オータン(Autun) フランス、ブルゴーニュ地方の小さな町めぐりァ(2010/8/30)
8位
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- 旅の満足度 :
- 3.0
- 観光 :
- 3.5
- ホテル :
- 2.0
- グルメ :
- 3.0
- ショッピング :
- 1.5
- 交通 :
- 2.0
- 交通手段 :
-
- 現地移動 : 鉄道 / 高速・路線バス
- 同行者 :
- 一人旅
- 手配内容 :
- 個別手配

【旅行全体について】
2010年8月27日(金)から2週間の個人旅行に行ってきました。旅行の前半はフランスはブルゴーニュ地方の、中世の町並みの残る小さな町や、ロマネスク美術などを訪ねる旅行をしました。小さい町を数多く訪ねたため、ほぼ毎日移動の旅行になっていました。
このサイトでは、1日ずつ、もしくは訪問地1箇所ずつ、独立させて旅行記を作ろうと思います。
旅行全体のプランなどについては、別サイトに掲載してありますので、よろしければ参考にしてください。
http://tabisuke.arukikata.co.jp/schedule/40381/
後半については、また別途タイトルを付けて、この前半のブルゴーニュの旅の続きに掲載する予定です。
【これまでの訪問地】
(パリ)→フォントネー修道院 → スミュール・アン・オーソワ → ヴェズレー → アヴァロン
【オータン】Autun
オータンに来た目的は、やはり中世の彫刻を見ることでした。聖ラザール大聖堂の入口上部(タンパン)の≪最後の審判≫のレリーフが有名だからです。また、オータンは古い街で、古代ローマの遺跡もあちこちに残っているということを知ったので、観光案内所でもらった地図を頼りに遺跡めぐりもしてみました。
オータンは、大聖堂があることからわかるように、これまで訪問したところに較べるとちょっと規模が大きめの街でした。といっても、翌日行ったディジョンほどは大きくはありません。それでも15世紀のブルゴーニュ公国の時代には、ヤン・ファン・エイクの絵で有名な宰相ニコラ・ロランの出身地ということで栄えていたようです。今でも「ロラン宰相(Chancelier Rolin)」の名を街のあちこちで見かけました。
19世紀に至っても、ここの大聖堂は新古典主義の巨匠アングルに歴史画(≪聖サンフォリアンの殉教≫)を依頼するなど、かなりの有力な土地であったようです。
といってもこのアングルの作品、まるで重要でないかのように聖堂の片隅に無造作に飾ってあります。保護など何もなく、フラッシュで撮影している人もいるし、その適当さに本物ではなく複製なのかと思いました。(でも、調べた限りどうやら本物のようです…)
参考:ヤン・ファン・エイク≪宰相ロランの聖母≫(ルーヴル美術館所蔵)
http://ow.ly/2NAxQ
ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル≪聖サンフォリアンの殉教≫(オータン、聖ラザール大聖堂所蔵)
http://ow.ly/2NAGq
ただし、現代では観光地として有名なところではない、且つそこそこ大きな街なので、あまり旅行者に親切な街ではなかったです。
まず、電車のアクセスが悪い。パリからブルゴーニュ地方への電車は2本が並行して走っているのですが、TGVが走りディジョンへつながっている路線とは違う方の路線のため、電車は少なく、翌日ディジョンに向かう時も直通はありませんでした。
街なかでも、軽く食べれるようなカフェやサンドイッチの店などが見当たらず、お昼やお茶をするときにそういう店に頼っていた私は、散策で疲れても立ち寄るところがなく、諦めざるを得ませんでした。
4のアヴァロンで書いたとおり、本来オータンには前日の夜に着く筈でしたが、電車の都合で30日の午後になりました。そのため、行こうと思っていた町1つ行けなくなりましたが、仕方がありません。
そして、この町では個人的に非常にアンラッキーなことばかりでした……。まず前日ここに来るはずだったのに、予定していた電車がなくて1泊分ホテルをキャンセルして、アヴァロンに泊ったということは書いたとおりです。
オータンのホテルは駅目の前のバックパッカー御用達風の宿でした。着くとすぐにホテルに向かったのですが、そこでトラブル発生。受付の男の人は(どうもその人が受付兼責任者なのか、全てを一人で切り盛りしてる感じでした)前日の私のキャンセルを受けたその人でしたが、なんと2日予約してあることを確かめずに、その日の宿泊予定者に私を入れていなかったのです。つまり、私の部屋がない、ということでした。ネットで予約してあったのにどうしてそういうことになるのか不思議ですが、「え、2泊?」という感じで全く書類を確認してない風でした。しかも、「自分は悪くない」と言い張る始末……。前日の電話のときに確認したかったのですが、すぐに切られてしまったため、2泊目のことを言い出す暇もなかったのです。運の悪いことに、その日は学校の新学期が始まる前日とかで、特別にホテルが混んでる日だったのです。(何故学校の始まる前日にホテルがいっぱいになるのかはわかりません)私がフロントで話している間にも、何人かが宿を探してやって来ました。
細かいことは端折りますが、結果的に午後の観光を終えた後、町外れのホテルに移動することになりました。全く穏やかな話し合いではありませんでしたが、相手が自分の非を認めない以上、その日の宿泊がかかってますのでこちらも折れず。結局他のホテルにいくつか電話をしてくれて、町外れの湖の近くのホテルの部屋が1室だけ空いていたので、そちらに移ることになりました。夜の8時過ぎに荷物を持って、歩いて30分以上かかるところに移動です。
更に、この日は観光中雨に降られ(今回のブルゴーニュ旅行中、唯一の雨)、また夕飯に頼んだサラダに大きな蠅が入っているというアクシデントが続きました。
というわけで、この町は私にとってはあまりよくない思い出の町となりました…。
-
大聖堂の内部は暗くて、写真が上手く撮れませんでした。これは内陣です。
この教会は12世紀前半のロマネスク様式の建築です。もともとは大聖堂として作られたわけではなかったそうです。
http://www.sacred-destinations.com/france/autun-cathedral -
西正面入口
扉の上の半月形部分(タンパン)の彫刻が中世彫刻として有名です。状態がいいため、ヴェズレーと同じく後世の複製かもしれないと思ったのですが、ネットで調べた限りではそのようなことは書いてないので、もしかしたらオリジナルなのかもしれません。
1130年ごろの制作 -
ロラン美術館入口
宰相ニコラ・ロランが建てた建物を使用しているそうです。
ここには古代ローマ(初期キリスト教)時代や中世の美術品が数多く保管されています。
http://www.sacred-destinations.com/france/autun-musee-rolin -
ここが「聖ラザール大聖堂」と呼ばれるのは、聖ラザロの聖遺物が保管されていた(いる?)からだそうです。
この群像彫刻は、もともとは聖書の「ラザロの復活」を表したものでした。現在は3体しか残っていませんが、手前の木のマケットで全体の様子を再現してあります。 -
城壁外側の田園風景。真中に見えているオブジェが何かはわかりませんが、地図には「見どころ」の1つになっていました。動物の頭の形ようにも見えますが、自然にできた奇岩でしょうか。
この辺りでは雨が降り出していました。 -
もう一つのローマの門
この時間には青空が出ていて、すっきり晴れて空気も気持ち良かったです。
夕方の7時過ぎです。
この辺りで駅周辺に戻って来たので、日暮れも近くなったのでホテルに戻ります。
(尚、この段階ではホテルの部屋は何とかなる予定でしたので、その後のトラブルは予想していませんでした) -
最後に、翌朝泊ったホテルから駅に向かう際撮影した湖。ヴァロン湖(Plan d'Eau du Vallon)というそうです。
オータンの地図
http://www.sacred-destinations.com/france/autun-map
湖は町外れにあります。駅は地図のやや上「レピュブリック通り」に面しています。
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