2006/03/23 - 2006/03/23
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SUR SHANGHAIさん
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洞窟住居(サッシ)が渓谷に身を寄せ合って密集するマテーラの街。
駅周辺の新市街とは打って変わって、住む人も少なくなってきているのが見て取れる。
ドゥオーモを望むサッソ・バリサーノ地区からの眺めを楽しんだ後は、洞窟教会≪サンタ・マリア・デ・イドリス教会≫もあるサッソ・カヴェオーソ地区へ。
少し寒いくらいのお天気。
でも、石段や行き止まりも多い込み入った道をあっちこっち歩き回っているうちに汗ばむほど。
道筋には売店も無いし、駅の近くで飲み物を買って来ればよかったなあ。(^^ゞ
ヒャ〜、そういえばこのあたりにはトイレも見当たらない。
これは用足ししておいてよかった〜。
サッソ・カヴェオーソ地区はどんな顔を見せてくれるのか。
表紙の画像は、サッソ・カヴェオーソ地区のどん詰まりから見たサッソ・バリサーノ地区方向。
ドゥオーモの尖塔はここからも見える。
-
街歩き途中で見つけた≪HOTEL SANT’ANGELO≫四つ星は、洞窟住居を改装したホテル。
洞窟教会≪サンタ・マリア・デ・イドリス教会≫が目の前。
中を見せてもらおうっと。
大丈夫かな? -
その時受付にいた方は気軽に「いいですよ。」って言ってくれたけど、案内してくれようとする度に電話が鳴ったり、お客さんが来たり。
突然、見学を申し込んでごめんなさい。
待つ間、ホテルの玄関前を一回り。
所々に置いてある植物や立像もいい感じ。 -
外側にある階段途中から見たホテル前の庭スペースと対岸の渓谷。
-
ホテルの玄関真正面に洞窟教会≪サンタ・マリア・デ・イドリス教会≫のある岩山が。
その左下にサン・ピエトロ・カヴェオーソ教会。
う〜ん、いいロケーション。 -
ドゥオーモからも歩行者用の道があるけど、石畳や石段だからタクシーやレンタカーで来るのが無難かな。
ホテル脇や上記の教会の駐車場が使えるとのこと。 -
ホテル内部の食事スペース。
数軒の洞窟住居をつなぎ合わせたものとか。
インテリアや照明も雰囲気よし。 -
受付の方は忙しくて案内できなかったので、メイドさんにいくつかのお部屋を見せていただきました。
とっても参考になりました。ありがとうございます。
洞窟住居だった面影を色濃く残した、一つ一つ雰囲気もインテリアも異なるお部屋。
部屋の様子、お値段、行き方などは下記のサイトでご覧ください。
http://www.hotelsantangelosassi.it/ 英語版もあり。
こういうホテルがあると知っていたら、マテーラに泊まればよかったなあ。と思いつつ、さらに前進。 -
教会を見る前に、サッソ・カヴェオーソ地区の外れまで行ってみることに。
サッソ・バリサーノ地区より古い感じの洞窟住居が渓谷の斜面に連なっているのがよく見える。
てっぺんには新しく出来た家並みも続く眺め。 -
ヒャ〜、絶景かな、絶景かな!
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この辺りはほとんどが廃墟になった洞窟住居。
荒涼とした風景を風が渡っていく…。 -
観光客用の遊歩道や標識があるので、それに従って行くもよし。
-
道筋には監視員さんもいて、お土産もちょっと売ってます。
お気に召したらどうぞ。 -
わ〜、ここからもドゥオーモの尖塔が見える!
-
もう誰も住んでいない洞窟住居は、中に入れる所も多数。
湿気で苔むした石の床が滑るのが玉に瑕。 -
どの家でも、入ってすぐの所に台所と石造りの貯水槽。
中は結構奥行きが深くて暗い。
当然ながら電灯は点いていないので、お足元にご用心。 -
さ、どん詰まりまでもう一息。
-
一番外れまで来てこの絶景を楽しんでいると、吠え掛かる犬の群れに帰り道をふさがれた。\(◎o◎)/!
逃げようにも道は無し。
幸い、監視員さんが飛んで来てくれたけど、久々で味わった恐怖。ブルブル。((+_+))
この辺りは野良なのか放し飼いなのか分からないワンちゃんが多い。
監視員さんたちも夕方には帰るようなのでご注意。 -
監視員さん、ありがとう。
ワンちゃんたちはちゃんとつないで置くように、付近の人に言ってくれたらうれしいな。
一安心して戻る道筋。 -
ここに多くの人たちが住んでいた頃はどんな雰囲気だったんだろう。
-
今はがらんどうになった洞窟住居は沈黙して語らず。
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途中まで来て振り返る道。
自分の足音も消えて風の音だけ。 -
灰色の空、灰色の町並み。
空が青い日にはどう見えるのか。 -
廃墟に住む猫ちゃん。
-
今度は教会見学。
と、≪サンタ・マリア・デ・イドリス教会≫のある岩山裏手まで行ってみると…、 -
…40年代まで使われていた洞窟住居があって、ミニ博物館として公開されていましたよ。当時の見学料1.5ユーロ。
人も動物も同居していた生活の様子が分かるので、寄ってみるといいと思います。
日本人だと言うと、日本語での説明もテープで流してくれます。 -
部屋の用途、家財道具の説明、ベッドが異様に高いのは床からの湿気を防ぐためとか、隙間に物を置いたりニワトリが巣を作れるようにしていたなどが分かって興味深い所。
-
井戸の口と家財道具。
ここでも洗濯板の発想は同じ。 -
あれ、キッチンは案外現代的。
洞窟住居には窓が全然無い、と思ったら、キッチンにだけはありました。
煙出しのためだろうな。 -
洞窟教会≪サンタ・マリア・デ・イドリス教会≫で、教会巡りのチケット購入。
この画像の正面入り口は閉まっているのですが、右手に回りこんでいくと小さい入り口があり、中の受付で販売していました。
チケットは、見学する教会の数によって違います。
当時のお値段は、教会1つが2.5ユーロ、3つは5ユーロ、5つは6ユーロ。
内部にはフレスコ画などが残っていても、撮影は禁止。チケットを買うと地図ももらえ、遊歩道沿いにも各見所の教会の標識が出ています。 -
洞窟教会≪サンタ・マリア・デ・イドリス教会≫前の階段を下りたところに、こんな工房兼お土産屋さんがありました。
≪職人の大工房≫と日本語でも看板が出ているのですぐ分かります。
中には…、 -
…マテーラ伝統の人形が売られていました。
日本語でも説明書きがしてあり、昔はチーズで作られていたとのこと。高さが10数cm〜20cm位。お値段は11ユーロと12ユーロのものがありました。
カラフルで珍しいお土産にどうぞ。 -
そのほかにはマテーラの風景を描いた飾り皿や置物。
奥では職人さんたちの仕事振りも見られます。 -
宿をとったバーリに帰る電車もまだあるし、このマテーラの風景が気に入ったSUR SHANGHAI。
またサッソ・バリサーノ地区に戻ろうかな。
もう誰も顔を見せない窓辺の上の菜の花。 -
住民がいる洞窟住居の谷間にかかる洗濯物。
人が住んでいる家回りには、生活の息吹が見える。
ここからまたサッソ・バリサーノ地区へお名残の風景を愛でに戻るSUR SHANGHAI。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- 旅のトランクルームさん 2006/05/10 12:36:36
- マテーラ・・・・
- こんにちわ(^^♪
同じ場所を観光してるはずなのに、違う側面をここで発見!
アングルといい、目のつけどころといい、溜息が出ます。
私が訪れたのは今年のお正月頃の真冬でしたが、
さほど光景としては飛びぬけた変化はないようですd(゚Д゚*)ネッ!!
それにしても、本当に素敵なお写真ばかりφ(.. )メモメモ
旅々
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/05/10 22:57:04
- RE: マテーラ・・・・
- マテーラに限らず、同じ所に行ったはずなのに他のトラベラーさんの旅行記を拝見すると「あれ?本当に同じ所?」と思うことがありますね。
もちろん「あ、同じだ!」と思うこともありますが。
人それぞれ、違う視点で物事を見ているんだな、と改めて気付かされますね。
- 旅のトランクルームさん からの返信 2006/05/10 23:23:27
- RE: RE: マテーラ・・・・
- ヾ(*\'-\'*)ハイ まったく同感です。
この度はお気に入りを承諾して頂きヾ(^▽^〃)ノありがとう
しかも私のような処を登録していただいたことも恐縮です。m(_ _)m
少しづつ他の方の旅行記を見学に行きますが、
やっぱり行ったとこに注目してしまいがちです。
そこで自分が見落としてしまったとこを発見しては参考にしています。
今後ともヨロシクオネガイシマス(ツ _ _)ツ))
旅々
-
- Rockyさん 2006/05/09 19:17:27
- 雰囲気よし
- SUR SHANGHAIさん
>インテリアや照明も雰囲気よし。
なかなかの雰囲気!周囲を良く考えて作られたホテルに感心!
ホテルも旅を楽しくする重要ポイントを再認識です。M.Rocky
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/05/10 21:59:04
- RE: 雰囲気よし
- いや〜、ここに実際に泊まったわけではないのが残念です。
事前に知っていたら泊まってみたかったですよ。
旅先で気になったホテルや下見を頼まれたホテルをよく見学させていただいています。
いつも突然行くので、先方としては迷惑なんでしょうけど…。(^^ゞ
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