信州の別荘地に「終の棲家」を建てた知人を訪ねた旅

2006/06/10 - 2006/06/12

昨年の春、岡山から信州に引っ越した知人が別荘地に「終の棲家」を移した。「遊びに来いよ。」の言葉に誘われて行ってきた。自宅から数分の所にある山陽自動車道の岡山ICから東名高速そして中央自動車道を乗り継いで諏訪南ICを降り知人の家に向かった。知人の「終の棲家」は標高900メートルの雑木林の別荘地に建っていた。下界？と違って、とても涼しい。冬はきっと家の中でも厳しい寒さだろうなと想像したが、知人はそれを想定して分厚い断熱材の壁、ペアガラスに暖炉、そして温まった空気を各部屋に循環させる空調システムの家を建てていた。
周りはとても環境がいい。小鳥が鳴き、リスが庭の木々を走り、ゆっくりとそして暮らせるだろうなと思った。家からは遠くに八ヶ岳や南アルプスの頂が見える。そして近くにはスズランの花が群生する「入笠山の湿原」があり、この旅行記に雨の中、訪問した湿原の画像をアップした。

エリア 富士見(長野)

知人宅から見える南アルプス連峰

周辺は「ニセアカシア」の木が群生していて、白い花が満開、とても甘い香りが漂ってくる。

知人の「終の棲家」、デッキからの眺めが素晴らしい。ここに3日間滞在して周辺の観光を楽しんだ。

庭や周辺は緑がいっぱい

知人の自宅前は別荘

知人の２階の書斎からは犬養木堂の建てた別荘「白林荘」の大きな庭が眺められる。知人はこの環境の良い部屋で本の執筆活動を続けている。

「白林荘」の入口、別荘のある所まではここから100ｍ以上ある。

別荘の前の駐車場より写す。大きな木が生い茂る。

木堂の詩碑

「白林荘」と大きな赤松

「白林荘」の広大な庭

歩いて数分の所に、「ベネディクト修道院」がある、まるで外国にいるような佇まいだ。修道士、数人が暮らしている。宿泊施設もあり、建物内の全ての調度家具は重厚な木材を使っていた。

花好きの知人が住むという別荘に案内してくれた。
道路から見上げるとそこには花畑。

別荘前の広場、イングリッシュガーデン

広いウッドデッキ、デッキの向こうは小さなゲストハウス、別荘は光をいっぱい取り入れるような設計で素晴らしい。個人のプライバシーがあるので画像のアップは控えた。素晴らしい造りのウッドデッキの画像をアップさせてもらった。広大なデッキでは音楽好き仲間が集まって演奏会も開かれるそうだ。

庭の「ワスレナグサ」

庭の花

雨の中、入笠山(にゅうかさやま)に「スズラン」を見に車で登った。
頂上付近の湿地帯の白樺林

深い霧が出たり、消えたりの天気。でも晴れた日には見えない幻想的な景色が目の前に広がる。

湿原の遊歩道

湿原の中に咲く可愛い花をつけた「スズラン」、
少し時期が早すぎてチラホラとしか咲いてなかった。

湿原の中を流れる沢

黄色い花を付けた山野草

湿原のシダ類

ヤマブキ

湿原に咲く「クリンソウ」

この旅行記へのコメント （1）

• planetgingaさん 2006/06/18 17:05:18

  青春時代を想いだす白樺林

  信州旅行よかったですね。
  白樺林を見るとやはり信州を実感できます。
  
  私も独身時代はよく信州に行きました。
  主に北アルプスへの登山が目的でしたけど。
  松本、上高地、白馬、美ヶ原、清里、八ヶ岳、温泉巡り等思い出が一杯
  あります。
  
  蕎麦に目がないＡlcatさん、本場信州蕎麦の味はどうでしたか？
  十数年前知人と「信州そば」を食べるために、長野県までドライブ
  をしながら行き、店の名前は忘れましたが、その腰のある手打ち蕎麦
  の味が未だに忘れられません。
  私はどちらかといえば、蕎麦より讃岐うどんの方が好きですけど、
  信州の蕎麦の旨さは格別のものがあります。
  
  それから長野名産「青いりんご」も美味しかった思い出があります。