小さな旅●豊田市 逢妻女川（あいづまめがわ）の堤に咲く彼岸花

2010/10/08 - 2010/10/08

豊田市の逢妻地区を流れる逢妻女川（あいづまめがわ）の堤防に、約80万本の彼岸花が、少し見頃を過ぎたとはいえ真っ赤に咲き誇っていました。前日、フォートラベル会員の「みちるさん」に教えていただき、さっそく見に行ってきました。
逢妻女川の彼岸花は、宮口上自治区の有志でつくる地元育成会が、平成8年から球根の植栽を始め、今日まで草刈りと球根の補植を続けて、自然の中に創り上げたお花畑だそうです。育成会の皆さんのご苦労を感じながら、田園のなかの彼岸花を楽しませていただきました。

逢妻女川の堤防に咲き誇る彼岸花。

エリア 豊田(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

逢妻女川の彼岸花

逢妻女川に架かる宮上町の男橋から、上流の天王橋の両岸約500メートルが、彼岸花で一面赤く染まっていました。

男橋の上から

水面と彼岸花のコントラストがきれいです。
見頃は少し過ぎたようですが、それでもまだ赤さは衰えていません。

混植された彼岸花

男橋のたもとには、何も意図のなさそうな赤と白の混植された彼岸花が、ほどよいばらつきで咲いていた。自然風の感じがうれしい・・。

堤を彩る秋の花

宮川町男橋から上流の丸根町天王橋にかけ、今は約80万本が・・そのうち300万本が咲く彼岸花に。

夢は大きく・・

駐車場に掲げられた案内板には、

「宮口上自治区の有志により結成された
逢妻女川彼岸花育成会では
地域を流れる逢妻女川を花でかざり、
住民の憩いの場にしょうと
平成8年度から川の両岸に彼岸花を
植え続けています。
育成会14人による草刈などの手入れにより
天王橋から男橋の間に
およそ60万本の花が咲くようになりました。
メンバーの目標は300万本咲かせて
日本一の彼岸花の景勝地にすることです。」

逢妻女川彼岸花育成会

中間地点から見る下流側

ほぼ半分ほどが咲き終わっていましたが、まだ見られます。
蕾の場所もいくらかは残っていました。

満開の彼岸花

一面に咲く

白花が一輪・青い空

堰のある逢妻女川

ゆるやかにカーブを描いて

白と赤のハーモニー

中間地点にも
白花の彼岸花が咲いていました。

カワセミ

三脚に望遠で何かを狙うカメラマンが一人・・。レンズの先を見ると・・なんとカワセミでした。車に走って、持ってきた400ｍｍ望遠を付けたばかりだとか・・。距離は7ｍほど、大きく写っています。105ｍｍで撮ってみましたが米粒ほどにしか捕らえられず・・。原版を縮小せずカットした画像が、これです。

田園のなかの彼岸花

彼岸花咲く堤防を散策

西には民家があり、
北側（右）にはトヨタ自動車貞宝工場が見えます。

帯状に咲く彼岸花

目立つオレンジ色の彼岸花

男橋の土手に1本だけ咲いていました。ひょっとしたら、中国や日本南部に自生する黄花のショウキズイセン（鍾馗水仙 ）かも・・。

最近、赤や白以外に園芸品種でカラフルなヒガンバナ科のリコリスが出回っています。どこかで紛れこんだのでしょう。ぽつんと咲く色違いの彼岸花もいいものです。

男橋から見た天王橋

遠方に見える青い橋が逢妻女川の上流に架かる天王橋、あそこまで距離約400ｍです。

逢妻女川と男橋

橋の外れに廻ってみました。こちらの彼岸花はほとんどが咲き終わっていましたが、一部満開の場所も残っていました。こちらの男橋を最後に、帰路に・・。飯田街道を西に向けハンドルを切りました。来年もまた来たい彼岸花群生地でした。教えてくださった みちるさん、ありがとうございました。


〜おわり〜

この旅行記へのコメント （2）

• みちるさん 2010/11/07 20:28:20

  ヒガンバナきれいに撮れましたね

  こんばんは
  
  久しぶりにＰＣを開いて、シベックさんのを見せていただきました。
  
  父が亡くなって、何だかあの頃が遠くなってしまいました。
  そういえば、お悔やみありがとうございました。
  
  逢妻女川が年に１度、華やぐ季節でしたね。
  年々増えてるそうで、自治区の皆さんが丹精されて嬉しい限りです。
  また来年の楽しみです。
  
  きれいなお写真見せていただいて、ありがとうございました。

  シベックさん からの返信 2010/11/08 14:35:47

  RE: ヒガンバナきれいに撮れましたね

  みちるさん、こんにちは！
  
  お父上がなくなられ、いろいろと大変でしたね。
  お察し致します。
  
  きょうは沢山のお気遣いありがとうございました。
  みちるさんに教えていただいた逢妻女川の曼珠沙華をみてきました。
  少し見頃を過ぎていましたが、それでもまだまだ綺麗でした。
  
  自治区の皆さんの熱い思いが感じられ、
  近い将来、日本一の曼珠沙華の咲く堤となることでしょう。
  
  来年は、見頃を逃がさぬよう何度か通ってみたいと思っています。
  今日は、ご訪問ありがとうございました。
  
  　　　シベック