７月２３日（月）晴<br />天気予報は日本海側は晴だと報じている。今日で北海道は最後となるので、札幌見物をすることにする。まずは朝食、そして荷物を送ってしまうこと。一階にクロネコが入っていて、荷物の宅配を受け付けている。中くらいのダンボールを１ケ買い、スーツケースはカバーをかけて２つ組で送ることにした。ほんとはスーツケースが入るくらいの大きなダンボールがほしかったのだがなかった。荷物を持ちながらチェックアウトしようと言うのを、忘れ物をするから、とわざわざ荷物を出してもう一度部屋に戻ったにもかかわらず、なんとコートを忘れた。Papasanのコートは送る荷物の中に押し込んだ。東京は曇りだというので寒いといけないと、私のは残したのだが、ハンガーにかけたまま出てきてしまった。相変わらずのドジ。気がついたので、ホテルに電話すると、ちゃんとあった。それで着払いで送ってもらうことにした。とんだ迷惑をかけてしまった。<br /><br />まずは札幌駅まで行って、ロッカーにパソコンとカメラバッグを預けた。さすが札幌、選挙の宣伝カーがうるさい。とはいえ野次馬オバサン、さかんに宣伝カーに手を振っている。あげくに運動員に、もっと元気にやりなさいよ、なんて檄を飛ばしている。<br /><br />旧道庁の赤レンガの建物の前、赤レンガ・カフェから、市内観光のオープンカーが出ているので、これに乗った。去年から運行しはじめたようだ。オープンカーは冬場には出稼ぎに道外へ行くということだ。一周、約４０分。１５００円。<br />http://www.northerncross.co.jp/skybus/index.html<br /><br />それが終わってから旧道庁の内部を見学した。見学者は中国語や韓国語が飛び交っている。ガイドはついているが、説明文は日本語だけだ。ただし、トイレの中の説明は中国語とハングルだけ。樺太でソ連参戦で悲運に遭った人々の証言や写真が映し出されていた。悲しくも辛い記憶。<br /><br />三岸好太郎美術館を予定に入れていたのだが、あいにくと月曜日なので休館。次の予定の北大の植物園も休館。月曜日であることを忘れていた、これは失敗。ほとんどのところは月曜休館だ。じゃぁ〜、北大のポプラ並木でも見に行こうよ。それこそずいぶん見ていないから。<br /><br />暑い日差しの中をテクテクと歩いていく。ファーブル展のポスターもあったが、やはりそこも月曜日でお休み。途中、水辺で遊ぶ子ども達の姿が可愛いので、写真を撮っている。楡の木の緑が映えている。<br /><br />ポプラ並木についた。1959年の台風で1900本が倒れ、目下51本の並木。ポプラの寿命は60〜70年と以外に短い。ということは、高くそびえるこのポプラも老木で、倒れる危険性もあるということだ。近くに、新たなポプラ並木を作っているそうだ。<br /><br />北大を出るとタクシーが来た。それに乗って、サッポロビール館のジンギスカンへ行く。私はヒツジは好きではないし、ビールも飲まないので、好きな場所ではないのだが、Papasanはヒツジが好きなのでお昼はここにした。案の定、ビールとジンギスカンでひとりたのしんでいる。札幌駅に戻り、お土産を買って、千歳直行電車で空港に向かう。暑い、暑い、汗が滴り落ちる。<br /><br />16時30分発、席は右側の窓側ふたつ。窓側は毎度のことながらPapasanが占める。すぐに海上に出た。どうも室蘭から海にぬけて飛んでいるみたいだ。<br />あれ〜、下北半島がよく見える。下北半島はぐるっとまわったことがある。ということは、あの丸いものが並んでいるところが六ヶ所の核廃棄物の施設だな。訪ねたことがある。あの湖は小川原湖だろう。雲がところどころに影を落としているが、男鹿半島はよく見えた。あの光っているのは大潟村の水田だろう。秋田はもうじき竿灯だ。また行きたいね。<br /><br />鳥海山だ。雲から頭をのぞかせている。佐渡が見える。地震の被災地は？<br />関東に近づくにつれ、だんだん雲が多くなって下界が望めなくなった。羽田は雨だった。<br />

北の大地を走る６

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2007/07/23 - 2007/07/23

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#その他

buchijoyceさん

７月２３日（月）晴
天気予報は日本海側は晴だと報じている。今日で北海道は最後となるので、札幌見物をすることにする。まずは朝食、そして荷物を送ってしまうこと。一階にクロネコが入っていて、荷物の宅配を受け付けている。中くらいのダンボールを１ケ買い、スーツケースはカバーをかけて２つ組で送ることにした。ほんとはスーツケースが入るくらいの大きなダンボールがほしかったのだがなかった。荷物を持ちながらチェックアウトしようと言うのを、忘れ物をするから、とわざわざ荷物を出してもう一度部屋に戻ったにもかかわらず、なんとコートを忘れた。Papasanのコートは送る荷物の中に押し込んだ。東京は曇りだというので寒いといけないと、私のは残したのだが、ハンガーにかけたまま出てきてしまった。相変わらずのドジ。気がついたので、ホテルに電話すると、ちゃんとあった。それで着払いで送ってもらうことにした。とんだ迷惑をかけてしまった。

まずは札幌駅まで行って、ロッカーにパソコンとカメラバッグを預けた。さすが札幌、選挙の宣伝カーがうるさい。とはいえ野次馬オバサン、さかんに宣伝カーに手を振っている。あげくに運動員に、もっと元気にやりなさいよ、なんて檄を飛ばしている。

旧道庁の赤レンガの建物の前、赤レンガ・カフェから、市内観光のオープンカーが出ているので、これに乗った。去年から運行しはじめたようだ。オープンカーは冬場には出稼ぎに道外へ行くということだ。一周、約４０分。１５００円。
http://www.northerncross.co.jp/skybus/index.html

それが終わってから旧道庁の内部を見学した。見学者は中国語や韓国語が飛び交っている。ガイドはついているが、説明文は日本語だけだ。ただし、トイレの中の説明は中国語とハングルだけ。樺太でソ連参戦で悲運に遭った人々の証言や写真が映し出されていた。悲しくも辛い記憶。

三岸好太郎美術館を予定に入れていたのだが、あいにくと月曜日なので休館。次の予定の北大の植物園も休館。月曜日であることを忘れていた、これは失敗。ほとんどのところは月曜休館だ。じゃぁ〜、北大のポプラ並木でも見に行こうよ。それこそずいぶん見ていないから。

暑い日差しの中をテクテクと歩いていく。ファーブル展のポスターもあったが、やはりそこも月曜日でお休み。途中、水辺で遊ぶ子ども達の姿が可愛いので、写真を撮っている。楡の木の緑が映えている。

ポプラ並木についた。1959年の台風で1900本が倒れ、目下51本の並木。ポプラの寿命は60〜70年と以外に短い。ということは、高くそびえるこのポプラも老木で、倒れる危険性もあるということだ。近くに、新たなポプラ並木を作っているそうだ。

北大を出るとタクシーが来た。それに乗って、サッポロビール館のジンギスカンへ行く。私はヒツジは好きではないし、ビールも飲まないので、好きな場所ではないのだが、Papasanはヒツジが好きなのでお昼はここにした。案の定、ビールとジンギスカンでひとりたのしんでいる。札幌駅に戻り、お土産を買って、千歳直行電車で空港に向かう。暑い、暑い、汗が滴り落ちる。

16時30分発、席は右側の窓側ふたつ。窓側は毎度のことながらPapasanが占める。すぐに海上に出た。どうも室蘭から海にぬけて飛んでいるみたいだ。
あれ〜、下北半島がよく見える。下北半島はぐるっとまわったことがある。ということは、あの丸いものが並んでいるところが六ヶ所の核廃棄物の施設だな。訪ねたことがある。あの湖は小川原湖だろう。雲がところどころに影を落としているが、男鹿半島はよく見えた。あの光っているのは大潟村の水田だろう。秋田はもうじき竿灯だ。また行きたいね。

鳥海山だ。雲から頭をのぞかせている。佐渡が見える。地震の被災地は？
関東に近づくにつれ、だんだん雲が多くなって下界が望めなくなった。羽田は雨だった。