モンサンミッシェル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
モン・サン・ミッシェルの羊<br />The sheep of Mont St.Michel  2008.10.11<br />────────────────────────<br />明けましておメーでとうございます<br /> 勢ぞろいで皆様に新年のごあいさつを申し上げます<br />  今年は私たちの出番です<br />   よろしくおねがいいたします<br />       パリへお越しの際はぜひ1泊でお出で下さい(羊一同)<br /><br />みなさまのご健康とご多幸をお祈りします <br />    未年のyamada423<br /><br />    平成27年(2015年)元旦<br />     ─────────────────────────<br />   祝 モンサンミッシェル橋開通 2014.7<br />     ─────────────────────────<br />まえがき<br />私が写真を撮る際に最も大切にしているのは、被写体そのものよりも、そこに反射する光が作り出す輝きと陰影です。それが私が画家クロード・モネを好きな大きな理由です。それゆえに、私にとっての写真とは「光と感動の記録」<br />光の画家モネの「ルーアン大聖堂」連作や「積みわら」シリーズ、新国立美術館で公開した(2010年8月16日まで)の「日傘を持った女」(2枚セットの1枚)、などが特にその光をモチーフにした作品と言われています。<br />私の今回の旅行記シリーズでもルーアン大聖堂、エトルタの崖、オンフルールのドック、モンサンミッシェルの朝夕などの撮影で光の捉え方に意を注ぎました。旅行記を読み、写真を観るときに思い出していただければ嬉しいです。<br />また旅先の雰囲気(臨場感)を出すため、できるだけ人物を写し込むことに心がけました。<br />写真の説明に不可欠なフランス語は日本語に翻訳しましたが、あまり自信はありません。仏語は学生時代に東京日仏学院会話専門コースで1年間学んだだけなので読み書きは苦手です。<br />     ────────────────────<br />ノルマンディー・ブルターニュの旅2008  2008年10月7~16日<br />今回の旅行は印象派を代表する画家クロード・モネが幼少時代から43歳で睡蓮の池で有名なジヴェルニーの家に移るまで主に活動したル・アーヴルおよびオンフルール、エトルタなど周辺の町を中心としたノルマンディー地方と世界遺産モン・サン・ミッシェルが有名なブルターニュ地方を訪れました。(①~⑥の6編からなります)<br />モン・サン・ミッシェルを訪れるのは43年ぶりのことです。<br />     ────────────────────<br />2008年10月11日(土)オンフルールを出発の朝、外はまだ暗い。<br />7時半にタクシーを予約しておいたので少し前にフロントへチェックアウトに行ったが、誰もいないのでカード・キーをカウンターに返してそのままタクシーに乗り込んだ。<br />運転手は30代と思われ、車はVWだった。助手席に案内してくれたので、少し走ったところで、このVWはいい車だねと言うと、VWパサードとのこと。日本で買うと400万円以上するだろう。<br />車は前席のほうが乗り心地が良いことを知ってか、客との対話を大事にしてか、助手席に案内してくれたこのプロの運転手を尊敬してしまいました。<br />フランス語しかしゃべらないので会話は少ししか出来なかった。それでも途中霧が濃いところに差し掛かると、こういう日は晴れるよと教えてくれた。10分ほどで高速に乗りカーンには40分ほどで着いた。その日はモン・サン・ミッシェルまでずーっと晴れだった。<br /><br />8:43発の3両編成の列車はカーンCaenからコタンタン半島を西へ進みCoutancesから南下してモン・サン・ミッシェルPontorson Mt St Michaleまではちょうど2時間で着いた。(12ユーロ)車窓の景色は牧草地、とうもろこし畑、大きくない森などで山は見えない。<br />コタンタン半島の先端にはカトリーヌ・ドヌーブ出演の映画「シェルブールの雨傘」で有名なシェルブールがある。ここには使用済み核燃料処理施設があり、日本が依頼した核燃料もここで処理されている。<br /><br />線路の両側にはずーっと木が植えてあるので景色を写すのは難しい。マニュアル・フォーカスにして距離を∞にセットしておいて、植え込みの切れ目の瞬間にシャッターを押すしかないが、それなりにスピード感が出て悪くはない。<br /><br />モン・サン・ミッシェル駅Pontorson Mt St Michaleは人気の高い観光地の最寄駅とは思えないひっそりとした小さな駅で、世界遺産登録(1979)で人気化する以前と変わらないのだろうと想像した。<br />ほとんどの観光客は車かバスを利用するので、駅の利用者は少ないのであろう。<br /><br />駅前に停まっていたバスがモン・サン・ミッシェル行きで、運転士に聞くと11:22発で10分少々で着くといっていた。予約したホテルは終点より手前1Km(実際は2Km)のホテル地区にあると教えてくれた。<br /><br />Le Saint Aubert Hotelのチェックインは3時からなのでキャリーケースを併設のレストランに預けてモン・サン・ミッシェルへ向かった。ホテル地区を抜けると頂上に修道院を擁する特徴ある島が見えてくる。まず目に入ったのは、手前の草原でもくもくと草を食べている羊の群れで、首から上が黒いサフォーク種(Suffolk)である。<br /><br />島の手前の駐車場には観光バスや乗用車が多数停まっている。ここもまっ昼間に着いたので、やや単調な景色だが夕方が楽しみだ。(前日のオンフルールにも昼前に着いたが、ヨットが係留されたドックの夕方から夜の風景が素晴らしかった。)<br /><br />島に着いて50m程行ったところにある王の門Tour du Roiから、300mほどある狭い上り坂の両側にひしめくように並んだレストランと土産物屋の一画を過ぎ、更に急な階段を100m位登ると修道院の入り口がある。<br />入口から続く階段を登ってしばらく並んだが列が一向に進まないので入場はあきらめた。「キリスト教徒でもないし、まあいいか」 <br />43年前1965年に学生の時、四大学学生仏工業視察団(MJET)http://4travel.jp/traveler/810766/album/10753546/で来た時、少ない時間に急いで息を切らして上まで登った記憶がある。末尾にその時の旅日記の一部と写真を加えました。<br />この学生工業視察団の50周年の記念旅行を2年前倒しして、今年2013年にプロヴァンスとパリ旅行をメンバー9名で実施しました。<br />2013フランス旅行(準備編)<br />http://4travel.jp/traveler/810766/album/10763784/<br />2013フランスの旅 ハイライト編<br />http://4travel.jp/travelogue/10784450<br /><br />修道院の尖塔は島内に入ってしまうと見える場所が限られてしまうが、周囲の海は干潮で遠くまで干潟になっておりウォーキング・ツアーの人々までがよく見える。<br /><br />降りてくる途中で周囲の家並みの屋根や煙突、屋根裏部屋など、下からは見えないものが見られて面白かった。どこを歩いても階段と坂の連続で、現代のバリア・フリーの概念の対極をなすもので歴史の重さを感じさせる。これも世界遺産認定の要件かと推測した。車椅子での修道院見学は困難で、外観とグラン・リュの見学に留めるほうが無難と思う。<br /><br />島で一番有名なラメール・プラーの、別館での昼食には名物のオムレツをたのんだが、泡立てた卵の玉子焼きで、内部は生のままでおいしいとは思わなかった。電子レンジがあればチンしたかった。<br />今思えば「よく焼いてください キュイエ ビエン シル・ヴ・プレCuire bien s&#39;il vous plait」と頼めばよかったのに! <br />ただ海に面した席からの眺めは大変良かったので後悔はしていないし、何より自分の舌で味を確認したことが大きい。<br /><br />ここのお土産は羊のぬいぐるみ(自分のコレクション)とキッチン手袋(ミトン)。裸足で干潟のウォーキング・ツアーから帰っ女性の足の写真を一枚。<br /><br />モン・サン・ミッシェルの昼間の撮影を終了し、帰りも島を時々振り返りながら何枚か撮ったり、羊の群れが背から陽を受け、その影が一体で揺れる様に見入ってしまったり、気の向くままの足取りでホテルへ戻った。これも非日常のひと時である。<br /><br />レストランLe Bergerieに預けたキャリー・ケースを受け取り、チェック・インを済ませ、昼の部を締めくくる入浴・昼寝タイム。「おやすみなさい」。<br />安い宿だがバスタブがあるのはシニアにはありがたい。<br />海外旅行でのこのパターン、すなわち1日を二つに分けた行動はアクティブに行動するシニアにとっては不可欠だ。<br /><br />7時ごろ三脚とカメラだけを持って夜景の撮影に出かけた。ちょうど沈む太陽の撮影にギリギリ間に合った。日没後の空の色の変化はいつ体験してもその美しさに感動させられる。私にとっての写真とは「光と感動の記録」を実践する「とき」だ。<br /><br />輝くオレンジから赤、赤から赤紫、やがて赤みが薄れてトキ色、さらに赤みが消えて青灰色、薄闇の青、群青の濃闇へと一時間もかからない。昼間の帰りに目星をつけておいた、水面に島全体が映る場所に三脚を据え撮影準備を整えた。<br /><br />待つことしばらく。やがて少しずつライト・アップが始まった。西の空の残照とライトとの割合の変化で微妙に変わってゆく夕景色を撮っていると、今自分がそこにいて、何の制約もなくそれが出来ることに感謝し、そのこと以外何も考えていない。貴重な心の真空地帯。撮影はすべてマニュアルモードにしてモニターでチェックしながら満足いくまでトライした。<br />ひとつ失敗したのは懐中電灯を持参しなかったことで、暗がりでの撮影条件の設定に苦労した。<br />懐中電灯は夜道の家畜(羊)の糞対策でも有効です。<br /><br />帰りがけに隣のレストランLe Bergerieで夕食をとった。前菜のスモークサーモンとメイン・ディッシュには特産である羊のロースト(超美味)、赤ワイン、紅茶(35ユーロ)。<br />心の中で羊に手を合わせる。「羊さん ありがとう」<br /><br />10月12日(日)<br />モン・サン・ミッシェルの夜明けを見ようと手ぶらで出かけたが、東の空が赤みをさしてきたので失敗に気付き、急いでカメラを取りに戻った。8時過ぎても地平線あたりの雲が邪魔して太陽がなかなか顔を出さない。<br /><br />日の出前の空を海から陸に向かって多数のカモメと思しき群れが、時にはばらばらに、次には隊列いわゆる雁行をなして飛んでゆくのが、その鳴き声とともに印象的だった。<br />これこそ私の旅の目的である、「非日常の体験」である。<br /><br />8時40分ごろになってやっと雲間から太陽がのぞいた。おもわず両手を挙げて拝んだ。修道院のガラスに反射する朝日を眺めて写し、モン・サン・ミッシェルの予定をすべて無事に完了。(拍手)<br /><br />今日の目的地ブルターニュ半島西端のカンペールには、レンヌまでバスで行き、そこから列車に乗る。未知の土地を訪ねる期待と少しの不安が一人旅独特の緊張感を抱かせる。<br /><br />撮影CANON EOS40D EF-S 17/85 IS USM<br /><br />     ─────────────────────<br /><編集履歴><br />私の予想ではこのモンサンミッシェルの旅行記が最も多くの訪問者の関心を集めると思います。<br />ご感想やご質問などはぜひ掲示板にお寄せください。<br />今後の旅行記の編集の参考にさせていただきたいと思います。<br />編集・公開 2010.6.8<br />     ──────────────────────<br />予想した通り、今人気の観光地だけあって2日で150を超えるアクセスを頂きました。この旅行記の写真40枚の選考に漏れた画像が100枚ほどありましたので、二次選考して80枚前後の写真で構成した「モン・サン・ミッシェル昼・夜・朝 2008続編」を編集・公開いたしました。<br />http://4travel.jp/traveler/810766/album/10469817/<br />スライドショー感覚で見られるように、説明は簡単にしました。<br />昨日6月14日に公開しましたので、本編と合わせてお楽しみください。<br />2010.6.15<br />   ────────────────────────<br />2010.7.23 増補改訂   <br />続編の写真20枚をここに編入し「モン・サン・ミッシェルの光の風景」の充実をはかりました。(写真総数 64枚)<br />   ────────────────────────<br />2011年4月<br />いまヨーロッパ旅行の目玉商品的に人気のモンサンミッシェルの観光はやはり春以降がシーズンですが、ぜひ宿泊して景色の移り変わりを存分楽しまれることをお薦めします。個人でパリから行くにはレンヌまでTGVを利用し、その先バスが便利です。<br />下記の日本語サイトは分かりやすく実用的なのでお奨めします。クチコミにも記載しました。<br />http://www.destination-montsaintmichel.com/?lang=jp#(日本語)<br />「時刻表と運賃」をクリックして利用時期を選ぶ。<br />満潮時刻と潮位なども見られます。<br />High tides in Mont Saint Michel Bay!<br />http://www.ot-montsaintmichel.com/fr/horaire-marees/mont-saint-michel.htm<br /><br />光の風景の撮影に不可欠の日の出・日没時刻はこのクチコミで簡単に調べられます。<br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/<br />http://www.sunrisesunset.com/(日の出・日没時刻サイト本体)<br /><br />パリへ戻ったときの用心のために、シニアからのアドバイスです。<br />クチコミ「スリの被害に遭わないための予防策」2011.3.28<br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/paris/tips/10176840/<br />2011年7月<br />1965年3~4月の学生仏工業視察団で渡仏したときの資料とモノクロ写真を末尾に追加掲載しました。(写真総数 82枚)<br />   ────────────────────<br /><br />2012年4月末より従来の島の前の駐車場が廃止され、対岸に大型新駐車場がオープン。島までのシャトルバス(パッサーpasseur)も新設された。新駐車場に設置された旅行案内所Tourist Information Centreには各種の案内があります。<br />http://www.bienvenueaumontsaintmichel.com/<br />Here you will find all the amenities you require:<br />Toilets,Luggage lockers,Baby lounge,Kennel,<br />Practical information on the parking area and the shuttles.<br /><br />路線バス(Rennes,Dol-de-Bretagne,Pontorson発)は従来どうり島の入り口近くまで行くようです。島の100m手前のシャトルバスpasseurと同じバス停。<br />Train-coach connection:列車との接続<br />The timetables for the regional coach service have been aligned with the published TGV timetables.<br /> If the train is late, transport will be provided to take TGV travellers. On the return trip, if the coach is late, passengers will be put on the next train.<br />路線バスの時刻表はTGVの時刻表とリンクしており、列車が遅れても乗客を待って運びます。またバスが遅れたら次の列車に乗せます。<br />出典:http://www.destination-montsaintmichel.com/en/mont-saint-michel-train-coach-connection-p0-C26.html<br />パリから行く場合はMonparnasseからMont Saint Michelまで通しのチケットを買っておくのがお奨めです。<br /><br />鉄道とバスを利用する場合は下記クチコミを参考にしてください。<br />「モンサンミッシェルの個人旅行はTGV+バスがおすすめです」<br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/kankospot/10263298/tips/10177119/<br /><br />レンヌおよびドルからMSM行きのバス時刻表(From 02/09/2019 to 14/12/2019)<br />https://storage.gra1.cloud.ovh.net/v1/AUTH_2e10c334b62a4c6f99f893e18b2832f4/armor/upload/horaires/KeolisArmor_Horaires_MtStM_130x85_0209-1412_BDC_GB_v6.pdf?temp_url_sig=89e50ac6e508a9dd5af0276a7c89a6025af61a02&amp;temp_url_expires=1577833200&amp;inline=1<br /><br />2020.7.28参考サイト<br />https://urtrip.jp/mont-saint-michel-train-bus/<br /><br />参考旅行記<br />2013.8 あぼがどさん<br />http://4travel.jp/os_travelogue_each-10805576.html<br />2013.7.11 Papanさん<br />http://4travel.jp/travelogue/10791850<br />2011.1.4 big香港さん <br />http://4travel.jp/traveler/dai1221/album/10525629/<br /> 

モン・サン・ミッシェルの光の風景(永久保存版)Mont St. Michel/Daylight,Sunset&Sunrise (stock version)

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2008/10/07 - 2008/10/16

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yamada423

yamada423さん

モン・サン・ミッシェルの羊
The sheep of Mont St.Michel 2008.10.11
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明けましておメーでとうございます
 勢ぞろいで皆様に新年のごあいさつを申し上げます
  今年は私たちの出番です
   よろしくおねがいいたします
パリへお越しの際はぜひ1泊でお出で下さい(羊一同)

みなさまのご健康とご多幸をお祈りします 
    未年のyamada423

平成27年(2015年)元旦
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祝 モンサンミッシェル橋開通 2014.7
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まえがき
私が写真を撮る際に最も大切にしているのは、被写体そのものよりも、そこに反射する光が作り出す輝きと陰影です。それが私が画家クロード・モネを好きな大きな理由です。それゆえに、私にとっての写真とは「光と感動の記録」
光の画家モネの「ルーアン大聖堂」連作や「積みわら」シリーズ、新国立美術館で公開した(2010年8月16日まで)の「日傘を持った女」(2枚セットの1枚)、などが特にその光をモチーフにした作品と言われています。
私の今回の旅行記シリーズでもルーアン大聖堂、エトルタの崖、オンフルールのドック、モンサンミッシェルの朝夕などの撮影で光の捉え方に意を注ぎました。旅行記を読み、写真を観るときに思い出していただければ嬉しいです。
また旅先の雰囲気(臨場感)を出すため、できるだけ人物を写し込むことに心がけました。
写真の説明に不可欠なフランス語は日本語に翻訳しましたが、あまり自信はありません。仏語は学生時代に東京日仏学院会話専門コースで1年間学んだだけなので読み書きは苦手です。
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ノルマンディー・ブルターニュの旅2008  2008年10月7~16日
今回の旅行は印象派を代表する画家クロード・モネが幼少時代から43歳で睡蓮の池で有名なジヴェルニーの家に移るまで主に活動したル・アーヴルおよびオンフルール、エトルタなど周辺の町を中心としたノルマンディー地方と世界遺産モン・サン・ミッシェルが有名なブルターニュ地方を訪れました。(①~⑥の6編からなります)
モン・サン・ミッシェルを訪れるのは43年ぶりのことです。
     ────────────────────
2008年10月11日(土)オンフルールを出発の朝、外はまだ暗い。
7時半にタクシーを予約しておいたので少し前にフロントへチェックアウトに行ったが、誰もいないのでカード・キーをカウンターに返してそのままタクシーに乗り込んだ。
運転手は30代と思われ、車はVWだった。助手席に案内してくれたので、少し走ったところで、このVWはいい車だねと言うと、VWパサードとのこと。日本で買うと400万円以上するだろう。
車は前席のほうが乗り心地が良いことを知ってか、客との対話を大事にしてか、助手席に案内してくれたこのプロの運転手を尊敬してしまいました。
フランス語しかしゃべらないので会話は少ししか出来なかった。それでも途中霧が濃いところに差し掛かると、こういう日は晴れるよと教えてくれた。10分ほどで高速に乗りカーンには40分ほどで着いた。その日はモン・サン・ミッシェルまでずーっと晴れだった。

8:43発の3両編成の列車はカーンCaenからコタンタン半島を西へ進みCoutancesから南下してモン・サン・ミッシェルPontorson Mt St Michaleまではちょうど2時間で着いた。(12ユーロ)車窓の景色は牧草地、とうもろこし畑、大きくない森などで山は見えない。
コタンタン半島の先端にはカトリーヌ・ドヌーブ出演の映画「シェルブールの雨傘」で有名なシェルブールがある。ここには使用済み核燃料処理施設があり、日本が依頼した核燃料もここで処理されている。

線路の両側にはずーっと木が植えてあるので景色を写すのは難しい。マニュアル・フォーカスにして距離を∞にセットしておいて、植え込みの切れ目の瞬間にシャッターを押すしかないが、それなりにスピード感が出て悪くはない。

モン・サン・ミッシェル駅Pontorson Mt St Michaleは人気の高い観光地の最寄駅とは思えないひっそりとした小さな駅で、世界遺産登録(1979)で人気化する以前と変わらないのだろうと想像した。
ほとんどの観光客は車かバスを利用するので、駅の利用者は少ないのであろう。

駅前に停まっていたバスがモン・サン・ミッシェル行きで、運転士に聞くと11:22発で10分少々で着くといっていた。予約したホテルは終点より手前1Km(実際は2Km)のホテル地区にあると教えてくれた。

Le Saint Aubert Hotelのチェックインは3時からなのでキャリーケースを併設のレストランに預けてモン・サン・ミッシェルへ向かった。ホテル地区を抜けると頂上に修道院を擁する特徴ある島が見えてくる。まず目に入ったのは、手前の草原でもくもくと草を食べている羊の群れで、首から上が黒いサフォーク種(Suffolk)である。

島の手前の駐車場には観光バスや乗用車が多数停まっている。ここもまっ昼間に着いたので、やや単調な景色だが夕方が楽しみだ。(前日のオンフルールにも昼前に着いたが、ヨットが係留されたドックの夕方から夜の風景が素晴らしかった。)

島に着いて50m程行ったところにある王の門Tour du Roiから、300mほどある狭い上り坂の両側にひしめくように並んだレストランと土産物屋の一画を過ぎ、更に急な階段を100m位登ると修道院の入り口がある。
入口から続く階段を登ってしばらく並んだが列が一向に進まないので入場はあきらめた。「キリスト教徒でもないし、まあいいか」 
43年前1965年に学生の時、四大学学生仏工業視察団(MJET)http://4travel.jp/traveler/810766/album/10753546/で来た時、少ない時間に急いで息を切らして上まで登った記憶がある。末尾にその時の旅日記の一部と写真を加えました。
この学生工業視察団の50周年の記念旅行を2年前倒しして、今年2013年にプロヴァンスとパリ旅行をメンバー9名で実施しました。
2013フランス旅行(準備編)
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10763784/
2013フランスの旅 ハイライト編
http://4travel.jp/travelogue/10784450

修道院の尖塔は島内に入ってしまうと見える場所が限られてしまうが、周囲の海は干潮で遠くまで干潟になっておりウォーキング・ツアーの人々までがよく見える。

降りてくる途中で周囲の家並みの屋根や煙突、屋根裏部屋など、下からは見えないものが見られて面白かった。どこを歩いても階段と坂の連続で、現代のバリア・フリーの概念の対極をなすもので歴史の重さを感じさせる。これも世界遺産認定の要件かと推測した。車椅子での修道院見学は困難で、外観とグラン・リュの見学に留めるほうが無難と思う。

島で一番有名なラメール・プラーの、別館での昼食には名物のオムレツをたのんだが、泡立てた卵の玉子焼きで、内部は生のままでおいしいとは思わなかった。電子レンジがあればチンしたかった。
今思えば「よく焼いてください キュイエ ビエン シル・ヴ・プレCuire bien s'il vous plait」と頼めばよかったのに! 
ただ海に面した席からの眺めは大変良かったので後悔はしていないし、何より自分の舌で味を確認したことが大きい。

ここのお土産は羊のぬいぐるみ(自分のコレクション)とキッチン手袋(ミトン)。裸足で干潟のウォーキング・ツアーから帰っ女性の足の写真を一枚。

モン・サン・ミッシェルの昼間の撮影を終了し、帰りも島を時々振り返りながら何枚か撮ったり、羊の群れが背から陽を受け、その影が一体で揺れる様に見入ってしまったり、気の向くままの足取りでホテルへ戻った。これも非日常のひと時である。

レストランLe Bergerieに預けたキャリー・ケースを受け取り、チェック・インを済ませ、昼の部を締めくくる入浴・昼寝タイム。「おやすみなさい」。
安い宿だがバスタブがあるのはシニアにはありがたい。
海外旅行でのこのパターン、すなわち1日を二つに分けた行動はアクティブに行動するシニアにとっては不可欠だ。

7時ごろ三脚とカメラだけを持って夜景の撮影に出かけた。ちょうど沈む太陽の撮影にギリギリ間に合った。日没後の空の色の変化はいつ体験してもその美しさに感動させられる。私にとっての写真とは「光と感動の記録」を実践する「とき」だ。

輝くオレンジから赤、赤から赤紫、やがて赤みが薄れてトキ色、さらに赤みが消えて青灰色、薄闇の青、群青の濃闇へと一時間もかからない。昼間の帰りに目星をつけておいた、水面に島全体が映る場所に三脚を据え撮影準備を整えた。

待つことしばらく。やがて少しずつライト・アップが始まった。西の空の残照とライトとの割合の変化で微妙に変わってゆく夕景色を撮っていると、今自分がそこにいて、何の制約もなくそれが出来ることに感謝し、そのこと以外何も考えていない。貴重な心の真空地帯。撮影はすべてマニュアルモードにしてモニターでチェックしながら満足いくまでトライした。
ひとつ失敗したのは懐中電灯を持参しなかったことで、暗がりでの撮影条件の設定に苦労した。
懐中電灯は夜道の家畜(羊)の糞対策でも有効です。

帰りがけに隣のレストランLe Bergerieで夕食をとった。前菜のスモークサーモンとメイン・ディッシュには特産である羊のロースト(超美味)、赤ワイン、紅茶(35ユーロ)。
心の中で羊に手を合わせる。「羊さん ありがとう」

10月12日(日)
モン・サン・ミッシェルの夜明けを見ようと手ぶらで出かけたが、東の空が赤みをさしてきたので失敗に気付き、急いでカメラを取りに戻った。8時過ぎても地平線あたりの雲が邪魔して太陽がなかなか顔を出さない。

日の出前の空を海から陸に向かって多数のカモメと思しき群れが、時にはばらばらに、次には隊列いわゆる雁行をなして飛んでゆくのが、その鳴き声とともに印象的だった。
これこそ私の旅の目的である、「非日常の体験」である。

8時40分ごろになってやっと雲間から太陽がのぞいた。おもわず両手を挙げて拝んだ。修道院のガラスに反射する朝日を眺めて写し、モン・サン・ミッシェルの予定をすべて無事に完了。(拍手)

今日の目的地ブルターニュ半島西端のカンペールには、レンヌまでバスで行き、そこから列車に乗る。未知の土地を訪ねる期待と少しの不安が一人旅独特の緊張感を抱かせる。

撮影CANON EOS40D EF-S 17/85 IS USM

     ─────────────────────
<編集履歴>
私の予想ではこのモンサンミッシェルの旅行記が最も多くの訪問者の関心を集めると思います。
ご感想やご質問などはぜひ掲示板にお寄せください。
今後の旅行記の編集の参考にさせていただきたいと思います。
編集・公開 2010.6.8
     ──────────────────────
予想した通り、今人気の観光地だけあって2日で150を超えるアクセスを頂きました。この旅行記の写真40枚の選考に漏れた画像が100枚ほどありましたので、二次選考して80枚前後の写真で構成した「モン・サン・ミッシェル昼・夜・朝 2008続編」を編集・公開いたしました。
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10469817/
スライドショー感覚で見られるように、説明は簡単にしました。
昨日6月14日に公開しましたので、本編と合わせてお楽しみください。
2010.6.15
   ────────────────────────
2010.7.23 増補改訂   
続編の写真20枚をここに編入し「モン・サン・ミッシェルの光の風景」の充実をはかりました。(写真総数 64枚)
   ────────────────────────
2011年4月
いまヨーロッパ旅行の目玉商品的に人気のモンサンミッシェルの観光はやはり春以降がシーズンですが、ぜひ宿泊して景色の移り変わりを存分楽しまれることをお薦めします。個人でパリから行くにはレンヌまでTGVを利用し、その先バスが便利です。
下記の日本語サイトは分かりやすく実用的なのでお奨めします。クチコミにも記載しました。
http://www.destination-montsaintmichel.com/?lang=jp#(日本語)
「時刻表と運賃」をクリックして利用時期を選ぶ。
満潮時刻と潮位なども見られます。
High tides in Mont Saint Michel Bay!
http://www.ot-montsaintmichel.com/fr/horaire-marees/mont-saint-michel.htm

光の風景の撮影に不可欠の日の出・日没時刻はこのクチコミで簡単に調べられます。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/
http://www.sunrisesunset.com/(日の出・日没時刻サイト本体)

パリへ戻ったときの用心のために、シニアからのアドバイスです。
クチコミ「スリの被害に遭わないための予防策」2011.3.28
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/paris/tips/10176840/
2011年7月
1965年3~4月の学生仏工業視察団で渡仏したときの資料とモノクロ写真を末尾に追加掲載しました。(写真総数 82枚)
   ────────────────────

2012年4月末より従来の島の前の駐車場が廃止され、対岸に大型新駐車場がオープン。島までのシャトルバス(パッサーpasseur)も新設された。新駐車場に設置された旅行案内所Tourist Information Centreには各種の案内があります。
http://www.bienvenueaumontsaintmichel.com/
Here you will find all the amenities you require:
Toilets,Luggage lockers,Baby lounge,Kennel,
Practical information on the parking area and the shuttles.

路線バス(Rennes,Dol-de-Bretagne,Pontorson発)は従来どうり島の入り口近くまで行くようです。島の100m手前のシャトルバスpasseurと同じバス停。
Train-coach connection:列車との接続
The timetables for the regional coach service have been aligned with the published TGV timetables.
If the train is late, transport will be provided to take TGV travellers. On the return trip, if the coach is late, passengers will be put on the next train.
路線バスの時刻表はTGVの時刻表とリンクしており、列車が遅れても乗客を待って運びます。またバスが遅れたら次の列車に乗せます。
出典:http://www.destination-montsaintmichel.com/en/mont-saint-michel-train-coach-connection-p0-C26.html
パリから行く場合はMonparnasseからMont Saint Michelまで通しのチケットを買っておくのがお奨めです。

鉄道とバスを利用する場合は下記クチコミを参考にしてください。
「モンサンミッシェルの個人旅行はTGV+バスがおすすめです」
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/kankospot/10263298/tips/10177119/

レンヌおよびドルからMSM行きのバス時刻表(From 02/09/2019 to 14/12/2019)
https://storage.gra1.cloud.ovh.net/v1/AUTH_2e10c334b62a4c6f99f893e18b2832f4/armor/upload/horaires/KeolisArmor_Horaires_MtStM_130x85_0209-1412_BDC_GB_v6.pdf?temp_url_sig=89e50ac6e508a9dd5af0276a7c89a6025af61a02&temp_url_expires=1577833200&inline=1

2020.7.28参考サイト
https://urtrip.jp/mont-saint-michel-train-bus/

参考旅行記
2013.8 あぼがどさん
http://4travel.jp/os_travelogue_each-10805576.html
2013.7.11 Papanさん
http://4travel.jp/travelogue/10791850
2011.1.4 big香港さん
http://4travel.jp/traveler/dai1221/album/10525629/
 

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
4.0
交通
2.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー
航空会社
エールフランス
旅行の手配内容
個別手配

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  • 前日宿泊したオンフルールからノルマンディ西部における政治・経済の中心都市カーンまで約80Km、40分、140ユーロ(一泊のホテル代相当)で利用したタクシー。カーンの駅前で降りたところですが車はまだ点灯しています。 <br />左手にあるのがキャスターケース。  8:12<br /><br />日の出時刻が遅い理由はこうです。モン・サン・ミッシェルはロンドン近郊の経度ゼロのグリニッジより少し西に位置します。東京とモンサンミッシェルの経度の差は約142度あり差は9.4時間相当です。<br />これを夏時間で時差7時間にしているため東京よりも2時間以上も日の出が遅くなるのです。(厳密には緯度の差を考慮する必要があります)<br /><br />車は前席が乗り心地が良いことを知ってか、客との対話を大事にしてか、助手席に案内してくれたこのプロの運転手を尊敬してしまいました。(私は自動車会社のエンジニアで、前後輪のほぼ真ん中にある前席の方が良いのは理解しています)<br />鉄道がパリ中心で、海岸線沿いに走る日本と違って沿岸の移動は極めて不便な地域でした。

    前日宿泊したオンフルールからノルマンディ西部における政治・経済の中心都市カーンまで約80Km、40分、140ユーロ(一泊のホテル代相当)で利用したタクシー。カーンの駅前で降りたところですが車はまだ点灯しています。 
    左手にあるのがキャスターケース。  8:12

    日の出時刻が遅い理由はこうです。モン・サン・ミッシェルはロンドン近郊の経度ゼロのグリニッジより少し西に位置します。東京とモンサンミッシェルの経度の差は約142度あり差は9.4時間相当です。
    これを夏時間で時差7時間にしているため東京よりも2時間以上も日の出が遅くなるのです。(厳密には緯度の差を考慮する必要があります)

    車は前席が乗り心地が良いことを知ってか、客との対話を大事にしてか、助手席に案内してくれたこのプロの運転手を尊敬してしまいました。(私は自動車会社のエンジニアで、前後輪のほぼ真ん中にある前席の方が良いのは理解しています)
    鉄道がパリ中心で、海岸線沿いに走る日本と違って沿岸の移動は極めて不便な地域でした。

  • カーン駅の出発時刻案内。8:22<br />8:43レンヌ Rennes行きが利用列車で、末尾に目的駅<br />Pontorson Mt St Michaleの文字の一部が見えます。<br />ここでサンドイッチとコーヒーを買って乗車しました。(続編に写真あり)

    カーン駅の出発時刻案内。8:22
    8:43レンヌ Rennes行きが利用列車で、末尾に目的駅
    Pontorson Mt St Michaleの文字の一部が見えます。
    ここでサンドイッチとコーヒーを買って乗車しました。(続編に写真あり)

  • バイユーBAYEUX駅のホームには、n’oublions pas demain<br />CAEN Memorial Cite de l’Histoire pour la Pain<br />「カーンはパン(食糧?)を求めて戦った歴史的な町であることを明日も忘れまいぞ」<br />の文字と、ノルマンディー上陸作戦の関連と思われる映像がバックミラーに映ったポスターが!<br /><br />この画像はぜひ拡大してご覧ください。

    バイユーBAYEUX駅のホームには、n’oublions pas demain
    CAEN Memorial Cite de l’Histoire pour la Pain
    「カーンはパン(食糧?)を求めて戦った歴史的な町であることを明日も忘れまいぞ」
    の文字と、ノルマンディー上陸作戦の関連と思われる映像がバックミラーに映ったポスターが!

    この画像はぜひ拡大してご覧ください。

  • 車掌のカバンにはフランス国鉄SNCFのマークが。9:11<br /><br />SNCF: Societe Nationale des Chemins de fer Francais<br />(仏文字未使用)国営フランス鉄道公社

    車掌のカバンにはフランス国鉄SNCFのマークが。9:11

    SNCF: Societe Nationale des Chemins de fer Francais
    (仏文字未使用)国営フランス鉄道公社

  • 車内に掲示された下ノルマンディーの鉄道網  9:30<br />「3番目の下(しも)ノルマンディー」と書いてあるので、越後地方を上越、中越、下越と3つに分けたのと同じ発想のようです。CaenからPontorson Mt St Michelまでちょうど2時間でした。<br />コタンタン半島の先端にはカトリーヌ・ドヌーブ出演の映画「シェルブールの雨傘Les Parapluies de Cherbourg」で有名なシェルブールがあります。<br />映画のあらすじはこちらです。<br />http://www5b.biglobe.ne.jp/~sasuraib/sub5_zatsu/eiga/amagasa.htm

    車内に掲示された下ノルマンディーの鉄道網 9:30
    「3番目の下(しも)ノルマンディー」と書いてあるので、越後地方を上越、中越、下越と3つに分けたのと同じ発想のようです。CaenからPontorson Mt St Michelまでちょうど2時間でした。
    コタンタン半島の先端にはカトリーヌ・ドヌーブ出演の映画「シェルブールの雨傘Les Parapluies de Cherbourg」で有名なシェルブールがあります。
    映画のあらすじはこちらです。
    http://www5b.biglobe.ne.jp/~sasuraib/sub5_zatsu/eiga/amagasa.htm

  • 牧草地を縫うように走る自動車道路<br /><br />自動車道路が発達しているので、幸か不幸か、パリから日帰りでモン・サン・ミッシェル観光ができるようになりました。<br />朝夕の光の変化によるモン・サン・ミッシェルの異様な美しさを味わうには1泊が必須で、日中〜午後の3〜4時間の限られた時間帯の訪問では本質的な観光は無理です。観光の印象は天気次第なので場合によっては失望だけが残ることになりかねません。覚悟して行きましょう。<br /><br />観光とは文字の通り「光」を「観」こと。

    牧草地を縫うように走る自動車道路

    自動車道路が発達しているので、幸か不幸か、パリから日帰りでモン・サン・ミッシェル観光ができるようになりました。
    朝夕の光の変化によるモン・サン・ミッシェルの異様な美しさを味わうには1泊が必須で、日中〜午後の3〜4時間の限られた時間帯の訪問では本質的な観光は無理です。観光の印象は天気次第なので場合によっては失望だけが残ることになりかねません。覚悟して行きましょう。

    観光とは文字の通り「光」を「観」こと。

  • 8:43カーンCaen発の3両編成の列車はコタンタン半島を西へ進みCoutancesから南下してモンサンミッシェル  10:49<br />Pontorson Mt St Michaleまではちょうど2時間で着いた。<br />シニア 2等車で11.70ユーロ。<br />モンサンミッシェル駅は人気の高い観光地の最寄駅とは思えないひっそりとした小さな駅で、世界遺産登録で人気化する以前と変わらないのだろうと想像した。

    8:43カーンCaen発の3両編成の列車はコタンタン半島を西へ進みCoutancesから南下してモンサンミッシェル 10:49
    Pontorson Mt St Michaleまではちょうど2時間で着いた。
    シニア 2等車で11.70ユーロ。
    モンサンミッシェル駅は人気の高い観光地の最寄駅とは思えないひっそりとした小さな駅で、世界遺産登録で人気化する以前と変わらないのだろうと想像した。

  • 対岸のホテル地区から2Kmの島までの間の塩水を含んだ草原で、のんびりと草を食む羊たち。   12:00<br />ここも真昼間に着いたのでやや単調な景色だが夕方が楽しみだ。明日の朝まで滞在予定です。<br />

    対岸のホテル地区から2Kmの島までの間の塩水を含んだ草原で、のんびりと草を食む羊たち。   12:00
    ここも真昼間に着いたのでやや単調な景色だが夕方が楽しみだ。明日の朝まで滞在予定です。

  • モンサンミッシェルへ向かう道端に小さな白い花が咲いていました。<br />調べてみたらカモミールです。

    モンサンミッシェルへ向かう道端に小さな白い花が咲いていました。
    調べてみたらカモミールです。

  • イギリス人女性のハーブ研究家で、日本の古民家に住むベニシアさんの体験談ではカモミール茶(ハーブティー)はつわりの軽減に効果的だそうです。<br /><br />男性の私には経験も実験もできませんが、4人の子持ちの話は説得力があります。(2012.2.29テレビ)

    イギリス人女性のハーブ研究家で、日本の古民家に住むベニシアさんの体験談ではカモミール茶(ハーブティー)はつわりの軽減に効果的だそうです。

    男性の私には経験も実験もできませんが、4人の子持ちの話は説得力があります。(2012.2.29テレビ)

  • 突然現れてごめんなさい。挨拶が遅れました。<br />アマチュア写真家のyamada423(1943〜 )です。<br /><br />一眼レフの経歴は<br />PENTAX,CANON FT,CANON AE-1P,<br />CONTAX RX,<br />CANON EOS 40Dなど40年以上です。<br /><br /><略歴>  <br />大岡山の工学部の研究室では金属組織などの顕微鏡写真の処理は現像液の調合からガラス乾板・フィルムの現像、印画紙焼付けなどすべて自前で行っていたので、写真の処理技術は一通り身につけていました。<br />写真を撮ることについても風景写真のみならず、当時人気の高かった各種カーレースに出かけ、200ミリの望遠レンズで高速の被写体を流し撮りするのが好きでした。<br />月額1〜1万3千円の奨学金の大半はカメラや写真、旅行などに消えてしまいましたが、今の自分を育ててくれた大変ありがたい資金でありました。きちんと返済しました。<br /><br />1980年頃から欧米主要国の自動車および自動車部品関連企業、研究機関への出張を繰り返し、その間仕事の合間を利用して撮影を続けました。1997年に財団法人へ出向を機会に出張がなくなり、個人旅行のみとなりました。<br /><br />自動車会社の研究所(29年)と特許庁関連の財団法人工業所有権協力センター(IPCC)で11年、計40年勤務し、2008年3月退職<br />2013年3月現在フリー(笑い)<br />欧州個人旅行アドバイザー(自称)<br /><br />自己紹介記事はここに掲載しています。<br />http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/<br />yamada423のアカウントでtwitterしています。(2011.7.11〜)

    突然現れてごめんなさい。挨拶が遅れました。
    アマチュア写真家のyamada423(1943〜 )です。

    一眼レフの経歴は
    PENTAX,CANON FT,CANON AE-1P,
    CONTAX RX,
    CANON EOS 40Dなど40年以上です。

    <略歴>  
    大岡山の工学部の研究室では金属組織などの顕微鏡写真の処理は現像液の調合からガラス乾板・フィルムの現像、印画紙焼付けなどすべて自前で行っていたので、写真の処理技術は一通り身につけていました。
    写真を撮ることについても風景写真のみならず、当時人気の高かった各種カーレースに出かけ、200ミリの望遠レンズで高速の被写体を流し撮りするのが好きでした。
    月額1〜1万3千円の奨学金の大半はカメラや写真、旅行などに消えてしまいましたが、今の自分を育ててくれた大変ありがたい資金でありました。きちんと返済しました。

    1980年頃から欧米主要国の自動車および自動車部品関連企業、研究機関への出張を繰り返し、その間仕事の合間を利用して撮影を続けました。1997年に財団法人へ出向を機会に出張がなくなり、個人旅行のみとなりました。

    自動車会社の研究所(29年)と特許庁関連の財団法人工業所有権協力センター(IPCC)で11年、計40年勤務し、2008年3月退職
    2013年3月現在フリー(笑い)
    欧州個人旅行アドバイザー(自称)

    自己紹介記事はここに掲載しています。
    http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/
    yamada423のアカウントでtwitterしています。(2011.7.11〜)

  • 今朝のタクシーの運転手の説明通り、霧の後はすっきり晴れて一日中快晴でした。地元の人の経験に基づいた情報はありがたいです。<br /><br />徐々に近づくと修道院がはっきりと見えてきた。<br />手前には多数の観光バスや車が駐車場をうめていた。

    イチオシ

    今朝のタクシーの運転手の説明通り、霧の後はすっきり晴れて一日中快晴でした。地元の人の経験に基づいた情報はありがたいです。

    徐々に近づくと修道院がはっきりと見えてきた。
    手前には多数の観光バスや車が駐車場をうめていた。

  • 島に入ってすぐのところにある郵便局POSTE  12:31<br /><br />ここで投函した絵葉書は何よりのおみやげになることでしょう。<br />家族や自分宛に出してみるといいですよ。<br />切手を予め買っておけば窓口が開いていなくても。

    島に入ってすぐのところにある郵便局POSTE 12:31

    ここで投函した絵葉書は何よりのおみやげになることでしょう。
    家族や自分宛に出してみるといいですよ。
    切手を予め買っておけば窓口が開いていなくても。

  • 島内で出会ったワンちゃん好きなご夫婦のツー+1(wan)ショット。12:31<br />愛想の良いポーズには一人旅の私が照れるほど。<br /><br />実はこの前にご主人+1(wan)ショット(次ぎの写真)があり、奥様が私も・・と言ってこうなりました。<br />旅先で出会った人々との一瞬の交流の楽しさが忘れられず年に一回の海外旅行を続けていますが、元気でなくては叶わぬ願いになってしまうので、体力維持や健康には人一倍注意しています。

    島内で出会ったワンちゃん好きなご夫婦のツー+1(wan)ショット。12:31
    愛想の良いポーズには一人旅の私が照れるほど。

    実はこの前にご主人+1(wan)ショット(次ぎの写真)があり、奥様が私も・・と言ってこうなりました。
    旅先で出会った人々との一瞬の交流の楽しさが忘れられず年に一回の海外旅行を続けていますが、元気でなくては叶わぬ願いになってしまうので、体力維持や健康には人一倍注意しています。

  • ドッグザックで愛犬を連れた旅行者。<br />

    ドッグザックで愛犬を連れた旅行者。

  • グラン・リュGrand Rue(大通り)と呼ばれる100mほどのメイン・ストリートはこのとおり狭い通りです。12:32<br />登り坂の両側にレストランや土産物店がひしめくように並んでいます。この狭さが魅力なのかもしれません。清水寺の参道や浅草の仲見世といった感じです。一種の門前町です。<br /><br />1965年、43年前来たときにはこれほど多くの店はなかった気がします。<br />Grand Rueと名付けた時は実際に大通りだったのでしょう。<br /><br />フランスの道路は大きい(広い)順にBoulevard(環状大通り)、Avenue(並木のある大通り)、Rue(通り)となります。<br /><br /><br /><br />

    イチオシ

    グラン・リュGrand Rue(大通り)と呼ばれる100mほどのメイン・ストリートはこのとおり狭い通りです。12:32
    登り坂の両側にレストランや土産物店がひしめくように並んでいます。この狭さが魅力なのかもしれません。清水寺の参道や浅草の仲見世といった感じです。一種の門前町です。

    1965年、43年前来たときにはこれほど多くの店はなかった気がします。
    Grand Rueと名付けた時は実際に大通りだったのでしょう。

    フランスの道路は大きい(広い)順にBoulevard(環状大通り)、Avenue(並木のある大通り)、Rue(通り)となります。



  • 有名な白い羊(MOUTON BLANC)のホテル&レストランの看板<br /><br />ブログに旅行記を掲載したザルツブルグの旧市街地にあるゲトライデ通りは鍛鉄製の看板が有名ですが、この通りにも沢山あって写真の格好の材料になりました。見ているだけでも楽しいです。<br /><br />ここへ来るときに走行中の列車から風景を撮るために感度をISO1600にしたままで、400に戻すのを忘れていました。それでハレーション(光の回り込み拡散)を起こしてしまいました。

    有名な白い羊(MOUTON BLANC)のホテル&レストランの看板

    ブログに旅行記を掲載したザルツブルグの旧市街地にあるゲトライデ通りは鍛鉄製の看板が有名ですが、この通りにも沢山あって写真の格好の材料になりました。見ているだけでも楽しいです。

    ここへ来るときに走行中の列車から風景を撮るために感度をISO1600にしたままで、400に戻すのを忘れていました。それでハレーション(光の回り込み拡散)を起こしてしまいました。

  • 島内に入ってしまうと修道院の尖塔は殆ど見えません。<br />急な坂や石段が400mほど続きます。<br />団体客で圧倒的に多いのは韓国系で、次に日本でした。<br />韓国人は大きな声でしゃべりながら歩くのですぐ判ります。日本人はひつじの群れの如く静かです。

    島内に入ってしまうと修道院の尖塔は殆ど見えません。
    急な坂や石段が400mほど続きます。
    団体客で圧倒的に多いのは韓国系で、次に日本でした。
    韓国人は大きな声でしゃべりながら歩くのですぐ判ります。日本人はひつじの群れの如く静かです。

  • グランリュウGrands Rue(大通り)の街並みを抜けると、このような険しい石段が修道院入口まで100m以上続きます。

    グランリュウGrands Rue(大通り)の街並みを抜けると、このような険しい石段が修道院入口まで100m以上続きます。

  • 修道院の入り口からは手すりのロープがある急な階段をさらに登ります。12:53<br />これも修行の一部なのでしょうか。<br />今回は待ち時間が多いため修道院内部の見学は諦めました。<br />キリスト教徒でもないし、まあいいか。<br />40年以上昔の思い出を大事にします。(1965年の写真・資料を末尾に載せました)

    修道院の入り口からは手すりのロープがある急な階段をさらに登ります。12:53
    これも修行の一部なのでしょうか。
    今回は待ち時間が多いため修道院内部の見学は諦めました。
    キリスト教徒でもないし、まあいいか。
    40年以上昔の思い出を大事にします。(1965年の写真・資料を末尾に載せました)

  • アーチ形の陽射しが目に留まりました。良く見るとシャドウ(陰の部分)もつぶれてはいません。<br />EOS40Dの性能ですね。(広いダイナミック・レンジ)<br />私はCANONの社員ではありませんが最初の一眼レフCANON FT以来,AE1-P,EOS40DなどCANONの愛用者です。<br />しかし永年ユーザー表彰は受けていません。<br />もっとも1990年頃からツァイスのレンズを使いたくてCONTAX RXを2007年まで使っていたので浮気がバレてしまったのかもしれません。(笑い)

    アーチ形の陽射しが目に留まりました。良く見るとシャドウ(陰の部分)もつぶれてはいません。
    EOS40Dの性能ですね。(広いダイナミック・レンジ)
    私はCANONの社員ではありませんが最初の一眼レフCANON FT以来,AE1-P,EOS40DなどCANONの愛用者です。
    しかし永年ユーザー表彰は受けていません。
    もっとも1990年頃からツァイスのレンズを使いたくてCONTAX RXを2007年まで使っていたので浮気がバレてしまったのかもしれません。(笑い)

  • 上まで登ってきたワン君もくたびれた様子です。12:56<br /><br /><br />この犬を他の方のブログでも見かけたので、島の住人かもしれません。

    上まで登ってきたワン君もくたびれた様子です。12:56


    この犬を他の方のブログでも見かけたので、島の住人かもしれません。

  • 歴史博物館を上から訪ねました。Just looking

    歴史博物館を上から訪ねました。Just looking

  • 駐車場はこのようにたくさんの車です。右にカーブする道路の先端にホテル地区(Les Portes du Mont St. Michel)があります。2Kmゆっくり歩いて30分です。<br />50年程前には満潮時は対岸とつながる道路はなく、干潮時のみ渡ることができた。<br />常設道路により潮の流れが変わって砂の堆積が進み、本来の景観が失われてしまったので、最近になって道路を橋にして海流を元に戻す工事が始まった。<br />────────────────────────<br />2012年4月末にこの駐車場は廃止され、対岸に大駐車場新設されたそうです。<br />駐車場と島の間約2Kmはシャトルバス(パッサーpasseur)や馬車が運行されています。徒歩で約30分。<br />http://jp.maison-de-la-france.com/bd_doc/802_201204091157.pdf

    駐車場はこのようにたくさんの車です。右にカーブする道路の先端にホテル地区(Les Portes du Mont St. Michel)があります。2Kmゆっくり歩いて30分です。
    50年程前には満潮時は対岸とつながる道路はなく、干潮時のみ渡ることができた。
    常設道路により潮の流れが変わって砂の堆積が進み、本来の景観が失われてしまったので、最近になって道路を橋にして海流を元に戻す工事が始まった。
    ────────────────────────
    2012年4月末にこの駐車場は廃止され、対岸に大駐車場新設されたそうです。
    駐車場と島の間約2Kmはシャトルバス(パッサーpasseur)や馬車が運行されています。徒歩で約30分。
    http://jp.maison-de-la-france.com/bd_doc/802_201204091157.pdf

  • 島への道路により潮流が妨げられ、長年の間にこんなに砂が溜まってしまいました。<br />元の姿に戻すための工事に5年あまり費やし、ようやく一部が完成して2012年4月末から運用が始まりました。詳細は本文の末尾に記載しました。

    島への道路により潮流が妨げられ、長年の間にこんなに砂が溜まってしまいました。
    元の姿に戻すための工事に5年あまり費やし、ようやく一部が完成して2012年4月末から運用が始まりました。詳細は本文の末尾に記載しました。

  • 修道院の尖塔が見えるのはほんの一瞬です。13:01<br /><br />真っ青の空にくっきりと見えました。<br />昼間の景色の代表です。

    修道院の尖塔が見えるのはほんの一瞬です。13:01

    真っ青の空にくっきりと見えました。
    昼間の景色の代表です。

  • 干潟の足跡は千鳥ではなく人間のようです。13:03<br /><br />「千鳥足」では文字は書けませんね。(掛詞)

    干潟の足跡は千鳥ではなく人間のようです。13:03

    「千鳥足」では文字は書けませんね。(掛詞)

  • この円形の塔などはどう見ても見張り用です。<br />縦のスリットは銃眼に違いないと思いました。

    この円形の塔などはどう見ても見張り用です。
    縦のスリットは銃眼に違いないと思いました。

  • モン・サン・ミッシェルがあるサンマロ湾は干満の潮位の変化が13.5mにも達し、干潮時は何Kmも先まで干上がります。<br />近くの大きな川(Rance河)の河口付近には、1965年に四大学学生工業視察団で訪問した当時、大規模な潮力発電所を建設中でした。1基の出力が1万Kwの水車(タービン)を24基設置するという説明を覚えています。(末尾に写真掲載)<br />当時は地球温暖化対応の自然エネルギー利用という発想は無かったでしょうが、脱化石燃料として原子力利用では先進国でした。福島原発後、これから先どうなるのでしょうか。

    モン・サン・ミッシェルがあるサンマロ湾は干満の潮位の変化が13.5mにも達し、干潮時は何Kmも先まで干上がります。
    近くの大きな川(Rance河)の河口付近には、1965年に四大学学生工業視察団で訪問した当時、大規模な潮力発電所を建設中でした。1基の出力が1万Kwの水車(タービン)を24基設置するという説明を覚えています。(末尾に写真掲載)
    当時は地球温暖化対応の自然エネルギー利用という発想は無かったでしょうが、脱化石燃料として原子力利用では先進国でした。福島原発後、これから先どうなるのでしょうか。

  • 下から見上げる風景とは違って、様々な屋根や煙突、屋根裏部屋の明り取り窓などが見られて興味深いです。<br />私は自動車のエンジニアですが建築にも興味を持っています。<br />

    下から見上げる風景とは違って、様々な屋根や煙突、屋根裏部屋の明り取り窓などが見られて興味深いです。
    私は自動車のエンジニアですが建築にも興味を持っています。

  • 周囲の道路の途中に階段や急坂があり、バリアフリーの対極にある道路事情です。13:13<br /><br />公共の施設や商業施設ではないため、バリアフリーな改修などは行わず、伝統的な姿を保っていることが世界遺産登録の条件になっていると容易に想像できます。<br />数年前に40年ぶりに訪れた長崎のグラバー園には屋外エスカレータが設置されていました。<br />ハウステンボス・長崎の旅 2004②長崎の今と昔(白黒写真)<br />http://4travel.jp/traveler/810766/album/10472980/

    周囲の道路の途中に階段や急坂があり、バリアフリーの対極にある道路事情です。13:13

    公共の施設や商業施設ではないため、バリアフリーな改修などは行わず、伝統的な姿を保っていることが世界遺産登録の条件になっていると容易に想像できます。
    数年前に40年ぶりに訪れた長崎のグラバー園には屋外エスカレータが設置されていました。
    ハウステンボス・長崎の旅 2004②長崎の今と昔(白黒写真)
    http://4travel.jp/traveler/810766/album/10472980/

  • 干潟ウォーキングの人々が遠くに見える。13:16<br />こうして見ると湾全体が干上がっているように見えます。<br /><br />一度大潮の際の潮が押し寄せる光景を見たいものです。<br />海水の流れを良くする橋が完成するまで、長生きしなくては!<br />1943〜あと何年生きるでしょうか。日本人男子の平均余命は80(2010時点)です。<br /><br />その一方で潮の恐怖の心配もあります。<br />潮が満ちるときの速さは想像以上で、逃げ切れずに水死する人が絶えなかったそうです。<br />「モン・サン・ミッシェルに行くなら遺書を書いて行け」と言われたそうです。<br /><br />2011.3.11に発生した巨大地震「東北地方太平洋沖地震」による巨大津波が押し寄せる様をテレビの実況映像で見ると、押し寄せる潮の恐怖を実感させられてしまいました。<br />

    干潟ウォーキングの人々が遠くに見える。13:16
    こうして見ると湾全体が干上がっているように見えます。

    一度大潮の際の潮が押し寄せる光景を見たいものです。
    海水の流れを良くする橋が完成するまで、長生きしなくては!
    1943〜あと何年生きるでしょうか。日本人男子の平均余命は80(2010時点)です。

    その一方で潮の恐怖の心配もあります。
    潮が満ちるときの速さは想像以上で、逃げ切れずに水死する人が絶えなかったそうです。
    「モン・サン・ミッシェルに行くなら遺書を書いて行け」と言われたそうです。

    2011.3.11に発生した巨大地震「東北地方太平洋沖地震」による巨大津波が押し寄せる様をテレビの実況映像で見ると、押し寄せる潮の恐怖を実感させられてしまいました。

  • 干潟ウォーキングから帰ったばかりのマドモアゼルの足です。健康そうですね。<br />パドン マドモアセル。エスクジュプラン ユンヌフォト ドゥ ヴォトル ピエ?<br />Oui Monsieur.ウィー ムッシュー<br />「お嬢さん 足の写真撮らせてもらってもいいですか?」<br />「いいわよ。」<br /><br />このような写真は連れがいては撮れません。

    干潟ウォーキングから帰ったばかりのマドモアゼルの足です。健康そうですね。
    パドン マドモアセル。エスクジュプラン ユンヌフォト ドゥ ヴォトル ピエ?
    Oui Monsieur.ウィー ムッシュー
    「お嬢さん 足の写真撮らせてもらってもいいですか?」
    「いいわよ。」

    このような写真は連れがいては撮れません。

  • 名物のオムレツだが、ホイップした卵をサット表面だけ焼いたもので、私には美味しいとは感じられませんでした。<br />14:06<br />本日のスープ、写真のオムレツ、白ワインで24ユーロ。<br /><br />電子レンジがあればチーンしたかったです。<br />他のブログを見ても、好き嫌いは半々のようです。<br /><br />今思えば「よく焼いてください キュイエ ビエン シル・ヴ・プレCuire bien s&#39;il vous plait」と頼めばよかったのに!<br />これから行く方は参考にしてください。(クチコミ情報です)<br />塩味が薄いのも美味しくないと感じる大きな要因です。自分で調整しましょう。ケチャップが好きな人は小袋入りを持参するとよいでしょう。<br /><br />2015.10.9のTBSテレビ番組で紹介されたラメールプラール東京店のオムレツはこれほどふわふわではなく、普通のやわらか目のオムレツでした。

    名物のオムレツだが、ホイップした卵をサット表面だけ焼いたもので、私には美味しいとは感じられませんでした。
    14:06
    本日のスープ、写真のオムレツ、白ワインで24ユーロ。

    電子レンジがあればチーンしたかったです。
    他のブログを見ても、好き嫌いは半々のようです。

    今思えば「よく焼いてください キュイエ ビエン シル・ヴ・プレCuire bien s'il vous plait」と頼めばよかったのに!
    これから行く方は参考にしてください。(クチコミ情報です)
    塩味が薄いのも美味しくないと感じる大きな要因です。自分で調整しましょう。ケチャップが好きな人は小袋入りを持参するとよいでしょう。

    2015.10.9のTBSテレビ番組で紹介されたラメールプラール東京店のオムレツはこれほどふわふわではなく、普通のやわらか目のオムレツでした。

  • 島で一番有名なレストラン ラ・メール・プラールの別館。14:24<br />ここで前掲のオムレツを食べました。<br /><br />本館ではオムレツは前菜メニューで、単品(アラカルト)での注文はできないそうですが(どなたかのブログの記事で、私は未確認です)、ここでは前菜とオムレツのセットで注文できました。

    島で一番有名なレストラン ラ・メール・プラールの別館。14:24
    ここで前掲のオムレツを食べました。

    本館ではオムレツは前菜メニューで、単品(アラカルト)での注文はできないそうですが(どなたかのブログの記事で、私は未確認です)、ここでは前菜とオムレツのセットで注文できました。

  • 名物のオムレツを食べたレストランです。上の写真と同じ店です。<br />海がよく見える窓際の席は気に入りましたが、オムレツは私の好みではありませんでした。<br />この歳になると世間の評判などには左右されません。

    名物のオムレツを食べたレストランです。上の写真と同じ店です。
    海がよく見える窓際の席は気に入りましたが、オムレツは私の好みではありませんでした。
    この歳になると世間の評判などには左右されません。

  • 古いオーベルジュ LA VIEILLE AUBERGE(宿泊施設を備えたレストラン)の看板 <br /><br />名前の通り、島内では人気の老舗の宿です。<br />http://www.lavieilleauberge-montsaintmichel.com/jp/(日本語)

    古いオーベルジュ LA VIEILLE AUBERGE(宿泊施設を備えたレストラン)の看板 

    名前の通り、島内では人気の老舗の宿です。
    http://www.lavieilleauberge-montsaintmichel.com/jp/(日本語)

  • 白い羊(ル・ムートン・ブランLe Mouton Blanc)という名のオーベルジュ(宿泊設備を備えたレストラン)14:33<br /><br />こちらも島内では人気の老舗の宿です。<br />http://www.lemoutonblanc.fr/jp(日本語)

    白い羊(ル・ムートン・ブランLe Mouton Blanc)という名のオーベルジュ(宿泊設備を備えたレストラン)14:33

    こちらも島内では人気の老舗の宿です。
    http://www.lemoutonblanc.fr/jp(日本語)

  • グラン・リュGrand RueにあるLe Mouton Blanc

    グラン・リュGrand RueにあるLe Mouton Blanc

  • 人通りが絶えないグラン・リュ(大通り)<br />これだけの人通りが続けば店が増えるのが理解できます。市場原理?<br />この時期はまだ観光シーズン中ですが12月から2月はオフシーズンでかなり様相が異なるようです。(他の旅行記によると)<br /><br />今のところ中国人は少ないようですが、今後個人所得が上がると確実に増えそうな気がします。この時の団体客で多かったのは韓国人と日本人でした。<br />大声で話しながら歩くのは韓国人、静かなのは日本人。欧米人には日韓の言葉が解らなくてもおよそ見当がつくでしょう。<br />声の大きさとその国の経済の活性度が比例しているという研究結果はあるでしょうか。あっても不思議とは思いません。家電製品では韓国SAMSUNGの強さは呆れるほどです。「国益・国策とは何か」を知る政治家が日本にも待望されます。日本の政治の混乱を最も喜んでいるのは韓国・中国などでしょう。

    人通りが絶えないグラン・リュ(大通り)
    これだけの人通りが続けば店が増えるのが理解できます。市場原理?
    この時期はまだ観光シーズン中ですが12月から2月はオフシーズンでかなり様相が異なるようです。(他の旅行記によると)

    今のところ中国人は少ないようですが、今後個人所得が上がると確実に増えそうな気がします。この時の団体客で多かったのは韓国人と日本人でした。
    大声で話しながら歩くのは韓国人、静かなのは日本人。欧米人には日韓の言葉が解らなくてもおよそ見当がつくでしょう。
    声の大きさとその国の経済の活性度が比例しているという研究結果はあるでしょうか。あっても不思議とは思いません。家電製品では韓国SAMSUNGの強さは呆れるほどです。「国益・国策とは何か」を知る政治家が日本にも待望されます。日本の政治の混乱を最も喜んでいるのは韓国・中国などでしょう。

  • グラン・リュ(大通り)とは名ばかりで、実際には路地のように狭いです。<br />しかし狭いからこそ車や自転車が通らず、賑わいを見せるのでしょう。

    グラン・リュ(大通り)とは名ばかりで、実際には路地のように狭いです。
    しかし狭いからこそ車や自転車が通らず、賑わいを見せるのでしょう。

  • 島の一番外側の壁面道路からみた修道院の全景<br /><br />中央の装飾を施された建物が本来の修道院で、それを囲むのが堅固な要塞といった修道院の外壁です。<br />いかにも堅固なモン・サン・ミッシェルの城壁がこれほど堅固に作られたのは、1337〜1452年のイギリスとの百年戦争のときである。<br />モンサンミッシェルの世界遺産たる所以は、8世紀から現在までのこの国の歴史が生々しく刻み込まれており、きちんと保存されているところにある。<br /><br />この修道院は外敵に対しても堅固な構造ですが、津波に対しても極めて強い構造であることが容易に見て取れます。原発が修道院のような構造だったら安心できるのに!<br />

    島の一番外側の壁面道路からみた修道院の全景

    中央の装飾を施された建物が本来の修道院で、それを囲むのが堅固な要塞といった修道院の外壁です。
    いかにも堅固なモン・サン・ミッシェルの城壁がこれほど堅固に作られたのは、1337〜1452年のイギリスとの百年戦争のときである。
    モンサンミッシェルの世界遺産たる所以は、8世紀から現在までのこの国の歴史が生々しく刻み込まれており、きちんと保存されているところにある。

    この修道院は外敵に対しても堅固な構造ですが、津波に対しても極めて強い構造であることが容易に見て取れます。原発が修道院のような構造だったら安心できるのに!

  • グラン・リュー(大通り)の起点の王の門の内側です。13:43

    グラン・リュー(大通り)の起点の王の門の内側です。13:43

  • 外周の建物の屋上からカモメが覗いていた。14:45<br /><br />コンニチワ イイテンキデスネ カモメサン <br />Oui Monsieur,il fait beau aujourd&#39;hui.(はい、今日はよい天気ですね)<br />自作自演の一人芝居

    外周の建物の屋上からカモメが覗いていた。14:45

    コンニチワ イイテンキデスネ カモメサン 
    Oui Monsieur,il fait beau aujourd'hui.(はい、今日はよい天気ですね)
    自作自演の一人芝居

  • ラ・メール・プラー LA MERE POULARD<br />http://www.merepoulard.com/en<br /><br />島で一番有名なレストランで名物のオムレツの元祖。<br />宿泊施設も備える。と言うより巡礼の宿でオムレツを提供していたのが、今ではオムレツの方が有名になったのかもしれません。<br />昼食を食べたレ・テラス・プラーの本館。<br /><br />ホテルについてはbig香港さんのブログに詳細があります。 <br />http://4travel.jp/traveler/dai1221/album/10525629/<br />

    ラ・メール・プラー LA MERE POULARD
    http://www.merepoulard.com/en

    島で一番有名なレストランで名物のオムレツの元祖。
    宿泊施設も備える。と言うより巡礼の宿でオムレツを提供していたのが、今ではオムレツの方が有名になったのかもしれません。
    昼食を食べたレ・テラス・プラーの本館。

    ホテルについてはbig香港さんのブログに詳細があります。
    http://4travel.jp/traveler/dai1221/album/10525629/

  • 王の門から戻ってきた道を振り返る。日陰には何が映っているのか定かでない。撮影の教科書には、このような時には日中ストロボを焚きなさいと書いてありますが、旅行中はそんなことは覚えていませんね。<br />でもこのような写真が悪いとは限りませんから、気にしないです。<br /><br /><br />

    王の門から戻ってきた道を振り返る。日陰には何が映っているのか定かでない。撮影の教科書には、このような時には日中ストロボを焚きなさいと書いてありますが、旅行中はそんなことは覚えていませんね。
    でもこのような写真が悪いとは限りませんから、気にしないです。


  • 王の門を出たところにあるサンドイッチ、クレープの店 15:01

    王の門を出たところにあるサンドイッチ、クレープの店 15:01

  • モン・サン・ミッシェルのバス停です。15:15<br /><br />日陰がなく、暑くてのびてる人が?がいます。<br />それとも日光浴? 紫外線障害に気をつけましょう<br /><br />バスの時刻表<br />http://www.destination-montsaintmichel.com/?lang=jp#(日本語)<br />「時刻表と運賃」をクリックして利用時期を選ぶ。<br /><br /><br />路線バスの発着は2012.4以降もこの場所であるという情報もありますが確認できていません。<br />どなたか確認したら教えてください。<br /><br /><br />

    モン・サン・ミッシェルのバス停です。15:15

    日陰がなく、暑くてのびてる人が?がいます。
    それとも日光浴? 紫外線障害に気をつけましょう

    バスの時刻表
    http://www.destination-montsaintmichel.com/?lang=jp#(日本語)
    「時刻表と運賃」をクリックして利用時期を選ぶ。


    路線バスの発着は2012.4以降もこの場所であるという情報もありますが確認できていません。
    どなたか確認したら教えてください。


  • 午後の日差しが最も強い時間のモン・サン・ミッシェルの全景写真。15:18<br /><br />空気が澄んで暑さも最高の時間帯です。25℃ぐらいかな。<br /><br />季節によりますがあと1,2時間でパリへ戻る観光バスが出発します。夕景色を見るにはここに宿泊するか、車で来て深夜にパリへ戻るかのどちらかです。<br />観光バスはパリまで4時間ほどかかります。<br />現地に宿泊する場合、ルレ・サン・ミッシェルホテル(4☆)は対岸のホテル地区のホテルの中では最も島に近く、部屋の窓から島が見える唯一のホテルで、書き込みなどを見ると人気も値段もかなり高いようです。<br />一番遠いホテル(Hotel Mercure、Saint Aubert Hotelなど)と言えども5分程度しか変わりません。<br /><br />朝夕の修道院の鐘の音を聴くには島内宿泊が便利でしょう。<br />但し島内のホテルは狭い場所に増築を重ねて建てられているところが多く、エレベータはないので重い荷物の上げ下げは大変です。レンヌの駅でロッカーに預ける方法もあると、どなたかが書いていました。<br />車椅子の方は対岸に泊まって、島内はグラン・リュに留めて修道院の見学は避けたほうが無難でしょう。<br /><br />

    午後の日差しが最も強い時間のモン・サン・ミッシェルの全景写真。15:18

    空気が澄んで暑さも最高の時間帯です。25℃ぐらいかな。

    季節によりますがあと1,2時間でパリへ戻る観光バスが出発します。夕景色を見るにはここに宿泊するか、車で来て深夜にパリへ戻るかのどちらかです。
    観光バスはパリまで4時間ほどかかります。
    現地に宿泊する場合、ルレ・サン・ミッシェルホテル(4☆)は対岸のホテル地区のホテルの中では最も島に近く、部屋の窓から島が見える唯一のホテルで、書き込みなどを見ると人気も値段もかなり高いようです。
    一番遠いホテル(Hotel Mercure、Saint Aubert Hotelなど)と言えども5分程度しか変わりません。

    朝夕の修道院の鐘の音を聴くには島内宿泊が便利でしょう。
    但し島内のホテルは狭い場所に増築を重ねて建てられているところが多く、エレベータはないので重い荷物の上げ下げは大変です。レンヌの駅でロッカーに預ける方法もあると、どなたかが書いていました。
    車椅子の方は対岸に泊まって、島内はグラン・リュに留めて修道院の見学は避けたほうが無難でしょう。

  • 旅行のパンフレットなどでよく見かけるのは1Kmほど離れたこのあたりからの眺めです。<br /><br />ツアーの謳い文句で「モンサンミッシェル島内宿泊」とありますが、むしろ2Km離れた対岸のホテル地区に泊まった方がいろいろな全景を楽しめるのでお薦めです。

    旅行のパンフレットなどでよく見かけるのは1Kmほど離れたこのあたりからの眺めです。

    ツアーの謳い文句で「モンサンミッシェル島内宿泊」とありますが、むしろ2Km離れた対岸のホテル地区に泊まった方がいろいろな全景を楽しめるのでお薦めです。

  • 昼間の撮影を終えて、ホテルへ戻る時に草叢で黙々と食べている羊の群れを写した。15:38<br /><br />私も羊(年)なのでとても親しみを覚えます。<br /><br />羊の影が一身同体で揺れるのを見ていると飽きないです。(当たり前の動きなのに)<br /><br />

    イチオシ

    昼間の撮影を終えて、ホテルへ戻る時に草叢で黙々と食べている羊の群れを写した。15:38

    私も羊(年)なのでとても親しみを覚えます。

    羊の影が一身同体で揺れるのを見ていると飽きないです。(当たり前の動きなのに)

  • 私が未(ひつじ)年であることが分かって挨拶してくれました(笑)<br />15:40<br />今思うと、羊の鳴き声は一度も聞いた記憶がありません。<br /><br />理由は「黙して語らず」という訳でもないでしょう。<br />ただ単に「無駄口は叩かない」だけかもしれません。見習います。<br /><br />今年は私たちの年(未年)なので新年のごあいさつを表紙に書きました。<br /><br />未が来ると「未来」となるのはなぜでしょうか。子供電話相談室で訊こうかな。

    私が未(ひつじ)年であることが分かって挨拶してくれました(笑)
    15:40
    今思うと、羊の鳴き声は一度も聞いた記憶がありません。

    理由は「黙して語らず」という訳でもないでしょう。
    ただ単に「無駄口は叩かない」だけかもしれません。見習います。

    今年は私たちの年(未年)なので新年のごあいさつを表紙に書きました。

    未が来ると「未来」となるのはなぜでしょうか。子供電話相談室で訊こうかな。

  • こちらは悠然と構える一頭の羊。15:42<br /><br />この羊は頭と足が黒いサフォーク種(Suffolk)で、胴長で角はない。<br />英国でよく見られる。

    こちらは悠然と構える一頭の羊。15:42

    この羊は頭と足が黒いサフォーク種(Suffolk)で、胴長で角はない。
    英国でよく見られる。

  • 羊に興味を持ったのは私だけではありません。15:42<br /><br />羊たちも観光客に慣れていると見え、意に介せず、ただ黙々と草を食べています。<br />お互い過剰に意識しないで済む関係がいいです。<br />人間同士の関係もこうありたいです。シニアの回想(笑い)

    羊に興味を持ったのは私だけではありません。15:42

    羊たちも観光客に慣れていると見え、意に介せず、ただ黙々と草を食べています。
    お互い過剰に意識しないで済む関係がいいです。
    人間同士の関係もこうありたいです。シニアの回想(笑い)

  • 道路際の草むらに咲いたアザミのような花 15:47<br /><br />陽射しが強く暑い中を、急な坂道や階段の上り降りで疲れたあとなので、こんな小さな花にも癒されます。

    道路際の草むらに咲いたアザミのような花 15:47

    陽射しが強く暑い中を、急な坂道や階段の上り降りで疲れたあとなので、こんな小さな花にも癒されます。

  • ホテル地区の広場のビスケット屋さん。16:06<br />LA MERE POULARDのビスケットです。<br />「名物に美味いものなし」ではありませんでした。当たり!<br /><br />このような店がいくつも並んでいたが、このときは団体客はおらず店員も手持ち無沙汰のようでした。<br />モンサンミッシェルの写真の缶に入ったのがおみやげに丁度良いので、たくさん買ってしまいました。<br />

    ホテル地区の広場のビスケット屋さん。16:06
    LA MERE POULARDのビスケットです。
    「名物に美味いものなし」ではありませんでした。当たり!

    このような店がいくつも並んでいたが、このときは団体客はおらず店員も手持ち無沙汰のようでした。
    モンサンミッシェルの写真の缶に入ったのがおみやげに丁度良いので、たくさん買ってしまいました。

  • ホテルLe Saint Aubert にチェックインを済ませ、入浴と2時間ほど昼寝をして夜の撮影に備えた。<br />7時頃出かけるとちょうど太陽が沈みかけていた。 19:21<br />

    ホテルLe Saint Aubert にチェックインを済ませ、入浴と2時間ほど昼寝をして夜の撮影に備えた。
    7時頃出かけるとちょうど太陽が沈みかけていた。 19:21

  • 日没後の西の空のグラデーションは言葉で説明できないほど感動的で、この写真を撮りたくてこの時間まで待機していました。<br />縦の画像と広角画像を撮ればよかったと後悔しています。<br /><br />この時期は寒さを気にしませんでしたが、冬場は完全防寒対策が必要でしょう。また道路を歩くので黒い服装は危険です。反射するものを身につけるか、白や黄色のウィンド・ブレーカーが有効です。Hotel Mercureでは反射服を貸してくれると、どなたかブログに書いていました。

    日没後の西の空のグラデーションは言葉で説明できないほど感動的で、この写真を撮りたくてこの時間まで待機していました。
    縦の画像と広角画像を撮ればよかったと後悔しています。

    この時期は寒さを気にしませんでしたが、冬場は完全防寒対策が必要でしょう。また道路を歩くので黒い服装は危険です。反射するものを身につけるか、白や黄色のウィンド・ブレーカーが有効です。Hotel Mercureでは反射服を貸してくれると、どなたかブログに書いていました。

  • モンサンミッシェルの漣(さざなみ)<br /><br />土手の並木の切れ目に、遙か遠くの教会の尖塔が見えるのに気がつきました。<br />ミレーの「晩鐘」が思い出される光景です。<br />手前の水面のさざ波が作り出す模様も気に入りました。「ドナウ川の漣(さざなみ)」(名曲)ではありません。<br />ぜひ拡大してご覧ください。<br />

    イチオシ

    モンサンミッシェルの漣(さざなみ)

    土手の並木の切れ目に、遙か遠くの教会の尖塔が見えるのに気がつきました。
    ミレーの「晩鐘」が思い出される光景です。
    手前の水面のさざ波が作り出す模様も気に入りました。「ドナウ川の漣(さざなみ)」(名曲)ではありません。
    ぜひ拡大してご覧ください。

  • モンサンミッシェルの夕景色連作 その1      19:50<br /><br />薄暮のモンサンミッシェル(表紙に採用しました)<br /><br />水面にライトアップが始まった島影が映るのが印象的でした。<br />修道院を逆さに写しても祟(タタリ)はないでしょうね。<br /><br /><br />

    イチオシ

    モンサンミッシェルの夕景色連作 その1      19:50

    薄暮のモンサンミッシェル(表紙に採用しました)

    水面にライトアップが始まった島影が映るのが印象的でした。
    修道院を逆さに写しても祟(タタリ)はないでしょうね。


  • モンサンミッシェルの夕景色連作 その2<br /><br />薄闇のモンサンミッシェル<br />手前の草叢がわずかに確認できます。<br />肉眼ではずっと暗く見えます。<br />

    モンサンミッシェルの夕景色連作 その2

    薄闇のモンサンミッシェル
    手前の草叢がわずかに確認できます。
    肉眼ではずっと暗く見えます。

  • モンサンミッシェルの夕景色連作 その3<br /><br />濃闇のモンサンミッシェル<br />周囲は真っ暗闇で島が闇に浮かんで見えます。<br />懐中電灯は夜道の家畜(羊)の糞対策でも有効です。<br /><br />これで夜の撮影を終えました。お疲れ様(自作自演・・・笑)<br />お腹すいたよー!<br /><br />3月までは夜景を見られるパリからの日帰りツアーもあるようです。<br />23時〜24時には帰れますので夜景を見たい方にはお奨めです。

    モンサンミッシェルの夕景色連作 その3

    濃闇のモンサンミッシェル
    周囲は真っ暗闇で島が闇に浮かんで見えます。
    懐中電灯は夜道の家畜(羊)の糞対策でも有効です。

    これで夜の撮影を終えました。お疲れ様(自作自演・・・笑)
    お腹すいたよー!

    3月までは夜景を見られるパリからの日帰りツアーもあるようです。
    23時〜24時には帰れますので夜景を見たい方にはお奨めです。

  • 帰りがけにホテルLe Saint Aubertの隣のLa Bergerieで夕食をとった。20:40<br /><br />これは前菜のサーモン・フュメ(スモーク・サーモン)<br />私はスモーク・サーモンが大好きで、今回の旅行でもルーアンのランチで仔牛のメダリオンの前菜として食べました。<br />日本で前菜に注文しても、これ程ボリュームがありません。

    帰りがけにホテルLe Saint Aubertの隣のLa Bergerieで夕食をとった。20:40

    これは前菜のサーモン・フュメ(スモーク・サーモン)
    私はスモーク・サーモンが大好きで、今回の旅行でもルーアンのランチで仔牛のメダリオンの前菜として食べました。
    日本で前菜に注文しても、これ程ボリュームがありません。

  • 帰りがけにホテルの隣のレストランLa Bergerieで夕食をとった。<br />これはメイン・ディッシュの羊のローストで超美味でした。<br />ローストの下はマッシュド・ポテト、トマトにローズマリーの枝が挿してあり、全体に刻んだチャイブが振りかけてあります。皿の縁にはパプリカ・パウダー?<br /><br />心の中で羊に手を合わせる。「ひつじさん ありがとう。」<br />赤ワイン、紅茶を入れて35ユーロでした。<br /><br />この料理は私のホームページ「旅行写真展示室」のサブサイト「食べる頁5」でも紹介していますのでご覧ください。下記URLです。<br />http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/taberu5.html<br />クチコミ「モンサンミッシェルで仔羊のロースト」<br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10176773/<br /><br />近くの席のグループではこの地方の人気メニューである「海の幸のサラダ」(海鮮盛り合わせ)を食べていました。ガイドブックに載っているので興味はありましたが、一人旅ですし、今回はここでしか食べられないものを選びました。

    イチオシ

    帰りがけにホテルの隣のレストランLa Bergerieで夕食をとった。
    これはメイン・ディッシュの羊のローストで超美味でした。
    ローストの下はマッシュド・ポテト、トマトにローズマリーの枝が挿してあり、全体に刻んだチャイブが振りかけてあります。皿の縁にはパプリカ・パウダー?

    心の中で羊に手を合わせる。「ひつじさん ありがとう。」
    赤ワイン、紅茶を入れて35ユーロでした。

    この料理は私のホームページ「旅行写真展示室」のサブサイト「食べる頁5」でも紹介していますのでご覧ください。下記URLです。
    http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/taberu5.html
    クチコミ「モンサンミッシェルで仔羊のロースト」
    http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10176773/

    近くの席のグループではこの地方の人気メニューである「海の幸のサラダ」(海鮮盛り合わせ)を食べていました。ガイドブックに載っているので興味はありましたが、一人旅ですし、今回はここでしか食べられないものを選びました。

  • 翌12日早朝のルレ・サン・ミッシェルホテル(4☆)<br />http://www.relais-st-michel.fr/<br /><br />対岸のホテル地区のホテルの中では最も島に近く、部屋の窓から島が見える唯一のホテルで、書き込みなどを見ると人気も値段もかなり高いようです。<br />一番遠いホテル(Hotel Mercure、Le Saint Aubert Hotelなど)といえども5分程度しか変わりません。<br />まだ夜明け前です。<br /><br />私が泊まったホテルはLe Saint Aubert Hotel(2☆)<br />http://www.saint-aubert.com/<br /><br />

    翌12日早朝のルレ・サン・ミッシェルホテル(4☆)
    http://www.relais-st-michel.fr/

    対岸のホテル地区のホテルの中では最も島に近く、部屋の窓から島が見える唯一のホテルで、書き込みなどを見ると人気も値段もかなり高いようです。
    一番遠いホテル(Hotel Mercure、Le Saint Aubert Hotelなど)といえども5分程度しか変わりません。
    まだ夜明け前です。

    私が泊まったホテルはLe Saint Aubert Hotel(2☆)
    http://www.saint-aubert.com/

  • 日の出前の空を海から陸に向かって飛来する鳥たち。8:19 <br />モン・サン・ミッシェルもまだ眠りから覚めない様子。 <br />駐車場にはたった1台のバスと数台の車しか見えません。<br /><br />

    日の出前の空を海から陸に向かって飛来する鳥たち。8:19 
    モン・サン・ミッシェルもまだ眠りから覚めない様子。 
    駐車場にはたった1台のバスと数台の車しか見えません。

  • 日の出をひたすら待ちます。8:27<br />ひつじたちはまだ出勤前です。

    日の出をひたすら待ちます。8:27
    ひつじたちはまだ出勤前です。

  • 鳴きながら日の出前の空を雁行する鳥の群れ。8:33<br />雁行(ガンコウ):V字型に隊列をなして空気抵抗を少なくして飛ぶ鳥の飛行形態。雁(カリ)が渡る時のカタチなのでそう呼ばれている。<br /><参考サイト><br />http://shinshu.fm/MHz/82.40/archives/0000169660.html<br /><br />鳥の種類を特定する知識はありません。<br />非日常の体験でした。これぞ旅の醍醐味。<br />「一人でするのが旅、皆んなとするのが旅行」だそうです。どなたかのプロフィルに書いてありました。<br /><br />

    鳴きながら日の出前の空を雁行する鳥の群れ。8:33
    雁行(ガンコウ):V字型に隊列をなして空気抵抗を少なくして飛ぶ鳥の飛行形態。雁(カリ)が渡る時のカタチなのでそう呼ばれている。
    <参考サイト>
    http://shinshu.fm/MHz/82.40/archives/0000169660.html

    鳥の種類を特定する知識はありません。
    非日常の体験でした。これぞ旅の醍醐味。
    「一人でするのが旅、皆んなとするのが旅行」だそうです。どなたかのプロフィルに書いてありました。

  • 東の空の雲間からやっと太陽が覗きました。 8:36

    東の空の雲間からやっと太陽が覗きました。 8:36

  • 8時40分ごろになってやっと太陽が丸く輝いた。 8:40<br /><br />日の出時刻が遅い理由はこうです。モン・サン・ミッシェルはロンドン近郊の経度ゼロのグリニッジより少し西に位置します。東京とモンサンミッシェルの経度の差は約142度あり差は9.4時間相当です。<br />これを夏時間のために7時間にしているため東京よりも2時間以上も日の出が遅くなるのです。(厳密には緯度の差を考慮する必要があります)<br />

    8時40分ごろになってやっと太陽が丸く輝いた。 8:40

    日の出時刻が遅い理由はこうです。モン・サン・ミッシェルはロンドン近郊の経度ゼロのグリニッジより少し西に位置します。東京とモンサンミッシェルの経度の差は約142度あり差は9.4時間相当です。
    これを夏時間のために7時間にしているため東京よりも2時間以上も日の出が遅くなるのです。(厳密には緯度の差を考慮する必要があります)

  • モンサンミッシェルに陽が当たるのがやっと確認出来るようになりました。8:42<br /><br />おもわず両手を挙げて拝んだ。<br />修道院のガラスに反射する朝日を眺めて写しモン・サン・ミッシェルの予定の撮影を完了。<br /><br />

    モンサンミッシェルに陽が当たるのがやっと確認出来るようになりました。8:42

    おもわず両手を挙げて拝んだ。
    修道院のガラスに反射する朝日を眺めて写しモン・サン・ミッシェルの予定の撮影を完了。

  • 宿泊したホテルLe Saint Aubert Hotelの外観。<br /><br />このホテルを含めこの旅行のホテルは、予定変更の可能性があるパリへ戻る日以外はすべてBooking.comとAgodaのサイトからネットで予約しました。<br />どこもおおむね満足出来ました。

    宿泊したホテルLe Saint Aubert Hotelの外観。

    このホテルを含めこの旅行のホテルは、予定変更の可能性があるパリへ戻る日以外はすべてBooking.comとAgodaのサイトからネットで予約しました。
    どこもおおむね満足出来ました。

  • ホテル地区のバス停。<br />すぐ前に大きなスーパー・マーケットSuper Marcheがあります。<br />道路の反対側にはHotel Mercureがあります。<br /><br />ここはモン・サン・ミッシェルに向かう側で、帰りのレンヌに向かうバスをここで待っていて、向こう(島側)からバスが来て反対側であることに気づき慌てました。フランスは右側通行です。

    ホテル地区のバス停。
    すぐ前に大きなスーパー・マーケットSuper Marcheがあります。
    道路の反対側にはHotel Mercureがあります。

    ここはモン・サン・ミッシェルに向かう側で、帰りのレンヌに向かうバスをここで待っていて、向こう(島側)からバスが来て反対側であることに気づき慌てました。フランスは右側通行です。

  • ホテル地区(Les Portes du Mont St. Michel)はこの道路の両側の500mほどのエリアです。<br />レンヌ方面行のバス停の前にはHotel Mercureがあり、写真に見えます。<br />右側通行なのでバス停の位置を間違えないようにしましょう。<br /><br />モンサンミッシェルの駐車場・バス事情は2012年4月末から大きく変わりました。

    ホテル地区(Les Portes du Mont St. Michel)はこの道路の両側の500mほどのエリアです。
    レンヌ方面行のバス停の前にはHotel Mercureがあり、写真に見えます。
    右側通行なのでバス停の位置を間違えないようにしましょう。

    モンサンミッシェルの駐車場・バス事情は2012年4月末から大きく変わりました。

  • モンサンミッシェルから路線バスで約1時間あまりでレンヌの中心に来ましたが、日曜日の市民マラソンのための通行止めにあい、ここからUターンし、駅まではかなりの遠回りを余儀なくされました。<br />

    モンサンミッシェルから路線バスで約1時間あまりでレンヌの中心に来ましたが、日曜日の市民マラソンのための通行止めにあい、ここからUターンし、駅まではかなりの遠回りを余儀なくされました。

  • パリから列車TGVでモン・サン・ミッシェルへ行くための最寄りの鉄道駅レンヌ駅構内<br /><br />ここは市内の交通止めで臨時に着いた南口の入り口です。<br />バスが発着する北口の外観を撮るのを忘れてしまいました。<br />        ────────────────────<br />これでモンサンミッシェルの旅行記を終わります。22時間の滞在中の見聞をほぼ網羅したもので、皆様の旅行の計画に必ず資すると思います。<br />ご感想やご質問があれば掲示板にお寄せください。<br /><br />続編もありますので、一休みしてからご覧ください。(重複写真20枚)<br />http://4travel.jp/traveler/810766/album/10469817/<br />ここではコーヒー・紅茶のサービスができませんのでごめんなさい。<br />        ────────────────────<br />大量の写真をご覧いただき、お疲れ様でした。モン・サン・ミッシェルを旅行した気分になっていただけたでしょうか。今回紹介したモン・サン・ミッシェルの前後の「ノルマンディー・ブルターニュの旅2008」は2010年7月から順次公開しました。主な旅先は、印象派の画家クロード・モネの活躍した地域を訪ねたので、ルーアン、ル・アーブル、エトルタ、オンフルール、カンペール、最後がパリです。写真はモン・サン・ミッシェルを含めて720枚です。 <br /><br /><br />

    パリから列車TGVでモン・サン・ミッシェルへ行くための最寄りの鉄道駅レンヌ駅構内

    ここは市内の交通止めで臨時に着いた南口の入り口です。
    バスが発着する北口の外観を撮るのを忘れてしまいました。
    ────────────────────
    これでモンサンミッシェルの旅行記を終わります。22時間の滞在中の見聞をほぼ網羅したもので、皆様の旅行の計画に必ず資すると思います。
    ご感想やご質問があれば掲示板にお寄せください。

    続編もありますので、一休みしてからご覧ください。(重複写真20枚)
    http://4travel.jp/traveler/810766/album/10469817/
    ここではコーヒー・紅茶のサービスができませんのでごめんなさい。
    ────────────────────
    大量の写真をご覧いただき、お疲れ様でした。モン・サン・ミッシェルを旅行した気分になっていただけたでしょうか。今回紹介したモン・サン・ミッシェルの前後の「ノルマンディー・ブルターニュの旅2008」は2010年7月から順次公開しました。主な旅先は、印象派の画家クロード・モネの活躍した地域を訪ねたので、ルーアン、ル・アーブル、エトルタ、オンフルール、カンペール、最後がパリです。写真はモン・サン・ミッシェルを含めて720枚です。


  • <追加資料><br />1965年3月26日<br />四大学学生仏工業視察団(MJET)の旅行でフランス各地の工業(工場)視察にパリを出発した日、CAEN経由でMt.St.MichelhelとSt.Maloへ行ったときの旅日記の一部です。<br />リング・ノートを旅日記帳にしていました。<br /><br />この視察旅行の写真を「アーカイブ 学生フランス視察旅行」として編集中で、2013年3月中に公開予定です。<br />視察団のOB/OGで5月に12日間のプロヴァンス・パリ旅行が決まっています。<br /><br />■アーカイブ 学生フランス工業視察旅行 Archive MJET France Tour 1965 http://4travel.jp/traveler/810766/album/10753546/ <br /><br />■2013フランスの旅 ハイライト編<br /> http://4travel.jp/traveler/810766/album/10784450/<br /> 2013フランス旅行(準備編)<br /> http://4travel.jp/traveler/810766/album/10763784/<br />

    <追加資料>
    1965年3月26日
    四大学学生仏工業視察団(MJET)の旅行でフランス各地の工業(工場)視察にパリを出発した日、CAEN経由でMt.St.MichelhelとSt.Maloへ行ったときの旅日記の一部です。
    リング・ノートを旅日記帳にしていました。

    この視察旅行の写真を「アーカイブ 学生フランス視察旅行」として編集中で、2013年3月中に公開予定です。
    視察団のOB/OGで5月に12日間のプロヴァンス・パリ旅行が決まっています。

    ■アーカイブ 学生フランス工業視察旅行 Archive MJET France Tour 1965 http://4travel.jp/traveler/810766/album/10753546/ 

    ■2013フランスの旅 ハイライト編
     http://4travel.jp/traveler/810766/album/10784450/
     2013フランス旅行(準備編)
     http://4travel.jp/traveler/810766/album/10763784/

  • 視察旅行中はロード・マップにボールペンで通過軌跡を書き込んでいました。マーカーは最近追記したものです。<br />これはParisを出発してCAEN経由でMt.St.Michelhel,St.Malo,RENNES,TOURSまでの軌跡です。<br />こうすることにより通過ルートの軌跡が自分の脳にも記録されて充実した旅ができます。<br />ガイドブック、カメラ、旅日記、地図の4点セットは私にとって旅の必需品です。

    視察旅行中はロード・マップにボールペンで通過軌跡を書き込んでいました。マーカーは最近追記したものです。
    これはParisを出発してCAEN経由でMt.St.Michelhel,St.Malo,RENNES,TOURSまでの軌跡です。
    こうすることにより通過ルートの軌跡が自分の脳にも記録されて充実した旅ができます。
    ガイドブック、カメラ、旅日記、地図の4点セットは私にとって旅の必需品です。

  • 1965.3.26 四大学学生仏工業視察団(西コース)で訪れたときのモン・サン・ミッシェルです。<br />2008年には混雑していたのでここまでは登りませんでした。<br /><br />駐車場は道路の片側だけで広くはありませんでした。<br />2012年4月末にはこれと同じような姿に戻ったようです。

    1965.3.26 四大学学生仏工業視察団(西コース)で訪れたときのモン・サン・ミッシェルです。
    2008年には混雑していたのでここまでは登りませんでした。

    駐車場は道路の片側だけで広くはありませんでした。
    2012年4月末にはこれと同じような姿に戻ったようです。

  • この時は世界遺産に指定(1979)されるより15年も前であり、グラン・リューで大勢の人を見た記憶はなく、修道院にも観光客はほとんどいませんでした。<br />モノクロのため、どこが海でどこが干潟かよくわかりません。<br /><br />世界遺産UNESCO World Helitage認定は観光産業には極めて大きな影響があることが実感できます。

    この時は世界遺産に指定(1979)されるより15年も前であり、グラン・リューで大勢の人を見た記憶はなく、修道院にも観光客はほとんどいませんでした。
    モノクロのため、どこが海でどこが干潟かよくわかりません。

    世界遺産UNESCO World Helitage認定は観光産業には極めて大きな影響があることが実感できます。

  • サン・マロの街並み1  1965.3.26

    サン・マロの街並み1  1965.3.26

  • サン・マロの街並み2  1965.3.26<br /><br />町の中心部(旧市街)は厚い城壁で囲われ、出入り口が狭く、バスは中には入れませんでした。<br />こんな田舎の町にもパリから高速列車TGV(直通3時間)が乗り入れるほどの観光地になったようです。<br />http://jp.franceguide.com/%E3%82%B5%E3%83%B3-%E3%83%9E%E3%83%AD.html?NodeID=1&amp;EditoID=33411

    サン・マロの街並み2  1965.3.26

    町の中心部(旧市街)は厚い城壁で囲われ、出入り口が狭く、バスは中には入れませんでした。
    こんな田舎の町にもパリから高速列車TGV(直通3時間)が乗り入れるほどの観光地になったようです。
    http://jp.franceguide.com/%E3%82%B5%E3%83%B3-%E3%83%9E%E3%83%AD.html?NodeID=1&EditoID=33411

  • ノルマンディー地方の中心都市カーンCAEN<br />学生仏工業視察団の学生達(作者は右端)<br />街中にPAULの看板が見えます。<br /><br />PAULは、1889年、パンづくりの名職人シャルマニヨ・メイヨによって北フランスのリールで生まれた老舗パン屋。<br /><br /><br />http://www.ab-road.net/europe/france/paris/guide/02587.html<br />http://www.hitoriparis.com/cafe/paul6.html<br />http://www.pasconet.co.jp/paul/

    ノルマンディー地方の中心都市カーンCAEN
    学生仏工業視察団の学生達(作者は右端)
    街中にPAULの看板が見えます。

    PAULは、1889年、パンづくりの名職人シャルマニヨ・メイヨによって北フランスのリールで生まれた老舗パン屋。


    http://www.ab-road.net/europe/france/paris/guide/02587.html
    http://www.hitoriparis.com/cafe/paul6.html
    http://www.pasconet.co.jp/paul/

  • カーンCAENの街の風景<br /><br />中央は男子修道院

    カーンCAENの街の風景

    中央は男子修道院

  • ランス川の河口付近に建設中の潮力発電所<br />運転開始は翌年1966年です。潮力発電所としては世界的にもトップクラスの規模です。各チャンネルの中に水平に軸流式タービンが合計24基配置されています。出力24万Kw<br />このような建設現場の見学も工業視察団の目的です。<br /><br />福島原発の事故以後、脱原発が話題になっていますが、潮力発電や海流発電は尽きることがない自然エネルギーを利用したもので将来性があると思います。<br />風力や太陽エネルギーに比べて安定的に稼動できるところも特徴です。 <br />しかし今のところ日本では潮力も海流も再生可能エネルギーの項目には挙げられていません。

    ランス川の河口付近に建設中の潮力発電所
    運転開始は翌年1966年です。潮力発電所としては世界的にもトップクラスの規模です。各チャンネルの中に水平に軸流式タービンが合計24基配置されています。出力24万Kw
    このような建設現場の見学も工業視察団の目的です。

    福島原発の事故以後、脱原発が話題になっていますが、潮力発電や海流発電は尽きることがない自然エネルギーを利用したもので将来性があると思います。
    風力や太陽エネルギーに比べて安定的に稼動できるところも特徴です。 
    しかし今のところ日本では潮力も海流も再生可能エネルギーの項目には挙げられていません。

  • レンヌ駅とモンサンミッシェル間を運行する2両連結シャトルバス<br />

    レンヌ駅とモンサンミッシェル間を運行する2両連結シャトルバス

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この旅行記へのコメント (17)

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  • スターさん 2014/06/09 19:33:28
    素晴らしい写真の数々!
    先日Q&Aでお世話になった者です。
    素敵な写真の数々ですね。やはり日が落ちるところやライトアップが見られるのは、1泊の魅力ですね。

    名物にうまいものなし、たしかにそうかもしれません(笑)。島内のオムレツ屋さん、最近では有楽町・横浜に店舗ができていますね。
    でももともと本場でも味は不評ですよね。

    あとあの赤い箱のクッキー、たまにカルディで売ってますね。あれもたしかに…。まずいわけでもないけれど、すごくおいしいわけでもないです。

    知りたかったことがいろいろ書いてありました。ルレ・サン・ミッシェルホテル(4☆)泊まってみたいけれど、値段は高いですよね。
    よくホテルの案内などで出てくるモンサンミッシェルが見えるレストラン(朝食はここ?)の写真を見ると、憧れます。
    でもコストパフォーマンスを考えたら、他のホテルに泊まってレストランは別に行けばいいのかな?と思ったりします。

    La Saint Aubert Hotelも仔肉がおいしいお店があるのですね。メルキュールだけかと思っていました。
  • voyagerさん 2014/05/27 17:30:54
    懐かしいです
    思い出しました。色々と。懐かしかしいです。有難う!
  • yakko35さん 2012/07/11 02:18:29
    モルン・サン・ミッシエルの素晴らしい写真拝見いたしました。
    こんばんは。時々お邪魔しております。

    冒頭のモン・サン・ミッチェルの写真が素晴らしくため息がでました。また旅行記が詳細なことに感服いたしております。またとても参考になります。

    去年行ったばかりですので、しばらくはいけないとおもいますが、モン・サン・ミッチェルが、仏で一番すきです。

    やはり一眼レフを使われているのですね。買い替えの予定がありますが、またコンパクトカメラにしようかと。それでももう少し工夫してとることができるではと、研究するつもりですが。


    また旅行記楽しみに読ませていただきます。


    yoncyann






    yamada423

    yamada423さん からの返信 2012/07/11 17:08:30
    RE: モン・サン・ミッシエルの写真・・・
    こんにちは

    > 冒頭のモン・サン・ミッチェルの写真が素晴らしくため息がでました。また旅行記が詳細なことに感服いたしております。またとても参考になります。
    MSMの写真を褒めていただきすごく嬉しいです。どの旅行記もそうですが、「どこどこ旅行の記録」にとどめず、4トラを覗いた旅行好きが行ってみたくなるような作品・旅行案内書を目指して書いています。写真と旅日記などが原材料で、ネット情報などはその都度検索します。

    今年の4月末からMSM対岸の大駐車場が完成しシャトルバスや馬車の運行が始まったので関連情報を追加編集しました。機会があれば行ってみたいと思いますがどうなることやら。

    > やはり一眼レフを使われているのですね。買い替えの予定がありますが、またコンパクトカメラにしようかと。それでももう少し工夫してとることができるではと、研究するつもりですが。

    一眼レフが優れているとは限りません。デジカメの命は内臓コンピュータCPUの性能です。私の2007に買ったCANONの一眼レフのCPUは第2世代のDisic?ですが、2012購入のコンパクトデジカメPowerShotA2300は価格は10分の1以下ですがCPUは第4世代のDisic?で、使い勝手は一眼レフより優れた面もあります。
    「写真を撮るのは撮影者で、記録する道具がカメラ」

    最近の街歩きにはもっぱらコンデジを使っています。
    2例
    http://4travel.jp/traveler/810766/album/10668155/
    http://4travel.jp/traveler/810766/album/10683181/>
    >
    > また旅行記楽しみに読ませていただきます。
    >
    新作はなかなか出ませんがリニューアルもありますのでよろしく。
       yamada423

    yakko35

    yakko35さん からの返信 2012/07/15 02:29:23
    RE: RE: モン・サン・ミッシエルの写真とカメラ
    こんばんは

    「行ってみたくなる旅行記を目指す!」とは本当におっしゃるとおりですね。
    「パリの街歩き」も街並みが目にみえるようでした。初めて行ったパリの私のホテルもチュルリー公園の前だったので、追体験しやすかったためもありますが。
    カフェ情報もこれからの参考にすごくなります。MSMのことは環境が変わってしまうのが心配ですね。

    カメラのこともご親切にありがとうございました。

    今回、yamada423さまの「パリの街歩き」と「東京スカイツリー」もしっかり拝見し、CANON EOS 40Dによる写真はやはり素晴らしいと再認識しました。もちろん審美眼と腕と技術があってのことですが。「東京国際フォーラム」も見せていただきました。

    ただ、私は特に海外だと行くだけで精一杯なので、残念ながら一眼レフは断念しようかと思っております(涙)。
    昨年手放したNIKON COOLPIX S6000が使いやすかったので、その最新モデルにしようか、またはCanonPower Shotにしようかと、しかしながら、たとえばキャノンのEOSKISSでしたか、一眼レフの少し小さめのものならどうなのだろうとか、などと少々未練たらしく考えてもいます。

    ご存知のことがあれば教えていただければありがたいです。

    長文失礼いたしました。 yoncyann


    yamada423

    yamada423さん からの返信 2012/07/15 10:46:18
    モン・サン・ミッシエルの写真とカメラ
    おはようございます。

    お便りありがとうございます。

    >MSMのことは環境が変わってしまうのが心配ですね。
    約50年前から島と地続きの道路ができ、島の周囲の海流が停滞して砂の堆積が進んでしまいました。
    特に世界遺産に指定された1979年以降、観光客の増加で駐車場が拡張され本来の海に孤立した修道院の姿が失われてしまいました。
    元の姿に近づけるための工事が5年ほど前から始まり、一部が4月末に出来上がったというのが実情です。心配は要らず、歓迎すべきことと思っています。

    > ただ、私は特に海外だと行くだけで精一杯なので、残念ながら一眼レフは断念しようかと思っております(涙)。
    > 昨年手放したNIKON COOLPIX S6000が使いやすかったので、その最新モデルにしようか、またはCanonPower Shotにしようかと、

    私はサブで10年使っていたNIKON COOLPIX5400が劣化してしまったので池袋のLAVI本店のタイムセールで¥8900でPowerShotを購入しました。前回記載したようにメカや性能は十分であるのを理解しているので、単なる「安物買い」ではないとの認識です。

    >たとえばキャノンのEOSKISSでしたか、一眼レフの少し小さめのものならどうなのだろうとか、などと少々未練たらしく考えてもいます。

    一眼レフの基本的な特徴はファインダーを覗いて撮影することです。(最近モニターを見て写す機能が追加された機種もありますが)
    人ごみで不特定の人物を撮るのには勇気と覚悟が要ります。
    あなたの撮影スタイル、目的などで選ぶとよいでしょう。
    最近私は目的で使い分けています。4トラに投稿する写真としてはどちらでも十分な画質です。街歩きはPowerShot A2300が手軽で便利ですが、マニュアル・フォーカスできないので花の写真など一点に焦点合わせるのが苦手です。

    「東京スカイツリー」はEOS40Dですがレンズ交換やフレーミングの正確さ、連写などのメリットは大きいです。

    撮影技術は練習の繰り返しによってのみ上達するものと思います。
    写真屋の息子で売れっ子写真家立木義浩は子どもの頃から「1日100枚撮れ」と親に言われて育ったとか(うろ覚えのため不正確かも知れません)。
    フィルムの時代に比べれば今なら実行しやすいでしょう。

    好きな分野でも日常の出来事でも撮ることを自分に義務付けないと上達はないでしょうね。
    撮るのは自分で記録するのがカメラ。写真の質をカメラのせいにはできませんよ。(笑い)
      yamada423


  • ジェームズ・ボンドさん 2012/02/07 22:49:39
    御訪問有り難うございます
    パリは3度行きました。
    目的は殆どが美術館巡りで、それ以外はモンサンミッシェルとヴェルサイユ宮殿位です。
    初めてのパリはホテルの所在地がピガール駅前でした(パリの新宿歌舞伎町という評判はホントで、夜間はホテルの部屋で震えておりましたが)。
    また、パリに行きたいです。

  • ヴェラnonnaさん 2011/08/07 21:20:10
    解りやすい解説と 素晴らしお写真!
    yamada423さん

    始めまして。

    この10月初旬に モンサンミッシェルに行こうと決め、対岸に宿を取った後に 修道院からは2キロも離れている事や 家畜の糞だらけで歩き辛い、との情報を聞きかじり、モンサンミッシェルへの 憧れが しぼみかけておりました。

    そんな時 こちらの旅行記を読ませていただき 素敵な写真の数々と ノスタルジックなお写真に 俄然 行く気が出てきました。

    厚かましく この場をお借りして アドヴァイスを頂きたいのですが・・・・ 

    10月9日
    レンヌからバスで モンサンミッシェル 18時着。 対岸ホテルに1泊。
    翌日 14時25分のレンヌ行きで 帰パリ。

    もしくは 12時50分 又は14時10分 モンサンミッシェル 着。
    翌日 9時5分の レンヌ行きで 帰パリ。

    出来るだけ 2キロの距離を 往復したくない、けれど 朝夕の 島の全景をカメラに収めたいし 島内の 薄暗くなった頃か 明け方の路地の写真も撮りたい・・・し でTGVを予約できずに ずるずる日が過ぎています。

    優柔不断で 我ながら情けないのですが yamada423さんから 何かヒントでも頂けたら 有難いです。

    つまらない 悩みでスミマセンが 宜しくお願いいたします。

    ヴェラnonna



    yamada423

    yamada423さん からの返信 2011/08/08 10:21:37
    MSM見学のプランについて
    ヴェラnonnaさん おはようございます。

    旅行記が参考になったようで嬉しいです。
    お尋ねの件ですが、修道院の見学を待たずに入るのでしたら、
    「レンヌからバスで モンサンミッシェル 18時着。」がよいと思います。
    私は昼に着いて午後修道院へ入ろうとしましたが、あまりの混雑で諦めました。ただし夕方(16時頃)まで待てば日帰りツアー客は帰ってしまうので空いてくると思います。私は夜間撮影のため15時に島を離れ、一旦ホテルへ引き上げて昼寝しました。
    朝の街並みは「あかり」と「人」の撮影には期待できないと思います。
    ひっそりとした街並み撮影なら最適かもしれません。

    > 出来るだけ 2キロの距離を 往復したくない、けれど 朝夕の 島の全景をカメラに収めたいし 島内の 薄暗くなった頃か 明け方の路地の写真も撮りたい・・・し 

    この目的でしたら「12時50分 又は14時10分 モンサンミッシェル 着。」
    がよいと思います。夕方の薄暗い時間帯(19時〜)のグラン・リュの明かりと人通りを撮った後に島を離れて全体を撮影するのがよいでしょう。16〜17時に修道院入りを目安にしてはいかがでしょうか。
    朝の島の全体撮影は私と同じ時間帯で出来ます。


    どちらの案でもダメということはなく、見たいもの・撮りたいものと時間の計画をキッチリ作っておけば大丈夫です。あとはお天気次第ですね。

    旅行の時期が私(10/11)とほとんど同じなので、写真の撮影時刻が参考になると思います。

    私はノルマンディーの旅行の一部としてMSMを訪れたので時間の選択の余地はありませんでしたが、その場で何をしたいかで優先度をつけて決めました。午後の昼寝もシニアの一人旅の私にとっては必要なのです。

    よい旅行になるといいですね。旅行記を期待しています。
        yamada423


    ヴェラnonna

    ヴェラnonnaさん からの返信 2011/08/08 11:12:39
    早々に 有難うございます
    yamada423さん
     
    経験豊富な アドバイスを頂き 有難うございます。

    背中を押して戴いて 早速 モンパルナス発10時5分のTGVを予約しました。

    モンサンミッシェル着は 14時10分。
    夕刻まで 散策と修道院の見学が できそうです。

    重ねがさね 有難うございました。

    又何か 迷いが生じましたら アドバイスを 宜しくお願いいたします。

    ヴェラnonna

  • にゃのんさん 2011/05/25 15:07:06
    こんにちは。
    こんにちは。
    にゃのんです。

    今回はモンサンミッシェルの旅を楽しませていただきました。

    わたしは初めての海外旅行がパリーロンドンの添乗員つきの1週間の駆け足の旅だったのですが、
    そのときにモンサンミッシェルはオプションツアーで行きました。
    パリからの日帰り観光でした。それでも充分楽しんだ記憶があります。
    しかし宿泊して、夜の朝のモンサンミシェルを少し離れた場所から見るのは、
    なんと贅沢な眺めなんでしょうね。
    写真を撮られるときに光と影を意識すると書いてあったように思いますが、
    真昼ではない時間こそ、そういう写真を撮る楽しみが増しますね。
    朝の藤色の中のモンサンミッシェル、わたしも絶対にいつか見てみたいです。

    再訪が叶えば、絶対にわたしも近くで泊まってみたいと思います。

    ではではまた順番にいろんな旅行記を楽しませていただきますね。

    yamada423

    yamada423さん からの返信 2011/05/25 20:25:35
    こんばんは
    にゃのんさん 
    このたびはモン・サン・ミッシェルの旅を御覧いただいたようですね。ありがとうございます。
    まえがきに書きましたが、私のブログの看板娘です。今月は旅行シーズンに入ったためかアクセスのトップにいます。
    >
    > わたしは初めての海外旅行がパリーロンドンの添乗員つきの1週間の駆け足の旅だったのですが、そのときにモンサンミッシェルはオプションツアーで行きました。
    > パリからの日帰り観光でした。それでも充分楽しんだ記憶があります。
    > しかし宿泊して、夜の朝のモンサンミシェルを少し離れた場所から見るのは、 なんと贅沢な眺めなんでしょうね。

    せっかく行くなら朝と夕方から夜の風景(光景)を見ない手はありませんね。日帰りで昼間の風景だけ見るのは料理の一番美味しいところを食べ残すようなものでしょう。まる1日でパリからMSMに行くなら、14時発のTGVでレンヌ経由でバスで往き、帰りはMSM9:30のバスでレンヌ経由TGVでパリに戻る案があります。
    >
    > 写真を撮られるときに光と影を意識すると書いてあったように思いますが、真昼ではない時間こそ、そういう写真を撮る楽しみが増しますね。
    > 朝の藤色の中のモンサンミッシェル、わたしも絶対にいつか見てみたいです。 再訪が叶えば、絶対にわたしも近くで泊まってみたいと思います。
    >
    ぜひまた行かれることをお奨めします。ツアーではなく個人旅行にして、現地パリで天気を見計らってMSMに行くのが良いと思います。光の印象は天気次第ですから。

    海外旅行以外でも身近な季節の移ろいを記録して公開していますので暇を見てご覧ください。
       yamada423
  • sakuraさん 2011/01/30 01:22:34
    Bonsoir!!
    yamada423さま☆

    その節は、お世話になりました

    たのしいパリ&モンサンミッシェル旅行でした

    yamada423さんのお写真、とっても美しくて、感激しています

    行く前よりも、帰ってきてから、思い出しながら見ると、いろいろと思い出せて、たのしみも倍増です

    街並みや、おみやげ物やさんの写真も、楽しませていただきました

    yamada423

    yamada423さん からの返信 2011/01/30 11:47:10
    Bonjour,madame.
    sakuraさん おはようございます。

    楽しい旅行ができてよかったですね。
    旅行記を読ませていただいてその様子が良くわかります。
    写真は少ないですが、その分詳しい様子や記録が記載されていて、かえってよくわかりました。自分で書くのもなんですが、私がパリやフランスに何度も行って状況を理解しているからだと思います。
    交通費、食事代などの記録も私と同じで興味がもてました。

    フォーシーズンズ・ホテルは以前は前の通りの名称と同じジョルジュ・サンク(ジョージ5世)で、1998年に娘と旅行のとき泊まりましたが、格式の高さに違い設備が古かったのですが、その後今の経営になり豪華すぎて利用できなくなってしまいました。

    最近2002年の旅行写真を編集して「パリの休日2002」シリーズとして公開始めましたのでよろしくお願い致します。元はフィルムの写真です。

    yamada423
  • churros さん 2010/09/01 11:55:40
    素晴らしい写真の数々!
    yamada423さん、はじめまして。

    来週からのエウロパ行きを控えて、あれこれ情報集めをしています。
    写真の素晴らしさについつい見惚れています、私は「アホチョン」(関西人なので)でしか撮れないので羨ましいかぎりです、写真には自信がないのでモン・サン・ミシェルの絵でも描こうかと、yamada423さんに対抗意識を燃やしています、本当に参考になりましたありがとうございます。

                            churros
  • yquemさん 2010/07/17 00:20:37
    モンサンミシェル、いいお写真ですね。
    yamada423さん

    はじまして

    モンサンミシェルの旅行記、拝見いたしました。
    どれもいいお写真ばかりですね。

    私は今年の5月の連休に
    2回目のモンサンミシェルの旅をしました。
    同じくオンフルールに泊まって、
    翌日のモンサンミシェルでは
    ちょうどお写真の中にあったLe Mouton Blancに宿泊したので
    懐かしく拝見させていただきました!ありがとうございました。

    まだ、私のほうは写真の整理ができてないため
    旅行記のUPはできていませんが
    いつかUPしたいと思っています。。。

    yquem





    yamada423

    yamada423さん からの返信 2010/07/17 09:37:47
    モンサンミッシェル閲覧ありがとう
    yquemさん おはようございます

    モン・サン・ミシェルの写真お褒めいただきありがとうございます。
    Le Mouton Blancに宿泊したのですか。さぞかし思い出深いことでしょうね。
    体験者に見ていただくのが何より嬉しいです。
    オンフルールも?ルーアン、?エトルタの次に掲載しますので、しばらくお待ちください。

    モン・サン・ミッシェルはyamada423の看板娘だけあって群を抜いてアクセスが多いので、7月15日に電子出版サイト「ブクログのパブー」(http://p.booklog.jp/)から出版いたしました。
    有料ですが試し読みして(ブログで全部見てしまったでしょうが)よかったらお求めください。
    「ノルマンディー・ブルターニュの旅2008」シリーズは全部で6冊の計画です。(ルーアン、エトルタ、オンフルール、モン・サン・ミシェル、カンペール、パリ)

    貴方のアルバムも出来上がったらぜひ拝見したいです。

    これからもよろしく。   yamada423







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