2003年スイスの旅続編（１）アンデルマット周辺その１

2003/07/30 - 2003/07/30

今日7月30日。娘の家族はシャモニーをバスで発ちジュネーブへ、明日はシヨン城をみてから日本への帰路に。
我々夫婦はいくらでも時間があるのでこれからもう一度スイスの旅を始める。
長く南部のヴァレーにいたのでこんどはあまり行ってない中央部を巡ることにした。
新しく２枚目のスイスカードで入国、マーティニ経由でアンデルマットで２泊のその付近では初めての滞在をする。着いた日は半日の観光なのでフルカ､ヌッフェネン、ゴッタルトの３峠を巡るバスに乗る。

エリア スイス

バスはアンデルマットからフルカ峠への登りにかかる。この峠に前に来たのは1993年、当時は車のすれ違いにひやひやしたが今では道路が広がり一部でカーブも修正され安心。これなら私も運転できるかな。

アンデルマットの次の鉄道駅レアルプを過ぎて坂道はジグザグに上る。レアルプの谷に煙が漂っているのはここからスタートする旧氷河鉄道線（FO線）に復帰した蒸気機関車の煙。

フルカ峠ベルベデーレのホテル前バス停で小休止。

フルカ峠ベルベデーレからローヌの谷を見下ろす。谷の左の中腹を谷へ下る車道が見える、その下に道路に平行したのが旧氷河鉄道線。この線にある鉄橋は冬季に雪崩で流されるのを避けて橋を解体し、従って冬季は運休だった。いまではこの峠の下をくぐるトンネルで冬季も運行されるようになり、この旧線路は撤去されたが近年観光用として再開される。

フルカ峠を越えオーバーヴァルト駅で小休止したときに見た米国人？の可愛い兄弟。

ヌフェネン峠に向かうバスの車窓。

ヌフェネン峠で休憩する。右からピッツ・ガリナ、ミッタークホルン

ヌッフェネン峠から来た道を振り返る。左からベッテルマッテンホルン（その下に人工湖グリースゼー）、ロートホルン、ヒュールホルン、リッツベルク。

ヌフェネン峠の小さな湖の向こうには右からピッツ・ギアコモ、ピッツ・ディカヴァゴロディ、ピッツ・グランドルナギア、クリスタルナとイタリア的な名前の連峰が。

手前にヒュールホルン2864mとグリースゼー（湖）

他では見ない形の岩壁のヒュールホルン

ヌフェネン峠の小休憩の間にヒュールホルンへ近付いて。ヒュールホルンとベッテルマットホルン

アイロロの町を峠道から

ゴッタルト峠を越えるサイクル仲間

ゴッタルト峠越えのバスから

ゴッタルト湖。なんの記念碑かな。

ゴッタルト湖畔で。
昔の郵便馬車のデモンストレーション。何かのお祭りらしいが。

ゴッタルト湖。この中央のいかだに先ほどの郵便馬車が乗っている。

この旅行記へのコメント （3）

• Muffinさん 2006/09/28 08:10:47

  まさに冷や冷やものでした

  PTTバスの峠巡りはいいコースですね。当時は狭い道のまま。東京の街中を走る運転手さんは世界一だと思っていましたが、こちらの運転手さんも命を張っていて感動しました。
  
  Muffin

  4nobuさん からの返信 2006/09/28 11:37:04

  RE: まさに冷や冷やものでした

  旅記事を沢山ご覧下さり、その上投票も沢山いただきありいがとうございます。
  
  おっしゃる通り峠越えは眺めもいいし、新しい土地への期待もあっていつも興奮します。
  峠に魅せられたスイスの先輩のホームページもお時間があるときにでもご覧ください。
  http://www3.big.or.jp/~kitamura/index.html
  
  いままでで最も怖い思いをしたのはシオンから山奥のデルボランスへ行った時に只でも狭い断崖の道ですれ違いをする羽目になったときです。対向車が老人で技術が劣っていた為にバス側が避けなくてはならなかったのです。終るとこんなのに慣れている現地の人もみんなで拍手でした。
  
  
  

  Muffinさん からの返信 2006/09/28 11:53:24

  RE: まさに冷や冷やものでした

  4nobuさん
  
  早速お勧めのホームページを開きました。記事が満載でこれは楽しそう！
  ポルトガルも大好きなところなので、これからじっくり読んでいきます。
  
  ありがとうございました。
  
  Muffin