パトモス島(2):ギリシャ/スケッチ旅さんの旅行ブログ
この旅で訪れる島のうち、パトモス島には特別のイメージを描いていた。
島のパンフレットには必ず聖ヨハネ修道院が紹介され、その名によって観光客の大部分を勧誘しているのも事実である。しかし地元の人にとっては、そのことについては心情的に複雑なようだ。
聖ヨハネ修道院が存在するが故に、観光客がどっと押し寄せないように島に空港が作れない代わりに観光船ルートにしてもらう。このあたりで飛行機が来ないのはパトモス島だけで、アテネや世界の国に出掛けるのにはとても不便だ、とホテルのオーナーは複雑な心境を話してくれた。
しかし、それ故にこの島は宗教の神秘的な雰囲気が漂っている、と思いたくなるようなとても静かで落ち着いた島だった。
パトモス島はギリシャ3・4日間クルーズ・コースに組み込まれているため大型観光客船が週のうち何度か定期的に入って来る。
だが観光客たちは数時間、島に滞在してすぐ船に引き上げるので、この人たちには殆ど地元経済効果は期待できない、とホテルオーナーは言っていた。
小さな島に停泊する観光船はとても大きく見える。
竿で木の実をたたき落としてヤギに餌を与えているおじいさん。ヤギの見張りをしてお手伝いをしている私の姿も左下に小さく写っています。
ギリシャはヤギの乳で作ったフェタ・チーズ(FETA)が有名です。その味は好きになると癖になってしまいます。デパ地下で良く購入していましたが、最近の価格高騰は残念なことです。
ホテルの応接間に掛かっていた絵画。
オーナー夫人が私を呼んで語ってくれたことによると、この絵は彼女の今は亡くなった伯父が描いたもので、まだ未完成だとのこと。なので私に完成させてもらえれば嬉しい、という相談があった。そうは言っても左右約2mの大きな油絵、そのためには前もって準備が必要だ。日本に帰って考えてみるとお茶を濁したのだが。これから私がギリシャと深く関わりをもつようなことがあればその発展もあるだろう。
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