2005/04/29 - 2005/05/08
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azianokazeさん
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4日目はトリヴァンドラム。「アラビア海から吹きつける風が町なかのたくさんのヤシの木を揺らし、歩く人々の足取りは誰もゆったり・・・」というガイドブックの言葉に引かれてやって来ましたが、仕事ぶりもゆったりしていることがわかり、コヴァーラムビーチで夕陽を眺めることにしました。
(2年前に登録した旅行記について、画質修正のため写真を再アップロード 2007.7.18)
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2時間程のバス移動でケーララ州都トリヴァンドラムに着きます。「歩き方」にもこの地方は共産党の勢力が強いことが書かれていますが、バスの中から見ていると壁のあちこちに共産党のシンボルであるカマとハンマーが描かれています。
ホテルはバスターミナル近くの「チャイトラム」に行ってみました。部屋はあったのですが、デポジットのためのインドルピーが足りません。ホテルの一画にオフィスのある銀行で両替して来るように指示されて行きましたが、担当はあっちだ、こっちだと回されたあげく「日本円は見たこと無いから両替できない」とのこと。ホテルは手持ちのお金で何とか了解してもらい、先ずは両替に出かけます。ホテル近くに銀行を見つけ両替を頼むと、本店でないとやっていないとのこと。リクシャーで本店とやらに向かいます。何とか見つけて「やれやれ」と安心したのですが、その仕事ぶりの遅いこと。たかだか1万円を両替するのに3人の行員の間をお金が行ったり来たりします。
突然停電。今までの作業が全部ムダになったのではないかと心配したのですが、停電はごく普通のことらしくパソコンは別電源になっており、薄暗い中作業は続けられました。要領のわかない私を案内してくれたりして決して不親切ということではないのですが、いかにも非効率というかパキパキしていないというか、お役所仕事といった感じで、やっとルピーを手にできたときはお昼も食べていないのに3時近くになっていました。貧困とか急速な経済成長とかいった側面とはまた別のインドを見た気がしました。この経験がムンバイでのトラブルの伏線になります。 -
この街の最大の見所はパドマナーバスワーミ寺院です。またリクシャーで向かいます。途中どこかの政治団体のデモに遭遇して車が大渋滞で進まなくなってしまいました。
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ようやくパドマナーバスワーミ寺院に到着。
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ヒンドゥー教徒以外は入れないことは知っていましたが、ガイドブックの写真では参道の様子も面白そうだったので来て見たのですが、閑散としてごく普通のヒンドゥー寺院でした。特に興味を引くものもなく早々に昼食に向かいます。
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どうもこの街とは相性がよくないみたい。予定を変更して、郊外のインド有数の美しいビーチといわれるコヴァーラムビーチに向かいます。ビーチは良くも悪くも観光地ですが、街なかでイライラしているよりは海を見ているほうが気分も落ち着きます。
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ビーチのこの付近はインド人観光客が多く遊んでいますが、海岸沿いには外人旅行者を相手にしたホテルやシーフードレストランが立ち並び、浜辺を少し歩くと外人旅行者を散見するようになります。
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浜のあちこちで男の子達はクリケットを楽しんでいます。クリケットは馴染みがなく、しばらく眺めていましたが「なんじゃこりゃ?」といった感じでした。
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特にすることもないので、浜辺に座ってアラビア海に沈む夕陽を眺めていました。
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沈む夕陽を見送った後、アーユルヴェーダのオイルマッサージも考えたのですが、油まみれになってはホテルまで帰るのが大変そうなので今回はパス。(1軒入ってみたのですが、瞑想中みたいでやってもらえませんでした。)そこでシーフードレストランを覗いてみることにしました。ロブスターはさすがに高くキロ1200Rs(3000円)とのこと。15cmぐらいの車エビが6匹で400Rp(1000円)だというので焼いてもらいました。不浄の手も気にせず両手で殻をむいてワシワシ食べました。結構なお味で写真を撮るのも忘れてしまいました。美しい夕陽と美味しいエビで機嫌も直りトリヴァンドラムのホテルへ戻ります。明日はこの旅のハイライト、バックウォータークルーズです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- SUR SHANGHAIさん 2007/07/26 08:50:21
- トリヴァンドゥラム
- 昔のインド編のお写真も編集完了ですね。(*^。^*)
トリヴァンドゥラムは、昔パッカー時代の知り合いが住んでいた所。
すごく居心地がいいから来てご覧、と言われていたのに、私が南インドに行った時にはもうその人は引っ越してました。
で、その居心地のいい街と言われていた街を歩いてみたんですが、私にはそのよさが分からなかったのは残念。
住んでみて良さが分かる所なのかも。
私もパドマナーバスワーミ寺院周辺だけで移動してしまったのを覚えてます。
その後のカニャークマリなどはよかったので、また行きたい南インド。
でも、初めて行った時の感動が薄れてしまってガッカリするかも、とも思ったり。
いい想い出が残った所は、再訪しない方が美しいままで記憶に残っていいかもです。
- azianokazeさん からの返信 2007/07/26 09:53:11
- RE: トリヴァンドゥラム
- 旅行記のリフレッシュ作業はようやく一段落しました。
リフレッシュのしがいがない“なまくら”な写真ばかりでしたが。
当時のことなどもいろいろ思い出しながらの作業でした。
南インド、特にケーララのバックウォータークルーズは、今まで目にした風景のなかでも一番美しかったもののひとつです。
でも、確かに2回目以降の感じはまた別物にもなりそうで、再訪は躊躇するところがありますよね。
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