三重山中脱出サイクル・復:アリヤンさんの旅行ブログ
復路は奈良市経由で。
往路よりは距離は少し長いかも知れないが登坂率は低かろう、っと見積もる。
午前中で体力を大分消耗したし、往路の最初にあった「笠間峠」が最後に来るのでそれを越える自信がない。
よってやっぱり東大寺・春日大社の裏から東に延びる道で帰ろう。
まず国道24号線で奈良へ。
地図では大地の褶曲運動の結果は中々つかめません。
北側の緑色の線が復路を表しているのですが、これが大変な山道の連続であったことはワタクシは未だ知りません。
平坦な道を気楽に奈良の町を目指してサイクリングしています。
さて、順調に奈良の裏道にでました。
高円山ドライブウェイ(奈良裏山ドライブウェイともいう有料道路)の入り口を通過。
ここらから上り坂が続きます。
延々とヘビのとぐろ九十九折急坂が、、、、、
今まで車でこの道は何度も往復したことがあるが、車ではこんなキツイ坂があったとは!
実感できてませんでした。
自転車ならではの本当の地獄坂でした。
後悔あとに立たず。
途中何回かへたり込む。
お茶、水をガブガブ飲む。
飲んでも飲んでも滝の汗で水分を欲しがる。
登坂中、若いチャリダーが追い越しざまに振り返り;
チャリダ「どこまで行くんですか?」
アリ「名張までじゃ」
チャリダ「エエーッ!名張までえ!そんな自転車じゃあシンドイでしょう。大丈夫ですかあ?」
アリ「アンタみたいな自転車ならやっぱり楽か?」
チャリダ「そりゃあ、ゼンゼンラクですよ。ボクも以前はママチャリで遠出したことありますが、しんどかった。今のこの自転車に変えてゼンゼン違いますよ。パンクは直せますか?」
アリ「パンク?パンクなんかセンやろ」
チャリ「パンク修理道具も持ってないんですかあ?パンクは結構するんですよネエ」
アリ「パンクしたらそこらのタイヤ屋さんにでも駆け込むよ」
チャリ「自転車が趣味や、っていうと結構周りから変人扱いされるんですよ」
アリ(なにが変人じゃあ。ママチャリに乗っている我が輩はチョー変人じゃ、っと言うとるのとおんなじじゃあナイカ!):「なんで?変人なんかではあらへんやろ。キョウビそんな自転車に乗ってそんな格好した若い連中はヨウケおるやんか。なんにも心配いらんでえ」
双方とも汗ダラダラ流しながら、漕ぎながらこんな会話を交わしながらしばらく併走。
若者が心配してくれてのことだろう。
「お腹がタップンタップンになるくらい飲んで、水分補給は充分したほうが絶対良いですよお」っと、当方の健康に気遣ってくれた。
サンキュー!!
でも「苦あれば楽あり」で、下り坂もある(少なかったケド)。
「は〜れたソラ〜♪、そ〜よぐカゼ〜♪みなと、出船のド〜ラがあナ〜ル♪ア〜アッ、青春の鐘があ、な〜るっ♪」とまた岡晴夫がでてくる。
この「水間トンネル」、
自転車道か歩道かの道、の巾が2メートルくらいあって快適に走れる。
ありがたい。
でも自動車が疾走する時の騒音はトンネル内で反響してものすごい!
近くにダムでもあるのか?
このようなノンビリした釣り風景が。
自転車を止めて一枚。
このころ、上り坂がもうキツくてちょっと走っては一休み、チョット走っては降りて歩く、を繰り返していた。
オオッ、名張の標識が見えてきた。
でもまだ24kmもある。
ここらで進路を北に振って、月ヶ瀬方面に進む。
ゆるい坂ばかりで比較的ラクだ。
月ヶ瀬梅林を抜けて、もうすぐ名張だ、名張川の上流も見えている。
しかし道の神様は非常にも、又もワレに試練を与え給うた。
最後に丘陵地帯を与え給うた。
もう余力わずかでたびたび歩いてしまう。
陽はかげり、周りは暗く成りゆき、タヌキにでもばかされそうになりにけり、、、
かくして十五夜の日の自転車走行軍は終わりました。
総走行距離112km。
疲労困憊、精も根も尽き果てた!
帰ってシャワーを浴びて、チューハイを飲んでひっくり返りました。
-FIN-
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