猫探し【バングラデシュ(シュンドルボン国立公園)編】:【猫探し】さんの旅行ブログ
今回は,豪華?クルーズ船に乗って,世界自然遺産であるシュンドルボン国立公園を訪れるツアーに参加しました.何と言っても世界遺産の中でクリスマスをお祝いできるということで,事前に予約を取るのも大変でしたが,何とか「個室」をキープすることができました.クリスマスと言っても,バングラデシュは基本的にイスラム教の国なので,Xmasをお祝いするムードは全くありませんが,クルーズのパンフレットにはChristmas Trip to Sundarban Forestとなっています(マァイイカ).ツアーの内容は,12/23〜27の4泊5日で,うち,クルーズは実質3泊4日となります.行程は,23日の夜に,ダッカの現地旅行会社に各自集合し,クルーズ船の出るダッカ郊外の「ナラヨンゴンジ」の港まで専用バスで向い,真夜中に乗船します.その後,入り組んだホッダ川を下り,シュンドルボン国立公園の東の入口であるSupoti Forest Stationを経て,Kochikhali(タイガーポイントとして有名),Kotka(国立公園事務所あり)を巡って,ボートはクルナ地区最大の都市クルナに着きます.ここからダッカまでは飛行機か「半日かけて」エアコン付の専用バスどちらかを選んで帰ります.今回乗船したクルーズ船は,基本的にバングラデシュのお金持ちの人やベンガル地方のインド人など,一部の欧米人を除けば,後はほぼ現地の方々で,皆さんバスを利用されていました.料金は船賃(二人部屋を一人で利用),バス代,ガイド,食事(3食+おやつ),国立公園入園料など,全て込みで184ドルで済みました.この価格は直接現地の代理店に予約したためで,日本の旅行代理店を通すとずっと高くなると思います.日本の物価から考えると破格の安さですが,バングラデシュの物価から考えると,これでもかなり高いです.クルーズは波もなく非常に快適ですが,当然のように船はオンボロで,シャワーは水しか出ません.それでも,普通のバングラデシュの方は,鈴なりの船に乗ってダッカまで往復しているのですから,「定員」(全部で約40人くらい)を守って乗せている船は,彼らから見たら間違いなく「羨望の的」だと思いました.
今回は,直前に大きな台風が襲来したこともあって,残念ながらベンガルタイガーにはお目にかかれませんでした(尤も,ダッカの動物園に行くと沢山いるので,確実に見たければそこに行けば良いだけですが)が,なかなか面白いツアーでした.バングラデシュの方を始め,クルーズ船に乗り合わせた色々な国の人達と知り合いにもなり,とても有意義な時を過ごすことができました.また,クルーズ中は河岸に暮らす人達の生活や黄金のベンガルと詠われるのが納得できる稲穂の群,ベンガル湾に突き出た大地が川と海からの浸食により,水面下に消えて行く様子など,非常に興味深い光景を何度も見ることができました.シュンドルボンは,バングラデシュでも数少ない自然のマングローブ林が保護されている所で,「人のいないバングラデシュ」にお目にかかれる,殆ど唯一の場所かも知れません.でも,同行したツアーガイドの方の説明によれば,かつてのバングラデシュは,ダッカ近くまで,こうしたマングローブ林があったようです.
一般にバングラデシュの南部は経済的に貧しく,産業も乏しいため,多くの方がダッカを目指して故郷を去らざるを得ないのですが,「せめてバングラデシュがもう少し観光地化してくれれば,こうした傾向に対して少しでも歯止めになるのに」,と思わざるを得ませんでした.
ハンバーガーとポテトチップ,飲み物のセットを頼んでみました.外観はマックと余り変わりありませんが,豚肉メニューはありません.ビーフもヒンズー教の方がいらっしゃるので,基本的にチキンばかりでした.飲み物はルートビールを注文してみましたが,当然「ビール」ではなく,植物の根(ユリが多いらしい?)や樹皮の抽出液に炭酸を加えた清涼飲料水です.
で,値段ですが,これが結構高い.普通のComboメニューですと200〜250 TK+15%の税金なので,だいたい(450〜550円).外には物乞いの人が溢れているこの国で,日本のComboセットと大して変わらない食事というのは,庶民には信じられないような食べ物だと思います.チョット後ろめたさを感じました.
船内は二段ベッドのある個室が並んでいます.今回は二人用を一人で使用しました.ベッドメーキングなどのサービスはありません.また,電気はつきますが,水回りはありません.当然TVのような付帯設備もありません.客室の等級もたぶんない
船内のレストラン兼集会場.食事は3回でますし,おやつやコーヒーもありますので,食べ物には困りませんが,お酒はありません.また小さな売店もありますが,食べ物などは殆ど売っていませんでした.
親切にして頂いたクルーズ船のスタッフの皆さんともお別れです.今回は,猫ちゃんどころか動物の写真も撮れませんでしたが,それ以上に色んな意味で感慨深い旅行となりました.
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