2008/10/07 - 2008/10/16
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yamada423さん
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ルーアンの大時計 Gros-Horloqe de ROUEN 2008.10.8 9:46
旅行写真紀行 Travel Photo Essay
2008ノルマンディー・ブルターニュの旅 ①ルーアン
────────────────────────
<2011.3.11東北関東大震災に際して>
この度の地震・津波で被害に遭われた被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
またこの場を借りて東北関東大震災の犠牲者の霊に心より哀悼の意をささげます。<献歌>
みぞうなる じしんつなみが たみおそう やまとのくにの かみはいずこに
(未曾有なる地震津波が民襲う 大和の国の神は何処に)
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はじめに
私が写真を撮る際に最も大切にしているのは、被写体そのものよりも、そこに反射する光が作り出す輝きと陰影です。それが私が画家クロード・モネを好きな大きな理由です。
光の画家モネ(定説のようです)の「ルーアン大聖堂」連作や「積みわら」シリーズ、新国立美術館で公開中(8月16日まで)の「日傘を持った女」(2枚セットの1枚)、などが特にその光をモチーフにした作品と言われています。
私の今回のシリーズでもルーアン大聖堂、エトルタの崖、オンフルールのドック、モンサンミッシェルの朝夕などの撮影で光の捉え方に意を注ぎました。
旅行記を読み、写真をご覧いただくときに思い出していただければ嬉しく思います。
また旅先の雰囲気(臨場感)を出すため、できるだけ人物を写し込むことに心がけました。
写真の説明に不可欠なフランス語は日本語に翻訳しましたが、あまり自信はありません。仏語は日仏学院会話専門コースでしか学んでいませんので読み書きは苦手です。
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2008年10月7~16日(ノルマンディー、ブルターニュ、パリ)
今回の旅行は印象派を代表する画家クロード・モネが幼少時代から43歳で睡蓮の池で有名なジヴェルニーの家に移るまで主に活動したル・アーヴルおよびオンフルール、エトルタなど周辺の町を中心としたノルマンディー地方と世界遺産モンサンミッシェルが有名なブルターニュ地方を訪れました。(①~⑥を予定しています)
2008年10月7日(火)
出発便 成田発AF 279便 エアバスA340 10:30発 パリ到着 16:00 シャルル・ドゴール空港からRER(電車)約30分でパリ北駅へ。
北駅からオペラ地区のホテル(Opera Saint George)までは歩ける距離なのに、地図はあるもののパリ独特の縦横でない斜めのカタバミ模様のような道が多くてなかなか目的地にたどり着かない。小雨模様の夕暮れ時を30分ほどもかかってしまった。
チェックインの後一休みして、傘を持って町並みを写しに出かけた。普通の住宅街に近い商店街で、果物屋がやけに目に付く。ブドウ、栗、りんご、オレンジ、柿(KAKI)など秋の味覚にあふれている。
10月8日(水)
5時半頃には目覚ましを待たずに起きてしまった。外はまだ真っ暗で、CNNテレビではアメリカ大統領選の第2回ディベートをやっていたのでしばらく見ていた。
チェックアウトを済ませ、近くの地下鉄駅Saint Georgeまでは歩いて5分ほどだった。
ノルマンディー方面への列車の出発駅はモネの絵に出てくるあのサンラザール駅だが、まだ薄暗くて構内がよく見渡せない。朝食のクロワッサンとコーヒーを買って、駅員に切符を見せて列車を確認して乗車した。この時刻には列車を降りた通勤客でかなり混雑していた。
サンラザール駅発7:31 ルーアン着8:42。 途中で日の出を迎えた。やがて飛行機雲がいくつも見えてきたので晴れそうな感じがしてきた。
ルーアン駅のホールは立派で、かなり広い空間に大聖堂や港の大きな絵がかかっている。駅前のホテル(De Dieppe Hotel)にキャリーケースを預け、リュックにカメラとガイドブックなどを入れて街へ出かけた。駅の時計塔は9:20。
日の出が8時過ぎのためこの時間では有名な大時計周辺も人はまばらで、昨夜来の雨で濡れた石畳が逆光の朝日に輝いていた。
大聖堂正面は西向きのため薄暗く、午後の陽射しを待って再度来よう。大聖堂の裏へ回り青空にそびえる尖塔を見上げた。
5分ほどでセーヌ川へ出ると駅から1Kmほどあるジャンヌ・ダルク通りにつながっている同名の橋があり、その袂に記念のプレートがある。
「1431年5月30日水曜日にこの近くの旧市場で処刑されたジャンヌ・ダルクの遺灰がマチルダ橋の上流でセーヌ河に投げ込まれた」
再度大聖堂の前を通り、大時計通りを西に向かってジャンヌ・ダルク教会へ。この教会は恐竜をイメージしたような外観に内部は吊り天井構造で、代々木体育館のような部分も見える。
北側面には一面に美しいステンドグラスがはめ込まれ、柔らかい自然な光を導入している。
昼食には一応レストランに入ってセットメニューからスモークサーモンと子牛のメダリオンを選んだが(グラスワインとで26Eユーロ)、観光客も町の人々も多くの人はサンドイッチやクレープの店に行列して買い求め、歩きながら食べている。
食後はゆっくり休んでからお目当てのルーアン美術館へ行った。かなりの規模の美術館でモネやシスレー、コローなどなじみのある画風の絵がいくつも見られた。
残酷な宗教画も多く中世の美意識(?)をわれわれが理解するのは無理だと思った。
隣の鍛鉄工芸博物館はたまたま気付いて入ったのだが、屋内外の装飾品や各種の道具、鍵など初めて目にするものが多く面白かった。
3時ごろに太陽の方向を確かめてからまた大聖堂へ行き、横から陽射があたり始めた正面の姿を撮った。モネのルーアン大聖堂の連作にも似たものがある。後日オルセー美術館で対面した。
帰りにゴシック装飾が美しい裁判所の、時計(4時5分前)のある正面を撮って、これで本日の目標はクリア。ホテルへ戻る前に駅で時刻表を貰って明日の列車を決めた。
一日歩き回って疲れたので、昼寝するためにセットした時刻には起きられず、9時ごろ起きてホテル内のバーで軽い夕食をとった。テリーヌに白ワイン。(E16)昼にしっかり食べたので、ちょうどよいボリュームと味に満足。
気になる写真がありませたら、元画像に拡大してご覧いただくとより細部が見られますのでお奨めいたします。
撮影 CANON EOS40D 17/85 IS USM
原画サイズ 3888×2592
編集・公開2010.7.1
ノルマンディー・ブルターニュ旅2008①~⑥シリーズは2010.8.17に公開を完了しました。画像の総数は723枚です。
ノルマンディー地方のこれ以外の訪問地はエトルタとオンフルールです。
エトルタ http://4travel.jp/traveler/810766/album/10476458/
オンフルール http://4travel.jp/traveler/810766/album/10490475/
現地の日の出・日没時刻はこのクチコミ記事で簡単に調べられます。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/
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555シャルル・ドゴール空港の到着ターミナル2 16:27
ターミナル1の得体のしれない空中回廊のような通路を歩かされるよりは、すっきりして安心感があります。
555は編集のための画像番号です。見苦しさはご容赦ください。 -
554フランス国鉄(SNCF)の空港駅へ向かう。照明を最小限にしているのに感心しました。
2011.3.11の東日本大震災を契機に、日本でも見習う気運が高まるといいですね。ドラッグ・ストアや一部のデパートなど、過激とも言える照明には辟易していました。
ちなみにフランスは電力源に占める原子力の割合が断突に高い国です。
フランス77% 韓国34%、日本24%がトップ3です。詳細はこちら。
主要国の電源別発電電力量の構成比http://www.fepc.or.jp/present/nuclear/setsubi/index.html
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2011.3.8の天声人語の一部を紹介します。
照明を落とした地下鉄の駅こそパリの明るさだと、仏語教師が懐かしがっていた。あちらが暗いのではなく、震災前の東京が明るすぎたのだ。
日本でもっと明るくして欲しいのは「政治の世界と経済見通し」です。 -
564北駅から10分ほどのオペラ地区にあるホテル(Opera St. Geoge)近くの果物屋の店先は秋の味覚であふれていました。手前左にKAKIとあります
値札はどれもKgあたりの値段です。
細部に関心がありましたら(KAKIの文字など)元画像に拡大して御覧ください。はっきり見ることができます。拡大は無料です(笑) -
567J.MOLARDという「伝統のチーズの店Fromages de Tradition」のオヤジと眼が合ってしまいました。
-
569薬屋PHARMACIE 緑(ミドリ十字)は世界共通の色のようです
-
570メガネやの店内にはキティちゃんのキャラクター商品のポスターが貼ってあります
-
575サンドイッチの店
パリの街はどの店も個性的な照明や店内の商品展示が見られ、見て歩くだけでも楽しくなります。 -
イチオシ
579パン屋BOULANGERの店内にはチョコレートの看板が下がっています。
-
580このような店(カフェ・バー)でビールを飲みながら、道往く人々を眺めていました。
12時間あまりのフライトの疲れを取るには、パリのこのような雰囲気に浸るのが最適です。 -
581小雨降る裏通りの夜景です。
路上駐車は昔からパリの風物詩のようなものです。
路上駐車イコール違法駐車の日本とは異なり、有料路上駐車もあります。その区域の道路にはPAYANT(有料)と書かれています。 -
10月8日パリからルーアンに向かう日。
585ホテルから5分ほどの地下鉄(メトロ)Saint George駅入り口。まだ朝の気配は無い -
588地下鉄サン・ラザール駅のホーム 6:55
ホームにはこのように周辺の地図、路線図、索引などがありますが文字が小さくて、高齢者の観光客には利用が困難です。 -
590 7:15でも国鉄サン・ラザール駅構内はまだ暗く、モネの絵にあるような情景(駅構内が見渡せて蒸気機関車の煙が立ち昇る)は体験できませんでした。
クロード・モネ「サン・ラザール駅」(La gare Saint Lazare) 1877年
http://www.salvastyle.com/menu_impressionism/monet_lazare.html
この駅でも必要以外の照明はされておらず好感が持てました。
昼間のサンラザール駅の様子はこの旅行記に載せています。
「ヨーロッパ鉄道の旅完結 パリの6終着駅巡り2011⑳」
http://4travel.jp/travelogue/10650803 -
592わたしが乗るル・アーブルLE HAVRE 行き列車の出発は7:31 23番線
-
593 2等車の車内です。
日本の国鉄にも昔は1等、2等がありました。
その後1等はグリーン車になり、2等は普通車になりました。 -
594 8:42に下車駅ルーアンに着きました。交代した車掌です。
-
595ホームでしばらく何やら言葉を交わす乗務員たち
JRではこのような光景は目にしません。 -
597座る間隔が分かるようにデザインされたホームのベンチ
寝ると肩と腰のマッサージができそうですね。(笑) -
603ルーアン駅構内の出発予定表で、「ホームの番号はおよその表示です」(変わることがあります、との注意が赤字で書かれています)
終着駅での出発ホームは発車15分ぐらい前でないと決まらないことは多く、途中駅でのホームの変更はよくあることです。のんびり新聞を読んだりしてはいられません。 -
イチオシ
606ルーアン駅の大きなホールにはルーアンの大聖堂や港の大きな絵が掲げられています。ポスターを持ってPRしている女性に「それ何?」と聞いてみたら、よそ者には関係無さそうでした
-
607ポスターを見ると、その日と翌日(8,9日)にルーアンの学生会館で開かれる老人(高齢者)問題に関するシンポジウムのPRらしいです。
3人とも女子大生のようです。
還暦過ぎた私にも多少は関係する内容かもしれません(笑)
二人は私より長身であることがアイポイントからよく分かります。
一眼レフはファインダーを覗きながら写します。 -
609駅構内のパン屋に立ち寄る旅行者など。
このような場所でオート・モードにするとストロボが発光してしまい、雰囲気が台無しです。
EOS 40DではP(プログラムド・モード)にします。 -
610こんな雰囲気の駅パブでも禁煙でした
-
612駅の出口の雨上がりの石畳の模様にも風情を感じます
-
613 9時過ぎても朝が始まったばかりの雰囲気です。東京とルーアンの経度差による時差は9時間以上あるのに、夏時間で7時間に設定しているためです
-
615駅前通りの朝のカフェにはまだ客の姿は見えません。
ジャンヌ・ダルク通りのMetropole -
617街角に駐車中のスクーター
私は2輪・4輪の企業(H社)にいたため、乗り物には興味を惹かれます。 -
619ヴェルドレル広場(公園のようです)の池
-
622池の白鳥
-
625何世紀もの間、市民に親しまれているルーアンの大時計
雨上がりの石畳が朝日に美しく、空気もしっとりして美味しい -
628大時計の前のカフェは「絵になる」光景です
-
イチオシ
629それぞれの会話が聞こえてきそうな静かな朝のカフェ
-
632大時計の周辺にだけ残る木骨組みの家
マダムが歩いている辺りだけに朝日が射しています。まるで私が依頼した舞台照明のようです。この瞬間を狙うのも撮影技術の一つです。
木組みの家の美しい街並みはフランス東部のストラスブルグでも見ることができます。こちらに掲載しています。
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10499699/
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10500245/ -
634朝の逆光に濡れた石畳の模様が浮き上がる中を往き来する人々。
二人の関係はなんでしょう。 父娘、恋人、夫婦???
想像するのは見る人の勝手ですね。写真は楽しみながら見ましょう。 -
636花屋の店先からの大時計を撮ってみました。
-
637順光の大時計はこんなにカラフルに彩られています。 9:46
表紙の写真です。(2011.3.19に更新) -
644ルーアンのノートルダム大聖堂の正面は西に向いているため、朝はこのように陰影の少ない姿で撮影の意欲が湧きません。9:57
ルーアンに限らず、私の知る限り大聖堂は西向きです。
ノートルダム、ケルン、ストラスブルグなど。
東向きだと日曜の朝の礼拝に支障があるためでしょうか。
バラ窓が美しすぎて眩しかったり、信者の気が散ったりするかもしれませんね。 -
648裏手に回ると南塔(ブール塔 Tour de Beurre)が青空に聳えていました
-
650どの方向から見てもその豪華さに圧倒されてしまいます
-
651このくらい離れないと高さ152mの尖塔は撮るのが難しいです
-
654街の風景に溶け込んだ大聖堂
-
イチオシ
655横から光を受けるこのような姿が一番好きです。10:13
モネの絵のこの構図が有名です。 -
656青空に聳える尖塔
-
657教会の尖塔も街の風景に溶け込んでいる。
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660ルーアンの町の西部には工業地帯も見える。
-
661セーヌ川の観光船
デッキには日光浴用のベッド椅子が並んでいます -
662ルーアン駅から南へ延びるジャンヌ・ダルク通りを1.5Km行くとセーヌ川に架かる同名の橋がある。
これは橋の入り口にあるモニュメント -
664 マチルダ橋の袂にある記念プレート
「1431年5月30日水曜日にこの近くの旧市場で処刑されたジャンヌ・ダルクの遺灰がマチ ルダ橋の上流でセーヌ河に投げ込まれた」 -
663セーヌ川の中に浮かぶボワルディー島 10:29
逆光の朝日が川面に反射している。 -
665 信号は低く、絵で分かりやすい。緑になると歩く人になる。
-
667大聖堂正面は西向きのため、まだ日が当たらず陰影がない。10:43
-
676大聖堂内のロウソクの献灯
-
677この時間ではまだ日が差し込まない。11:01
正面は裁判所 -
670ルーアン大聖堂のステンドグラス 10:48
-
イチオシ
678再び登場の大時計
青空と半日陰の大時計がルーアンの景色を象徴すると思い、最初表紙に採用しました。
屋根の2本の塔の先端に輝く金色パラボラはなんとなく太陽の塔の顔を思い起こさせます。しかしこの大時計がある建物のほうが岡本太郎よりはるか昔に建てられたので、岡本太郎がここからヒントを得た可能性は否定出来ないでしょう。
太陽の塔(たいようのとう)は、1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会(EXPO'70・大阪万博)の会場に、芸術家の岡本太郎が制作した芸術作品であり建造物。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%AE%E5%A1%94 -
681大時計通りを東へ歩き、ジャンヌ・ダルク教会方面へ
大時計通りにはこのような木骨組みの家が並んでいます。
フランス東部のストラスブルグにも美しい木組みの家がたくさんあります。
フランスの旅2006②③
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10499699/
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10500245/ -
684狭い石畳の路地を歩く親子連れ
-
687昼食はサンドイッチなどを買って歩きながら食べている人も多かった
-
689市場の横のメリーゴーランドの子供たちには、なぜか笑顔がありません
-
イチオシ
691 1345年創業、フランス最古のオーベルジュ(食堂を併設する宿)ラ・クーロンヌLa Couronneが入った、
ハーフティンバーの建物で、今はレストランになっています -
692ジャンヌ・ダルク教会の内部。この教会は恐竜をイメージしたような外観に内部は吊り天井構造で、代々木体育館のような部分も見えます
-
イチオシ
693北側面には一面に美しいステンドグラスがはめ込まれ、柔らかい自然な光を導入しています。
空に反射する光を北側の窓から導入した部屋でしかダイヤモンドの鑑定は行わないそうです。 -
696こんなに美しいステンド・グラスによるキリスト教に関する物語も、異教徒には
全く理解できず、もったいない気がしました -
698天井板を支える帯まで含め木材で作られた吊天井。代々木体育館を思い起こさせました
-
700魚の形の階段の明り取り窓
この遊び心に感心しました。
白身魚のようですね。 -
701教会の片隅にたたずむ聖処女ジャンヌ・ダルクの像
映画「ジャンヌ・ダルク」やパリのピラミッド広場に建つ金ピカの騎馬像の勇ましい姿は想像できません。聖女です。 -
702ジャンヌ・ダルク教会は1979年にルイ・アレッチの設計により建てられた現代建築で、引き潮をイメージしたといわれるが、私には恐竜に見えました
-
703ジャンヌ・ダルク蝋人形博物館Musee de cire Jeanne D’arcの看板
これが蝋人形博物館の看板とは撮影時は気がつかず、見学はしませんでした。 -
704教会前のカフェ
無意識ですが、赤い日除けにROUENの文字がしっかり入っています。 -
705教会前の角に建つ白い家maison blancとバー
-
706教会の北面のステンド・グラスを外から見たところ
-
708旧市場跡には各種の店が入ったマーケットがあった
-
710マーケット内の魚屋
鯛DORADE ROYALES はキロ19.8ユーロ(¥3000)
大型平目TURBOT キロ16.8ユーロ(¥2500)など。 -
711マーケット内の八百屋・果物屋 珍しいのは細い人参とアーティチョークなどで殆どは見慣れたものばかりです。
-
712マーケット内の花屋
手前中央の白緑のはユウカリのようです。
ルーアンにはコアラを飼育している人が多いのでしょうか(笑) -
715昼食のセットメニューの前菜 サーモン・フュメ(スモークサーモン)
これが出てきた(ギャルソンが持ってきた)時には、このボリュームならこれだけでもいいな、と思ったほどでした。美味しさも十分満足でした。 -
717昼食のメイン・ディッシュ
子牛のメダリオン(薄い輪切りにした肉)
メダリオンmedaillonはあまり聞きなれない料理だが、1センチほどに輪切りにして焼いた肉にたっぷりのソースをかけたもので、ステーキよりソースの味が絡んで美味しかった。
medaillonの別の意味は大きなメダル。
スポーツ競技のメダリストがかじりたいのはこちらかもしれません。
この料理は私のホームページ「旅行写真展示室」内の「食べる頁3」でも紹介していますのでご覧ください。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/taberu3.html -
720教会前に集まったハトの群れ
この時は餌用のパンを持っていませんでした。 -
723ルーアン美術館 内部は撮影禁止でした。
モネやシスレー、コローなどなじみのある画風の絵がいくつも見られましたが、残酷な宗教画には目を背けたくなるものも少なくありませんでした。 -
729美術館となりの鍛鉄工芸博物館には興味をそそられるものがいっぱいあって、見飽きることがありませんでした。
自分が機械設計技術者であるためか、金属加工技術の歴史には大変興味があります。 -
725これは階段の手摺です。
見た目は豪華ですが、手摺として触って見ると冷たくて夏向きです。 -
726鍛鉄博物館には様々な作品、道具、器具があり興味が尽きません。
具体的には鍵、鋏(はさみ)、医療器具、装飾品(次の写真)など・・
新橋にある創業明治23年の堀商店には鍵のコレクションが展示してあり一見の価値があります。興味ある方にはお薦めします。(私の通勤途上です)
http://www.hori-locks.co.jp/company/index.html -
727鷲が咥えた飾りですが、あまりのフックの細さに、頭上注意です。
-
728こちらはかわいい羊は私の親戚です。
-
730噴水の中央の彫刻
-
731秋の気配を感じるツタの紅葉
-
732昼過ぎになってルーアンのノートルダム大聖堂の正面にも右横(南側)から日が射すようになり、陰影がついてきました。
どこかのオジさんが紅一点です。 -
イチオシ
734大聖堂西正面のファサード
印象派の巨匠クロード・モネはこの大聖堂正面のファサードをモチーフにした絵画を30点以上描いています。 -
738見れば見るほど、その精巧さと豪華さに圧倒されてしまう彫刻の数々です
-
イチオシ
740つるつるに磨り減って逆光に輝く石畳の美しさに、この街の歴史を感じます。
撮影した時にはこれほどの美しさを認識していたわけではなく、写真にして一層美しさを増しました。 -
742裁判所
裁判所が権威主義の象徴(権化)のようなのはいつの時代、どこの国でも同じようです。
変化が必要とは思いますが。 -
743ゴシック建築の美しい裁判所の建物
-
744個々の装飾品も第1級の彫刻ばかりのようです。
-
745雨水を吐き出す樋口(ガーゴイル)が野獣を模したもので可愛いですね。
ほとんどが背中に翼をもったグロテスクな姿である。本来の意味である彫刻としてのガーゴイルは主として西洋建築の屋根に設置され、雨樋から流れてくる水の排出口としての機能を持つ。
ガーゴイルの語源は、口やのどを意味するフランス語のgargouilleに由来する。なおgargouilleは、ラテン語で水が流れるときのゴボゴボというような音を表すgarから派生した言葉である。
パリのノートルダム寺院でも多数のガーゴイルが見られます。 -
748裁判所正面には地下鉄の出入り口があります。
時計は4時5分前を指しています。 -
749ヨーロッパの街並みに良く似合う赤い日よけ
-
750バラ、ゆり、カーネーション、あやめ、ガーベラ、鶏頭、菊・・・
種類は豊富ですが、決して安くはないようです。 -
754ヴェルドレル広場(公園のようだ)で見つけたほおずき
-
756秋の気配を感じるカツラ?の紅葉
-
760長いルーアンの充実した一日の予定を終え、ホテルのある駅前に戻りました。4:17
-
764ルーアン駅前のホテルHOTEL DE DIEPPE
-
765 ホテルの4階の窓から見たルーアン駅全景 4:40
長い1日とたくさんの写真にお付き合いいただきありがとうございました。
今回の旅行の実質的な初日は精力的に街歩きをしたため充実感と疲労感が重なって夕食時間も気付かず仮眠をしてしまいました。
明日からは時間と体力のバランスを考えることにします。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- Riokaraさん 2010/10/15 06:39:49
- こんばんわ。
- yamadaさん。
さきほど間違って自分がコメントしたものに"返信"を書いてしまったので
こちらにもう一度コメント入れさせて頂きます・・。
4日間ほど旅行に出ていたのでお返事遅くなりました。
今月末、パリにいらっしゃるとのこと、それは楽しみなことと思います。
ここ1週間ほど、ずっと快晴で暖かいです。朝晩は冷えますが・・
今こんな感じだとそろそろお天気も崩れる頃なんでしょうか・・
注意すべきことは、yamadaさんはもう旅慣れてらっしゃいますし
特になさそうです(笑)
月並みですがスリくらいでしょうか、パリなら。。。
あと、神経質になるほどではないですが、おそらく日本の新聞でも
掲載があったのかなと思うのですが、今米国では、欧州でテロ攻撃の
可能性があると渡航警報が最近出ているようです。
イギリスでは、フランスとドイツに関するテロ脅威度が最高度に
引き上げられているようですが、これに関してはそんなに
心配されなくてもいいと思います。
先日モンマルトルへ行ってきましたが、そのせいかいつにも増して
警官たちも多くいますし、逆に安心なような気さえしました。
あと今パリはちょうどストをやっています。
前回はルーヴルなどもやっていてせっかく来た観光客も中に入れず
可哀そうでした。
多分、あと数日中には終わっていると思います。
スリとおつりに注意するくらいで問題ないかと思いますので、楽しい
ご旅行になりますように!奥様も楽しみでいらっしゃるでしょうね!
ご帰国後の旅行記楽しみにしております。
ps もう少し早ければモーターショー見れたんですね!残念・・
- yamada423さん からの返信 2010/10/15 10:09:31
- アドバイスありがとう
- おはようございます。
パリでの注意事項をいろいろ教えていただきましてありがとうございます。
テロ警備関係、ストライキ、スリに注意。などですね。なぜかカタカナに注意(笑)今まで以上に注意いたします。
1980年のイースターの休暇中のストでルーブル美術館閉鎖。
1996年CDG空港の爆弾騒ぎで手荷物預かり所閉鎖。乗継ぎの荷物を市内まで運び前夜のドイツのホテルと同じインターコンチに一時預け。
2002地下鉄オペラ駅で車内の日本二人連れ婦人が少女スリ団に遭遇。
嬉しくない経験が思い出されます。
ともあれ旅は前向きで楽しむものと心得ていますので、何事も想定内との思いで楽しんでこようと思います。
写真は一人旅のようには撮りませんが、ご期待ください。
yamada423
-
- ブルートレインさん 2010/07/04 23:50:22
- 素晴らしい旅行記
- yamada423さんへ
お久しぶりです。ブルートレインです。ルーアンの旅行記を拝見いたしました。画像とコメント全てが完璧で、市販の旅行雑誌よりもずっと参考になります。
私はまだ一度もヨーロッパに行ったことがないので、今後yamada423の旅行記を拝見bしながら将来の旅行に備えて行きたいと思います。素晴らしい旅行記に一票入れさせていただきます。
ブルートレインより
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