日本と世界の凄い場所20 「国宝・西本願寺『飛雲閣』」:阿部和璧さんの旅行ブログ
京都市内に数多く残る秀吉が建てた聚楽第の遺構と伝わる建造物。
中でも最も華やかで、高貴な雰囲気を漂わせているのが西本願寺・
飛雲閣。金閣、銀閣と共に「京都三閣」(高い構えの建物)の一つ
で国宝指定を受けたこの建物が11月8日(09年)に行われる
「下京門前町ルネッサンス」の一環として無料公開される。
以前は申し込みさえすれば、時期に関係なく見学だできたこの建物
も、最近では特別公開などの時期しか見れなくなってしまった。年
に1、2度しかないそんな機会の一つとなったのが今回の「下京門
前町ルネッサンス」。通常の拝観と同じく建物に入ることはできな
いが、日頃は高い壁に囲まれ見ることにできないこの建築を無料で
見学できる。
滴翠園(てきすいえん)と名づけられた庭園の、池に面して建てら
れた建物は3層からなる楼閣で、各層が変化に富んでいる。初層は
入母屋造で、内部には池から直接、船で出入りできる舟入の間や蒸
し風呂式の浴室がある。中層は寄棟造で外の板戸には三十六歌仙が
描かれており、歌仙の間という部屋がある。上層は宝玉造で摘星楼
と名づけられた草庵風の茶室。
このように外観も内部構造も他では見れな変化に富んだ飛雲閣。寺
院でありながら皇室や公家、さらには武家との深い関わりを持って
いた西本願寺という大寺院を、象徴するかのような複雑かつ華やか
な建物がそこにある。
西本願寺ホームページ 下京門前町ルネッサンス告知http://www.hongwanji.or.jp/news/info/post-132.html
文化ブログよりhttp://abekaheki.blog72.fc2.com/
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