2006/08/19 - 2006/09/19
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こまちゃんさん
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初秋の企画で、新疆放浪旅を決行しました。
同行者は、日本からこの旅行の立案者、通称クニクニ。
8月19日。
さて、「1人ではよう行かん」と言うクニクニ。
他の人と広州で待ち合わせがあり、本来ならもう少し後に来て貰いたかった。
1人では行けないと言い張るので、こまの一時帰国のフライトと同じルートで広州へ付いて来て貰う事となる。
トランジット時間は、以前の教訓から3時間は空けてある。
しかし・・・
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
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-
徹夜で暑中見舞いを印刷した朝、時間はもうそこまで迫っているので、マジ眠たいけど寝られない。そんな状態の儘、兎に角最寄りの京阪橋本駅へ、オトンに車で送って貰った。
荷物が結構重たいけど、惰性で何とか乗り継ぎもこなした。問題の京阪京橋の階段も、下調べしてあったエレベーターを使えたし、最後まで荷物を下げたり抱える事なく天王寺まで来る事が出来た。 -
天王寺まで来れば、後は空港の延長と同じようなもので、荷物を転がしながらチェックインカウンターまで到達できる。
はるか19号に乗り込むと、珍しく自由席も指定席も既にいっぱいだった。
この列車は京都始発で、途中新大阪と西九条に停まってくるので、天王寺での乗車はかなり不利だ。でも、大きな荷物が椅子代わりになるので、たった30分の乗車には特に座席など無くても、全く影響のない位の程良い時間。 -
しかし、今日は兎に角眠いので辛さは否めない。珈琲を飲んで写真を撮って・・・
何とか自分で自分を誤魔化しながらの30分。 -
日本の列車は兎に角綺麗。この後、旅先で乗り会う列車とは全く比較にならない。
この旅行記では、新疆での殆どを列車で移動するので、その都度、中国列車の車内もご紹介する予定。
比較してみると面白いかも・・・ -
関空に近づいた。
鉄橋を通過する前に、今回用意した300mm望遠で海に浮かぶ船を狙ってみる。
今回、この旅の為に用意したニコンD100。(中古だけど)
どこまで使いこなせるかは微妙・・・(^^;
(レンズが良くない。タムロンのズームは、広角にてピントが全く合わないようだ。評判とは全くの正反対で、まるでオモチャだとつくずく感じた) -
空港島に飛行機などが見える。
この瞬間を過ぎると、橋桁で写真など撮れなくなる。
この日は小雨で空気中が霞んでいた。 -
駅からコンコースに出る。
関空に着く頃、窓の外に雨も確認。
コンコースを行きながらも確認が出来た。 -
クニクニにも無事会えた。
まぁ、こんな所で会えなかったりした日には、この先の5000km向こうでの苦労が思いやられるよね・・・
1人で広州へ来て貰えれば、彼にとっての広州での無意味な3日が省略されるのにね。
意外に小心者のおじさんです。(^^;
クニクニに通関要領などを色々説明しながら、搭乗ゲートへと向かった。 -
搭乗口に定刻に来てみると、なんと、飛行機の姿が見えない。出発時刻になっても飛行機が来ない。。。また遅延の匂い(もう既に遅れてるって!)。
今回も北京経由で広州へ向かうので、ここでの遅れが北京での乗り換えに大きく作用する。
-
念のために乗り継ぎ時間を多めに取ってあった。
とは言っても、勧められた便より1つ遅らせただけだったので、トータル時間は、下りてから荷物を受け取ったり、30分前のチェックイン打ち切り時間も含めて3時間弱しかないのだ。
飛行機は14時半に、約一時間遅れでやって来た。 -
それから機内掃除などして、搭乗したのは14時50分。
1時間10分遅れなら、北京での乗り換えに40分程有る事になる。
荷物を受け取りトランジット出来るまでに、どの位の時間が掛かるか判らない。 -
出発時刻は15次10分頃だった。
実は今回頼まれたものが多く、デジカメ5台が入っているので、検査に引っ掛かった場合、時間を喰うとしたら、その件だろうと踏んでいた。
検査さえなければ数秒で通関できるのだが、いざ検査されるとなると、荷物の確認や説明で20分は拘束される事になるだろう。
テロの影響で検査が厳しいとか、トランクケースは全数だとか聞いているので、色々考えて仕舞ううち、朝の眠気もどこかに吹っ飛び、目が血走っている自分に気付くのには、そんなに苦労はなかった。
兎に角、飛行機の遅延は体に良くないのだ。 -
暫くは空の風景で気を紛らわすしかなかった。
-
実際、フライトにどの位時間が掛かり、荷物が出てくるのにどの位時間が掛かり、入国での検査はいかなるモノなのか・・・
-
折角目に入ってくる綺麗な景色も、時間に追われた寝ぼけた頭では、いつもの感動は無かった。
一昨日作画で1日、昨日印刷で1日と、丸2日間寝ていない勘定になる。 -
関空から北京へ向かうCA928便での機内食。
国際線の食事は、量の問題を除けば、見た目も内容も整っている感じ。
この日は、茶蕎麦をメインとしたもので、サラダとフルーツ、デザートにはくず餅。 -
5時前の上空では、遠くに日の光が傾き始めていた。
-
夕方の空を飛んでいると、光と色の変化が楽しめる。
-
体調と気持ちが何時もとかなり違っていたので、上空からの景色もそこそこに、気付いたら北京上空に到着していた。
上から見ると相変わらず埃っぽい。
北京は年中こんな感じらしいが、年を追う毎に酷くなっている気がする。 -
空港に下りてランディング中も、遠くの景色が見えない位だった。その中で、新しいターミナルの姿が露わになった。
-
工事中の所もあるけど、いずれこっちに取って代わるのか、はたまた第1、第2ターミナル方式を採用するのか・・・
仰々しい工事の光景を見ながらターミナルへ到着。 -
さあ、今からが勝負だ!!・・と言う感じが漲ってきた。
春とは違うデザインの壁。
春に来た時は天壇だった。
敦煌の飛天や北京の名勝旧跡などでゴチャゴチャだ。 -
兎に角長ったらしい通路をひたすら歩き、イミグレを通過して荷受け場所まで一番乗りで来た。
でも、肝心の荷物が中々出て来ない。人が折角早く出て来ても、これでは何の意味もない。
最初の一部分が出てきたが、そこには我々の荷物はなかった。荷物待ちでの20分。。。これはかなり長く感じられた。 -
「あ!出てきた!」
こまのスーツケースが出て来たと同時に、同行者のマスコットバッグも直ぐに出てきた。
時計を見ると、国内線チェックイン30分前まであと10分もない!!
ここまで来る際に確認してあった、トランジット通用口へと急ぐ。
正面の税関を通過しない分、何となく軽装に見えはしたが、奥がどうなっているかは全く判らない。前回はこの通路を知らなかったので、同じトランジットを普通の乗り換えのように一旦正面から出てしまってから、自分で2階へ向かってチェックインしたのだった。
乗客2人が騒ぎながら来たもので、係員が何だか緊張した面持ちだった。
「時間あるのかな!?広州行きだ!」
「CAですか?」
「そう!CA。」
CA以外のトランジット通過を受け付けないのだろうか?
こんな感じで気ぜわしく会話を済まし、こんな変な内容の会話をしながら、荷物を検査台へ通して、出て来た荷物を回収しながら係員の様子をちらっと見る。
特に何でもなさそうだったので、「チェックインはどこで!?」と尋ね、そそくさとそっちへ向かって事なきを得た。
チェックインを済ませて仕舞えばもう安心。
荷物を預け、ボーディングチケットを受け取ると、残り時間は5分を切っていた。
疲れが一気にドッと吹き出す感じがした。
小さな構内移動用台車にリュック類を載せ、荷物を体から全て離して、文字通り身も心も軽くなり、30番搭乗口へとゆっくり進む。 -
搭乗口では、皆が既に乗り込み始めていた。
しかし時間は充分あるので、クニクニの喫煙室での一服を待ち、それから機内へと乗り込んだ。
遅れて欲しい時には時間通りに飛ぶ中国機。(?…勝手な見解カナ) -
北京から広州へ向かうCA1339便での機内食。
国内線の殆どが、このアルミ箔の蓋がされた牛メシ(?)か鳥メシ。魚の場合もある。
今回のサラダが美味しかった。
サラダというより酢の物で、小海老と胡瓜と大根の千切り。日本のと同じ味だった。 -
国内線も最近は綺麗な機材。
まあ、アメリカからボーイング機を千機買い付けたお国だから、当然なのかも知れないけど。 -
時間ピッタリに飛んだおかげで、今回は予定の22時半よりも早く到着。到着予定時間には、既に荷物受け取りのベルト前に立っていた。
-
同行者も安心し、表で待っている画家爺ぃさんとも無事再会でき、8月5日から運行開始した番禺賓館行きの空港バスに乗り込んだ。
画像は、行き先違いのバスへ向かう画家爺ぃさん。 -
番禺行きの空港リムジンバス。
ホテルは今回初めて使う「豪悦酒店」。
番禺市橋北面にある最近出来たばかりのホテルで、4星の申請を、ホテル内プール設備の設計が無かった事で諦めたと言う経緯がある所なので、綺麗で結構整ったホテル。ネットも無料で利用出来て使い放題だった。
これ又文字通りの「終わりよければ全て良し」の長い1日が終わった。。。
明日は別の友人を出迎えての番禺宝墨園訪問。
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この旅行記へのコメント (7)
-
- ジュリままさん 2006/10/13 12:48:00
- 旅行記大増殖してますねー
- あいかわらず1冊の写真も多いと・・・(w
ゆっくり拝見させて頂きます。
ジュリまま
- こまちゃんさん からの返信 2006/10/13 14:00:10
- RE: 旅行記大増殖してますねー
- はは・・・(~~;
8月25日が終わったトコで、9月19日までまだ先は長いです。。。
4traの表現が「旅行記」から「旅行ブログ」に変わっていますね。
なら、こまにはぴったり。丁度ブログも持っているけど、○ネットは
小さい50k前後の画像一枚のアップですらページエラーが多く、
ここは一度に合計4M前後なのに、待てば殆どアップ出来る。
なので、このシリーズからは完全に「ウェブログ(日記)」に使っています。
飽きたらゴメンなさいね。。。(^^;
こま
- ジュリままさん からの返信 2006/10/14 14:26:43
- RE: RE: 旅行記大増殖してますねー
- 確かに・・・旅行ブログになってますねー
気付かなかった!
確かに毎日アップしてる人もいるし、ブログでしょーね。
こまちゃんさんは年内200冊突破かな?(w
ジュリまま
-
- enyasuさん 2006/10/09 12:36:02
- 乗り継ぎはいつも大変そう
- いよいよ中国での大活躍旅行記始まりますね。
無事に乗り継ぎできて何よりです。何日も寝ないでする仕事、本当に大変そうですが、無理はなさらないで下さい。
新疆楽しみにしています。
- こまちゃんさん からの返信 2006/10/09 13:03:17
- RE: 乗り継ぎはいつも大変そう
- こんにちは!
いやはや、新疆への道中の方が大変でしたね。
今回のトランジット便は、別な感じで緊張でした!
空港にいて、しかも時間が間に合っているのに、荷物が出て来なくてダメになる・・・って言う経験はまだ無かったですから。結果的にラスト10分を駆け抜けてセーフでした。
おかげでデジカメ5台もノーチェックだったけど・・・(^^;
(一応工夫して入れたし、2人居たからかも知れない…)
enyasuさんの頁も、コンスタントに増えてますね。
出先では「ゲスト」で見ている事が多かったので、こまの足跡は残りませんでしたが。。。(在网ロ巴)
9月19日まで、まだ先は長いなぁ〜・・・(´ω`;
こま
- enyasuさん からの返信 2006/10/09 13:21:22
- デジカメ
- こまちゃんさんはデジカメ屋さんだったのですね。(笑)
私は前回帰国時に友達に頼まれた同機種2台+家内のデジカメでしたが、結構気を使いました。箱を折りたたんだりしながら。5台となるとものすごく大変ですね。
旅行記写真貼り付けに時間かかるので、マイペースがいいです。私はこの数日現在の長白山旅行記作成の為、深夜まで机に座り寝不足です。
- こまちゃんさん からの返信 2006/10/09 13:36:27
- RE: デジカメ
- >旅行記写真貼り付けに時間かかるので、マイペースがいいです。
ふむふむ。将にその通りですよね。無理は禁物!
日本でのアップだと、もっと何十倍もサクサクとアップするんですけどね。
でも、so-netブログ(200k以下を一枚づつ)よりはかなりマシですよ。(^^;
http://blog.so-net.ne.jp/chinaart/
>私はこの数日現在の長白山旅行記作成の為、深夜まで机に座り寝不足です。
ありゃりゃ、、、ダメじゃないですか。。。(~~;
(こまもマウス持つ手が痛いです・・・(><;)
こま
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