2017/06/15 - 2017/06/15
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chiaki-kさん
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Route 66 は、1926年に造られたイリノイ州シカゴと、カリフォルニア州サンタモニカを結ぶ全長3,755km(2,347マイル)の、アメリカ合衆国をほぼ横断する国道。スタインベックの「怒りの葡萄」では The Mother Road 、国道66号線協会による「公式」な別名としては The Will Rogers Highway 、プロモーションでは The Main Street of America と呼ばれた重要な国道だった。
しかし、WW2後、敗戦国ドイツでアウトバーンを目の当たりにしたアイゼンハワー大統領が国策で整備した インター・ステート(州間高速道路)の完成によりその役目を終え、1985年に廃線となった。その後、1990年にアリゾナ州とミズーリ州で存続運動が起こり、それぞれルート66協会が発足、同年、ミズーリ州政府は州内の国道66号線を州の歴史的街道に指定すると宣言した。
今回のツアーで立ち寄ったセリグマンという町もR66の存続運動では重要な役目を果たした町。セリグマンで床屋を営んでいたエンジェル・デルガディーロと友人達が「Histric Route 66 Association Arizona」を立ち上げ、Arizona の議会に、歴史的なルート66の保存を認めるよう働きかけた。やがて運動が実り、歴史的な道・ルート66は、再び地図上に名前が刻まれるようになった。現在I・Sに組み込まれてしまった部分を除き、旧R66の80%ほどが実際に走行できるそうだが、人間が関係する古い物が少ないアメリカでは貴重な歴史的遺産となっている。
写真は今回乗車したバスのナンバープレートの隣に取り付けてあった The Main Street of America のプレート。まあ、日本の「東海道六十三次」みたいなものだ。なお、この66という数字は、覚えやすく、言いやすく、聞きやすいという理由でゾロ目の番号66があてられたとのことだ。
2024/03/06 一部修正
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- アメリカン航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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6/14
LAからI-15をひた走ること5時間。やっとネバダ州に入った。写真はネバダ州の入り口にあるプリムという町。 -
こんな辺鄙な場所にもカジノと遊園地などがある。ちなみにネバダ州のニックネームは THE SILVER STATE 、カリフォルニア州は THE GOLD STATE、アリゾナ州はどうかと言うとTHE GRAND CANYON STATEだそうだ。
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やがて眠ることの無い町ラスベガスに到着。金色に輝くトランプタワーがお出迎え。町は眠らなくても、こちらは超眠いので、夕食のホテルビュッフェを食べたあと、シャワーを浴びてさっさと寝る。
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6/15
最初に泊まったのはちょっと中心部から外れたサーカスサーカスという名のカジノホテル。 -
このド派手な看板が目印。
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ラスベガス・ブールバード(LV・BLと表記:ブルーバードでは無い)の右手反対側にはアンコール アット ウィン ラスベガスホテル。
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左手には閉じてしまったらしい建物がある。
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15階の部屋からの眺め。LVは盆地なので周りの山々に朝日があたってきた。なお、手前のピンクのドームはサーカスを行う建物。昨夜は疲労困憊状態だったので何処にも出かけず、サーカスも見なかった。
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8:00 ホテルを出発。ホテルの近くにこんなもの発見。軍の施設かと思ったが何かおかしい。看板を見たらバトルフィールド・ベガスという、まあ一種のテーマパークのようだ。
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R93(国道93号線)を15分ほど東へ走るとミード湖という湖が見えてきた。これはコロラド川をせき止めたフーバーダムによって造られた人造湖。
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時間が無いのでフーバーダムへは寄らなかったが、今、フーバーダムはテロ対策の為、警備が厳重になっており、入域するにはX線検査まで受けるそうだ。
写真はコンクリート製のてすり?からチラッと見えたフーバーダムの一部。 -
アリゾナ州に突入。
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荒涼とした風景が1時間ほど続く。
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キングマンに到着、ここもR66の町。町入口にあったGSで休憩。
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レギュラーガソリンが1ガロン2.24$(1L約59円)。アメリカではガソリンは水より安い。
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キングマンからI-40(インターステート40号線)に入り、一路東へ。反対側には西へ向かう道があり大型トレーラーがひっきりなしに通り過ぎる。
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大型トレーラーの次ぎに多かったのがキャンピングカー。ちなみにアルちゃんは速度の遅いキャンピングカーが大嫌い。
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アメリカらしい風景だ。
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どなたかの情報によると大型トレーラーの燃費は3km/Lだそうだ。一度出発すると一週間くらいは家に帰れないので、運転席の後ろはベッド、冷蔵庫、シャワー付きの構造になっているそうだ。もちろんエアコンも完備している。
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I-40を左折してセリグマンへ立ち寄る。
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この道がR66、マザーロード。
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歴史の道R66が生まれた町セリグマン。
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町中は結構広い4車線道路が東西に横切っている。
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皆さんの旅行記によく登場する看板。
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ハンバーガーショップの前でバスを降り、店の庭へ行ってみると・・・
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こんなポンコツ車が停まっている。よーく見ると・・・
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ディズニー映画「カーズ」に登場する車達の実車?が並べてあった。 車種は古すぎてわかりません。
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左の黒いのはパトカーらしいですね。「カーズ」は見ていませんので愛称はわかりません。
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1軒飛ばしてやってきたのは、
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モンローとエルビスの店では無く、
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R66を復活させたエンジェルさんの店。
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この方がエンジェル・デルガディーロさん。(パネルですけど)
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元々は床屋さんだったが、今ではお土産屋さんになっている。
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無料のコーヒーをいただいたお礼?に、アメリカ製Tシャツを2枚購入。
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小さな町なので、あまり見る物は無いのだが、観光客で賑わっていた。
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マザーロードR66、そしてセリグマン。今では音楽やTVドラマ、そして「カーズ」で有名な町なのだが、1930年代には大恐慌や砂嵐に見舞われたオクラホマ地方の農民達が、ボロ車を連ねて良い仕事があるという噂を信じ、カリフォルニアを目指して必死のドライブで通過した町なのだ。
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再びI-40に戻り一路東へ。標識にウィリアムズ17マイル、グランドキャニオンJC 19マイルの文字が。
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ウィリアムズでI-40を降りて「Kicks On Route 66 Bar & Grille」というレストランで昼食。
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何かのスープと、
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ハンバーガーでした。確かフィッシュ入りでおいしかった。
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ウィリアムズもR66の町。セリグマンより大きい。
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また来ても良いかなと思わせる町だった。
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州道64号線(以降、NV64とする)を北上。グランドキャニオンまで、あと1時間。世界遺産が待っているぞ~。
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6/18
時は過ぎて6月18日午後4時。グランドサークル国立公園巡りを終了したバスは再びLVへ戻ってきた。今日のお宿はダウンタウンの中心地にあるゴールデンナゲット・カジノホテル。今夜は何とフリー食。ということで夕食を求めてフリーモントストリートをうろつく。夕方だというのに気温は40℃近くあり、だんだんとやる気が無くなってきたのがわかる。
写真はフリーモントストリートの東側。道を渡ると・・・ -
こんな店を発見。ハートアタックグリルというこのお店に入ると全員検査着を着せられ、高カロリーのハンバーガーを食べさせられる。そして、選んだコースによっては少しでも残したりするとセクシーなナースに、お尻をペンペンされるという世にも恐ろしい(楽しい?)お店。
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心臓発作で救急車に乗せられてはマズイ(実際にあったそうだ)ので、入院?はやめて、ゴールデンナゲットの1FにあったREDという名のスシ店へ。メニューにあったミソラーメンを注文。麺が固かった以外はまあまあの味。
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そして”ベガス巻き”という名のスシ。アボカドがメインの巻き寿司だったが、おいしかった。全部込みで46$ほどだったがTIPコミで50$を支払う。
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午後7時20分頃のフリーモントストリート。大勢のお客が続々とどこからかやってくる。
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中央に設けられたステージではエルビスのそっくりさんショーを開始。LVはショーの街だけあってなかなかのもの。バックバンドも上手だった。
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ただ今の気温は33℃。昼間は40℃を越えたらしい。
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08:00に周りの店の明かりが消されフリーモントストリート名物の”フリーモント・ストリート・エクスペリエンス”が始まった。なお、右上に人のようなものが飛んでいるがこれが名物のアトラクション。スタイルは座り型(ジップライン)と水平型(ズームライン)があり、料金は座り型が20$、水平型は40$と高いが、高さと距離とスリルが違うらしい。
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最初は爆撃機がなにかをばらまきながら通り過ぎる。
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強烈なロックミュージクをバックに様々なシーンが流れてゆく。
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シーンその1
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シーンその2
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シーンその3 おっと、また人が飛んでいく。
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シーンその4
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シーンその5
10分ほどでショーは終了。その後ハワイではお馴染みのABCストアに寄ってコナコーヒーやマカダミアナッツなどをお買い物。この後、路線バスのデュースに乗ってストリップ方面へ行くプランもあったのだが、体調を考慮した結果残念ながら、この次ぎ(あるのか?)とした。 -
6/19
ホテルの窓から見たLVの街。朝日がまぶしい。 -
長い貨物列車が停まっている。
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ゴールデンナゲット・カジノホテルの朝食会場。
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今までのホテルでは一番の内容だった。写真は取り忘れたがデザートがすばらしかった。
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7:30にホテルを出発。往路と同じI-15を南へひた走る。途中の休憩地点はバーストーの町。世界一の温度計とやらがあるのだが気温は106度(華氏:35℃)を指している。
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この町もR66の町。こんな店でトイレ休憩。
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休憩後モハビ砂漠を越え、
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こんな場所を過ぎると、もうすこしでLA、今日のお昼は IN-OUT BURGER だ。
これで「2017年 アメリカ西部旅行記2:R66 & ラスベガス 」は終了です。本日も最後まで、ご覧いただきありがとうございます。また、ラスベガスを期待していた方がおられましたら、拍子抜けでごめんなさい。
2024/03/06 一部修正
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