紅葉のドライブ旅行 - ピッツバーグとフランクロイドライト・落水荘 -
1位
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- 旅行時期 :
-
- 2010/10/09 - 2010/10/10
- (約2年前・2日間)
- テーマ :
- ドライブ・ツーリング
- 投稿日 :
- 2010/10/27(約2年前)
- 写真 :
- 64枚
- コメント :
- 47件
- 旅の満足度 :
- 観光 :
- ホテル :
- グルメ :
- ショッピング :
- 交通 :
- 一人あたりの費用 :
-
- 旅行費総額 : 1万円 - 3万円
- 同行者 :
- カップル・夫婦
- 手配内容 :
- 個別手配

紅葉狩りを兼ねてペンシルバニア州へ。
ピッツバーグとその周辺をドライブ旅行してきました。
目的はフランク・ロイド・ライトの代表的建築物である落水荘(Falling Water)を訪れること。そして鉄鋼の街を卒業し芸術の街として生まれ変わったと言われるピッツバーグの散策です。
観光地としてはまだまだ発展途上のピッツバーグですが、私には既に十分魅力的な街のように見えました。
-
デトロイトを出発して4時間。ようやくペンシルバニア州に入りました。
一般的にアメリカの高速道路はInterstateと呼ばれ無料ですが、ミシガン州からオハイオ州に入った後、ペンシルバニア州、ピッツバーグまではOhio Turnpikeと呼ばれる有料高速道路を走ります。
無料の高速道路を走り慣れた者にとってはお金を払って高速道路を走るのはやや損をした気分。200マイルほど走って片道$15程度の出費ですがちょっと悔しい。 -
ペンシルバニア州境から約1時間で鉄鋼の街、ピッツバーグに到着です。
ピッツバーグの街はアルゲイニー川とモノンガヘイラ川が合流する地点に水上交通の要所として栄えました。鉄の原料となる鉄鉱石はこれら川を利用して運ばれたとされています。
そのため街には川にかかる鉄橋がいたるところにあり街の名物になっています。
同じく川に挟まれたニューヨーク・マンハッタンを彷彿させる街並。 -
まずは鉄鋼関係のミュージアムに向かいましたが・・・クローズ。
インターネットで事前に調べておいたのになぁ。。。
アメリカではインターネットなどで調べてもいざ行くと閉まっている、なんてことが多くあります。
よくあることなので慣れましたが先進国なんだからしっかりしてほしいなぁ。 -
仕方がないのでぶらぶらと街をドライブします。
おおっ!遠くアメリカで見つけた我が故郷、北海道の文字。
日本人の多いミシガン州ですら見たことがないのにピッツバーグで目にするとは感激です。
美味しいのかな・・・? -
さて、気を取り直して訪れたのはアンディ・ウォーホル博物館。
ここピッツバーグは有名な彼の出身地でもあります。
あくまでですが、美術館ではなく博物館なところがポイント。
作品よりも彼の生い立ちなどが詳しく展示されているので若干注意が必要です。 -
アメリカで昔放送されていた「Andy Warhol TV」を視聴できるブース。
彼は有名なキャンペルなどの作品に焦点があたりがちですが、映像関係やテレビなども手掛けるマルチクリエーターでした。
私も全く知りませんでした。深いです。 -
作品群も忘れては行けませんね。
有名なエルビスの作品も展示されていましたが残念ながら撮影禁止。
美術館や博物館で撮影禁止ってのは本当に損した気分になります。
フラッシュ禁止、っていうのは分かるんですけど。
まぁ、撮影禁止を除けば十分楽しめる博物館でした。結局2時間程かけてゆっくりと堪能。ニューヨークのMOMAで彼の作品を鑑賞しましたが、これも良い思い出になりました。
ちなみに入り口には小さなミュージアムショップがあります。私達はここで30分以上かけて色々と購入。「ご当地」の買い物に弱い典型的日本人であります。 -
博物館を見学した後、中途半端に時間が空いたので再び街をドライブ。
おしゃれスポットのような場所を見つけたので暇つぶしに行ってみました。
駐車場から見たSmith Field Bridge。絵になります。 -
おしゃれスポットに見えたのは「Station Square」という新しく出来た観光スポットだったようです。
昔の駅舎などを再利用して観光スポットに蘇らせたとのこと。うーん、デトロイトも見習わないと。
ここにはClinton Furnaceと呼ばれるピッツバーグで最初に使用された製鉄用の炉が展示されていました。
1859年使用開始。
150年以上も前に作られた高炉。日本はまだ江戸時代のこと。
-
ここピッツバーグではすでに鉄鋼産業は衰退。現在はこのように昔の遺構が展示されているのみです。
ピッツバーグ最初の炉と噴水の前を駆け回っている子供を見ているとなんだか昔の隆盛が嘘のように感じます。
写真にはありませんが、この後はここにあるHard Rock Cafeでお土産を買った後、ぶらぶらと歩きながら時間つぶし。時間に追われないこういう旅もまた良いもんです。 -
さて、夜飯を決めていませんでした。
結局・・・北海道に来てしまいましたよ(予想通り??)。
これがまた凄まじく大盛況のレストランで。100人以上のアメリカ人がバッフェ(バイキング)に群がる様、写真で撮っておけば良かった。。。日本食バッフェでこんなの見たことがありません。
経営者は日本人ではないと思いますが、デトロイトにある日本食バッフェを上回るレベル。
いやー、私達も食べ過ぎました。
あまりいないかと思いますが、ピッツバーグにお越しの方、お勧めですよ。 -
北海道で満腹になった後に向かったのは「インクライン」と呼ばれるケーブルカー。
ピッツバーグの街は丘に囲まれており、こうしたインクラインが昔から市民の足として親しまれてきたとか。
というのは一般的な話ですが、鉄鋼業が栄えたピッツバーグでは煙が低地にこもることから公害を避ける為に丘の上に住宅地が造成され、元々は石炭や鉄鉱石を運搬するために作られたインクラインが交通手段として使われるようになったのが背景のようです。
-
部屋に入って一言。
「広すぎる・・・」
身障者(車いす用)の部屋が割り当てられたようです。
今回のホテル、実はHot Wireというサイトを使って予約しました。Hot Wireというのは最近有名になってきたサイトで、選ぶ時にはホテルの星の数と場所を指定して予約をすると予約完了後にホテル名がはじめて分かる新しいシステムを採用した旅行サイトです。ホテル側としては匿名で空き部屋を割引販売でき、更にホテル名を明かす必要がないのでホテルの評判にも傷がつかない、といういいことだらけのシステムなんだとか。
今回、ピッツバーグ・ダウンタウンのホテルで4つ星半はここだけ。
一方でHot Wireのサイトを見ると「ピッツバーグダウンタウン、4つ星半」という条件でここの定価に比べて40%も安い値段で出ている。これはこのホテルしかないでしょ?ということで予約してみると予想通りこのホテルが出てきたわけです。ニヤリ。
こうして安く予約できた代わりにこの部屋が割り当てられたのでしょう。
それにしてもホテルの部屋、大きすぎると落ち着きません。スイートルームなんて死ぬまで自分で予約することはないんだろうなぁ。。。 -
続いてやってきたのはダウンタウンの東、オークランド地区。
ここにはピッツバーグ大学、カーネギーメロン大学、デュケイン大学など、数多くの大学のキャンバスがあることでも有名。
ピッツバーグは大学生・院生だけで10万人近くの生徒がいるんだとか。
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市のランドマークにもなっているピッツバーグ大学。
この建物は「学びの聖堂 (Cathedral of learning)」と言われ、大学の建物としては全米一、世界でも二番目の高さを誇る(一位はモスクワ大学)。
高さ163メートル、ゴシック・リバイバル建築様式によって11年の歳月をかけて建設されたらしい。
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中に入ってみましょう。
これは・・・本当に大聖堂です。
その中で静かに勉強している学生達。この雰囲気は素晴らしい。
考えてみるとアメリカに来てから大学の建物に入るのは初めて。
ここで豆知識。写真中の「PITT」とはピッツバーグ大学をさす言葉ですが、ピッツバーグとはイギリスの有名な政治家、ウィリアムピット(大ピット)から名付けられたそう。 -
学びの聖堂の向かいにはカーネギー博物館があります。
恐竜の展示で有名なこの博物館、今回の旅でここを訪れることも一つの目的でしたが時間的な都合が合わず泣く泣く今回はパス。
次回訪れることがあったら必ず来てみたい場所です。
NYの自然史博物館に負けずとも劣らない素晴らしい博物館なのだそうです。 -
今もピッツバーグ工場では変わらず操業が続けられています。
考えてみると日本にいた頃から我が家ではHEINZの濃いケチャップが好きで冷蔵庫には常備されていました。
偶然でも本社工場を見ることができたのはラッキーかも。
良い撮影ポイントを探して15分も車で彷徨ってしまいました。
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さて、ピッツバーグ市内を後にし、今回の旅のメインに向かいます。
ペンシルバニア周辺はデトロイトより東南に位置し紅葉の時期が心配でしたが、走っている限り心配なさそう。
黄色・赤色に色づいた景色、美しいです。 -
ついにご対面!Falling Waterです。
オブザベーションポイント(展望ポイント)からの一枚。
ここからの眺めは世界的にも有名ですね。
実はここに辿り着くまでに一度建物が見えてしまうのですが、ここからの眺めは格別。
個人の邸宅を見て「おぉ〜!!!」と声が漏れたのは初めてかもしれません。
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紅葉はピークとは言えませんが、Falling Waterを取り囲む黄色に染まった木々、素晴らしいアクセントです。
アメリカの紅葉は赤くなる前に葉が落ちてしまう木が多いように感じるのでこのぐらいが見頃なのかもしれません。
それにしても美しい・・・。 -
川の上流付近から。
木が水面に映る様もまた美しい。
改めて、Falling Waterはアメリカのデパートのオーナーであったカウフマン氏がライトにデザインを依頼して作られました。
カウフマン氏はデザインを検討するにあたり、ライトに滝の上がお気に入りの場所だと伝え彼はこの場所に合うデザインを考えたという。
こんな建物が「別荘」だったなんて・・・贅沢すぎます。 -
ライトと言えば自然に調和するデザインが有名。
以前訪れたタリアセンウェスト(アリゾナ州、別旅行記参照)は現地の石をデザインに取り入れた建物でしたが、Falling Waterでもこの石組みが建物の骨格をなしており、まさにそれを象徴する作り。
Falling Waterが完成したのは1936年のこと。 -
今回は3連休だったこともあり、建物内を見学できるツアーは売り切れ。
最悪展望台からの眺めだけ見れればいいやと考えていましたがテラス部分は見学できたので十分満足。
次回来れることがあったら是非ツアーに参加してみたいものです。 -
今回のピッツバーグ旅行は天気などを見ながら出発2日前に急遽行くことにしました。
その際にはトラベラーのYattokame!さんにFalling Water情報を色々と教えて頂きました。改めてありがとうございました。
彼の旅行記では更に詳しくFalling Waterについて解説されています。是非ご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/yattokame/album/10452052/
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出発前にもう一度オブザベーションポイントから。
日が傾いてちょっと違った雰囲気になりました。
ここから見るFalling Water、あまりにも素晴らしすぎて違う季節にも是非見てみたいと思ったものです。
春・夏・冬、あと3回はこなきゃならないなぁ。。。
特に気になったのは冬。冬は雪も積もるそうです。
雪の落水荘、是非見てみたい。 -
ビジターセンターから歩き現場に到着しました。
Flight 93。
2001年9月11日同時多発テロ。
忌まわしいあの日、4機の飛行機がテロの標的となり墜落した。
そのうちの一つ、ユナイテッド93便はここペンシルバニア州、シャンクスビル近郊に墜落。
唯一ターゲットに到達する前に墜落した飛行機となった。 -
周りには沢山の星条旗と乗員・乗客を讃えるコメントが添えられている。
93便はニュージャージー州、ニューアーク空港(ニューヨーク最寄り空港の一つ)を飛び立った後、4人のテロリストによりハイジャックされた。その後の調査で標的はワシントン・ホワイトハウスであったと言われる。
しかし当機はハイジャック後に進路を変えた後、ワシントンに向かう途中で墜落した。 -
墜落現場。
乗員・乗客達はハイジャックの後、携帯電話などを通して別にハイジャックされた3機がそれぞれ貿易センターとペンタゴンに衝突したことを知る。
そして勇敢な乗客達はテロを阻止するため、飛行機を奪還しようとテロリスト達に立ち向かって行った。
-
93便、航路の模式図。
ハイジャック後、コックピットはテロリスト達に占領されていた。勇敢な乗客達は武器を片手に立ち向かって行ったという。
鍵のかかったコックピットに向かう途中、ある乗客が言った。
Are you guys ready? Let's roll.
- 用意はいいか?やってやろうぜ。
そしてその直後、当機はここに墜落した。乗客達による反乱を防ぎきれないと判断した犯人が墜落という最終手段を選択したとされる。 -
勇敢な乗客達により更なるテロは彼らの命と引き換えに未遂に終わった。
" Let's roll "という言葉はその後アメリカの対テロ戦争のスローガンになったと言う。
ビジターセンターには今でも乗客達に対するコメントが絶えない。
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今回の旅行を検討していた際、93便の墜落場所が近くにあることを知りどうしても行ってみたいと思った。
墜落から9年、今は仮設のビジターセンターだけがあるこの場所。今後は更に整備され近代的なモニュメントなどが建てられるという。
帰り際に見えた夕日が美しい。
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