2005/07/16 - 2005/07/16
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こまちゃんさん
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爺ぃの息子夫婦が訪れた敦煌旅行の締めくくりは、帰投途中に寄る事にした嘉峪関。
列車の時間との戦いだったが、観光シーズンでありながら、なんとか4時間の観光時間を設ける事が出来た。
嘉峪関、天下第一雄関のみの観光だが、慌てて数カ所訪問するより、ここだけに集中してじっくり巡る事にした。
では、前半からご覧下さい。
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5時起床。
今日の朝は、地平線側に雲が溜まっている感じですが、まずまずのお天気です。昨夜は一昨日の陽関日の出の時とは違ってしっかり4時間寝る事が出来ました。清々しく起きて、今日の嘉峪関とのご対面を夢見ながら、適度な飲み物や撮影機材を担いで、いざ出発〜!と6時前に家を出ました。 -
珍道中丸出しなのは、軽装で行けば良いものを、中国人の哀しい性か、行き先には宿もないのに、荷物には、桃、白蘭瓜(昨年説明した、中が緑で表面が薄黄色の蘭州にしかないメロン)丸ごと一個、新疆ナンなどが入っています。(@@; ナン・・これ、直径35cmmものが3枚です。新疆出の彼らはナンが大好き。この次男坊は特に。中国人は旅先で果物などを持ち歩くのが、ホント好きなんですねぇ・・・(^^;
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トマトやキュウリもその代表で、それらとミカンやバナナ等なら判るんですが、マスクメロンより大きなメロンを持って歩くのはちょっと・・・(ーー;
向かいにいた、庫爾勒(コルラ)−西安間の列車。 -
我々の乗る列車は、重慶−烏魯木齊を行く、8時24分のK1084次列車。
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途中の駅、疏勒河。
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駅では乗務員の女性が音楽に合わせて踊っていた。踊った後、列車に向かって逆立ち・・・
遠くに見えています。 -
列車から見える嘉峪関。
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我らのK1084次が、嘉峪関前のカーブに差し掛かっている。
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嘉峪関から更に西へ伸びてきている万里の長城。
ここで鉄道で切れているが、もう一寸先まである。
そこで万里の長城は終わる。(最西端) -
この長城の嘉峪関までの様子を4枚に分けてどうぞ。
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途中はこんな感じで朽ちている。
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段差部分はこんな感じだ。
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嘉峪関との連結部。
後で嘉峪関側から眺めてみよう。 -
我々の列車と、烏魯木齊方面行きの貨物がすれ違った所。
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平気で窓から手を出す中国人の大人。
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嘉峪関駅に到着!
プラットホームにて。
これから帰りの切符の手配に頑張る。
息子達は蘭州、我々は敦煌へ戻るのだ。 -
駅前広場のモニュメント。
何で馬なんでしょう・・・?? -
嘉峪関駅。
まずは帰りの切符。手前に切符売り場がある。
今12時半だ。
切符は、息子夫婦には夕方4時半の蘭州行きが買えた。
でも、我々のは夜中の10時半だった。 -
駅からタクシーを4時間チャーターして出発。
今来た線路に貨物列車が通る。 -
嘉峪関までの道路。一回L字に曲がったら到着。
ほんの7kmほど。 -
嘉峪関入り口のモニュメント。
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その後に繋がっている駱駝の作り物。
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運転手の向こうに嘉峪関の一部分が見えている。
駐車場はこんな感じで、結構空いていた。 -
チケット売り場付近の「嘉峪関文物景区」と書かれたモニュメント。
入場料60元。
爺ぃは65歳なので半額で入るが、案の定高齢者証の提示を要求された。で、いつものように身分証で押す。「国家発給の身分証を無効という権利がお前にあるのか!?」が必殺技。(~_~; -
お決まりのお土産屋が立ち並ぶ。
ここも莫高窟や敦煌夜市と同じで変わり映えしない。 -
入り口までは、大きな公園があって遠そうだった。
手前に居た電気自動車を発見。
8元/人
往復。帰りの為にチケットを無くさないように!
チケットがないと、帰りに載せて貰えません。
歩くと一寸きついと感じる距離だった。 -
観光用の入り口前にて。
爺ぃと息子の嫁さん。 -
「天下雄関」の古い看板
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このゲートの先には、「天下雄関」の石碑を囲んだ楼閣がある。
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観光用ゲートを入ると城内公園がある。そこを抜けると・・・
期待と不安(・・は無いか)で胸いっぱいになってきた -
昔の城壁はこんな感じで結構脆そうだ。
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一歩一歩、嘉峪関城内に近づいて行く。
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嘉峪関の城壁に行くまでの万里の長城跡は、ここから東への分は、嘉峪関と繋がる部分を過ぎると無くなっている。
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城内へ進入するゲートが見えてきた!。
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緊張の一瞬。
実は爺ぃにとっての嘉峪関は、別の意味でも因縁深い所。
1935年。爺ぃのお父さんは、甘肅省皋蘭県から馬車でまずここまで来て、ここで馬車を乗り換え新疆へ向かったのだと言う。
その新疆への戈壁灘道路への出発場所は、このゲートを入って3つの楼閣を過ぎた先にあるのだ。
爺ぃがこの地を訪れるのは初めて。 -
そこに掲げてある、威宣中外の看板。
内外に示す威厳のような意味かな? -
中に進むと、何重にもゲートが設けられている。
万が一の進入者から城内を守られる構造だ。 -
東端の楼閣。
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東端の楼閣と真ん中の楼閣はこの様に繋がってみる事が出来る。
西端の楼閣は、真ん中の楼閣から一端内城の外に出てから新たに入る事になる。 -
「天下第一雄関」の文字。
ここも敦煌古城同様、仏教協会著名人の趙撲初和尚の書。 -
通路の様子。
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その中庭。
最近、こう言うお店が出来たそうだ。
昨年はこの東と中の楼閣内中庭は工事中だった。 -
城廓とマッチしたデザイン。(この国にしては珍しいかも・・・(~_~;)
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真ん中の楼閣を抜けると、昔の軍人(将軍)などが居た所があった。
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その中にあった人形絵巻。
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興味が湧いたのは、その後に掲げられていた虎の絵。
こんな風に晒しておくには惜しいものだと思いました。
バランスが良くしっかりした絵だ。
ストロボを使うとハレーションが出るので焚きたくなかったため、撮影がスローシャッターとなり、ちょっとぼけたのが残念・・・ -
最西端の楼閣。
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この様に、一端外に出てから入り直す。
(・・・と言うか、西域へ向かう為に、ここを通過して城外に出るのだ。) -
通過した!このスロープを駆け上がると、その先には西域への戈壁灘が広がる。
爺ぃのお父さんも、馬車に乗ってこの経路を進み、新疆へ出掛けたのだろう。 -
西端の楼閣。その正面の勇姿。
過去、歴史上の人物も一般人も、みんなが西域に夢見てこの姿を眺めたのだろう。
戦国時代は、又別の視点で見られたのだろうが・・・
其の1はここまで。其の2では、この西端正面前の広場から、駅に戻るまでを紹介します。
お時間が許す限りお楽しみ下さい。
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