ブルターニュの旅 ヴァンヌから小さな港町Auray(オーレー)へ
1位
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- 旅の満足度 :
- 4.0
- 観光 :
- ホテル :
- グルメ :
- ショッピング :
- 交通 :

ブルターニュの滞在最終日。
ヴァンヌ発17時26分のTGVでパリに帰ります。
さて、昼間はどう過ごそうか。
『フランスの最も美しい村々』のひとつロシュフォール・アン・テールに行くという選択もありましたが、バスの便が少なく不安でした。
「地球の歩き方」の『ヴァンヌ近郊の町』というページのほんの三分の一ていどにオレー(「地球の歩き方にはオレーと書いてあります」)という小さな港町が紹介されていました。
地図も書いてありませんでしたが、前日バスで行ったカルナックの途中にAurayという駅がありバスで行けることを確認。
電車の時刻も事前に調べてあるので、どちらでも行くことができるのが余裕です。
そこそこ綺麗な街並みもあるのではないかとあまり期待せずに行ってきました。
オーレーは日本語表記では「オーレー」「オーレイ」「オレー」「オーレ」と色々ありますが、旅行記では4トラベルの表記に従って「オーレー」にしました。
ブルターニュ地域圏、モルビアン県に属する人口10000人ほどの町です。
写真はあまり撮らなかったので、旅行記にUPされている景色、街並みは実際より良くないな〜というのが本音です。
表紙の写真もパッとしたのがないので仕方なくオーレーのカフェで飲んだキール・ブルトンのレシートにしました。
キール・ブルトン、レシート見ると2.5ユーロ。
美味しかったです、お薦めしまーす♪
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ヴァンヌ駅前にある長距離バス停。
カルナックへ行く時に乗ったバスと同じバスに乗ります。
時間も同じ8時45分発。
バスの乗車賃はブルターニュどこへ行っても2ユーロ。
バスでオーレーまで50分位でしょうか。
ちなみにヴァンヌ駅から電車でオーレーまで10分ほどです。
8時13分発の電車がありますが、チェックアウト後スーツケースを預けたり時間がかかったので、余裕を持って45分発のバスにしました。
ホテルをチェックアウトして、スーツケースはホテルに預けてオーレーへ。 -
国鉄オーレー駅着9時半頃。
ここでバスは電車から降りてくる客待ちのため少し停まっていました。
私たちを乗せたバスの運転手、バスを降りて同僚の女性のバスの運転手に「おはよう」のキスしてた(^^)
こんなのんびりしたバス風景が好きなので、数年前からすっかりフランスのバスが気に入ってしまった私たち。 -
てくてく、てくてく。
不安になった夫は近くを歩いていた上品な祖母・母・娘の三人連れにサン・グスタン地区への道を聞くと、どうやら道を間違えたらしい。
ここは自動車用の道路。
道理で趣のない道だと思った。
遠回りにはなるけれど、この道からサン・グスタン地区までの道を教えてもらう。
近代的な洒落た家並みが続く道になり、どうやらその三人連れはこのあたりにお住まいのようでした。 -
「おお! ラエンネック博士通り!」
と、小躍りする私たち。
そう、カンペールの偉人、
あの聴診器の初面者ラエンネック医師の名前のついた通りです。
せっかく教えてもらった道なのに違う道に行きそうになった私たちに、先ほどの三人連れのマダムが親切にも追いかけてきて、
「こっちの道ですよ」
と。
ずっと私たちを見ていて気が気じゃなかったようです。
万が一オーレーに行く方がいたらくれぐれも最初から自動車道路を歩かないように! -
モルビアン湾にそそぐロック川に架る古い石橋サン・グスタン橋を渡ると、サン・グスタン地区。
サン・グスタン橋は最初は13世紀に建設され、その後15世紀に再建されたもの。
現在の橋は15世紀に再建された橋なのでポン・ヌフ(新橋)とも言われているようで、橋には「PONT-NEUF」と書かれていました。 -
後で知ったことですが、あの高台の向こうに旧市街があります。
旅行者は旧市街からサン・グスタン地区に入るのが正しいのですが、私たちは前記の通り遠回りして味気ない自動車道路から来てしまいました。
オーレーは1364年9月、ブルターニュ継承戦争の戦いの一つ「オーレーの戦い」でベルトラン・デュ・ゲクラン率いるブルターニュ公ブロワのフランス軍がイギリス軍に後押しされたモンフォール軍を撃破した歴史的な場所だと知りました。
城砦は残っていませんが、その頃の木造建築はかなり残っているようです。
ベルトラン・デュ・ゲクランの像は2006年に行った同じブルターニュのディナンにあったこと、ゲクランの心臓が安置されている教会に行ったことを思い出しました。
夫はかなり前に佐藤賢一の『双頭の鷲』を読んでいたのにオーレーのことをすっかり忘れていたとのこと・・・覚えていたらさぞ嬉しかったでしょうにおバカさんですね。 -
足元を見ると道に「白テン」のプレートが埋まっていました。
これも後で知ったのですが、白テンのプレートをたどって歩けば観光名所にたどり着けるようです。
そういえばエクス・アン・プロヴァンスやモンペリエでもそうて゜でした。
すっかり忘れていました。
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サン・グスタン地区は狭そうなので、教会を目指し坂を上って、坂道に立ち並ぶ古い木組の家を楽しみながら歩けば良いのではないかな〜
などと大雑把な感じで坂道を上がります。
さっき歩いてきた自動車道路に比べれば大満足ですもの。 -
サン・ソヴール教会に入ることにしました。
「サン・ソヴール教会ってよく聞くけどサン・ソヴールってどんな聖人かしら?」
とつぶくと、夫が
「救世主のことだよ。救世主だから教会の名前に多いんだと思うよ」
そうか、救世主ということはイエス・キリストのことか〜
と納得。
他の国はしりませんが、そういえばフランスではイエス・キリスト教会って聞いたことありませんでした。
ストレートに「イエス・キリスト教会」と言わず「サン・ソヴール教会」と言うのですね。 -
真ん中には幼子イエスを抱く聖母、手前は犬を連れているからサン・ロックかな。
さっき渡った川の名前はLe Rochロック川。
サン・ロックと同じスペルだから何か言われがあるのかしら。
それとも素直にロッシュ川と読むのかな?
「地球の歩き方」にはロック川と書いてありました。 -
プランターの上部にこれまた面白い顔した木製の彫り物。
この顔ってポン・タヴェンのトレマロ礼拝堂(黄色いキリストのある)内にもたくさんあったっけ。
ヴァンヌでもカンペールでも歩いているとよく遭遇します。
ケルトの神話の妖精?魔物?
ブルターニュのそこここに生息しているようです。 -
サン・グスタン地区は古い家並みのある静かで平和な一郭でした。
でもこれだけではなんだか物足りない。
と思っていたら、プチ・トランが出発するところでした。
これはいい!
カルナックですっかりプチ・トランの良さを知った私たちは早速乗り込みました。
フランス語と英語の音声解説付きで30分くらい乗って大人4ユーロ。 -
最後に賑やかな旧市街へ入ります。
活気のある旧市街に入ったとたん私たちは
「こんな賑やかな所があったんだ!」
と小躍り!
素朴で美しい村は、それはそれで良いのですが、物足りなさを感じでしまう私たちです。
2,3日滞在したら飽きてしまいそう、やはり文化と喧騒を楽しめる町がいい!
観光客が嬉しそうに闊歩している旧市街はちょうど良い賑やかさ。
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おお、忘れるところだった、カルヴェールも写しておかなきゃ。
今回の旅行ではカルヴェールをたくさん見られなかったことが残念でした。
旅程をたっぷりとってブルターニュのもっと奥まで行かなければ心行くまで見られないですね。
走るプチ・トランからやっと撮りました。 -
サン・ソヴール広場でプチ・トランを降りて、
ロック川に架る橋を渡り旧市街への一本道ベルヴェデーレ通りを上ります。
こんなに人がたくさんいるのに、ロック川を挟んだサン・ソヴール地区はいきなり静かなのですね。
賑やかな旧市街とひっそりしたサン・ソヴール地区り両面を持ち合わせているのがオーレーの魅力だと思いました。
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サン・ジルダ教会を守るサン・ジルダ(聖ギルダス)の像。
調べてみたらブルターニュに関係のある聖者でした。
500〜570年頃の聖者で、ウェールズで隠棲修道士となる。
後、ローマに巡礼しアイルランドやブルターニュなどの教会、修道院の発展に貢献。
初の英国キリスト教史を著したことから「賢者」の称号を与えられた。 -
この小さな像はサン・クレパン(聖クリスピヌス)。
?〜286年頃、靴の修理人に扮してフランスで宣教活動し、ローマでマクシミリアン帝の拷問により殉教した兄弟の一人。
教会に入って聖者たちの像を見て想像するのが好きみたい。 -
それより歩き疲れたのでカフェでひと休みしたい。
夫はリカールを注文し、
私はキール・ブルトンを飲んでみました。
キールは白ワインとカシスのリキュールを合わせたものですが、ブルターニュ地方のキール・ブルトンはカシスのリキュールにシードルを合わせたもの。
シードルは発泡酒なので、シャンパンと合わせたキール・ロワイヤルに近い味でとっても美味しかったです♪
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夫はリカールを注文し、
私はキール・ブルトンを飲んでみました。
キールは白ワインとカシスのリキュールを合わせたものですが、ブルターニュ地方のキール・ブルトンはカシスのリキュールにシードルを合わせたもの。
シードルは発泡酒なので、シャンパンと合わせたキール・ロワイヤルに近い味でとっても美味しかったです♪
シードルといえばノルマンディー。
ノルマンディーのキールはキール・ノルマンディーと言うらしいです!
右がオシャレなキール・ブルトン、左の小さなグラスはリカール。
大満足してヴァンヌに向かうバス停へは旧市街を通ってスムーズに行けました。
ヴァンヌでの滞在が短く、カルナックやベル・イルに行く余裕のない時にはオーレーに行ってみることをお薦めします。
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