★NZ車旅(27) −北島 パイヒアからラッセルとカワカワの町へ:SUR SHANGHAIさんの旅行ブログ
パイヒアの町では、ドルフィン・ウォッチングにブレット岬と穴あき岩を組み合わせた3時間クルーズ+無料オプションのウルプカプカ島を楽しんでみたSUR SHANGHAIとその旦那。
その日も夕闇に沈んだ後はパイヒアの海辺の散策。
ニュージーランドの月を見ながら夜風に吹かれるって風流だね。
翌日は、いよいよニュージーランド旅終盤のオークランドへと移動開始。
移動の途中では、パイヒア対岸の町ラッセルと、フンダートヴァッサー作品の公衆トイレがあるKAWAKAWA(カワカワ)の町を訪れてみようと思います。
今日の行く手にはどんな町が待っているだろう。
表紙の画像は、カワカワの町にあるフンダートヴァッサー設計の公衆トイレ。
パイヒアは、マリン・アクティビティの拠点の町。
宿もバックパッカー用から5つ星の高級モーテルまでずらり。海沿いだけではなく周辺の高台にも多数の宿が並んでいます。
SUR SHANGHAIたちが泊まったKINGSGATE HOTEL AUTOLODGE,PAIHIAは、海に面したMARSDEN ROAD沿いにある宿の一つ。
予約無しだったんですが、たまたま海側のスイート風の部屋が200NZドルで取れてラッキー。
この宿は海の見えない位置の部屋も多数あるので、予約する時には確かめた方がいいと思います。
シンプルながら真新しく暖かい感じのインテリアがある海側の広い部屋+テラス、キッチンの設備あり。
浴室にはスパ・バスも付いて、これで200NZドルはとてもお徳だと思いました。
観光インフォや商店、カフェ、レストランや、周辺クルーズの船着場のあたりまで徒歩で数分というロケーション。
部屋からのインターネット接続が出来ないのが玉に瑕ですが、観光インフォがあるあたりまで行くとネット・カフェが有りますよ。
所在地:MARSDEN ROAD 番地は特に書いてありませんでした。
サイトはこちら。http://www.kingsgateautolodge.co.nz/Paihia/default.asp 英語版
ベイ・オブ・アイランズの遊覧クルーズの後は上記のKINGSGATE HOTEL AUTOLODGE,PAIHIAで一休み&荷物整理。
パイヒアの海に面したMARSDEN ROAD沿いにはレストランも並んでいるので、そのうちの一軒で晩ご飯。
う〜ん、可も無く不可も無くの食事内容でちょっとがっかり。
パイヒアの町をちょっと見てみようと、歩き始める。
満月にちょっと足りない月がパイヒアの夕空に昇って来た。
この夕暮れのグラデーションがいいね。
二羽の鳥が飛んでいく夕空の風情がやけに日本画っぽい。
パイヒアの海沿いのMARSDEN ROADには、石造りの教会もあった。
小さいながら重々しい雰囲気。
これまでにイギリスで見た教会と同じようなスタイルだなあと思ったら、英国国教会派の教会だった。
裏手の墓地で振り向くと、黒々としたシルエットが夕暮れの空に浮かぶ頃。
パイヒアの船着場にあるこの六角形の建物は、元は水族館。
今では365 DEGREES SOUTH AQUARIUM と言う名のレストラン&バーになってます。
こっちで食事にすればよかったかな。
どんどん夜の闇が降りてくる。
ポッと灯った街灯が太陽の代わりになってあたりを照らす。
夕暮れと夜の境目のこの風情がいいね。
すっかり暗くなったパイヒアの船着場。
ひたひたと波がひそやかに岸壁を打つ。
月が出ているのに、星の見えない夜。
月も今夜は1人で夜空巡りかな。
さ、SUR SHANGHAIたちは、お部屋にもどってリタイアします。
一夜明けたKINGSGATE HOTEL AUTOLODGE,PAIHIAの庭とプールサイド。
今日もいい天気!(*^_^*)
生垣の向こうには海に面したMARSDEN ROAD。
このプールは7:00〜21:00オープン。
9:00を過ぎたのにまだ誰も来てない。
もうすぐチェック・アウト。
お天気がいいから、今日のドライブは楽しめそう。
KINGSGATE HOTEL AUTOLODGE,PAIHIAの庭に咲いていた花。
スッと立ち上がった花びらが、ロウソクの炎のようにも見える。
ジッと見ていると、風と共にユラユラうごめきそうなその形。
パイヒアの町も散歩ついでにチラッと見ただけだったけど、これまでのノースランドの町のうちでは一番にぎやかで明るい感じだったねえ。
マリン・スポーツの拠点になっている町だけのことはある。
そのパイヒアも、今日はもう去るこの日。
ずいぶん慌しいけど、今回はあちこちの印象を見るための旅だから仕方ないね。
昨日、ベイ・オブ・アイランズの遊覧クルーズに乗った時にボートが寄ったラッセルの町にも行ってみようっか。
ラッセルは、パイヒア対岸にある小さい町。
パイヒアの町からは人だけを乗せるフェリーが出てますが、車でラッセルに行く時にはパイヒア南郊外のオプア(OPUA)の船着場からFULLERS社のカー・フェリーが出ています。これは、そのオプアへの標識。
パイヒア南郊外のオプア(OPUA)の船着場から出ているFULLERS社のカー・フェリー。地元の人たちの足にもなっているフェリーです。
パイヒアからオプアまでは6kmほど。
道筋に標識もあって、RUSSEL VIA VEHICLE FERRYと出ているのでそれに従って行きます。
上の4枚の画像がオプア(OPUA)の船着場。
船着場手前には乗船用のレーンがあるので並んで順番を待ちましょう。
このオプアの船着場からラッセル側のオキアト(OKIATO)へのカー・フェリーの運航は毎日6:50〜22:00で、ほぼ10分間隔の運行。
普通車だと一度に20台乗れるか乗れないか位の小さいフェリー。
乗船後にスタッフが回って来るのでチケットはこの時に購入します。料金は、普通車+運転手=10NZドル、2人で乗る場合はそれにプラス1NZドルというお値段。
5分ほどでラッセル側のオキアトの船着場に到着。
下の2枚の画像がオキアトの船着場。
オキアトの船着場からラッセルの町までは8kmほど。
オキアトからパイヒア(オプア)へのフェリーは毎日6:40〜21:50。料金設定は上記と同様でした。
ラッセル側のオキアトの船着場近くに並んでいた郵便箱。
散り敷いた花びらと緑の中の郵便箱は誰からの便りを待っているんだろう。
何となく、ザ・ビートルズの『アクロス・ザ・ユニヴァース』の中の一節を思い出す。
♪...Thoughts meander like a restless wind inside a letter box... ♪
オキアトの船着場からラッセルの町までは8kmほど。
その途中に出ていた標識には、≪オキアト、ニュージーランド最初の首都≫と出ています。
オキアト(オールド・ラッセル)は、何を隠そうニュージーランドで一番古い町で、1840年には一時期ニュージーランドの首都になっていたんだそう。
その後1841年には首都はオークランドへ移動。
ウェリントンが現在のように首都になったのは1865年のことだったのだそう。
ちょっとびっくり。(◎o◎)
ラッセルは、パイヒア対岸の海辺の小さい町。
パイヒアより落ちついた感じなので、こちらに宿を取るのもいいかも。
SUR SHANGHAIたちが訪れたこの日のラッセルの船着場には、何かのイベント用らしいボートも停泊。
埠頭に集まってきたのは地元の人たち?
この道は、ラッセルの桟橋があるザ・ストランド通り。
民家や商店、カフェ、宿も並んでいて、散策するのが楽しい浜辺の小道。
パイヒア対岸のラッセルは、同じベイ・オブ・アイランズの町でもこぢんまりとしっとり落ち着いた感じ。
この雰囲気が気に入って、老後はここに移転してくる人も多いんだそう。
これもラッセルのザ・ストランド通り。
右手はすぐ浜辺になっています。
画像左奥の白い建物は交番。
こんなに可愛い建物だと、イヌのお巡りさんが出て来そう。(*^。^*)
ラッセルのザ・ストランド通りがある浜辺。
右奥に見えるのは、上の方に画像を出した桟橋あたり。
この大砲は1840年代には町の防衛のために、桟橋向こうのマイキという名の丘に据えられていたこともあったんだそうです。
今のこの場所に置かれたのは1917年になってから。
詳しく知りたい方は、ラッセルのヘリテージ・トレイルを歩いてみては?
下にご紹介するラッセル博物館に資料が置いてありますよ。
これがラッセル博物館の外観。
町と同じように小さい博物館ですが、ラッセルの元々のマオリ名はコロラレカ(甘いペンギン)だったとか、1800年代には捕鯨の町として栄えたとか、1840年には一時ニュージーランドの首都になったという、思いがけなく波乱万丈の歴史を知ることが出来ます。
クック船長のエンデバー号の模型もあり。
お時間がある方は行ってみては?
所在地: 2 YORK ST.,RUSSEL
ザ・ストランド通りから楽々歩いて行けます。
チケット料金は忘れてしまってすみません。
ラッセル博物館の後で行ってみたのは、ラッセルの町から車で10分足らずのフラッグスタッフ・ヒル。
道には標識が出ているので、それに従って行きます。
駐車も見学も無料。
ラッセルの町の前にあるコロラレカ湾や、ベイ・オブ・アイランズの眺めがきれい。
ラッセルの桟橋がここからも見えています。
クック船長率いるエンデバー号がこのベイ・オブ・アイランズにやって来たのは1769年のことだったのだそう。
ラッセルのフラッグスタッフ・ヒルのてっぺんに立っている柱。
帆柱をイメージしたのかな。
今日のこの青い空によく映える。
さ、そろそろラッセルも出て、次のカワカワの町へ行ってみよう。
オキアト⇔オプアを結ぶカー・フェリーは、この旅行記で前述したので、オプアへと戻る様子は省略。
お次は、この標識にも出ているKAWAKAWA(カワカワ)の町へ。
このカワカワの町には何があるかと申しますと、オーストリアの建築家、画家、芸術家であるフリーデンスライヒ・フンダートヴァッサー作品の公衆トイレ。
カワカワの町は、1号線と11号線とのジャンクションにあります。
カワカワの町が近づいて、1号線と11号線とのジャンクションのあたりには、このとおり≪HUNDERTWASSER TOILETS TURN RIGHT 400m≫の標識も出ています。
オーストリアのウィーンで、フンダートヴァッサー関連のクンスト・ハウス・ウィーンやフンダートヴァッサーハウスを見ていたSUR SHANGHAIはワクワク。
旦那はあんまり興味なさそう。(ーー゛)
カワカワの町は小さいので、フンダートヴァッサー作の公衆トイレはすぐに見つかります。
町に入ってすぐの目抜き通りGILLIES STREETに面しているこの建物がそう。
画像左上にも看板が出ています。
この公衆トイレは実用。
見学ついでに使い心地を試してみる観光客もポツポツとやって来てました。
カワカワの町の公衆トイレ正面入り口。
向って右側が女性用、左側が男性用。
フンダートヴァッサーの建築を見たことのある人なら、この独特のデザインの柱を見ただけで「あ! フンダートヴァッサー!」
さてと、SUR SHANGHAIは一応女なので、右側のトイレを探検しに行ってみます。
ワクワク。(^^)
トイレに行くのがこんなに楽しみとは思わなんだ。(^^ゞ
注: この画像に写っているのは、たまたま写っただけの人。SUR SHANGHAIの旦那ではありませぬ。
カワカワの町のフンダートヴァッサー作の公衆トイレ女性用入り口。
ちょっと怖そうなおねえちゃんの絵が付いたタイルが壁面に貼ってあります。
その横には、このカワカワの町やフンダートヴァッサー、そしてこのトイレを紹介するパンフレットが置いてあって、寄付金入れのスリットも取り付けられています。
SUR SHANGHAIは、パンフレットを一部もらって、ポケットに入っていた小銭を寄付。カチャン。
さてさて、トイレの中はどんな感じ…?
カワカワの町のフンダートヴァッサー作の公衆トイレ女性用内部。
あ、結構奥行きがある。
内部のタイル使いなんかもいかにもフンダートヴァッサー。
ちょうど、ペーパーの補充に来ていた管理人さんが、「このトイレ、きれいでしょ。使っていって。」
カワカワの町のフンダートヴァッサー作の公衆トイレ女性用内部。
これは、一番奥の壁面と手洗い場があるあたり。
壁に色付き瓶をはめ込んで、ステンドガラスのような効果を狙ったらしい。
う〜ん、いいなあ、この感じ。
一瞬、ニュージーランドのいるのを忘れて、ウィーンの街にワープしてしまったような錯覚。
ウィーンにあるフンダートヴァッサー作品、クンスト・ハウス・ウィーンやフンダートヴァッサーハウスと比べてみたい方は、下記も併せてご覧ください。
★ヨーロッパあちこち(2) − シュテファン寺院からフンダートヴァッサーハウス周辺へ
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10360429/
カワカワの町のフンダートヴァッサー作の公衆トイレ女性用内部。
これも、一番奥の壁面と手洗い場があるあたりを角度を変えて見た様子。
壁面に埋め込んだガラス瓶が装飾兼明り取りにもなっているし、目隠しにもなっている。
それにガラス瓶のリサイクルにもなってるし。
一石四鳥はあるね。
カワカワの町のフンダートヴァッサー作の公衆トイレ女性用個室内部。
トイレの建物は結構大きかったのに、個室はこれ一つだけだったような…。
SUR SHANGHAIがあれこれ見たり写真を撮っている間にも、同じように見学ついでに使用していく観光客が数人。
その人たちも去ったので、いよいよ個室内部の撮影もします。
個室の中は広く作られていて、車椅子の人も使えそう。
トイレ前の看板にも車椅子マークが付いてたし。
でも、便座脇のどこにも手すりが無い…。
介助する人がいないと、立ったり座ったりが大変なんじゃないかなあ。
カワカワの町のフンダートヴァッサー作の公衆トイレ女性用個室内部。
壁面や床面のタイル使いはやっぱりフンダートヴァッサーの感性。
トイレットペーパーが垂れ下がっているのは、SUR SHANGHAIの前に見学+試用した誰かの仕業。
写真に撮る前にちゃんと三角に折っておいた方がよかったかも…。(^^ゞ
トイレットボウル自体もフンダートヴァッサーの選択?
便座は木製より、手入れや掃除がしやすい材質の方が公衆トイレ向きなんじゃないかなあ…、と巨匠の作品にケチをつけるSUR SHANGHAIでございます。
身のほど知らずでしたら、平にお許しを〜。m(__)m
このあと、旦那に男性用のトイレ内部を撮ってもらおうと外に出たら、いない!
これは、男性用トイレ入り口壁面の装飾とフェンス。
こちらも夜になったら施錠されるのかも。
男性用トイレ入り口には、なぜかフンダートヴァッサー作の公衆トイレを紹介したパンフレットも寄付金入れのスリットも付いていませんでした。
どこかへ消えた旦那を待つことしばし…。
いくらSUR SHANGHAIでも、男性用トイレの内部に踏み込む勇気は無いので、旦那を待ちつつ公衆トイレの裏側へ行ってみることに。
フンダートヴァッサー作の公衆トイレの側面に出ていた説明プレート。
『フンダートヴァッサーのデザインによる南半球で最初の建築。1999年12月10日オープン。』のほか、協力者たちの名前なども記されています。
ここでカワカワの町とフンダートヴァッサーの関係をちょっと説明。
カワカワは、オークランドから北に向かう1号線とパイヒア方面に向かう11号線とのジャンクションにある小さい町。1870〜1880年代に炭鉱の町として発展したようです。現在の人口は1300人。
フンダートヴァッサーが初めてニュージーランドに来たのは1970年代初め。
75年にカワカワの町の近くに農場を買い、86年には市民権も取得したのだそうです。
2000年にニュージーランドに向かう途中の客船内で死去し、お墓もその農場にあるとのこと。
これが、カワカワの町にあるフンダートヴァッサー作の公衆トイレ裏側。
この画像だと、左手が女性用、右手が男性用。
この画像を見ると、男性用トイレの壁面にも、女性用トイレと同じようにガラス瓶が埋め込まれているようです。
カワカワの町のフンダートヴァッサー作の公衆トイレ前。
GILLIES STREETを隔てて斜めお向かいを見てみると、そこにもフンダートヴァッサーお得意の様式の柱を持つお店。
これは、THE GRASS HUT と言うお店で、中にはフンダートヴァッサー関連のお土産多数。一瞬ウィーンのお土産屋さんにいる気分になります。中の撮影は不可。
その向こうに見える赤い建物はカワカワ・メモリアル・ライブラリー・ミュージアム。町の歴史以外にもフンダートヴァッサー関連の展示もあるそうです。
開館は月〜金曜日の11時〜3時らしく、日曜日に行ったSUR SHANGHAIたちは見学できませんでした。
画像手前に見えている線路は、1870年代後半から1880年代前半にカワカワが炭鉱の町として栄えていた頃に、石炭輸送に使われていたんだそう。
今でも観光用の機関車が走っているんだそうですが、SUR SHANGHAIたちが訪れた時には見かけませんでした。
カワカワの町のフンダートヴァッサー作の公衆トイレからGILLIES STREETを隔ててお向かいには、もう1軒フンダートヴァッサー関連グッズ満載のお店があります。
このお店の名はSWEETGRASS GIFTS。
ここもお店内部は撮影不可。
上の画像で紹介したTHE GRASS HUT とは同じ並びですぐそこなので、フンダートヴァッサー好きの方は、どちらのお店も覗いてみては?
カワカワの町のフンダートヴァッサー作の公衆トイレと同じ並びにあるこの建物はカワカワ・シアター。
映画館になっているようです。
デザインはフンダートヴァッサーではないようですが、その色合いが目を引きます。
いつまで経っても旦那がフンダートヴァッサー作のトイレ前に戻ってこないので、駐車場に行ってみたら車の中で寝ていた…。(^_^;)
こんなことなら、最初に旦那に男性用トイレ内部の写真を撮ってもらえばよかったなあ…。
失敗した…。(ーー゛)
で、今日の目的地=今回のニュージーランド旅の最終目的地オークランドへ移動することに。
町を出る時に気付いたカワカワの町の標識もフンダートヴァッサーっぽいデザインだけど、これも作品なのかどうかまでは未確認。
さ、この後はいよいよオークランドへ!
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