チュニジア戦記 (その15)
4位
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- 航空会社 : エールフランス
- 現地移動 : レンタカー
- 同行者 :
- 社員・団体旅行

7月6日
今日は日曜日なので留学生さんの友人関係との連絡が取れない。チュニスに移動するのかと思ったらホテルの日程が一日ずれているので動けないという。仕方がないのでできる限りのことをすることにした。
午前はゆっくり朝食をとり、まず留学生さんの部屋でデータ整理を行った。部屋にはケフでお世話になったホシンさんがいた。昨日の友人とはホシンさんのことだったらしい。写真はカメラが日本時間の設定になっているのでなかなか面倒なことになっていた。大量のデータがあったのだが、SDカードのピストン輸送で、留学生さんと写真データを交換した。午前はもうそれだけで終わってしまった。
昼前に留学生さんをバス停まで送るついでに,タバルカの町に出かける。タバルカは港街だ。海沿いには魚料理を売り物にするレストランが立ち並び、そのまわりを野良猫がうろついている。路地を一本入ると魚の生臭い匂いが立ち込める。港沿いにはおみやげ屋も立ち並ぶ。ここの名産はサンゴ細工だという。一通り回ったところで魚料理の食べられるレストランで昼食を食べることにした。
今日の魚はなにかと尋ねると大きなお皿に何匹も乗せてやってきた。新鮮そうなマダイとアマダイを選び、みんなで分けるようにした。それにシーフードサラダとイカの炒め物、ハリッサなどもつけて結構豪華な昼食となった。昼食後は留学生さんを乗合バス乗り場まで送り、ホシンさんの案内でタバルカ観光をした。
タバルカで一番目につくのは断崖の上に立つ砦だろう。Fort Genoisという砦は450年くらい前に建てられた砦らしく、街のどこからでも見ることができる。近くまでいろいろな工事道具が置いてあり、なにやら工事中のようだった。ガイドブックには城砦に入ることはできないと書いてあったが、水色の扉の中から工事現場のおじさんが現れて、手招きしてくれた。ホシンさんの説明によれば案内してくれるという。恐るべし現地人コネクション。
さっそく中に入ると日陰になっており、風通しもよいので涼しく快適だ。さすがに窓から見える景色はどれも絶景だ。階段を上っていくと一番上に灯台がある。その近くにある街を見下ろせる窓からの景色がまたすばらしい。ここから眺めてよくわかったのだが、タバルカは函館のような町だった。
次に城から湾をはさんで対岸見えた針岩を見学した。針岩の名前の通りに尖った岩が並んでいた。これも波の浸食によってできた自然の岩だという。周りでは現地の子供たちが海水浴をして遊んでいた。ホテルの立ち並ぶビーチはホテルごとに施設もしっかりしているが、ここは現地の人のためのビーチといった感じ。周辺には土産物屋も立ち並んでおり、まぁこちらのほうが賑やかだ。一通り見どころを見たところでホシンさんがケフに帰るという。お礼を言って別れ、ホテルに戻ることにした。
まだ夕食には早いので昨日同様にビーチに出かけて軽く泳いでから日光浴をすることにした。自分は普段から肌が弱いのだが、塩水に入ってから日光を浴びると皮膚にいいようだ。いわゆるタラソテラピーというやつだ。いつだか忘れたが、死海の海水濃度でやるタラソテラピーにチャレンジし、傷口にしみて泣いたのを覚えている。やはり普通の海水が一番だ。
しばらく海でプカプカ浮いてから、ビーチのベッドで休憩。日が傾くとさっき訪問した城砦のシルエットが奇麗だ。2時間ほど日光浴をしてから、部屋に戻ってシャワーを浴び、夕食を食べに行った。食事が終って部屋に戻り、残っているサンプル処理をやった。
この室内作業が本当に面倒くさい。留学生さんもこれだけは勘弁というように極力この作業を避けている。でも大切な仕事の一つなので投げ出さずにやらねばならない。例に寄ってハイテンションになる音楽をかけながら適当にサンプルを片付けたあと、明日朝早くチュニスに向けて出発するために荷造りをして早めに寝ることにした。
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