メキシコ、MEXICO、墨西哥!:birdwatcherさんの旅行ブログ
自分の中の行きたい場所ランキング上位にランクされていたにも関わらず、遠いのでなかなか行けないよな〜と思っていたチチェン・イツァ。でも長めの休みが取れそうってことで、すぐにチケットを取っちゃいました。メキシコシティ、そしてチチェン・イツァの旅の記録です。
初のメキシコ。最初はアエロメヒコの存在を知らず、米国系航空会社のチケットを探していたんだけど、アエロメヒコならば安くてしかも早いとわかり、週2便のそれに合わせて日程を組むことに。実際、チケットも1万円以上安かったし、乗継便じゃないから時間も早いし、アメリカに寄らないからアメリカの空港使用料ももちろん不要。よかったなぁ。
メキシコシティでお世話になったサンフェルナンド館。「歩き方」にも載ってる日本人宿で、非常に快適でした。BT付きシングルで$21/日。
実はここにたどりつく前に、別の安ホテルに行ったんだけど、シングルが空いてないとのこと。余裕で空いてると思っていたので、やっとメキシコ着いたのにいきなりトラブルかよ!と焦ったけど、結果オーライだったな。
メキシコで最初の食事。宿のそばの屋台です。何せ最初なもんで様子が分からず、二の足を踏んでしまいましたが、勇気を出して注文。事前に勉強したつたないスペイン語を駆使して辛さ控え目にしてもらいました。出てきたのは肉、キャベツ、玉ねぎ、トマトを厚手のトルティージャで挟んだもの。名前は何て言うんだろう?タコスとは違うよね?
これでお腹も溜まり、初日は終了。宿に戻って明日からの予定を確認しました。
2日目は市内観光。まずは地下鉄に乗って、テンプロマジョールという遺跡へ。市内の中心地に遺跡があるのにはびっくり。現在のメキシコシティーの地下に眠るアステカの帝国【テノチティトラン】の中心部だったんだって。でもこれはテンプロマジョールじゃありません。これはそのすぐそばにあるメトロポリタンカテドラル。つまり教会。メキシコのカトリックの総本山だけあって、すごく立派。もちろん中も豪華。
続いてその横にある国立宮殿へ。入口で銃を持った兵士にIDチェックを受け、金属探知機をくぐってさらに手にはアルコール消毒まで。物々しかったけど、中に入ると花の咲く中庭で兵士がおじさんと話し込んでたり、まるっきりのんびりムード。公園みたいでした。なお、この国立宮殿にはディエゴリベラっていう人の書いた壁画があって、これ、いいです!でも一番の大作が修復工事中だったのがちと残念!
中心地から地下鉄とメトロバスを乗り継いでメキシコ国立自治大学、通称UNAMへ。ここでも図書館の壁画を見学。人の大きさと比べるとその大きさが分かってもらえると思います。世界遺産。
3日目は国立人類学博物館から。広い内部には猿人猿の時代からマヤやアステカといった文明、そして近代まで、膨大な資料が展示されてます。流して見ても半日、しっかり見たら1日じゃ絶対無理。入場料は51ペソ。ちなみに土曜日はメキシコ人はタダってことで、すごい混雑だそうです。
国立人類学博物館を出て、近くの屋台で食べた食事。カリカリのトルティージャ?の上に香草とチーズをのせたスナック。これマズかった。名前はなんていうんだろう?
なお、この日は、夜にアレナメヒコでのルチャリブレを見に行ったんだけど、ルチャはカメラ持ち込みNGってことで写真がありません。あしからず。
博物館から歩いて行けるチャプルテペック公園でリスを発見。ちょうど飛行機でもらったナッツを持っていたので、差し出すと怖がることなく近寄ってきた。ここでもアエロメヒコ活躍。一方リスは絵に書いたような格好でムシャムシャ。カワイイ。
4日目は前半のハイライトのテオティワカン。地下鉄でまるで空港のような北方面バスターミナルへ。ズラーっとバス会社が並ぶ中、左端にテオティワカン行きのバスの会社の小さなブースが。見つけるのに苦労したぞ!あと5分で出発ということで急いでバスへ乗り込む。所要時間約45分で33ペソ。
楽しみにしていたテオティワカン。入場料は51ペソ。入口の建物をくぐると視界が広がり、左手の遠くに太陽のピラミッドと月のピラミッドが見え、否応なしにテンションが上がる。しかし、ここはぐっと堪えて、まずは正面にあるケツァルコアトルの神殿へ。羽毛のある蛇をはじめ、彫刻が綺麗に残っていて、素晴らしい。
とうとう太陽のピラミッドの前へ。世界で3番目に大きいピラミッドだけあって、その大きさはかなりのもの。大昔の人がこれを作ったなんて信じられない。でもその真ん前に自分がいることの方がもっと信じられないかも。
太陽のピラミッドの頂上まで登ってきた。さすがに息が切れたけど、日本と違って高い建物がないから遠くまで見渡せる。月のピラミッドもよく見えて、絶景!なかなか降りる気がしなくて、ずいぶん長いこと頂上にいたなあ。
ピラミッドの頂上を示すマークに頭をつけて、ピラミッドパワーをもらってるところ。多くの人がそうしてて、俺も最初は見てるだけだったんだけど、親切なセニョーラが、「あなたもやったら?」と勧めてくれたので、チャンスとばかりにパチリとしてもらった。グラシアス!
月のピラミッドは途中までしか登れないけど、そこから死者の道を望む景色もいいなあ。昔はここを大勢の人が歩いてたんだろうなあ。なお、高さだけなら太陽のピラミッドの方が高いけど、当時は月のピラミッドの方が重要なものなんだったんだって。
ちなみに、エジプトのピラミッドはお墓だけど、テオティワカンのピラミッドは神殿です。
5日目のメインはサッカー観戦。ここはクラブワールドカップにも出場経験のあるクラブアメリカのホーム、アステカスタジアム。そう、70年と86年のワールドカップには決勝戦がおこなわれ、マラドーナの「神の手」や「5人抜き」の舞台となった聖地です。世界最大のサッカー専用スタジアムで収容人員は実に11万4000人!!せっかくなのでいい席で見ようと思ってたんだけど、いい席はソールドアウト。取れたのは一番安い50ペソの自由席。でも専用スタジアムだけあって、見やすかった。
ついでと言っちゃなんだけど、これ、ルチャのポスター。味があるよね。シティにあるもう一つの会場、アレナコレセオの前に貼ってあったもの。そういえば日本人レスラーも出場してて、俺と同じ宿に泊まってたりして・・・。
6日目。今日はシティを離れ、メリダへ移動。窓から見るシティは高い建物がほとんどなく、見通しがいい。なお、国内線はエコノミーが取れず、ビジネスを使うことに。恰幅のいい金持ちそうな人の中に一人、幅広のシートを持て余した貧相なジャパニーズが座ってるものだから、乗る人乗る人、みんな訝しそうな顔で俺を見ていく。中には半笑いの人も。悪いかっ!
メリダの空港からはタクシーではなく、路線バスを使って市内へ。人に聞きながら歩き、バス停を見つけたところにちょうど目当てのバスが。「歩き方」では40分くらいかかるって話だったけど、実際は15分で着いた。料金もタクシーなら100ペソ以上らしいけど、バスならたった6ペソ。こういうときも達成感を感じます。なお、シティは涼しかったのに、メリダは降り立った瞬間にムッとするほどの熱気が。この暑さにはこのあとずっと悩まされる。
メリダの宿、ホテルムクイ。BT付きのシングル(エアコンなし、ファンのみ)で255ペソ。部屋はともかく、フロントの人がみんな感じ良かった。ただ、すごく暑かったから50ペソ足して、エアコン付きの部屋だったらもっと快適だったかな?
http://www.mucuy.com/
7日目は朝6時のバスに乗り、マヤの古代都市ウシュマルへ。でも開門は8時なのにバスは所要80分(41ペソ)。当然、開門待ち状態になる。なぜこの時間配分?結果こんな早く来る人はいないようで、貸切状態でした。で、これは魔法使いのピラミッド。テオティワカンに比べるとサイズは随分劣るけど、形は丸味を帯びていて美しい。結構好きかも。
最後は鳩の家。とはいえ何に使われていたかは不明で、今は壁しか残ってない。
これでひと通り見たんだけど、本当はもっとゆっくり見ていたかった。でも帰りのバスが9時20分の次はなんと14時過ぎ。なぜこの時間配分?さらに売店もなく、お腹が持ちそうもなかったので、泣く泣く9時20分のバスで戻ることに。ちなみにウシュマルの入場料は101ペソでした。
メキシコに来ての食事は肉が中心で、どれも基本辛くてご飯もほとんど食べる機会がなかった。そこで今日は絶対マイルドな味付けのご飯を使ったものを食べようと決め、見つけたのがこのポジョ・エン・モーレ。鶏肉にスパイスとチョコレートから作ったソースをかけた料理。でもご飯はパサパサで、味もいまいち。やっぱり辛くて目標達成ならず。まあ、ご飯が食べられただけでもいいか。
8日目はいよいよ今回、メキシコに行こうと思うきっかけとなったチチェン・イツァへ。昨日、ウシュマルから戻った時に、1等と2等のそれぞれのバスターミナルで時間と料金を聞き、やっぱり30ペソ程安い2等で行くことに。時間はかかるけど、時間はあるから問題なし。1等はノンストップだけど、2等は途中、何度も止まり、乗客の他に売り子やギター弾きなんかも乗っては降りてを繰り返す。これもまた一つの体験だよね。所要150分で63ペソ。チチェン・イツァの入場料は101ペソ。
入場していきなり目の前にメインのピラミッドが現れるんだけど、それは最後のお楽しみにして、まずはこのジャガーの神殿。正面に猫のようなジャガーの像があり、内部には戦争の様子を描いたレリーフが残っている。
続いてジャガーの神殿の裏手に位置する球技場。いろいろな遺跡に球技場はあるけど、ここの規模は最大級。フエゴ・デ・ペロタというボールを輪っかに通す球技がおこなわれ、勝利チームのキャプテンは名誉ある生贄となったんだって。スゲー。壁の上部が内側に傾斜していて、声が通るようになってる。実際、手をたたくと、反響したよ。
カラコル(天文台)。3つの窓が残っていて、それぞれ、真南を向く南の窓、月没の最北線を見る南西の窓、春分・秋分の日没と月没の最北線を見る西の窓となっているっていうからマヤ文明の高度な天文や暦の知識には恐れ入ります。
楽しみは最後にと取っておいたエル・カスティージョ。今回の旅のクライマックスと言ってもいい。いやーやっぱり格好いいなぁ。日差しが強くてめちゃくちゃ暑かったのに見とれちゃった。きっとずっと見ていられる。
やっと日本に戻ってきました。懐かしの成田空港です。
ここに着くと毎回、旅が終わってしまったという寂しさと、無事に帰ってこられたという安堵感が入り混じった何とも言えない感覚に包まれます。今回もいろいろ体験し、いろいろなカルチャーショックを受け、たくさん感動し、長年の夢が少しだけ叶いました。
まあ、なんだかんだ言っても、やっぱり旅はいいなぁ。さて次はどこ行こ。
−完−
現在、コメントの書き込みがありません。
現在、トラックバックはありません。