北京　世界遺産他、浅く広く見所見学の旅。

2004/04 - 2004/04

先月に引き続き北京出張となり、午前中は空き時間になっていたので世界遺産めぐりを中心に出かけた。とはいっても十分に見学ができる時間は無く、表面的なところを浅く広くといった感じになった。天候には恵まれいろいろと見学ができた。

見学地
景山公園
故宮博物院
天壇公園
天安門広場
前門周辺
王府井

エリア 北京(中国)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: タクシー

到着した初日の午後、特に予定は無く景山公園にいってみた。ここは北京市内を一望できる上、故宮博物院の北側に位置し、故宮博物院の大きさを実感できる場所。

景山公園から見た故宮博物院。写真ではその大きさが実感できないが、北門から入って天安門まで直線距離で２kmぐらい。簡単な見学含め1時間半はかかる。

王府井方向。

西側には北海公園がある。北海公園の白塔と遠くに中央電視台のテレビ塔が見える。

景山公園の北側。地安門内大街の北側に見えるのは鼓楼か錦楼。

景山公園を故宮博物院の北門（神武門）から見た風景。夕方になり故宮博物院の見学時間が終わってしまったので前門に場所に移すことにした。

前門に到着。ここは天安門広場の南側に位置する。ここも興味を引く建物が多い。

正陽門。

箭楼。

時計台のある建物は昔の北京駅だったところ。

毛沢東紀念堂。建物の前の像が中国開拓時を表現しているようで、今の中国の原点とも言えるような力強さがある。

人民大会堂。日本で言う国会議事堂にあたる。

中国歴史博物館、革命博物館。手前の塔は人民英雄記念碑。

天安門。天安門の前にある国旗掲揚台で衛兵が立っている。

夕食を食べに王府井に来たが、少し時間が早かったので王府井小吃街を見学してみた。小さな商店が立ち並ぶ商店街で王府井大街から西側に入った小さな商店街。食べ物やおみやげ物を売っていたが買いたいと思うものは無かった。

王府井で食事をした後、通りにある人力車を引く人の彫刻に乗り記念写真。

屋台は観光客含めにぎわっていた。

前門あたりの夜景。ライトアップされていて昼間と違った雰囲気で、首都の厳格なイメージというより、遊園地のようなエンターテイメント的感覚だ。

2日目は故宮博物院の見学に出かけた。故宮博物院は一度訪問したことだあるが、12月の寒い時期で夕方の日が暮れる時間帯だったのでゆっくり見ることができなかった。今回もあまり時間的には余裕は無かったが、見るべきポイントを絞ることができたので効率よく回れた。南側の午門から入りまずは大和門。

故宮の中には色々な彫刻や鼎など見所はたくさんある。

大和殿。

皇帝が座った宝座。

昔は金色をしていたのだが、過去の悲しい歴史の中で外国の兵士が金メッキをはがしたためこのようになってしまっている。

屋根飾りは魔よけのようなものだと思うが、これだけたくさんの屋根飾りは珍しい。

保和殿裏の彫刻で紫禁城で最大のものらしい。

軍機処。特別軍事機関が設けられた場所。そこにわかりづらくはなっているがスタバがあるのはいかがなものか？

九龍壁。前回、見ることができなかったので是非見たかった一つ。中国三大九龍壁のひとつ。

交泰殿と坤寧宮。

坤寧宮の脇の通路。昨日行った景山公園が見える。

どもまでも続く壁。こういう風景は日本では見られない。

北門（神武門）。天安門など門の厚みがやはり日本のスケールとは比べ物にならない。

国家オリンピック体育中心。総合運動場でこの名がついた理由はよくわからないが、この北側に新国家体育場（鳥の巣）が建設されることになる。

アジア村。国家オリンピック体育中心に隣接する自動車市場。ブローカーと呼ばれる個人経営のお店が立ち並びすべてのメーカーの車が販売されている。日本のように正規の販売店があまり無いためこのような自動車販売が主流。車が誇りだらけだったりメーカーから出荷したシールなどがそのまま張られていたりしているが、それが新車の証らしい。（盗難車はシールが無かったり、車がきれいされているからだそうだ）

3日目は天壇公園を見学。

休日の朝かもしれないが、ものすごい高年齢の方が集まって二胡の演奏や太極拳、中国将棋などをしている。ちょっとした憩いの場になっている。

独特なデザインのこの建物の周りには何も無く、青空に浮かび上がったこの風景は言葉にできないぐらい神秘的なものを感じる。

建物の中も見事なまでに装飾がされている。

皇穹宇。皇帝の先祖の位牌を置いた場所らしい。

圜丘。皇帝が実際に神に直接祈る場所。

昭寧門。南側の門から退場。

スタバで一息。中国らしい店内。ご当地マグカップをお土産に買って終了。