DAJABON　と　HAITI国境

2003/11 - 2003/11

ドミニカ共和国にはハイチへ出入国できるゲートが３つあります。その中のひとつ、DAJABON
ここは今から約５０年前に日本人が集団移住した場所でもあります。そんな日本ゆかりのDAJABONへ行って来ました。

エリア ドミニカ共和国

DAJABONはドミニカ人にとってもある意味「最果ての地」と言ったようなイメージがある。首都からも離れた国境意外なにもなくて、とにかく暑いところ。
そんなところで地元の日系人のみなさんにこんな日本食を用意していただいた。
日本から遠く離れたこんな場所で出会えた「日本」

ドミニカ共和国への日本人移住の歴史は本当に苦難の歴史であったと思う。カリブの楽園と思ってきてみたら塩が吹き出るような土地を与えられ、農業もまともにできないような環境で想像を絶する苦労をされてきた人たち。
DAJABONはその移住の歴史上重要な場所である。

これは移住記念碑です。
小さくて文字が読めないかもしれないけど、私はDAJABONでこれを読んだとき、本当に感銘を受けました。
「未来を開く子孫よ　我らが老骨を礎となし　誇りある日本民族の血を以って限りなき発展を図り　君らが母国　ドミニカ協和国の繁栄に寄与されんことを願う」

DAJABONにある日本人墓地です。
このとき、自分達の祖母がこの墓地に眠っているという日系ドミニカ人３名と一緒にいました。
彼らは首都サントドミンゴに住んでいて、しかもその彼らのおばあさんは彼らが生まれるずっと以前に亡くなっていたのであったことがなかったそうです。
でも、だからこそ、一度DAJABONに来てどうしてもおばあさんに会ってみたかった・・と言っていました。

DAJABONはあちこちに家畜がいて、本当にのどかな村。
ちなみにこれは学校の校庭。

これはドミニカ共和国とハイチの国境になる川

この向こう側はハイチ

国境を越えてハイチへ入国。

ハイチ側の川で自転車を洗っているハイチ人の男の子たち。