タイの東北 ウボン漫遊記 6 「トゥン,シ−,ムアン公園百態」 :北海ロッカ−さんの旅行ブログ
BGM
http://www.youtube.com/watch?v=BoYJddYOwCw&feature=related
「トゥン,シ−,ムアン公園」
ウボンのシンボル。巨大な蝋燭のモニュメントのある公園です。
公園の広さは250平米位です。
公園内は概ね3エリアに別れています。
北側=蝋燭のモニュメントがそびえる広い芝生と運動施設。
中間=蝋燭の御神体を祭った御堂と噴水や遊具設備。
南側=ウボン国立博物館と屋台村。
将に市民の憩いの広場。
人々は思い思いに過ごしています。
毎年7月に行われるウボンの蝋燭祭りは有名で全国区に名を轟かせています。
そんなウボンのシンボルが黄金色に輝く巨大な蝋燭のモニュメントです。
船を模した台座の舳先にはガル−ダが雄雄しく翼を広げ、巨大な蝋燭が天高く聳え立っています。
かなり、精巧な彫刻で一見の価値はあります。
やはり、トゥン,シ−,ムアン公園で一番目立っていました。
お決まりの銅像です。
バンコクでは見たことが無い人物像です。
おそらく、地元ウボンの英雄だと思われます。
ウボン文化センタ−の博物館に同一人物と思われる写真や肖像画が展示され事歴が紹介されていました。
残念ながらタイ語表記なので読めませんでした・・・
中央は広大な芝生です。
正面にはトレ−ニングマシ−ンが設置された建物や各種スポ−ツ用のコ−トが配されています。
しかし、日中の公園に人影はありません。
炎天下に公園をブラブラしている酔狂な人などはいません。
下手をしたら熱中症にかかってしまうような暑さですから無理もありません。
ほとんど、無人の公園です。
しかし、よく見ると人がいました。
木陰のベンチで昼寝する人です。
公園内には樹木が多く涼しげな木陰を作っています。
灼熱のウボンですが湿気が無いので日陰に入ると実に涼しいのです。
結構、木陰で休憩している人がいました。
木陰のベンチでサボる女子学生達。
おしゃべりに夢中です。
2時間後位に再び公園の前を通ると、同じベンチに同じメンバ−がいました。
ずっと、此処に居たみたいです。
授業はどうなっているんでしょうか?
日中の公園は時間が止まっているかのようです。
働いている人もいました。
天秤棒を肩に担いだ物売りです。
将に、イサ−ンという雰囲気のお婆さんでした。
黙々と木陰沿いを歩いていました。
どうやら木陰で休憩している人達を相手に商売をしているようです。
天秤棒を担いだ行商こそ商いの原点です。
地道に商いに精を出すイサ−ン女性の姿に新鮮な感動を覚えました。
昼下がりの公園を歩く若い僧侶。
突然、こんなフレ−ズを思い出しました。
・・・僧は叩く月下の門・・・
遠い昔に聞き頭の片隅に残っていた記憶の断片。
前後の展開も出典も覚えていません。
思い出したのは短い文章のみ・・・
けだるいイサ−ンの昼下がりが忘却の彼方にあった古い記憶を蘇らせました。
僧は歩く炎天下の公園・・・
かなり推敲の余地がありそうですね。
公園内にある御堂。
寺院ではなく祠のようなものです。
新たに公園の目玉になる物を作ろうとして建てられた感じです。
しかし、この御堂の存在が公園に大輪の花のような華やかさを加えています。
しかも、実に景観に合っています。
この御堂が無ければ殺風景な公園になっていたかもしれません。
御堂の御本尊。例の蝋燭のようですね・・・
ウボン市発祥の地を示す市の柱だそうです。
信仰の対象にもなっていて参拝者も大勢います。
何でもありのタイですが偶像崇拝も此処までくれば立派なものです。
まあ、日本も八百万の神々が森羅万象あまねく満ち満ちていますし、使い古した愛着のある器物には神霊が宿ると謂われています。
ですから否定もできません。
古人曰く、鰯の頭も信心から。
御堂をバックに天高く翻るタイ国旗。
国旗は公的な場所には必ず掲揚されています。
しかも、実に景観に合っていて、つい目に留まってしまうような絶好のポジションに翻っています。
日本に居る時は非国民ですので国というものを意識しないのですが外国に来て随所に翻る国旗を見ていると不思議と憂国の情が沸いてきます。
公園の四方は掘に囲まれています。
堀には多くの魚達が泳いでいました。
四方の角に公園を守護するかのようにガル−ダが配されています。
小型ですが精巧に作られています。
ウボン国立博物館の入口です。
暇潰しに入館してみようと思いましたが止めました。
受付に行くと入館料は300Bとのことです。
入館無料のウボン文化センタ−を知っていたので入館料の300Bが法外な金額のように感じました。
しかし、それほど高い入館料ではありません・・・
タイ政府の常套手段。外国人から毟り取れ政策です。
急に馬鹿馬鹿しくなり興が冷めました。
まあ、暇潰しで行った訳ですし、博物館の類には元々興味がありません・・・
要は金額の多寡でなく感情的な問題ですね。
博物館には小学生の団体が何組か来ていました。
校外学習の一環で訪れているようです。
館内の黴臭そうな展示物を見るよりもチビっ子達の様子を観察している方が遥かに面白そうです。
流石、ウボンの小学生。
チビっ子達は期待に応えてくれました。
一方の小学生達は先生に引率され行儀良く見学しているようでしたが、別の小学生達は博物館に着いた途端に自由行動です。
先生達は生徒達を放ったらかして木陰で昼寝や食事をしています。
生徒達は敷地内を走り回って遊んでいます。
中には鬼ゴッコをして館内を出たり入ったりしている子もいます。
普通に館内に入った子達も直ぐに出てきました。
きっと、面白くなかったんだと思います。
ほとんどの子供達は博物館の敷地から逃げ出し公園にある遊具に群がっていました。
子供の気持が実によく判ります。
展示品は貴重な歴史の遺物なのでしょうが低学年の彼らには理解できないと思います。
何だかよく判らない黴の生えたようなガラクタみたいな物でしかありません。
そんな物より公園の方が楽しいに決まっています。
やんちゃなチビっ子達です。
例によってカメラの前に群がってきました。
この中途半端な白粉は何んなんでしょうか?
しかも、男子生徒ばかりです。
せめて、もう少し上手く塗ればいいのに・・・
友達から悪戯で塗られたみたいになっています。
日が暮れると公園の様相は一変します。
バンコクのルンビニ公園などは魑魅魍魎が跋扈する魔界になってしまいます。
しかし、この公園は違います。
涼しくなった夕方から人々が集まり始めます。
数百人の人々が集い思い思いに楽しんでいます。
その光景を最初に見た時、何かのイベントが開催されているのかと勘違いしたほどです。
夜が更けるにつれ人は減りますが、明るいままなので人々が散見されます。
ほとんどカップル達です。
つまり、恋人達が夜中に安心して逢瀬を楽しむことができる安全な公園なのです。
芝生で塗り絵をやっています。
最初、写生をしているのかと思いました。
ほとんど油絵を描いているような感じなのです。
塗り絵は下絵が描かれた布製のキャンパスに油絵具で色を塗っていきます。
下絵は日本でも御馴染みのキャラクタ−達。
勿論、著作権無視の商売です。
これが、結構人気があります。
ほとんど子供達ですが、若いカップルや大人達までが夢中になってやっています。
流石に大人達の作品は上手く、陰影を付けたりと工夫が見られ塗り絵の域を越えていました。
実に見事な作品に仕上がっていました。
エアロビクスです。
タイの女性達に大人気のようです。
他の場所でも行われていました。
あまり化粧もせず着飾らない素朴なウボンの女性達ですが皆スタイルが良く綺麗です。
しかし、美貌を保つためには裏で懸命な努力があったようです。
こちらはフットサルですね。
サッカ−が一番人気のスポ−ツのようです。
競技人口も多く至る所で行われていていました。
土日には必ず何処かの学校のグランドで試合が行われていました。
タイの国技。セパタクロ−。
やはり人気のスポ−ツです。
早い展開で繰り広げられる攻防と足技の妙技は見ていても面白いです。
身体能力に加え動体視力が要求されるスポ−ツです。
そういえば、タイ人は暗いところでも夜目が利くらしく平気ですね。
総じて目がいいのでしょうか。
社交ダンスも人気です。
若い子もいますがオバチャンの方が多いです。
言っちゃ悪いんですがウボンのオバチャン達には似合いませんね・・・
やはり彼女達はイサ−ン踊りでこそ輝きます。
最後はバスケットです。
結構、白熱した熱いゲ-ムを展開していました。
他には、芝生の方でバトミントンやバレ−ボ−ルが行われていました。しかし、こちらは女性達ばかりで試合というより遊んでいるような感じです。
少数派ですがヨガも行われています。
また、周回路にはジョギングやウォ−キングをする人達も相当数見受けられます。
ウボンの人達は老若男女を問わず本当にスポ−ツが好きなようです。
屋台村は厳密に言うと公園とは別かもしれません。
しかし、公園と同じ区画内の南東端に所在していますしウボン国立博物館の隣です。
午後5時頃から午後10時頃までやっています。
屋台村といっても個人経営の屋台が集まっている訳ですから遅めに開店したり売り切れればサッサと店仕舞いしてしまいます。
客のピ−クは公園での各運動が終わる午後8時前後のようです。
この時間帯は賑やかで相当混みあいます。
一番人気の屋台です。
兎に角、忙しそうでした。
鳥に魚にタイ風ソ−セ−ジ等の練り物といったイサ−ン人が涎を垂らしそうな食材が並んでいます。
勿論、ソムタムとカオニャオも売っています。
いつも、この店でガイヤ−ンを一本買って食べながら各屋台を見て回り料理を物色していました。
鉄板焼き屋です。
オムレツからクレ-プのようなものまで売っています。
特にクレ-プ系が人気のようで若い子達が並んで買い食いしていました。
小腹が空いた時に食べるには良いかもしれません。
タイ人は甘い物も大好きです。
タイ語が解からず屋台のメニャ−が読めません。
結局、屋台ではバ−ミ−ナムとかカオマンガイといった知っている料理がメインになりがちです。
しかし、作っている様子やタイ人達が食べている料理を見ていると他にも旨そうな料理が一杯あります。
旨そうな料理を見かけたら指差しで注文します。
一種の賭けみたいなもので、見た目だけで選ぶので失敗もあります。
時に、不味かったり激辛料理だったりもします。
しかし、冒険なくして旨いものには巡り会えません。
最初、彼女が可愛かったので何気なく見ていましたが作っている料理が実に旨そうだったので注文してみました。
肉と野菜を唐辛子と炒めた料理。
これを目玉焼と一緒にライスに載せてたべます。
これは実に旨かったです。
ウボンに来て本場のソムタム等の激辛料理に馴染んできたせいか、多少の辛さなら逆に旨いと感じ食欲をそそるようになってきました。
この屋台は果物専門です。
たくさんの果物が並んでいますが地元で採れた物しかありませんので南国系の果物はありません。
しかし、どれも新鮮で美味しいですよ。
最後に夜食とデザ-トを兼ねて果物を買って帰ります。
果物屋台は美女姉妹がやっていました。
この女性は姉の方です。
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