黒人密教カントンブレを見に行こう@サルバドール:フーテンの若さんさんの旅行ブログ

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黒人密教カントンブレを見に行こう@サルバドール

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黒人密教カントンブレを見に行こう@サルバドール

カンドンブレとは、ブラジルの民間信仰のひとつでアフリカの土着宗教が、奴隷貿易とともにブラジルへ渡来し、カトリックへの強制改宗にともなって独特の発展をとげたものらしい。

 なので、かなり異端なものが見られると思って期待していたのだが、最初はそうでもなかった。

 儀式が行われるテヘヒロの外には、アフリカっぽい木像やお面が立て掛かり、鳥と果物と野菜が刺してある生贄のようなものがあったものの、室内にはキリストやマリア像はおろか、十字架に西洋の騎士が乗っかった神輿まであった。みんなで聖歌のような歌を唄い、司祭から聖水をかけてもらい、一人ずつ祝福を受ける。手を繋ぎ、ここにいる人みんなが家族ですよって。これ、丸っきりカトリックやん。その後は、歌を唄い、爆竹を鳴らしながら、神輿とともに町内を一周する。

   面白かったのは御神像の形。

 2メートル程の大きな木像で、数本の牙が付いた怪物のような業態をしていた。しかし、天辺にはコロッポクルのような人形が付いており、愛くるしい。怪物は果物が好物なのか、お供え用にたくさんのフルーツがわんさと掛けられていた。

 やっと後半から、異教っぽく本格的な踊りが始まった。

 聖闘士聖矢の聖衣のような被り物と民族衣装を着たバイアーナが登場。打楽器の音色に合わせ、グルグル周りながら踊っていく。何でも太鼓を叩いてオリシャ(アフリカの神々)を呼び寄せ、踊ることによってオリシャを体に憑依させるという。踊りそのものは、いかにも土着の原住民がする獣のような激しい踊りを何度も何度も繰り返す。

 踊っていたバイアーナは徐々にトランス状態に入っていき、時折、「きえー」と奇声を発した。時間が経つに連れ、室内は異様な熱気に包まれていく。いつしか儀式を見守っていた信者たちもトランス状態に陥っていく。隣のお婆ちゃん、目がイッテイマス。彼女も同じように奇声をあげる「きえー」。芸能人の山口、それは「もえー」。バスに酔って吐きそう、「おえー」。イヤミざんす、「しえー」。HIPHOPの合言葉、「おういぇー」。

 宗教にあまり興味のない僕は、見ていてあまり気持ちいいものではなかった。途中からは外に出て、子供たちと遊びだす。早く終わんないかな。帰って巨人・阪神の続き見よううぜ。そんな感じで子供たちもあんまり関心はなさそうだ。ところが、ある瞬間、子供たちの目の色が変わった。掛け声とともに子供たちが、室内に走り出したのだ。終盤になるとタダ飯がもらえるというガイドの言葉。それを聞いて、僕もちゃっかりタダ飯を貰う列に並び出す。更に、お供え物のメロン、オレンジ、パパイヤを地元の信者と争奪のうえ、ゲットした。

 「でえー」。よくわからん喜びの奇声をあげておく。彼らからしたら、僕のほうがよっぽど異端だろうに。

 ※ちなみに写真撮影禁止なので、儀式の最中の写真はありません。どんな儀式かはご想像にお任せします。「きえー」てな感じです。

エリア: 中南米 >>ブラジル >>サルバドール
テーマ: 世界一周
時期: 2007年04月23日〜04月23日
投稿日: 2007年05月03日
写真: 全0枚
満足度: 評価なし
観光: 評価なし
ホテル: 評価なし
グルメ・レストラン: 評価なし
ショッピング: 評価なし
交通: 評価なし
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フーテンの若さんさん
  • 誕生日:09月18日
  • 登録:2006年07月25日

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