アイラブ仏像めぐり 財賀寺、国分尼寺、豊川稲荷&B級グルメいなり寿司:ゆうこママさんの旅行ブログ
天平の昔、三河の国の国府であった愛知県豊川市を冬空の1日訪れた。
いつもの仏像めぐりでは、うどん、そば、マックのハンバーガーなどで済ませてしまう私。今回の訪問地愛知県豊川市は今、油揚げでアツイ。
おもしろ豊川グルメも楽しんできました。
愛知県豊川市。
奈良、平安期の歴史で興味を引く遺産はないと勝手に思い込んでいた。半年ほど前に通りかかった折に、国分尼寺跡の道路案内表示を発見。
そういえば「国府」なんて地名もある。
これは良い仏像のおわすにおいがするぞ、ひそかに思っていたところ、豊川在住の知人Iさんから案内してくださるといううれしい連絡。
という訳で、やってきた。
旅のスタートは、名鉄「国府駅」。何故か「こう」と読む。
それはさておき、なんとうるわしい響きの地名か。天平の香りがプンプン。ここから車でスタートだ。
最初の訪問地は、財賀寺。
聖武天皇の勅願、行基菩薩の開基と伝えられる山の中の古刹。
仁王門と、仁王像はともに国の重要文化財。
さて都からはるかに離れた三河の国の仁王は、どのようなお姿か興味津々、期待が高まる。
平成10年に修復が施された仁王像は、都ぶりの堂々としたもの。平安時代の作らしい。修復のあとにより寄木づくりであることがよく分かる。
門の真ん中に立つと左右からバシッと視線がぶつかってくる。でも、どこかやさしい。
筋肉が盛り上がるからだとは裏腹に、手は幼児のようにかわいらしい。
握手をしてもらったことのある、柔道金メダリストのぷっくりと小さく柔らい手を思い出した。
それにしても暗くてよく見えないのよね〜。
顔面の中央にぎゅっと寄った目鼻口がなんとも愉快。
腕に残る腕釧(わんせん ブレスレットみたいなもの)のラインから、彼が最近までおしゃれにも気を配る人であったことが分かる。
文殊堂。
永延元年(987年)、三河守大江定基が寵妾力寿姫の病死を深く嘆き悲しんでいたところ、夢に文殊菩薩の使いがあらわれる。姫の舌を切り埋めて寺を建て文殊を祀れとのお告げに従い建立されたのがこの文殊堂だとか。
もちろん建物は後世のものであろうが、このような話が語り継がれるところが、天平国府のまちならでは。歴史があるっていいな。
坂道の先の階段を登ると金堂(本堂)が現れた。
庫裏のおばさんにお聞きした手順で勝手に堂内に入り、お参り。千手は秘仏につきお前立ちにご挨拶。
厨子は文明15年(1483年)のもので国の重要文化財。厨子も前立ちも左右に居並ぶ二十八部衆も暗くてほとんど見えない。ここにも100円ライトアップシステムが欲しいと思った。
千手はどんなお姿なんだろう。清水寺風?道明寺風?などと想像しながら、見えない千手に手を合わせた。
続いて訪れたのは、三河国国分尼寺址。
市が平成11年から7年かけて復元したそうだ。
このような遺跡は、都市部ではいったん開発されてしまえばそれでおしまい。かなりの経費が費やされたろうが、百年千年先の市民に誇れることだと思う。後世の人々が評価するのは、こういうものなのだ。
かなりのこだわりの建物のよう。
階段は当時のままに塼積。踏み込みが浅いのは、横向きになって登るものだからだそう。
木部は国産ひのきを使い、ヤリガンナ仕上げ。
色遣いは、再建された薬師寺や平城宮と同じ天平カラー。
屋根瓦も微妙に色の異なるものを混ぜて葺き、もう少し年月がたったらさぞや美しい屋根になるだろう。
いつか屋根だけでも見に訪れたいと思うほど。
基壇の上には礎石が整然と並ぶ。
天平びとがこの石を運び、柱を立て、それまで誰も見たことのないきらびやかな建物をこの地に建てたのだ。
民衆はどんなまなざしでここを見たのだろう。
石を運んだ民の兄弟や親は、東大寺の建立のために奈良に連れて行かれ、あるいは命を落としたかもしれない。ただの石だが想像は様々にふくらむ。
三河屋製菓のしあわせ大福。
中にイチゴと栗とクリームとあんこが入って美味しい。早く買わないと売切れそうなので、稲荷参拝前に購入。
やっと豊川稲荷の境内にたどり着いた。
食べ物屋に寄り道ばかりでわずかの距離なのに時間かかったあ。
豊川稲荷とは、妙厳寺の鎮守として祀られた「豊川だき尼真天」の通称。信長、秀吉始め多くの武人文人の信仰を集め、江戸時代には商売繁盛、家内安全の神として全国に信仰が広がり、今や稲荷の方が有名になってしまった。
日本三大稲荷のひとつで年間数百万人が訪れるのだ。
夕食は、豊川住人のIさんオススメのカジュアルイタリアンの店、ハセ(豊川市諏訪町)。メインストリートから1本奥に入ったところにあるのだが、すぐに満席に。地元の人の人気店のよう。もちろん美味しくってリーズナブル。
皆で遅くまで豊川の面白ネタと美味しい食事とアルコールで盛り上がった。
「いいとこラ〜。またオイデン!(良いところでしょう。またいらっしゃい)もっといろいろ案内するよ」と、Iさん。
ホント、いいところです。
歴史好きにも食いしん坊にもたまりません。

こんにちわ〜〜
豊川稲荷、狐がいっぱい楽しいですね☆
狐といえば、おいなりさん。
揚げもアツアツ美味しそう。。だけれど
やっぱり忘れてはいけないいなりずし!!
甘いタレにカラムいなりずしがめちゃめちゃに美味しそう♪
ハンバーガーは??な感じだけれど(笑)
それはそれで楽しめるのがB級グルメですね。
たらよろ

たらよろさん、こんばんは。
おいなりさんは、めちゃめちゃに美味しかったです。
豊川のも美味しかったですが、母の手づくりのも大好き。
やきそばなどのB級グルメもそうですが、
お母さんの味がベースにあるものって、ほっとできますよね。

ゆうこママさん、こんばんは♪
週末名古屋方面に行ってまして、豊川辺りも通ったんです。
こんなに素敵な場所がたくさんあるなら立ち寄ってみればよかった。
またまた旅の宿題ができました。
稲荷づくしはすごいですね〜。
おいなりさんにしても種類が豊富だし
私なんて参道を歩くだけで一日終わっちゃいそう。
B級グルメ大好きです♪
うちの祖父母は浜松の人なんですが、「〜だら〜」って言ってましたよ。
でもいとこは使わないのです(若いからか?)。
のんびりした感じがしていいと思うんですけどね。
Rita

Ritaさん、こんばんは。
仰るとおり、稲荷づくしはすごいです。
豊川は、新しいことへのチャレンジ精神が旺盛で、まちに活気をという意気込みや、ヘンてこなことを面白がる気風に満ちているように思いました。
何十年も毎年初詣に訪れている方によると、最近の豊川稲荷界隈の変貌は特にスゴイらしいです。
でも、新しいようで、何故か懐かしい感じなのです。
豊川B級グルメも懐かしい味がしますよ。
> うちの祖父母は浜松の人なんですが、「〜だら〜」って言ってましたよ。
> でもいとこは使わないのです(若いからか?)。
> のんびりした感じがしていいと思うんですけどね。
浜松も、だら〜言語圏なんですね。
方言、若い人ももっと使うといいのに、と強く思います。
旅先でその地方の言葉に接するとそれだけで、旅に出たって気分が1ランク上がります。

ゆうこママさん
おはようございます。
豊川、なかなか楽しめますね。
実は、私も、小学校の低学年の時に、
父親に連れられて行ったことがありますが、まったく覚えていません。
お稲荷さんというと神社と思い込んでいますが、豊川はお寺さんなんですよね。
お詣りは、拍手なしで良いのでしょうか?
仁王門のライトアップシステム、なかなか良い考えですね。
好物のいなりずしも食べ比べてみたいものです。
三河では、語尾に「〜らー」と付くのも思い出しました。
morino296

morino296さん
おはようございます。
> お稲荷さんというと神社と思い込んでいますが、豊川はお寺さんなんですよね。
> お詣りは、拍手なしで良いのでしょうか?
お寺を訪れると、境内に鎮守の祠を見かけること、よくありますよね。
ふつうは、お寺よりもうんと小さくひっそりと祀られているものですが、豊川稲荷は、本体よりも付属のほうが有名になってしまったということなのでしょうか。
ドドーンと巨大な鳥居もありました。(でも赤くないです)
なので、拍手をうってきましたが、よかったのかなあ???
> 三河では、語尾に「〜らー」と付くのも思い出しました。
後日、この旅記をみたI氏から「〜らー」ではなく「〜ダらー」だと指摘を受けました。でも、私の耳には確かに「〜らー」に聞こえました。
三河地方でも西三河の友人は、「〜ダらー」と話します。
で東三河(豊川市や豊橋市)の友人は、「〜らー」と話すように思います。
これは今後の研究課題(?笑)とさせていただきます。
いつもどうもありがとうございます。
では。
ゆうこママ

ゆうこママさん
おはようございます!
> 後日、この旅記をみたI氏から「〜らー」ではなく「〜ダらー」だと指摘を受けました。でも、私の耳には確かに「〜らー」に聞こえました。
> 三河地方でも西三河の友人は、「〜ダらー」と話します。
> で東三河(豊川市や豊橋市)の友人は、「〜らー」と話すように思います。
> これは今後の研究課題(?笑)とさせていただきます。
そう言われると、豊橋では「・・・だら〜」(「ら〜」ではなく)でした。
(小学低学年の時、豊橋に住んでいました)
富山では「だら〜」は、「馬鹿」ということですが。
鱈が水揚げされると「目が飛び出して、間抜けた顔になるから」とか(?)
真偽のほどは分かりませんが。
morino296

morino296さん
富山の「だら」は、そんな意味なんですか。
富山方面へ行ったときは気をつけないといけませんね。
その地方の言葉に触れるのも旅の楽しみのひとつ。
方言って好きです。
ゆうこママ

昭和のにおいがしますね〜
夕暮れの商店街のお写真がとても素敵。
私もずいぶん昔に一度行ったことがあるんですよ☆
その頃と同じ雰囲気が漂っていて懐かしく拝見しました。パンジー

おはようございます、パンジーさん。
> 昭和のにおいがしますね〜
そうなんです。おっしゃるとおり「昭和」です。
こんな風景やにおいに触れるとほっとする私がいます。
ゆうこママ

豊川稲荷というとよくローカル旅番組で取り上げられますねぇ
B級グルメの旅、いいじゃないすかー
いなりずしもおきつね揚げもおきつねバーガーも
みーんなおいしそう〜
でも極めつけはやっぱしあわせ大福…
うーん、こりゃ一度食してみたい〜♪
今度行く時は是非誘ってちょー
アッシーしますよん♪♪
…って、全然仏像の方に目がいってなかったなぁ(爆)

しあわせ大福は、劇ウマでした。
イチゴは甘すぎず、他の3つの甘い素材とのハーモニーを考えて適度に酸味のあるものを厳選しているそうです。
でも、いなり寿司もオススメですよ。
食べたら絶対ファンになります。

ゆうこママさん、はじめまして、sikizakuraと申します。
豊川の旅行記拝見しました。
僕は愛知県出身ですが、ここは知りませんでした。なかなかの仁王像ですね。ちょっと行って見たくなりました。
100円硬貨を投入してライトアップは、面白いと思いました。
100円は高いと思われましたか?アイデアとしては面白いと思いますが。
突然失礼しました。
sikizakura

sikizakuraさん、はじめまして、ようこそお越しくださいました。
仁王像、なかなかのもので驚きました。
拝観料は無料ですから、100円は安いと思いますよ。
あれだけの広い境内を維持管理していくのは、さぞや大変なことかと思います。
仁王様を大切ね守ってねの意味も込めて100円、良いと思います。
なあんて、今回は案内役のIさんの「おごり」でしたが。
桜の時期はひときわ良いそうですよ。
愛知県、なかなかのものです。
現在、トラックバックはありません。