2005/04/29 - 2005/05/08
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azianokazeさん
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南インドの旅、2日目はマドゥライ。ミーナークシ寺院の門前町でドラヴィタ文化の中心地です。
この街では日本人はよほど珍しいのか、注目の的でした。
(2年前に登録した旅行記について、画質修正のため写真を再アップロード 2007.7.16)
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7:10のジェット・エアウェイズで移動のためチェンナイの空港に朝5時半頃到着。ちょっと早すぎたかなと思いましたが、この時間でも空港は大賑わい。インドの朝は早いです。
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まだ出発まで時間があると思ってトイレにいると、自分の乗る飛行機のアナウンスがされたような気がしました。慌てて搭乗口へ行って確認すると30分ほど時間が早まっておりもうボーディングが始まっていました。そう言えばターミナル入口のボードに早い時刻が表示されていたのですが、「ボーディングタイムかな・・・」なんて思いながら通りすぎてしまいました。ボーディングパスにも元の時刻が打たれていたし、搭乗口のボードにも変更の表示がなかったので「定時かな」と思っていました。アブナイ。もう少し空港到着が遅かったらそうとうあせることになったかも。やはり早めの対応が安全です。
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マドゥライに8時頃には到着。空港のタクシーは市内まで300Rsと高めでしたが、“タクシー組合管理”みたいな雰囲気でした。
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マドゥライのホテルは日本から唯一予約していった「Supreme」のデッラクス・テンプルヴュータイプの部屋。
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税込み1078Rs(約2700円)とこの旅で一番の高額でしたが、さすがにベランダからの眺めは“テンプルヴュー”そのものです。ミーナークシ寺院の塔門(ゴープラム)が4本真向かいに見えます。向かいの建物がなければもっと視界が開けるのですが・・・。屋上は展望レストランになっていますが、部屋からの眺めも大体同じだと思います。街中からはゴープラムの全景を見渡すのは困難なので、充分に値段だけの価値のあるホテルです。ホテルの真正面では建物が建設中でした。建設現場の大型スピーカーで大音響の音楽を通りに流していました。アジアの国々ではこのように音楽を大きなボリュームであたりに撒き散らすのをサービスと考えているふしがあり、その騒音に迷惑することがあります。それはともかく、しばらくすると背の高い建物も増え、このホテルの“テンプルヴュー”も難しくなるかもしれません。
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チェンナイのような大都会と違って、このくらいの街なら楽しく散策できます。もっとも、歩くと暑いので、もっぱらオートリクシャーを使うようになりましたが。
西門を正面に見る通りです。 -
近づいてみます。
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もっと近づきます。(くどいですね。)
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「歩き方」の指示どおり反対側の東門に回ります。
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東門の前には、りっぱな装飾の細長い建築物があり、中は寺院にむかって通路状に店が並んでいます。
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東門から寺院内に入ります。先ず土産物屋が並ぶ一画があります。
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いろんな旅行記等で有名なゾウさんです。鼻にお布施を乗せてあげると、その鼻で頭をなでてくれます。世界一稼ぎのいいゾウさんではないかと思います。さっそくやってみました。
金額が少ないと思いっきり鼻で叩かれます。(嘘です。) -
中の回廊はひんやりとしています。ゾウの上に乗った獅子がくわえているのはナーガ(蛇)でしょうか?このモチーフの彫像がたくさん並んでいます。
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異教徒は本殿内には入れません。本殿周囲には装飾された柱が立ち並んでいます。
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本日の昼食
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午後はティルマライ・ナーヤカ宮殿(通称 パレス)に向かいます。
太い柱の列が印象的なインド・サラセン様式の建物だそうです。 -
ここで休んでいると男性がカメラを手にやってきて「写真を云々」と言っています。写真をとってほしいということかと思い了解すると、私の隣に座り、相棒の男性がカメラを向けます。どうやら一緒に写真をとらせてほしいということのようです。
そうこうすると、若い女の子の一団がやってきてこちらを見ながら「あなた行きなさいよ!」「いやよ!恥ずかしい。あなた行ってよ!」みたいな雰囲気でじゃれています。やがて引率の男性みたいな人がやってきて「どちらから来られたのですか?」みたいなことを聞いてきました。「日本です。」と答えると女の子達は「日本だって!」てな感じで喜んでいます。あまり初々しいので「写真とっていいですか?」訊くと大喜びでみんなが整列してくれました。 -
この写真です。その後もパレス内を歩いていると小さな女の子を連れた父親がやってきて「この子があなたとお話したいそうですが、いいですか?」なんて言ってきました。お話はいいのですが、英語のお話は苦手なので困りました。適当にお茶を濁して退散しました。注目されるのも度が過ぎるとなかなか大変です。(髪ボサボサのひどい格好だったので、旅行者ではなく異国人修行者にでも間違えられたのかもしれません。)でも大都会チェンナイに圧倒された後だったので、ほのぼのとした気分にひたれました。南インドは観光的にはシーズンオフに入っているためか、この旅行中日本人旅行者は1人も見かけませんでした。欧米人旅行者すらバックウォータークルーズなどごく限られた機会に見かける程度でした。
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夜はパレスで“音と光のショー”をやっています。オートリクシャーで出かけました。「片道でいい。」というのですが、「往復で80にしてやる。」といってききません。昼片道30Rsで行っていたこともあり、あまりの強引さにこちらもむきになり、「いや片道30だ」と言い張ります。周囲を蹴散らすようなものすごい勢いで街中を飛ばしパレスにつくと再度同じやりとりです。「ああ、もう往復70でいい。もうけなんかないじゃないか。もう始まるから早くチケットを買いに行け」ということで決着がつきました。間に合うように飛ばしてくれたり、開始時間を気にしてくれたり、そんなに悪い性格ではなかったのかもしれません。ショーの方はパレス内の照明を時々変えながらの英語によるラジオ劇放送を聞くといった感じのも(人間は一切でてきません)で、英語がわからない私には退屈でした。中庭に並べられたイスに腰掛けたインドの人達も途中からザワザワしだし、帰る人も大勢いました。なお、行かれる方は虫よけスプレーは必需品です。蚊に足をボコボコにされました。寺院のクロージング・セレモニーを9時前には見にいくつもりだったのですが、ホテルの部屋で観ていたテレビが面白く行きそびれてしまいました。インド社会における女性の地位については知りませんが、テレビの世界では「美しい女性に周りの男たちが振り回される」という万国共通パターンで、そのことにはヒンドゥーもインドもあまり関係ないようです。で、最後にホテルの部屋からの風景を再度。夜は簡単な照明が塔門についていましたが、ホテルから見る限りはライトアップというようなものではありませんでした。
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