フィンランド・秋、帝国に翻弄された世界遺産、「スオメンリンナの要塞島」:アリヤンさんの旅行ブログ

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フィンランド・秋、帝国に翻弄された世界遺産、「スオメンリンナの要塞島」

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フィンランド・秋、帝国に翻弄された世界遺産、「スオメンリンナの要塞島」

フィン・エアーの機内誌で知った。
ヘルシンキ沖には、スオメンリンナという島があり、それが世界遺産だと、、、

今回の訪問の目玉はこの島に渡ることだ!っと機内で決心した。
(ヘルシンキはモスクワからカナダへ移動する途中のワン・ストップだった)

マーケット広場にある船着き場では、フェリーの切符販売所には人が居ない。
自動販売機で船のチケットを買う事になっていた。
たしか2ユーロくらいだったと思う。

大国ロシア帝国と、ヨーロッパ列強にはさまれた、フィンランドの生き様を体現したような、要塞の島でした。
また秋風が吹き付けて、寒く、北欧特有のどんよりとした気候だった。

要塞島とあって、よけい寒くて、暗い、憂鬱な雰囲気が漂っていた。

エリア: ヨーロッパ >>フィンランド >>ヘルシンキ
テーマ: 世界遺産
時期: 2005年10月15日〜10月16日
投稿日: 2007年09月17日
写真: 全33枚
満足度: 評価なし
観光: 評価なし
ホテル: 評価なし
グルメ・レストラン: 評価なし
ショッピング: 評価なし
交通: 評価なし
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  • ヘルシンキ 写真

    フィン・エアーの機内誌にあった、ヘルシンキ市内地図。

    どこに行っても、そこの地図を入手して位置確認をしないと気がすまない。

    自分のホテルの位置、市内全体がどうなっているのか?
    フェリー乗り場はどこか?
    スオメンリンナはどの辺りにあるのか?
    などなど確かめなければ気持ちが悪い。

    この地図のほかに、ホテルにあった現地の地図もゲットして、市内とその周辺の研究をした。


  • ヘルシンキ 写真

    これはマーケット広場からスオメンリンナへ行くフェリーの時刻表。
    (観光案内新聞から抜粋)

    フェリーの発着所は、このマーケット広場に2つある。

    頻繁にフェリーは出ている。


  • ヘルシンキ 写真

    マーケット広場からスオメンリンナ島へ行く途中には、このような小さな島が所々にある。


  • ヘルシンキ 写真

    マーケット広場から向って左に、バルト海をあちこち回るバイキング・ラインの大きな客船が見える。

    主にヘルシンキ⇔ストックホルム、ヘルシンキ⇔タリン(エストニアの首都)の間を行き来している客船フェリーだ。
    ベッドルーム、カジノ、レストラン、ショー、ディスコなどが完備。
    2千人以上を乗せる大型豪華客船だ。

    ヘルシンキ⇒ストックホルム 夏季価格EUR42〜370/人
    ヘルシンキ⇒タリン 夏季価格EUR15〜56

    *客室ランク別に色々な価格がある。


  • ヘルシンキ 写真

    向って右側には、もうひとつの客船、シリヤ・ラインの船が見える。

    こちらもバルト海をアチコチ寄港する豪華客船フェリーだ。


  • ヘルシンキ 写真

    ワタクシが乗った、小さなフェリーは30分くらいでスオメンリンナに近づいた。

    北欧特有の寒々とした空模様は、時には雨を降らしたり、陽がさしたり、とクルクル変わる。
    寒くて憂鬱な空だ。

    不変なのは、バルト海の冷たい秋風のみだった。


  • ヘルシンキ 写真

    スオメンリンナの港。

    寒くなる季節のせいか、訪れるひとは、ほとんど居なかった。


  • ヘルシンキ 写真

    「1991年、ユネスコの世界遺産に登録された」と書かれた石の碑が入り口にあった。


  • ヘルシンキ 写真

    島を一周するには徒歩か、自転車(レンタル無料)しか無い。

    ゆっくり歩いて、今日はこの要塞島を歩こうと、踏み出した。

    しばらく進むと、「バイキング」を彷彿とさせる、ナイトの甲冑と、剣と、船の記念像。

    この場所を「キングス・ゲート」と言うらしい。

    えらく遠いところまで来てしまった、と感じさせる。
    同時に、えらくヨーロピアンな世界にやって来た、とも感じさせる。


  • ヘルシンキ 写真

    あちこちにキノコが生えていた。

    自然の豊かさを感じる。

    秋だ。


  • ヘルシンキ 写真

  • ヘルシンキ 写真

    砦のヨコ穴。

    横には大きな銃眼が開いていた。


  • ヘルシンキ 写真

    島のあちこちには、20世紀初頭に使われたとおぼしき大砲が、数多く、バルト海をにらんでいた。


  • ヘルシンキ 写真

    古い大砲によじ登り、銃座からバルト海を望む。

    19世紀のクリミア戦争時には、英仏艦隊の攻撃を受け、必死にこの大砲で、反撃をしたのかもしれない。


  • ヘルシンキ 写真

    島の中に小さな博物館があった。
    西洋列強とロシア帝国のハザマで、木の葉のように揺れた、要塞島、スオメンリンナに関する博物。

    これはクリミヤ戦争のスオメンリンナの記述。

    あとでゆっくり読もうと撮っておいたが、未だにゆっくり読んでいない。

    よってこの世界遺産はワタクシにとって、今だに猫に小判だったかも知れない。


  • ヘルシンキ 写真

    バイキングの徽章。

    これを船のへさきに取り付けて波を蹴っていたらしい。

    近くでみると、中々の迫力である。


  • ヘルシンキ 写真

    クリミア戦争時は、ロシア帝国側の要塞だった。
    そのときは、ヨーロッパ列強(英仏)に攻撃された。

    その前のロシア・スウェーデン戦争時には、ロシア側に攻撃を受けて、その後、ロシアの領土となった。

    常に強国のはざ間で、翻弄された島だったのだ。


  • ヘルシンキ 写真

  • ヘルシンキ 写真

    クリミア戦争の19世紀当時、王侯貴族のご婦人方のドレスが、当時の家具と共に飾られていた。


  • ヘルシンキ 写真

  • ヘルシンキ 写真

  • ヘルシンキ 写真

    島の全貌。
    (博物館に貼られていた写真)


  • ヘルシンキ 写真

    フェリー乗り場からヘルシンキ方面を望む。
    ウスペンスキー大聖堂がよく見えた。

    フェリー船着場では、だれも人は居らず、自動販売機でチケットを購入するようになっていた。

    チケットを買おうと自動販売機にお札を入れたが、入らない。
    不思議に思い、販売機をよく調べてみた。
    すると、前に購入したであろう、誰かさんのユーロ札が詰まっていたのだ。
    しかも、お札の端っこが投入口から少しだけハミだしていたのだ。
    このお札が邪魔をして、新しいお札が入らないのだ。
    スタック状態とはこのことだ。

    これでは誰もチケットが購入できない。
    仕方ないので、指にツバをつけて、詰まった札の端っこを引っ張り、出してみた。
    かなり難儀はしたが、そのお札は徐々に出てきた。

    20ユーロ札だった。
    このお札の主が誰かも計り知れないし、フェリーの関係者も誰もそこには居ないのだ。
    どうしようもない。

    これは、天の恵みなのだ、あきらめ、ワタクシが預かることになってしまった。
    イイ迷惑だ!?

    おなかが空いていたので、船着場のキャンティーンで食事をした。
    さきほどの「天の恵み?」を使わせていただいた。
    それでも、おつりがでたので、ヘルシンキに帰って日本食レストラン「東京」でトンカツを食べさせて頂いた。

    わが国の自動販売機と比べ、少し雑なつくりだったのが、、、、、困ったものだ。

    私はどんなチャンスも逃さない!

    でも、ちょっとセコイなあ!!

    反省!


  • ヘルシンキ 写真

    ヘルシンキの船着場に帰ったら、もう夜の8時ころだった。

    まだ陽がさしていた。

    北欧の秋は寒いが、まだ陽は長いのだ。

    まだ明るいので、少しだけ市内を歩いた。


  • ヘルシンキ 写真

    ヘルシンキ大聖堂。


  • ヘルシンキ 写真

    ウスペンスキー大聖堂。

    スオメンリンナ島からも、この大聖堂は見えていた。


  • ヘルシンキ 写真

  • ヘルシンキ 写真

    翌日、バイキング・ラインのターミナルまで行ってみた。
    チケット売り場で時刻表をもらってきた。

    これを見るとどんな船が、ドコに、幾らで行くか?
    が良く分かる。


  • ヘルシンキ 写真

    バイキング・ラインと姉妹船のルートマップ。


  • ヘルシンキ 写真

    フェリーの紹介。

    ヘルシンキ⇔ストックホルム


  • ヘルシンキ 写真

    フェリーの紹介。

    ヘルシンキ⇔タリン 他


  • ヘルシンキ 写真

    これはスオメンリンナの島内インフォメーションで頂いたパンフレット。


  • ヘルシンキ 写真

    時は秋。

    島のアチコチにはキノコが生えていたり、道路がイチョウの落ち葉で黄色一色になっていた。

    記念に、カエデの落ち葉を数枚パンフレットに挟んで持ち帰った。

    これを見るたびに、スオメンリンナをはっきりと思い出す。


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  • 誕生日:06月13日
  • 登録:2006年05月12日

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