこの店をチョイスしないと、何でもかんでもコテコテで良いとは思わない。
こまの場合、廻りが全て中国人で、こま自身も、廻りの人は誰もこまを日本人だとは知らないので、入ってくる情報の内容が全く違う。それが功を奏し、かなり自己防衛の役に立つのだが、話も余り判らず、ただ中国に住んでいるからと言う理由だけで、何でも知っているように振る舞うのも問題だろう。何せこの国は、外国人と知っていると、上辺だけの付き合いが顕著で、情報開示なんてのは殆どあり得ないのが現状なのだから、全ての判断基準が「外国本意」になり、かなりズレた知識となって固まってしまう。
こまは、自分が紹介したりアテンドする場合は、当人の意思尊重は必要ながら、そこはこんなにヘンテコな中国の事情が多々有るので、「現地に潜む隠れ日本人」だからこそ使える自己防衛的な手段をフルに発揮し、友人やお客さんをアテンドするようにしている。
しっかし、もの凄〜い数の鯉… -
口が何とも言えない感じ。
何時も見ているけど、あまり飽きないのは何故?? -
地元の交通体験其の1〜!!と言う訳でも無いが、みんなで番禺汽車公司の12路バスに乗って市橋へ戻った。
-
夜は魏小姐の店、6月の旅行記にも載せた事がある「橋福大酒楼」でウエルカムディナー。
(http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10075657/)
愉快なおじさんも、かなり回復されている感じだが、食事は柔らかいものや野菜系にお粥などを中心にした。 -
店にあった「大型月餅」。
今年は旧暦が13ヶ月あって、遅めの10月6日が中秋節になる。 -
メニューは魏小姐にお任せし、蟹をメインにあしらった品を6点、スープ1点が登場。
な、何と!アジの煮付け〜!?
鉄板で揚げてあった。
(焼き魚風だったが、フライパンか何かで炒めている感じ) -
涼拌黄瓜。
-
蟹さん。上海蟹ではなく海の蟹。
長期旅行が控えているので、川ものはなるべく避けた方が良い。 -
3年前の西安行きでも一緒になったクニクニと魏小姐。
久しぶりに会ったので記念撮影。
(http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10041039/シルクロードの足跡〜西安篇・其の1)
今日も波乱含みの1日が終了した。
先はまだまだ長いのに、このままの様子では身が持ちそうにない。
もっと普通にすんなりと、何も考えなくてもスルスル〜っと事が運ぶって事知らないのかな?
中国って。。。
出迎えでハプニングは有ったものの、兎に角会えて事なきを得たので良しとしよう。。。
あらら、、身勝手な…(ーー;
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