2013年　神秘のエジプト・エドフ、コム・オンボ

2013/02/18 - 2013/02/18

7時30分、下船して、順番に馬車に乗り隼の神を祀った保存状態の良いホルス神殿へと。

観光後、コム・オンボへクルーズ。

夕方からコム・オンボ神殿の観光、その後、アスワンへとクルーズ。

明日はクルーズ船ともお別れです。

エリア エドフ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5

デッキから、6時過ぎの朝焼け。

6時13分、朝食へと参りましょうか。

本日の朝食、毎日ゆで卵をいただきます♪

6時50分、ウロコ雲が素晴らしい！

7時、7時30分の出発なのに、もう馬車がお迎えに来ています。

7時30分過ぎ、下船します。

順番に2人ずつ馬車に乗り、出発です。

番号札を持っていて、行きも帰りも同じ番号の馬車に乗って帰ります。

ブーゲンビリアが綺麗に咲いています。

とっても賢い馬でしたね。

10分くらいでホルス神殿に到着。

ここは馬車でしか来れないのでしょうか。

馬車を降りて土産物通りを抜けるとホルス神殿が見えてきました。

ハヤブサの姿をしたホルス神に捧げられた神殿だそう。

8時前です。

塔門手前の左のレリーフ。

ホルス神殿の塔門、高さ36m幅137m。

塔門を中庭から。

列柱。

列柱。

中庭の住民（笑）

第1列柱室入り口。

第1列柱室の前、左側にいるホルス像はエジプト一美しいホルス像なのだそうですが、なんだか睨まれているみたい。

こちらは右側にいるホルス像、やっぱり冠を被っていたのかな？

ここでは、開花式パピルス柱と椰子柱が並んでいます。

至聖所。

聖舟のレプリカが安置されています。

左側からも。

ホルス神殿の外壁は二重になっていて、内側の外壁には素晴らしいレリーフが残っています。

この穴はナイル川へと続いていた？

出っ張ってるのは雨樋だそう。

外壁の二重構造、素晴らしい。

これ、ガイドさんが説明してくれたんだけど？？？

カバを捕まえたレリーフだったかな？

スカラベ。

帆船のレリーフ、素晴らしい！

右はアンク。

約1時間の観光でした。

沢山の馬車ですね！

来た時と同じ番号の馬車に乗ってクルーズ船へと戻ります。

車はドアを開けたままで走っています。

私達だけ違う道を戻ったのでおかしいなと思ったら、一緒に馬車に乗ったＨさんが観光を終えて馬車に乗った時に写真を撮ってもらったからと「チップ」を請求されましたよ。

ガイドさんから払わなくて良いと聞いていたので断りました。

9時48分、クルーズ船のお部屋に戻ると鳥さんが居ましたよ〜

11時25分、周りの景色を楽しみましょう〜

屋上プールは外人さんが利用していました。

岸辺の風景、のんびりします。

12時40分、本日のランチ。

お部屋でちょっと横になり、16時、サンデッキへと。

何でしょう、日の丸が描かれています。

異国でこういうものを見ると嬉しくなります。

ナイル川が大きく左に。

16時30分になりました。

アフタヌーンティーをいただきましょう。

16時45分、クルーズ船が沢山！

コム・オンボに着いたようですね。

16時53分、みんなが見守る中、接岸しています。

17時過ぎ、下船して徒歩にてコム・オンボ神殿の観光です。

17時05分、入場します。

コム・オンボ神殿は２つの神を祀る珍しい神殿で、セベク神（ワニの神）とホルス神（ハヤブサ）に捧げられたものとされています。

プトレマイオス朝時代（クレオパトラの時代）に建てられたそうな。

こちらが正面ですが、ガイドさんが教えてくれたコム・オンボ神殿が綺麗に撮れる場所へ移動です。

なるほど、素敵ですね！

ここにはいろんな素晴らしいレリーフが残っています。

右はワニの頭を持ったセベク神。

立体的に作られたレリーフはここでしか見ることが出来ないそう。

これは有名なレリーフです。

最古のカレンダー。

こちらも珍しいレリーフです。

出産のシーンのレリーフ。

子供にお乳を飲ませているのかな？

17時40分、もうすぐ日が沈みます。

そしてこちらも有名なレリーフです。

右側は薬草の処方箋だそうです。

真ん中は医療器具のレリーフで、ピンセットや、計量スプーンなど、治療や調剤に使われたと思えるものがたくさんあります。

左側は出産のレリーフだそう。

これは？？？

この下の方に注目。

奴隷でしょうか、縛られています。

こちらも。

クレオパトラが花を持っています。

18時、次はワニの博物館へと。

マジックアワーが素敵です。

オム・コンボ神殿の直ぐ隣にあるワニの博物館。

わぁ、いました！！！

今にも動き出しそうです！

ワニのミイラ。。。

丁寧に巻かれた姿から、当時の人がワニをセベク神として崇めていた気持ちが伝わってきます。

実は、途中で停電したんですよ、もうパニック状態になりました、直ぐに点いたんですけどね（笑）

さぁ、今日の観光も終わりました、船に戻りましょう。

本日の夕食。

ガラベイヤパーティーは21時から始まりましたよ。

スタッフの皆さんがガラベイヤを着て、見慣れたスーツ姿と違って新鮮でした。

とっても素敵なガラベイヤを着られた人もいて雰囲気が盛り上がりました。

最後は全員で輪になって踊り、楽しい夜を過ごせました。



明日の朝食を食べたらこの船ともお別れです。

私たちが寝ている間に船はアスワンへと向かいます。

この旅行記へのコメント （9）

• ウェンディさん 2013/04/23 20:40:29

  眼光鋭いホルス神

  讃岐おばさんさん　こんにちは。　
  
  エジプトの旅行記を見ていただき、そして、投票をありがとうございました。
  
  讃岐おばさんのエジプト旅行記を拝見しています。
  ナイル川クルーズの船旅、優雅で素敵♪です。
  
  私も、エドフ・コムオンボは行きたかったのですが、陸路だと時間がかかりすぎるということと、私が訪れた時はアスワン〜エドフ、コム・オンボ〜アブシンベルのルートの砂漠地帯には盗賊も多く出没するため、家族単位での陸路移動は安全ではない。と言われ、諦めました。
  
  ホルス神殿のホルス像、他で見るホルスよりも眼光が一段と鋭く精悍な雰囲気で、神殿の浮彫のレリーフも感動的ですね。
  エジプトのレリーフは何千年も前の物だというのに、保存状態の良いものは非常に見応えがあり、壁画が物語る悠久のメッセージを読み解くのは、本当に面白いと思います。
  
  エジプト旅行記はまだ全部は、拝見していないので、またゆっくりお邪魔させてください。
  
  ウェンディ
  

  讃岐おばさんさん からの返信 2013/04/23 21:31:06

  RE: 眼光鋭いホルス神

  ウェンディ様
  こんばんは〜
  
  見ていただき投票にコメントまで、どうもありがとうございます。
  
  > 讃岐おばさんのエジプト旅行記を拝見しています。
  > ナイル川クルーズの船旅、優雅で素敵♪です。
  
  クルーズ船は初めてだったので少々不安でしたが稀有に終りました。
  3連泊しましたが本当に楽しかったです。
  
  > 私も、エドフ・コムオンボは行きたかったのですが、陸路だと時間がかかりすぎるということと、私が訪れた時はアスワン〜エドフ、コム・オンボ〜アブシンベルのルートの砂漠地帯には盗賊も多く出没するため、家族単位での陸路移動は安全ではない。と言われ、諦めました。
  
  アスワンからアブ・シンベルまで約280キロの砂漠、やはり個人だと無理がありますよね。
  
  > ホルス神殿のホルス像、他で見るホルスよりも眼光が一段と鋭く精悍な雰囲気で、神殿の浮彫のレリーフも感動的ですね。
  > エジプトのレリーフは何千年も前の物だというのに、保存状態の良いものは非常に見応えがあり、壁画が物語る悠久のメッセージを読み解くのは、本当に面白いと思います。
  
  ホルス像、本当に眼光が鋭くて、睨まれているようでした（笑）
  壁画の色も残っていて感動しました。
  何年もの間、砂に埋もれていたからこそ、こうして見ることができるんですよね。
  ゆっくり見ようと思ったら何時間でも居ることができると思いましたよ。
  
  > エジプト旅行記はまだ全部は、拝見していないので、またゆっくりお邪魔させてください。
  
  思いつくままの拙い旅行記ですがよろしかったらまた感想などお聞かせください。
  
  私もまたお邪魔させていただきます。

• わんぱく大将さん 2013/03/18 05:43:25

  レリーフの数々

  讃岐おばさんさん
  
  流石はエジプトと思いますね。私は９月１日、出発で、みんな首にタオルまいたり（今のように冷えピタなんてなかったし、せいぜい昔はアイスノン）
  頭に白い布をかぶったり。
  
  あの時代の彫刻、横向きか（で身体はこちら向き）というのは、聞いた話しでは正面向きが描けなかったとか。本当かな？
  
  　大将

  讃岐おばさんさん からの返信 2013/03/18 07:43:48

  RE: レリーフの数々

  大将様
  おはようございます。
  
  > 流石はエジプトと思いますね。私は９月１日、出発で、みんな首にタオルまいたり（今のように冷えピタなんてなかったし、せいぜい昔はアイスノン）
  > 頭に白い布をかぶったり。
  
  私は寒いと聞いていたのでホッカイロを持って行きました（笑）
  エスナ水門を通過する時は22時も過ぎていたので皆さんは寒いとカイロを使われていましたよ。
  
  9月、さぞかし暑かったでしょうね。
  やはり1月2月が観光のベストシーズンのような気がします。
  
  > あの時代の彫刻、横向きか（で身体はこちら向き）というのは、聞いた話しでは正面向きが描けなかったとか。本当かな？
  
  現地ガイドさんの説明では、古代エジプトではレリーフなど2次元で描かれているそうです。
  
  真横を向いた時に見えない部分は正面を向けて分かりやすく、顔は横向き、でも目は正面で肩も正面から、そして肩から下は横向きで足も正面よりは横を向いていた方が分かりやすいからと。
  
  2次元と言われても分からなかったのですが、説明を聞いてなるほど、と思ったものです。

  わんぱく大将さん からの返信 2013/03/18 07:52:45

  RE: RE: レリーフの数々

  > 大将様
  > おはようございます。
  >
  > > 流石はエジプトと思いますね。私は９月１日、出発で、みんな首にタオルまいたり（今のように冷えピタなんてなかったし、せいぜい昔はアイスノン）
  > > 頭に白い布をかぶったり。
  >
  > 私は寒いと聞いていたのでホッカイロを持って行きました（笑）
  > エスナ水門を通過する時は22時も過ぎていたので皆さんは寒いとカイロを使われていましたよ。
  >
  > 9月、さぞかし暑かったでしょうね。
  > やはり1月2月が観光のベストシーズンのような気がします。
  >
  > > あの時代の彫刻、横向きか（で身体はこちら向き）というのは、聞いた話しでは正面向きが描けなかったとか。本当かな？
  >
  > 現地ガイドさんの説明では、古代エジプトではレリーフなど2次元で描かれているそうです。
  >
  > 真横を向いた時に見えない部分は正面を向けて分かりやすく、顔は横向き、でも目は正面で肩も正面から、そして肩から下は横向きで足も正面よりは横を向いていた方が分かりやすいからと。
  >
  > 2次元と言われても分からなかったのですが、説明を聞いてなるほど、と思ったものです。
  
  讃岐おばさんさん
  
  早速のご返事、有難うございます。　流石、古代でミイラを作っていたところだけありますが、流石にカイロを思いつかなかったようですね。
  カイロでカイロを使う。シャレかいな？　　実は仕事でも１月位にエジプトに行きましたが、砂漠ですからね、その時は寒かったです。　大将

• aoitomoさん 2013/03/05 12:52:50

  古代エジプトは坐位出産？

  讃岐おばさま
  
  またまた、朝焼けがすごい。
  この、日の出る前の空が本当に美しいですよね。
  雲も最高!!!
  
  猫は万国共通と思いきや、立ち姿や顔立ちがよく見るとエジプトしてます。
  
  スカラベのレリーフ。いわゆるフンコロガシがなぜかレリーフに？
  映画ハムナプトラのスカラベを思い出します。人の体を食べちゃうやつですね。
  
  馬車のおっちゃんのチップ要求。こういうの多いですよね。
  日本人は知らないと、チップ渡してしまいます。
  ガイドさん色々教えてくれて助かります。
  
  コム・オンボの出産レリーフ
  これも初めてみました。坐位分娩ですね。
  古代エジプトは坐位出産ですかね？
  
  ワニの博物館
  停電はサプライズですね。
  ワニが動きださなくてよかったですね。(笑)
  
  aoitomo

  讃岐おばさんさん からの返信 2013/03/05 21:07:00

  RE: 古代エジプトは坐位出産？

  aoitomo様
  
  > またまた、朝焼けがすごい。
  > この、日の出る前の空が本当に美しいですよね。
  > 雲も最高!!!
  
  やはり雲があったほうがより素晴らしいですよね。
  朝焼けと夕焼け、船の上から楽しめました。
  
  > 猫は万国共通と思いきや、立ち姿や顔立ちがよく見るとエジプトしてます。
  
  ホント、そう言われれば、エジプトしてる猫ちゃんです（爆）
  
  > スカラベのレリーフ。いわゆるフンコロガシがなぜかレリーフに？
  > 映画ハムナプトラのスカラベを思い出します。人の体を食べちゃうやつですね。
  
  スカラベ、フンコロガシ、ですね。
  カイロ考古学博物館で見たツタンカーメンの「スカラベの首飾り」素晴らしかったです！
  スカラベの姿をした太陽の神で「ケプリ神」もあります。
  太陽神ラーと同一視されたそうです。
  ラクダの糞など汚いものを食べて綺麗にしてくれるから？
  
  > 馬車のおっちゃんのチップ要求。こういうの多いですよね。
  > 日本人は知らないと、チップ渡してしまいます。
  > ガイドさん色々教えてくれて助かります。
  
  親切という言葉がないのかなぁと思ったりします。
  
  > コム・オンボの出産レリーフ
  > これも初めてみました。坐位分娩ですね。
  > 古代エジプトは坐位出産ですかね？
  
  これは本当に珍しいレリーフです。
  写せて良かった〜
  
  > ワニの博物館
  > 停電はサプライズですね。
  > ワニが動きださなくてよかったですね。(笑)
  
  今にも動き出しそうでしたよ、ワニが。

• ぺこっちさん 2013/02/28 12:23:35

  すっごく参考になります！

  讃岐おばさんさん、はじめまして！
  私の旅行記への訪問＆投票ありがとうございました★
  
  今度のＧＷにエジプトに行く予定でして、讃岐おばさんさんの旅行記を拝見しております。
  
  最高にありがたい情報は、エジプト航空にパーソナルモニターがないということ！！　私は関東在住ですが、今回は讃岐おばさんさんと同じく関空からエジプト航空で行くので、おそらく同じ機体ではないかと思います。
  短距離ならまだしも、大陸間の長距離でパーソナルモニターがないなんて全く想定していませんでした・笑　私はもっぱら機内では映画を観るのを楽しみにしているので、事前にないということがわかって本当に助かりました。搭乗してから初めて知ったらかなりショック受けたと思います・笑
  
  ホルス神殿のホルス神、なんだか眉間に皺がよっているように見えて、ほんと睨んでるみたいですね・笑
  
  出産の場面（まさに真っ最中ですね！）とか、奴隷と思われる縛られた人のレリーフなど、ほんと興味深いです。楽しみ〜。
  
  ぺこっち

  讃岐おばさんさん からの返信 2013/02/28 18:54:56

  RE: すっごく参考になります！

  ぺこっち様
  はじめまして、こちらこそコメントありがとうございます。
  
  > 今度のＧＷにエジプトに行く予定でして、讃岐おばさんさんの旅行記を拝見しております。
  私も1月に行かれた「すもも」さんの旅行記を参考にさせていただきました。
  直前の旅行記は有り難いですよね。
  
  > 最高にありがたい情報は、エジプト航空にパーソナルモニターがないということ！！　私は関東在住ですが、今回は讃岐おばさんさんと同じく関空からエジプト航空で行くので、おそらく同じ機体ではないかと思います。
  > 短距離ならまだしも、大陸間の長距離でパーソナルモニターがないなんて全く想定していませんでした・笑　私はもっぱら機内では映画を観るのを楽しみにしているので、事前にないということがわかって本当に助かりました。搭乗してから初めて知ったらかなりショック受けたと思います・笑
  本当に、私もビックリしました。
  トルコ航空やカタール航空はスリッパや歯ブラシ、アイマスクなどのサービスもありますが、エジプト航空は何もないんですよね。
  
  ホテルもクルーズ船にもスリッパがないので、しっかりしたものを持って行かれるよう、おススメします。
  
  ドライヤーは備え付けであるので大丈夫です。
  
  > ホルス神殿のホルス神、なんだか眉間に皺がよっているように見えて、ほんと睨んでるみたいですね・笑
  面白いでしょう、近くで見ると愛嬌があるんですけどね。
  
  > 出産の場面（まさに真っ最中ですね！）とか、奴隷と思われる縛られた人のレリーフなど、ほんと興味深いです。楽しみ〜。
  沢山のレリーフ、頑張って見てくださいね。
  
  5月は相当暑いと思われます、水分補給の調節に気をつけてくださいね。
  
  良い旅になりますように〜