雪の朝・敦煌の寒気を味わう

2005/04/08 - 2005/04/08

朝起きたら雪が積もっていました。
今年は何処とも冬が遅かったようで、ここ敦煌でも、毎日がまだまだ寒さから逃れられていない感じです。
でも、日差しがきつくて、積もった雪は直ぐになくなりましたが、その代わり、天気は冴えていて、ロータリーの反弾琵琶像も輝いていました。

エリア 敦煌(中国)

冷えが部屋の中まで凍みているので、現在宿泊している葯業服務中心の３人部屋の窓から沙州南路を眺めると、あちらこちらに雪が積もっていました。
起きるのが遅くてこれだけでしたが、早朝は綺麗な雪景色だったそうです。。。残念・・(ーー；

トイレの窓から見える光景。
車の上に雪がびっしりです。

影なので、冷たい車の上には、まだ雪が残っていました。

寒いけど、日差しが心地よいので、少し散歩に出てみました。
ロータリーの反弾琵琶像が、お昼１２時の暖かい日差しを浴びて心地よさそうでした。

でも、周りはほじくり返されたままでこんな有様・・・何でも、ロータリーと像の周辺を緑化道路に改装中との事。
ＧＷまでには完成させたいそうですが、働いている人を見た事がありません・・・(＠＠；
絶対に間に合わない確立９９％〜っ！！

流石田舎の町だけ有って、実にのんびりしてること。
なら、いじらなければ良いのにね。
ここは自然の儘が良い所だし、町に人も小綺麗な町を望んでいる訳でもないし・・・。

殺伐としていながらも、「我が町敦煌」に誇りを持っている人は多いんです。

今回の来沙（敦煌は沙州、別名「緑洲」と呼ぶ）で撮影した写真の中で、マイベストショットの一つ。
１２時と言っても、ここは新疆時間が丁度当て嵌まる所なので、実質上は午前１０時です。
この頃の光が丁度良いですね。

東側の道からロータリーに進入し、最内周の車道でしゃがんで撮るとこの感じです。
くれぐれも車にひかれないよう注意して下さい！(^^；

このロータリー、殆どの車が飛ばしません。何故か人・畜・車が皆平等！ってな感じの空気が漂っています。(^^　（こまの勘違いだったりして・・・(~~；）

一旦ホテルに戻ってから、夕方になってから、夕飯で商業街へ向かいました。

商業一条街南側から見て最初の路地から見えるモスク。
結構立派ですね。
夕日を浴びて輝いています。
（夕日と言っても夜の７時半ですが・・・）

寒い時期のカバブ露店は、こんな感じで簡易的にカバーが掛かっています。
もう少し考えて、店をアピールするような柄を選べば良いのに、中国人より考えが簡単な維吾爾人は、「防寒」目的のみ。暖が取れればそれで良いんですね。
でも、４月１５日からの夜市解禁前なのに、堂々と店を出しているのは凄いです。(^^；

カバブは良く焼いて食べればまだ良いでしょうが、ここでの麺類はよした方が良いです。お椀を、洗面器程の大きさの容器に張った、使い回しの水で洗っていますから・・・。
帰国時の通関がスムーズに通らなくなりますよ！(^^；

この前を通る時、知人の露店で挨拶を交わし、この先の敦煌優名小吃広場（沙州市場内ビアガーデン）で夕食です。

帰宅途中空を見上げると、ポッカリ白い三日月が浮かんでいました。
夏場はこの時間に付きを見る事は出来ませんが、春は２１時頃から夜空に浮かぶ月が見られます。
（画像は２１時８分）