夏休み甘南02★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州夏河★ゲルク派六大寺院のひとつ「拉卜楞寺」へ

2010/08/08 - 2010/08/09

出発2日前に航空券を購入し、突然決まった甘粛省への旅。
とりあえず最初の目的地は、甘粛省南部チベット族自治州「夏河」。
以前、鑑真号で日本に帰国した際、船の上で知り合った韓国人に
「蘭州の近くにミニチベットがある」と聞いたのを思い出し、
行ってみることにしました。

行き当たりばったりの甘粛省の旅、どうなることやら？

★★　拉卜楞寺（ラプラン寺）について　★★
1709年に創建された、甘粛省甘南チベット族自治州夏河県大夏河の岸辺にある寺院。チベット仏教ゲルク派六大寺院のひとつで、甘南チベット族地区最大の寺院。

多い時でラマが3000人もいたことがあり、寺院内には今でも大きな牛4頭を一度に煮込むことの出来る銀鍋がある。拉卜楞寺はチベット族文化書籍を収集保存しており、中国のチベット仏教寺院の中で、最も豊富に書籍が保存されている。

1782年、寺院の規模が拡大したのに伴い、寺院内にはチベット医学学院「マンカン」が敷設され、医学の人材養成がスタート。医学学院敷設から200年、寺院では厳格な教学制度のもとに、医学の人材の養成が行われている。

【夏休み甘粛省の旅8月7〜11日】
01★蘭州★突然決めた甘南チベット族自治州への旅！
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10508873/
02★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州夏河★ゲルク派六大寺院のひとつ「拉卜楞寺」へ
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10512884/
03★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州夏河★オアシス？桑科草原へ！
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10513484/
04★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州夏河★回族のおじさんの家に招待され…？
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10513758/
05★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州★大草原にある湖、?海湖♪郎木寺への道のり
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10513847/
06★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州郎木寺★四川省側にある郎木寺へ
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10514082/
07★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州郎木寺★ﾁﾍﾞｯﾄ族の人々の笑顔に癒される
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10515537/
08★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州郎木寺★草原で出会ったﾁﾍﾞｯﾄ族の少女
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10516028/
09★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州郎木寺★早朝のﾁﾍﾞｯﾄ寺院「賽赤寺」散歩
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10516340/
10★ﾁﾍﾞｯﾄ族自治州合作★金影アリガト！合作に立ち寄り。
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10516456/
11★蘭州★ひとりでテクテク市場めぐり
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10517159/


【旅の日程】
1日目：東方航空MU2354で上海1540→蘭州1820（蘭州泊）
2日目：バスで蘭州→夏河（夏河泊）
3日目：バスで夏河→郎木寺（郎木寺泊）
4日目：バスで郎木寺→合作（合作泊）
5日目：バスで合作→蘭州。蘭州市内散歩後、東方航空MU2353蘭州2000→上海2215

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

7時半のバスに乗るため、朝早起きしてタクシーで蘭州汽車南[立占]（蘭州南バスターミナル）に向かいました。バスターミナルには6時50分頃到着。チケットは無事買えるでしょうか？

窓口がいくつかにわかれていたので、夏河と書かれた窓口に並びました。夏河の右下に書いてあるのは舟曲。土石流があった場所です。ちょうどこの日、土石流が起こったのですが、このときの私はそんなことはちっとも知らず…

7時半発の夏河までのバスチケットを無事購入。49元でした。

バスステーションの前では、回族のおじさんやおばさんが果物やパンを売ってました。

蘭州にも回族は多いですが、蘭州周辺には回族自治州の町があり、回族が多く住んでいます。

バスターミナルの中。

夏河行きのバスは定刻どおり、7時半に出発！

回族やチベット族の人を見かけるたび、とてもワクワクしました。

いつものごとく、バスに乗った途端爆睡してしまいました。起きたら、青空、畑、山！！

天気が良くて最高★良い旅になりそうな予感がしました。

12時に夏河のバスターミナルに到着！

蘭州から4時間半かかりました。

夏河のバスターミナルは建物がチベットちっく。

チベット自治区にやってきた〜という感じがしました！

バスターミナルの前からタクシーに乗って、青年旅館（ユースホステル）の近くで降ろしてもらいました。

当日の朝予約を入れた、紅石国際青年旅社（ユースホステル）に到着。

私が到着した時点ですでに予約がいっぱいになっていて断られている旅行者が何人かいたので、予約を入れておいて正解でした。

カウンター。

電話予約した時点でドミトリーしか空いていなかったので、ドミトリーの4人部屋のベッドにしました。

1階。カウンターそば。

チベットって感じですね。従業員の皆さんもチベット族でした。

客室がある2階もチベット風です。

雰囲気が良くて気に入りました★

4人部屋のドミトリー。30元。

部屋は清潔でしたが、共同のシャワーとトイレがちょっと…まあ許容範囲ではあります。

さて荷物を置いて、再びタクシーに乗り（2元）、向かった場所は夏河のバスターミナル。

悩んだ挙句、郎木寺に行くことにしたので、郎木寺のバスチケットを買いに行きました。

フム、郎木寺まで245?、49元。でも購入した時は、46.5元でした。安くなってる？なぜだろう？

人気なのか、私が買った後、チケットが1枚しか残っていませんでした。

さあ、寺院でも見に行こうかな、と思ったら、突然「ねえ、今どこ行きのチケット買ったの？」と女性に声をかけられました。

まあ運命の出会いといいますか…笑　彼女がこの先私の旅友となる金影です。

「郎木寺に行く」と答えたら、「へえ何があるの？」と聞かれました。「私もよくわからないんだけど」と答えたら、周りに居たおばちゃんが、「でも郎木寺行きのバスチケット、あと1枚しか残ってないみたいよ」と。そしたら彼女、「じゃあ私も行く」って…笑

ちょうど夏河に到着したところだったらしい。私が「これから拉ト楞寺と草原に行くの」と言ったら、彼女も「じゃあ私も一緒に行く」って。

じゃあ一緒に行きますか…ということになり、とりあえずバスターミナル前の人民東路で彼女の宿探し。

彼女が宿の交渉をしている間、暇だったので、近くにあった回族のパン屋さんに入ってみました。

回族のパン屋さん。

夏河は甘南チベット自治区に属していますが、回族も住んでいます。バスターミナル周辺はどうやら回族の居住区のようでした。

焼きたてのパンが並んでいました。ひとつひとつがえらく大きいです。

ちゃんとオーブンもありますよ〜

お店の子。とってもフレンドリー。

パン屋さんで買った玉米麺包（とうもろこしパン）。1.5元。

小さめのパンを選んだのですが、ずっしり…甘さはほどよいですが、かなり脂っこくて半分食べてギブアップ。

パン屋さんのおうちの子どもたち。

一家団欒〜

子供たちがぼーっとしててかわいいです。

ちょうど金影が戻ってきたので、ここでおいとまして、タクシーに乗って拉ト楞寺に向かいました。（2元）

トイレの表示も、中国語、英語、チベット語表記。

拉ト楞寺の僧侶。写真を撮っていいか聞いたら、快くOKしてくれました。

拉ト楞寺は自由に見学できず、僧と一緒にグループで回らなければなりません。

中は写真厳禁なので、建物の外の写真だけ。

ここだけは写真撮ってよいということだったので。

誰と話しているのかな？

この楽器は…？

段々と日差しが強くなってきました。

ストゥーパ

小さい子供をつれた僧。ペアルックの親子みたい。

近くの高台から。

チベット僧も景色を眺めてました。

さあ次は高原に向かいます！