2011/08/28 - 2011/08/28
513位(同エリア1030件中)
アルデバランさん
- アルデバランさんTOP
- 旅行記551冊
- クチコミ8件
- Q&A回答7件
- 921,605アクセス
- フォロワー67人
性懲りもなく今年も行きました。
「陸上自衛隊 富士総合火力演習」
夜間演習に引き続き、3日後の本番演習も…
偉大なるマンネリズムとはこのことでしょうか。
毎年同じ内容ですが、東富士演習場に数万の観客が集まりました。
それにしても震災の自粛ムードはどこ吹く風、
人気のためか入場券の入手困難さはうなぎのぼりで
機関銃で乱射するも命中弾一発もなし…
そこで、他ルートで手に入れた入場券は「Dスタンド券!」
いつもよりは時間に余裕を持って出かけられるのに、
貧乏根性が染み付いてるのでしょうね、駐車場へ朝5時前には着いて、会場のDスタンド席には6時には座れました。
10時30分開始まで、延々と待つこと4時間半
1時間半の演習はあっという間に終わりました。
ドカドカ撃って、地響きが凄く活火山の富士山は大丈夫かなあ…
心配してしまいました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
御殿場駅から会場へタクシーは稼ぎ時です。
ピストンで行き来する後を追って途中の駐車場へ…
駐車場はいつもの高塚駐車場。
駐車場の400mほど手前の4つの道路が合流する交差点。
道によって、並んでいる車の台数が違います。
我輩がならんだ道路は10台ほど、別な道路は数百mも並んでおりラッキー! -
駐車券を見せて駐車場へ
連日の雨のため草の駐車場は荒れ放題でした。 -
バスも3台目ぐらいのバスに乗ることができました。
-
駐車場へ早く入れた為、想定時間より30分程度早く会場につきました。
でも、既にこの大行列。
Dスタンド席でも既に100人以上並んでます。 -
左側の列はEスタンドの人たち。既に1500人以上並んでいます…
-
目立ちすぎです…
凄い人混みですが、迷子にならないよね。 -
道路ではこんなのが走ったりしており油断できません。
「96式装輪装甲車」 -
駐車場からほとんど待つことなくスタンド席が確保できました。
そのDスタンド席…
しかも、ラッキーなことに上から5段目ぐらいの一番端の通路側!
並んでいた人達は皆席を確保して、この時点で行列は解消。
まだこんなに余裕です。
ちなみに、隣はCスタンド席。
最上段に陣取ってる人だけで、ほとんどいません。 -
ちなみに、隣はCスタンド席。
さらに余裕です。
最上段に陣取ってる人だけで、ほとんどいません。 -
並んでいた人たちが座ってしまったDスタンドと比べ、
Eスタンド席はというと行列は2百メートル以上に増え、順繰りに詰めて入れてます。 -
シート席はどこでも座れます。ただし、これも指示に従って前から詰めて座ります。
この方式で詰めて座るので観客はぎっしり数万人入るのでしょう… -
入場して席を確保する人たちを尻目に演習場には既に90式戦車や74式戦車が数台停まってます。
点検射が始まるので、スタンド席を離れてシート席の空いてるところに移動して、極力近くの目の前で点検射を待ちます。 -
演習の主役、90式戦車です。
まだまだ現役で、10式新型戦車が出てくるまではその座を譲りません。 -
74式戦車が発射台の上で待機します。
緑の旗なのでまだ撃ちません… -
旗が赤に変わり…
-
6時半から点検射が始まります。
何の前触れもなく、いきなり「ドッカーン!」ときて大地を揺るがすので不意打ちを食らい観客はたまげます… -
90(キュウマル)も火を噴きました!
-
まるでタバコを吸ってるみたいですねえ…
点検射が始まる前にスタンド席を離れて前の方のシート席で見ます。 -
本番前の点検射。
どかどか撃ちますが
アナウンスもなく、赤旗を皆挙げてるのでどれが撃つのかわかりません… -
戦車だけでなく「203?自走りゅう弾砲」などの火砲もやってきて、本番さながらに撃ちます。
-
こちらは「89式装甲戦闘車」ファイティング・ビークル
本番前の最終調整ですが、
試験直前の休み時間まで参考書とか見て必死になってる奴いたよね。
あれと同じです… -
挙句のはてにはアパッチまでがやって来て…
-
チェーンガンをバババババッ!と何度も撃って飛び去りました。
隣のおじさんは「富士山麓の名水は鉛をいっぱい含んでいるのでは?」と心配してました…
そういえば弾は回収しないよね。 -
Eスタンドもかなり埋まりました。
-
Eスタンド席
このように上段か、下段かは区画ごとに上から詰めるので席は運しだいです… -
スタンド席の横で…
演習には膨大な数の裏方が任務を全うします。
着弾状況をスコープで見て、破裂したか不発かを確認するそうです。 -
点検射が終わるとあとは2時間以上ひたすら待つだけです。
この間にスタンドの裏側の各種みやげ物店や招待席方面を冷かしたり、腹ごしらえをしたりしますが2時間は持ちません。 -
エライ!
こんなの持ち込んでる人もいます… -
やっと10時です。
一番右端にすえつけられた大型スクリーンの前、
最初の出番の特科火力の榴弾砲も今やおそしと出番を待ちます。
シート席は一番はずれですがまだこんな状態です。
今年は観客の出足がもの凄く遅く、例年なら10時にはシート席もぎっしり埋め尽くされるのですが、見てのとおりがらがらです。
スタンド席も、Eスタンドはすぐ満席になりましたが、Dスタンドはこの時点でもまだ少し余裕があります… -
数台の車を連ね北澤防衛大臣が手を振りながらやってきました。
最高責任者の菅首相はさすがに来ません… -
明日は民主党の代表選挙で、首相の後継者選びがありますが、
なんせ「総火演」です、代表選挙どころじゃないよね(まさか…) -
開始に先立ち先の震災の犠牲者に対して全員起立して黙祷をささげます。
-
そして、数キロ先の三段山や二段山に煙幕が焚かれ目標の説明が放送によってなされます。
-
その後、会場に2台設置された大型スクリーンにて注意事項やら演習内容の説明があります。
-
「皆さん、左手上空をご覧ください…」の合図とともに全員が上を見上げると…
F−2戦闘機が2機、超低空、凄いスピードで爆音をたてて飛んできます。
このあと、右に旋回してもう一度来るのかと皆、左の上空を見上げ待ちますが、
今年は1回限りで行ってしまいました。
これには皆、ガッカリ。 -
いよいよ始まります…
まず最初は特科火力です。
通称「20りゅう」の「203?自走りゅう弾砲」の雄姿
青ヘルの安全係りも駐鋤によっかかって居ます。 -
「20りゅう」から3歩下がって「87式砲側弾薬車」が恋女房のように続きます。
前面のハッチを開けて12.7?の重機関銃で警戒しながら… -
「203?自走りゅう弾砲」と「155?りゅう弾砲」が隊員による弾込め作業をしている中を「99式自走155?りゅう弾砲」が遅れてやってきます。
自動装填ですので弾込め作業がありません。時間差で出勤する心憎いまでの演出… -
実際にはこの画面の右にもう一門、「99式自走155?りゅう弾砲」が配置について4門が横一列に並んで撃ちまくります。
なお、見えませんが後方陣地でさらに10数門が配置について、同時弾着射撃を行ないます。 -
「99式自走155?りゅう弾砲」の砲身の先っぽのマズルブレーキから発射ガスが噴射してます。
-
「99式自走155?りゅう弾砲」の着発射撃
-
点検射で何度も練習していた同時弾着射撃。
完全な一直線でしかも全く同時なんて不可能でしょう
これだけ揃えばOKとしましょう。 -
神業のような「特科富士」
今回はちょっと精度が落ちてます…
写真は一瞬をとらえますが、見た目でもちょいとずれました。
右から6〜7番目なんてまだ弾着すらしてません…
形は完璧なんですが。 -
お次は中距離火力
地味ながら迫撃砲です。
81?迫撃砲と120?迫撃砲が2門づつ、配置に着きました。
でも危険なのか、かなり遠くです。
こちらは120?迫撃砲。
弾込めして… -
発射!
-
いつの間にか彼方の草むらに陣取った「89式装甲戦闘車」ファイティング・ビークルが「対舟艇対戦車誘導弾」を発射
-
ヘリコプターが缶ジュースをばら撒いてる訳ではありません。
対戦車障害として「多用途ヘリコプター(UH-1ヒューイ)」がヘリ散布地雷をバラバラ落下。
後であれ拾うのかな… -
ヘリコプターが缶ジュースをばら撒いてる訳ではありません。
対戦車障害として「多用途ヘリコプター(UH-1ヒューイ)」がヘリ散布地雷をバラバラ落下。
後であれ拾うのかな… -
大型の輸送ヘリ「CH-47Jチヌーク」が秘密裏に(でも大きな音をたてて)任務をおびた隊員たちをおろします。
-
隊員たちは敵地で人質救出or破壊工作または図画工作をして、帰りはきっと満員で乗りきれないんでしょう。
ロープにぶら下がって何千キロもの道ではなく空を帰ります… -
今度は前の広場に2台の軽装甲機動車がポツンとならび…
1台目が「01(マルヒト)式対戦車誘導弾」を発射!
最初は低伸弾道モードで低い弾道で遥か彼方の的に見事命中! -
2台目は上空から目標を狙うダイブモードで。
ミサイルが自動的に目標を追尾してくれます。 -
01(マルヒト)式対戦車誘導弾
「ボン!」と発射して、「ブッシュー!」と飛んできます。 -
対戦車ヘリコプター「AH-1Sコブラ」がやってきました。
「ブッシュー!」とミサイルをぶっ放します。 -
その後ろに影武者のようにくっついている、観測ヘリ「OH-1ニンジャ」
-
次はヘリ火力の主役
戦闘ヘリ「AH-64Dアパッチ・ロングボウ」です
あのローターの上の真ん丸が特徴です。 -
機体の下に備えた大口径の30?機関砲を撃ちまくります。
お、おそろし… -
87式自走高射機関砲です。
35?対空機関砲を2門、後部には策敵レーダー、追尾レーダーの2つのアンテナが目立ちます。
いますよねベランダにスカパー、CSの2つのアンテナ立ててる人… -
その高射砲が何故か仰角下げて撃ちます。
35?機関砲なのでドーン、ドーン、ドーン、ドーンという音です。 -
いよいよ戦車隊が登場です。前の草むらから4両、標的に砲身を向けながら側方行進。
右方向からも4両、計8両の74式戦車 -
発射台に乗りあげ撃ちます。
「セーノ!」ドッカーン… -
「オオキナオトがします、 ゴチュウイください」
8両もいるので、赤旗を立ててるからといってどれが撃つか分からなくなります… -
真打登場です。
90式戦車
これも側方行進で進んできます。 -
呼び物の、横向きに進みながら撃つ、「側方行進間射撃」
この後前進し、急停車してもう一発… -
90(キューマル)4両の一斉射撃はとてつもない音と地響きがします。
-
これで、前段演習は終わり…
そう、空挺降下は雲が低く垂れ込めてるので中止…
「その模様は大型スクリーンにてご覧ください」のアナウンスに会場から苦笑まじりのため息が…
この時点でシート席はまだ埋まっていません。
聞く所によると御殿場市内が大渋滞で会場到着が遅れに遅れているようで、
後段演習が始まってもバスのピストン輸送は行なってました… -
後段演習が始まりました…
96式装輪装甲車の重機関銃の射撃。
的が火を噴きます。 -
オートバイ舞台がジャンプしながらただ単に横切ります。
-
地雷原処理車がランチャーを上げて処理弾を発射!
このあと彼方の空中で地雷処理する数珠繋ぎの弾がバラかまれました… -
またまた90戦車がやってきて、撃ちまくります
-
このあとヘリボーン行動で今まで登場したヘリコプターが単に顔見世総出演で左から右に飛んで行き…
3段山の敵陣地からの攻撃を阻止するフィナーレの総攻撃が始まりますが帰りのバスがメチャ混むので一足早く会場を後に…
ほんの5分の違いが1時間の違いになりました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
71