2010/06/28 - 2010/06/29
912位(同エリア1215件中)
ビケ♪さん
ワシントン古楽祭出演が決まってから、DC近辺の友人たちにメールを撒いたら、真っ先に返信してくれたのが、Mikeでした。
彼は科学者で、アマチュアのオーボエ&リコーダー奏者。
DCに住んでいた頃に、他のアマチュア奏者の方々とうちに来て、よく一緒に演奏していました。
「Atsukoが来るんなら、うちでチェンバロを借りるから、みんなでカンタータを演奏しよう!」
この号令に、たちまち数人のアマチュア奏者がエントリー。そして、この「大カンタータ宴会」開催の運びとなりました。
さて、午後2時過ぎに、Reikoさんと一緒に地下鉄で、
Mikeの家に向かいました。
Reikoさんの同僚が「雷雨が来るから、駅まで走って!走って!」と言うので、駅へ急ぎました。確かにすごく強い風が吹き始めたけれど、そこまではセーフ!
ところが、Mikeが迎えに来てくれた、Mikeの家の最寄り駅では、バケツをひっくり返したような雷雨!
でも、Mikeが傘を持ってきてくれたお陰で助かりました。
写真 左からMike、私、Reiko、Charotte
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練習中の写真は、誰かが撮ってくれたと思うのですが、まだ届いていません・・・
Mikeは、リコーダーとオーボエ、Reikoさんはリコーダー、Charlotteはアルト、私はチェンバロ。
チェンバロは、MikeがElenaからレンタルしてくれました。先日、Elena宅を訪ねた時に、私、腕時計を置いてきてしまったのですが、Elenaがそのチェンバロと一緒に届けてくれました。
さて、全員が揃い、私が楽器を軽く調律した後、3時半ごろからセッション開始!
演奏曲は・・・
バッハのカンタータBWV208より「羊は安らかに草をはみ」
テレマンのカンタータ3曲
JSバッハのトリオソナタ2曲
JSバッハの「ロ短調ミサ」より2曲
CPEバッハのトリオソナタ1曲
「ザ・ストッキング」 etc...
・・・気がついたら、8時半だった・・・
写真は、TilakとReiko -
キーボーディストの私は休む間もなくずーっと弾き続けなければならず、途中でとうとう「ちょっと休むから〜」と言って休憩させてもらいました。
その時は、あまりにヘロヘロになっていたので、心の中では「私が弾き続けられるからってあなたたち、ちょっとは遠慮すればぁ!?」とか思ってしまった。ごめん、友達なのに!
・・・あ、アメリカに「遠慮」と言う文字はなかったね・・・(ますますごめん 笑)
途中でReikoさんのご主人Tilakと、CharlotteのボーイフレンドBillが到着。セッションの最後の方を聴いたり、ビデオや写真に撮ったりしてくれました。
Mikeのカメラに、撮られた人を太らせたり痩せさせたりできる機能がついていたので、男性陣はなぜかそれで盛り上がっていました・・・
セッションの後は、Mikeの奥様Anneが、夕食を用意してくださり、東南アジアテイストの素敵なダイニングで、楽しくおしゃべりしながら頂きました。
写真は、Charlotte、Mike、Bill -
Tilak、Reiko、Charlotte
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みんなに食いつかれたのが、私が演奏会のプロフィールに書いていた「古武術」のこと。何で古武術を習うようになったか、とか、その仕組み(丹田を意識できた上で、身体の力が抜ければ、物凄いパワーが出ること)とか、結果的にそれが楽器の演奏にいい影響を与えていること、とかを、一生懸命説明しました。
Anne「Mike、これからAtsukoの前で音まちがえたら大変よ!」
Charlotte「武士道と武道とどう違うの?」
Atsuko「えーと、日本語で武士道と言った場合は○※▼□で、武道と言った場合は△★○※だと思う」
(自信がないので伏字 笑)
Charlotteは、東洋医学のことや気功・レイキのことなどにも多少知識があり、色々と知りたかったみたい。 -
楽しい時間はあっという間に流れて行き、10時半過ぎに、Mike宅を後にしました。
お宅を解放してくれ、チェンバロを借りてくれたAnne、Mike夫妻に感謝!
左からAnne、私、Charlotte、Reiko、Bill、Mike -
さて、翌29日は、以前住んでいたマンションのお友達、DianeとMiltonを訪ねました。
Dianeは、多分「親友」と呼べる間柄。親と同世代ですが、心が通じ合う所が多いのです。
地下鉄の駅まで迎えに来てもらう予定だったのが、Tilakがマンションの前まで送ってくれたので、地下鉄の駅からかけているフリをして、彼女の家のドアの前から電話をし「今ドアを開けてくれる?」
そんなサプライズとともに、感動の再会!
Dianeのお家では、いつもたくさんのフルーツがテーブルの真ん中に盛ってあります。それを頂きながら、コンサートのこととか、4年の間にあったこととかをおしゃべり。本当に色々なことが起こりました。Dianeにも、私にも。
Dianeの家の内装、明るい黄色だったのが、落ち着いたベージュ色に塗り替えたのですって・・・
写真は、ランチに連れていって頂いたWhite Flint Mall。モール内に走っていた電車。1回1ドルで乗れるとのこと。
Dianeに「これってお金かかるの?」と訊いたら、「乗りたい?」だって…いくら私がちっこくても、それは遠慮。Just out of curiosity... -
モール内を巡る汽車。可愛い。
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お昼は、イタリアンレストランへ。
「アメリカのイタリアンレストランでパスタを頼んではいけない。」
そんな教訓をすっかり忘れて、アスパラガスとチーズのペンネを頼んでしまった。案の定、パスタは柔らかめ・・・アメリカには「アルデンテ」って言葉もなかったんだっけね。。。
量が多かったから、そのぐにゃぐにゃパスタをお持ち帰りすることになり、そのまま夕食に。
ランチの後、お土産の買い出しにお付き合い頂き、4時近くに地下鉄の駅に送って頂きました。名残惜しくて、地下鉄に乗った後に思わず涙がこぼれてきてしまいました。。。
さて、ワシントン最後の夜。
仕事から帰ってきたReikoさんに連れられ、アレクサンダーテクニックのレッスンに潜入!私が去年、Reikoさんが日本に来た時にアレクサンダーテクニックを紹介したのでした。
Davidのグループレッスンのクラスには、私たちとPatというギタリストの3人。私の習っている先生は「体に覚え込ませる」タイプですが、Davidは「行動するときにどう考えるか」を実践させる方に重きを置いている感じでした。テーブルワーク(膝を立てて仰向けに寝てするワーク)ではなく、楽器を弾きながら横から先生がタッチして、調整して下さるやり方でした。
最後にDavid「何か質問は?」
私「なにかを『正確に』しようとすると、それがプレッシャーになりますが、それに対してはどうしたらよいのでしょう?」
Davidは、アレクサンダーテクニック的に「正しい」姿勢を「必死に保とうとしている」姿と「意識せずに自然に保ってている」姿 両方を実演してくれ、「本当の正確さというのは、『間違いを犯さない』ということからはかけ離れた、別の次元にあります」と説明。なんか、すっごく納得!
家に帰ってきてから、最後の夜なので、Reikoさんともたくさん話したかったのですが、目が開いていられないほど眠くなってしまいました。前日の強攻セッション(?)が祟ったのかも・・・Reikoさんには申し訳なかったけど、10時半には寝室へ。
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